小説喫茶・メル

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キャラクターストーリー









いつもと変わらぬ、学校生活。

いつもの4人は、昼食を取りながら、一枚の紙切れを見つめていた。

「授業参観ね~・・・・・・どうして高等部になってまで、こういうのがあるのかなぁ?」

スイレンはそう言いつつ、卵焼きを頬張る。

その隣では、アヤメがウズラの卵相手に、箸を滑らせていた。

「まっまぁ・・・高等部と言っても、私達は一番下ですし・・・・・・っとっと」

ようやく掴め、口に入れる。

「まぁね~・・・・・・そういえばコノハ、あんたの所はやっぱり、スイさんが来るの?」

「うっ・・・うん…」

元気良く箸を進めていた彼女だが、ポロっとタコさんウインナーを落とした。

毎年のことなのだが、どこか気が滅入ってくる。

「うちはお母さんだけど、アヤメちゃん家は?」

「私の所もお母さんですね」

そう話している3人だが

「・・・・・・」

一人、先ほどから黙っているクローバに、コノハが気がついた。

どこか寂しそうな表情をしているので、思わず尋ねる。

「クローバの家は、どっちが来るの?もしかして両方?」

「あっいえ・・・私の家は・・・・・・」

ためらいながら、箸を置き弁当箱を片付けていく。

「ごめんなさい、私お先に失礼しますわ…」

3人に軽く頭を下げ、自分の席へと向かった。

そして弁当箱を片付け、一人教室を出ていく。

呆然となるコノハとアヤメだが、スイレンだけは何かを知っていたかのように

「そういえば・・・聞いたことがあるんだけどさ…」

話し始めた。

「クローバの家って、お母さんが病気で、外に出られない体なんだって」

「えっ・・・そんなの初耳…」

普段一緒にいるというのに、聞いたことがない。

箸を止め、スイレンの話に耳を貸す。

「あんたのお母さん、レイミさんに診てもらったけど、命を保つのが精一杯って話」

「スイレンさんは、どこからその情報を?」

「クローバの友達に偶然聞いたの、二人にも、いずれ言おうと思ってたんだけどね」

そこまで言い、最後の卵焼きを口に入れた。

弁当箱を片付けていき、席を立ち上がる。

「だからミスったな~・・・あの子の前じゃ、こういう話は禁句なのに…」

「・・・・・・」

そんな話を聞いたコノハは、険しい表情のまま、残りのおにぎりを頬張っていた。








放課後になり、皆が下校していく。

4人も毎日一緒に帰っているわけではなく、今回はバラバラである。

そのため

「・・・・・・」

クローバも、一人でとぼとぼと帰っていた。

森の中を静かに歩いていると

「クローバァアアアアーーーーーーー!!!!!」

後ろから背中を、コノハにポンと叩かされた。

「コッコノハ様!?」

「一緒に帰ろ!クローバ!!」

そう言い、彼女はクローバの隣で歩き始めた。







「ねぇ、クローバ」

しばらく黙ったまま歩いていた二人だが、ようやくコノハが口を開いた。

「クローバの所って、お父さんは何をしてるの?」

「・・・どうしたんですの急に?」

昼の事もあるというのに、何故か地雷を踏もうとする。

そんな彼女に当然クローバは疑問を感じるが

「いやぁ~うちのパパって・・・知っての通りあんなのだから、どこもあんな感じなのかなぁ~?って思って」

コノハは怯まず、話続けた。

クローバは少しの間を置き、観念したように話始める。

「スイ様のような人でいたら・・・・・・どれだけ良かったことでしょう…」

「・・・えっ?」

「あんな男・・・私の父親ではございませんわ…」

重苦しい空気になり、一歩前に出るクローバ。

寂しそうな背中をしている彼女を、コノハはただ見ているしかなかった。

















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