夏越の祓

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2024年06月27日

テーマ：自分らしい生き方・お仕事(37826)

カテゴリ：暦

一年の折り返し地点である6月30日（6月晦日）に、夏越の祓（なごしのはらえ）が行われます。

高円寺氷川神社

夏越の祓は、心身の穢れや罪や過ちを祓い清める神事のことで、神社の境内や鳥居の下に設置された、茅（ちがや）という草を編んで作られた茅の輪をくぐることで、穢れを祓い無病息災を願います。

多くの神社では、6月中頃には茅の輪が設定され、自由にくぐることができます。

【一般的な茅の輪のくぐり方】

　左回り・右回り・左回りと8の字を描くように3回茅の輪をくぐります。

　１，茅の輪の前で一礼。
　　　左回りにくぐり、茅の輪の前に戻ります。

　２，2回目も、茅の輪の前で一礼。

　３，3回目も、茅の輪の前で一礼。
　　　左回りにくぐり、茅の輪の前に戻ります。

　４最後に、改めて茅の輪の前で一礼をし、茅の輪をくぐって神前に進み参拝します。

　☆神社・地域によって風習が異なることがありますので、参拝する神社の案内に従ってください。

　☆茅の輪をくぐる時に、唄を唱えるという神社もあります。

　　・「水無月（みなづき）の夏越の祓（なごしのはらえ）する人は、千歳（ちとせ）の命延ぶ（いのちのぶ）というなり」

　　・「祓え（はらえ）たまへ、清めたまへ、守りたまへ、幸（さきわ）へ」

　☆左回りの時は左足から進み、右回りの時は右足から進むという案内があるところもあります。

【人形（ひとがた）・形代（かたしろ）】

大祓では、人形に切り抜いた「人形（ひとがた）」「形代（かたしろ）」に、自分の名前と年齢を書いて、からだを撫でたり息を吹きかけます。

自分の穢れや罪を人形に移して川や海に流したり焚き上げることで、自分の代わりに厄を祓い残り半年の息災を祈願します。

【夏越の祓が行われる神社】

東京都杉並区　阿佐ヶ谷神明宮　（祈祷は2024年6月28日）

東京都杉並区　高円寺氷川神社

東京都杉並区　大宮八幡宮

東京都杉並区　天沼八幡宮　

夏越の祓で、2024年半年分の穢れを祓ってリセットし、新たな気持ちで運気を加速させていきましょう。

フォトレッスンに適した気象を祈願しました。