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蔵王・白石の観光スポットレポート

蔵王連峰と阿武隈山脈に囲まれた宮城県の南の玄関口。小原・鎌先・遠刈田という風情ある温泉が点在し、名物の温麺や無農薬大豆から作った豆腐に手作りソーセージ、新鮮なミルクのチーズなどおいしいものもいっぱいあります。こけしや和紙づくりなどの伝統工芸や、街のシンボル白石城や蔵王のお釜など見どころも盛りだくさん。

蔵王

☆お釜
蔵王ハイラインと蔵王エコーラインで山頂にたどり着くと、そこに待っているのがパックリと口を開ける火口湖。空の色をそのまま水面に映す神秘的な色で五色沼とも呼ばれています。お釜の美しい姿を眺めながら、刈田岳山頂から熊野岳へ縦走する往復２時間程のハイキングコースは、風さえ強くなければとても快適。

アクセス： JR東北本線白石駅より宮交バス蔵王山頂行1時間40分、終点より徒歩すぐ
営業時間：見学自由
休業日： 11上旬～翌4月下旬冬期閉鎖の為エコーライン通行不可
入場料：
料金：見学無料

☆みやぎ蔵王こけし館
館内に入ってまず驚くのがこけしの数。５０００本以上が壁面を埋めるように置かれ、伝統こけしの系統と特徴を分かりやすく展示。１階は地元のこけし職人たちの作業を見学でき、２階はこけしの絵付け体験も可能。丁寧に教えてくれるので、初めてでもわりと上手にできる。所要は約１時間、一度挑戦してみよう。

アクセス： JR東北本線白石駅より宮城交通バス遠刈田温泉行40分、終点より七ヶ宿方面へ徒歩10分
営業時間： 9時～17時（入館～16時30分）
予約：要／絵付け体験（TEL0224-34-2385）
休業日：年中無休
入場料： 320円、こども220円（小中学生）
料金：小中220円、20名～270円（小中160円）、絵付体験750円
駐車場：あり(無料)100台

白石

☆白石城と武家屋敷
昔ながらの建築様式で復元された日本でも数少ない木造建築の名城。天守閣から白石の町が一望でき、敷地内は片倉家ゆかりの甲冑や刀剣、火縄銃を展示した歴史探訪ミュージアム、立体ミュージアム（３００円）が。武家屋敷は城の北側にある旧小関家を残すのみで、静かに佇んでいます。城内は30分ほどで廻れます。

アクセス：電車:JR東北本線白石駅より市役所方面へ徒歩10分　車:東北道白石ICより福島方面へ10分
営業時間： 9時～17時（11月～3月は～16時）
休業日： 12月28日～31日
入場料：共通券600円
料金：白石城300円、武家屋敷200円、高校生以下は各半額

☆白石川堤一目千本桜
大河原から船岡に続く白石川両岸７kmにわたり、１０００本以上のソメイヨシノが連なる白石川堤。さくらの名所百選の地にも選ばれました。晴れた日には、残雪の蔵王連峰と桜並木が水面に映り、絶妙な調和をみせます。見頃は４月中旬から下旬頃。白石川右岸の河川敷公園では桜まつりも開催され、夜遅くまでにぎわいます。

アクセス： JR東北本線大河原駅より役場方面へ徒歩3分

☆白石人形の蔵
白石市内に住む佐藤好一郎氏の人形コレクションを公開している私設博物館。江戸時代に東北地方で作られた土人形を中心に、市松人形やビスクドールと呼ばれる西洋人形など約３０００点が、古い蔵に展示されている。本館１階には、昭和初期からのおもちゃや生活雑貨、映画ポスターなどの懐かしグッズも。

アクセス：東北道白石ICよりR4経由、白石市内方面へ5分
営業時間： 10時～16時
休業日：水(定休日が祝日の場合は翌日休)
入場料： 400円、こども200円（小中高生）、300円（15名以上）
料金：小中高生200円、15名以上300円（小中高生150円）

☆どうだんの森
南蔵王青少年野営場のそば、水芭蕉の森の奥にあり、園内には約１万本のサラサドウダンが群生している。サラサドウダンは高さ４～５ｍの落葉樹で、６～７月にかけてつりがね型で淡紅色の小さな花をびっしりと付ける。自然そのままの公園だが、木道が敷かれているので、森林浴がてら散策にいってみよう。

アクセス：東北道白石ICよりR457経由、遠刈田温泉方面へ25分

☆新地こけしの里
遠刈田温泉はこけし発祥の地として知られる。ここは１７０年ほど前から続く工人の集落で、現在７軒の工房がこけしの制作販売を行っています。比較的頭が大きく、赤い放射線状の飾りやおかっぱ頭、菊や菊の変化した胴模様が遠刈田こけしの特徴。絵付けやロクロを見ながら好みのこけしを探そう。地場産品もあります。

アクセス：東北道白石ICよりR457経由、遠刈田方面へ30分

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