小説喫茶・メル

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第十八話








レジスタンス・アジト跡の出入り口に、コノハ達の姿があった。

「たぶんここが、可能性的に一番高いと思う」

かつての戦闘跡地であるここは、奥に大量の古代兵器を有していた。

今はすべてなくなっているのだが、以前コノハ達が襲われた場所を考えると、ここで生産されていると考えている。

「誰かが入った跡があるけど、パパ達かな?」

「鉢合わせになるとまずいな、慎重に行こうぜ」

そう言い合い、アクアを先頭、コノハは後ろにし3人は階段を降りた。







50を超えるクモ型の兵器と戦闘中の、スイとマルシア。

「爪竜連牙斬!!」

流れるように、黒刀で次々と切り裂いていくスイ。

しかしその間も砲弾が様々な方向より飛んでくるので、回避にも集中しなければならない。

飛び上がり、天井を蹴り一体へと突撃する。

「おらよ!!」

脳天を串刺しにし撃破。

ボンと爆発しショートした兵器。

「ふぃ~・・・・・・っておわ!?」

一息ついた瞬間、真横より迫っていた砲弾をかわした。

「だぁ~もう!うざってぇ奴らだ!!!」

刀を握り直し、再び飛び上がる。

そんな中マルシアも、クライシスによる剣撃で切り裂いていく。

「むっ…」

飛んでくる砲弾は、防御用の衣、シレーヌで防いでいた。

悪魔の羽根で空中に停滞し、クライシスを天高く掲げる。

そこに光が集まり、凝縮されていくそれを

「天星剣!!」

振り下ろし、無数の光弾とし放った。

流星群のように降り注いでいくそれらは、爆発音を立て、兵器を吹き飛ばしていく。

「相変わらず派手な奴・・・・・・ん?」

ふと、彼女の背後で一体の兵器が

「マルシア!あぶねぇ!!」

発射口を向けていた。

「!?」

反応し振り向いたと同時に、砲弾が目の前に迫っている。

防御も回避も間に合わず、まともに食らいそうになる瞬間、目の前に何かが割って入った。

「ぐっ・・・はぁああああああああ!!!」

「アクア!?」

砲弾を剣で受け止め、一気に弾き返す。

コノハと違い力のある彼は、普段から避けることより、受け返すことを主としていた。

そのため無傷で、マルシアの前に浮いている。

しかし今度は、スイの背後、誰からも見られていない位置から、一体の兵器が彼とマルシアを狙っていた。

ドーンと砲弾の音が鳴り響く。

「覇道・・・熱風!!!」

だが砲弾は、地を這う衝撃により、粉々に砕け散った。

衝撃はそのまま真っ直ぐと進み、兵器をも粉砕する。

「コノハ!?おまえなんで…」

驚くスイの元に

「ごめんなさいスイおじさん、私達、どうしても心配で」

落ち着いたフレアがゆっくりと歩み寄った。

捜索ではなく、もっともらしい理由を述べる彼女は、実は結構策士だったりする。

その間アクアは、先程マルシアを狙った兵器を切り裂き撃破。

50近くいた兵器が、すべて全滅した。

「マルシアおばさん!怪我はありませんか!?」

「あっあぁ・・・すまない、助かった…」

彼等の登場に驚くも、助けられたのは事実なので、ひとまず礼を言う。

「パパ、やっぱりここに犯人がいるのは、間違いなさそうだね」

剣をしまい、スイの元にやってくるコノハ。

いつもならここで抱きつく彼だが、今回は初めからシリアスモードだった。

「・・・まさかおまえ、ここからついて来る気か?」

父親としては心配なので、そうはさせたくないのだが、彼女の性格からして、まず間違いない。

「えっだって、いざとなったらパパが守ってくれるんでしょ?」

「うっ・・・・・・おまえ、やっぱりレイミに似てきたな…」

ポリポリと頭をかき、諦める。

「しゃーねぇな~、じゃあ今度一緒に風呂に入ってもらうぜ♪」

「えっ!?それはちょっと・・・・」

「んじゃチュー」

「エロ親父ーーーーーーーー!!!!!」

「おぶっ!!」

顔面に蹴りを放ち、勢い良く吹き飛ぶ。

そんな光景にアクアとフレアは笑い、マルシアは

「・・・バカ親子め・・・・・・」

呆れて顔を伏せていた。








城下町にて、夜の町に不審な者がいないかを、探索しているミハエルとメル。

「・・・・・・メル・・・」

「うん・・・気づいているよ・・・」

二人は背後に気配を感じ、町の奥の壁まで行き、振り向く。

「あれ・・・あなた…?」

そこで、立っていた人物に驚いた。

















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