放浪の達人ブログ

ミニカー



半導体の不足で新車製造時の部品が足りずに納期が遅れ、
その影響もあって中古車の価格が上がっている。
更にカーアクション映画「ワイルド・スピード」のヒットにより
日本のスポーツカーはとんでもない値段に高騰している。

スポーツカーや昭和の車はもはや投資対象にもなっているのだが、
それにつられてトミカのミニカーも高値で取り引きされている。
ただしコチラは日本製はバカ高いが復刻版の中国製はそんなに高くはない。

俺には5歳の孫がいるがコイツがまた車キチガイで、
ミニカーをいっぱい持っていて保育園では車博士と呼ばれているらしい。
この孫が先月の誕生プレゼントにミニカーが欲しいと言って来たのだが、
その車種がなんと「ランチア・ストラトス」というマニアックな車だった。
俺も子供の頃から相当の車キチガイで、スーパーカーブームの時には
ランボルギーニ・カウンタックやフェラーリ・512ベルリネッタボクサー、
ロータス・ヨーロッパ、ポルシェ・カレラなどのスーパーカーカードを集め、
正月やお祭りの時にはおもちゃ屋でトミカのミニカーを買って貰っていたが、
一番好きな車がそのランチア・ストラトスのHFラリーカーだったのだ。

そのランチア・ストラトスを買おうとしても今では売っていない。
長久手のトヨタ博物館のミニカー売店にも売っていなかった。
最終的に岡崎のミニカー専門店で買うことが出来たのだが
当然日本製はプレミア値段だったので復刻版の中国製のを買った。

その店でついでにランボルギーニ・イオタのトミカも買ったのだが、
本当は孫へのクリスマスプレゼント用に買ったんだが
見ているうちに何だか孫にあげるのが惜しくなってきた。
現在俺が自分用として飾ってあるミニカーは孫にあげたのと同じストラトスと
過去25年間自分の愛車だったマツダ・サバンナRX-7の2台だけだったが、
そこに今回イオタが仲間入りしたわけである。

と、それだけで済めば良かったんだがヤフオクでミニカーを見てみたら
なんか欲しいミニカーがいっぱい売っているじゃあないか。
俺ももう1度ちょっとだけミニカーを集めてみようかな、という思いと、
孫に「ほれ、俺もこんなミニカー持ってるぞ。でもあ~げない」と
5歳児相手にタイマン張ってやろうじゃねえかという気持ちが湧いてきて、
この原稿を打ち込んでる10分程前にカネに物を言わせてトミカのミニカーを
18台一気に大人買いしてしまったのである。
ブルーバード、フェアレディ、コロナなどの昭和のレアミニカーばかりだ。
ま、ちなみに当時モノの日本製ではなく復刻版の中国製だけどね。
この辺はさすがの車博士の孫でも車種は知らねえだろ。
「なに?このカクカクの四角い古っぽい車」と言われそうだが
ウラカンやアヴェンタドールやエンツォ・フェラーリがナンボのもんじゃい!
あ~、早く孫に見せびらかして威張りたいなあ。

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