りぃ-子’s SCRAP BOOK

りぃ-子’s SCRAP BOOK

2021.03.14
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カテゴリ: これからの家族




でも、その方が施設に入る保証人だったり、何か支払いが滞ったりしたとき、
ほとんど顔を合わせたことも無い甥に、施設や民生委員さんから電話が来るのだそうだ。

・・・親だけでもそんなに楽ではないのに、親しくも無い伯母のことまでできる人って
そんなにはいないよなあ、と、他人事ながら少ししんどさを感じた。


50代以降、親や親せきの介護や費用的負担が重くなる知人がとても多い。
特に今の80歳以上の方には、年金が1万とか、3万しかないとか、そういう話も良く聞くし。
無年金・少ない年金の方の救済策って、一部の人にしか届いていないのかな??
一体どうなってるのかしら。

今90歳前後の人たちは若い頃良く
「どうせ年金なんて、結局は頓挫して国に取られてオシマイだ。国を信じるな」
とか、「もらえるかどうかわからないのに、払い続けるなんて馬鹿だ」とか言って
国民年金に加入しない人も多かったらしいのよね。


今の若い人もどうせ将来自分たちは年金もらえないとか言うけど、
どんなに少なくなったとしても、他の人は年金が支給されるのに、
自分だけ無かったら、又は半額程度だったら、どんなに心細いことか。

反対に、少ないのは確かであっても、周りの人より毎月毎月1万円多かったら、どれほど安心だろうね。


もちろん、昭和30年代~1986年の間、貧しくて払えなかった家庭も多いでしょう。
夫自身の分は給与から天引きされてるけど、妻の年金など払わないで
妻を無年金にした夫が多かったから、
今の第三号制度ができたのよね。


現実として今は第三号が得だと、
130万円の壁を越えないように働き、
まるでそれを『壁の被害者』のように言う主婦が多いけど、それは違うと思うのよね。

『本人が損したくないから、130万円の壁を選択している』事が多い。
もちろん育児介護を支える手段としては、第三号は大事な制度なのは確か。

確かに社会保険料を負担したくない会社が多いから、
4時間程度の就職の方がみつけやすいだろうけど、
でも果たして本当に得なのか、
それとも厚生年金に自ら加入できる就職を必死で探して
将来年金を少しでも多くするのか、
どちらを選ぶかは本人が決めること。

損=他人の第三号の妻の分まで徴収(搾取)される人、ってことだから、
第三号と社保加入者では損得が露骨に逆転する。
そこが、とても嫌だなーって感じてるんだよね。


反対に、子育て中はむしろ収入のいかんにかかわらず、全員社保の負担ナシにしてもいいと思うけどなあ。
そう、独身などの第一号国民年金の人も!!
厚生年金に加入してる人は、もうそうなってるけど、第一号などの人も、産前産後・育児最低2年間育児休業手当的な支給があるといいのに、って思うんだわ。
そう、思わない?
自営業の人も、収入の不安無しに子供が産めないと・・・出産育児の覚悟が厳しい。
店番とかならぎりぎりまで収入を得られるかもしれないけど、
実際は漫画家さんとか、無理も効かなくなるし収入確保が難しい自営業も多いのでは?


そういえば、先日の生活保護の事件、母と幼児二人で25万円も支給されるとは驚いた。
それじゃあ、必死で子供を保育園に預けたりして働いている一人親の苦労は一体何なの?
不公平は、もうやめてほしいよ~。
昔から言われ続けているように、
生活保護の上限は、やはり一人につき国民年金額を越えたらおかしいでしょ。
最低限の生活のできる額が、生活保護の額だそうだけど、
じゃ、年金では最低限の生活ができないように設定されているわけ~?

ともかく子育て中の人は、給与があろうがなかろうが、
夫が居ようが居まいが、同じ額が支給されるようになると良い。
なら、会社の社保事務も楽だし、経済的にメリットがあれば、苦労しても子供産み育てたい人が増える。

「そんな、お金のことが最優先じゃないでしょう」という人もいるけど、
第三号がこれだけ多いのは、楽で得だから。
実際の生活で、毎月1~2万円の在る無しは非常に大きい。
お金で人は動くって、事実だと思うなあ。


お金の制度は大きな力を持っていると思うわ。
今は、夫の収入さえ多ければ、得する制度。
裕福な政治家や官僚、経済人達が、今の制度を守りたいと思っているのでしょうか。

若い人は将来自分も第三号の恩恵にあずかるつもりで批判しないのかもしれないけど、
実際はそんなの難しい。
二人の間はともかく、子育てってものすごくお金がかかるから。
大学まで行かせるには、ごく平均的な収入の家庭では、妻がフルタイムで働かないと大変だと思う。

あっ、これって家のローンや、家賃が無いなら、話は別なのかな。
家のローン+子供費用だと、キュウキュウになってしまうんだわ。


今の若い人は仕事を辞めずに産める環境が整ってきてるから、厚生年金や雇用保険で産前から2歳になるまでいろいろ支給があるようになって、本当に良かった。

だから、今第三号の人は子育てが終わった人が多いのでは?
もしくは、夫の収入が高いか、身の回りでは親の敷地に親が家を建ててくれたり、同居したりしてる人。

でも・・・裕福な家庭なら、妻の国民年金位自分で支払うべきだから、
第三号っておかしな制度ってことになるのよね。

お金足りてるのに、苦労して働きたくないってことかな。

「よくそんなに働くわね、悪いけどそんな風にあくせく暮らしたくないわ」
「忙しそう、平日ランチも行けないの?そんな生活私にはできない」
と口にして、
「あら、まだ家のローン払ってるの?ウソー。うちはもうとっくに繰り上げ返済すんだわよ」
とか言うのよね、そういう人たちって。


だけども、 ここ2~3年、50代以降の女性で正社員の仕事を探してる人が増えてきた気がする
年金が65歳からになって、でも夫の給与や賞与は60歳でガクッと下がる。
今まで通りの生活ができない?と気が付いて、じゃあ二人でできるだけ稼いで少しでも老後のたくわえにしましょうということかなと、思ってるんだけど。


老後も…せめて本人の年金の範囲内で入れる施設を国はもっと作ってほしい。
長い長い順番待ちではなあ・・・

今後年金も少なくなるし、老人も増えていき、子供は少なくなるというのに、
具体的ではっきりした効果が見えるような政策が、無いままな感じがするけど、
実際はどうなのだろう。


子供が居れば安心というわけではないけど、でもとりあえず、
結婚はしたくない、またはできないけど、子供は生みたいという人が
楽に産んで育てられる国の方がいいなー。


これも、他の知人が以前から
「離婚した妹が、『子供が欲しい』って言うんだけど、
産んで育てられるなら、産んだ方が良いと思うんだ。
できるだけ家族で助けるし、今は偏見もそんなにない世の中になりつつあるし・・・
経済的にも、家業を継ぎながらで親戚が周りに沢山いるから、恵まれた状態だしね。」
って言っていたのが、
たまたま本当にできちゃったのだという。
相手は結婚まで考えるような人ではなく、一人親となるそうだ。

環境さえあれば、子供を産みたい人はもっといるんじゃないかな。


人生において、子供を産んだ方が良いかどうかは一概に言えない。
子供の犯罪などで非常な苦労をする人もいるし、
そもそも子育て自体ものすごく苦手でストレスな人も。
子育てしたらスッカラカンになって、老後も余裕が無い年金頼りになってしまうし、
子供が居なかったら貯金額も多いし、ずっと厚生年金に入って年金額も多い可能性も。


でも、産みたい人が自由な選択肢の一つとして、
周りに協力してくれる家族や環境が無くても、
少なくとも2~3歳位までは生活の心配なく
世間の冷たい目も無く
何か公共の助けをいろいろ利用できるような環境で子供を育てられる世の中になったらいいのになーと
つくづく思う。

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最終更新日  2021.03.14 10:20:55
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