しろやぎさんからのお手紙

うつについての、ウツな私の覚え書き。

◇◆◇ うつについての、ウツな私の覚え書き。 ◇◆◇
私が調停の際に持ち込んだ資料を、そのままとりあえず掲載。



抑うつ不安状態について

「抑うつ神経症」 →神経症という言葉(診断項目)が、1987年国際的には使われなくなった。

「気分変調性障害」 →大うつ病と並んで、抑うつ性障害を二分するものとの位置づけ
         (↑うつ状態を主訴とする病気)

          1.食欲減退、または過食

          2.不眠、または過眠

          3.気力の低下、または疲労

          4.自尊心の低下

          5.集中力低下、または決断困難

          6.絶望感

 早発と遅発の境を20歳に置き、以上のうち2つ以上&2ヶ月以上の寛解期なしに、2年以上の慢性的な抑うつ気分(DSM-IV)
                               (診断と統計のためのマニュアル byアメリカ精神医学会、1994年)

  ・気分変調性障害が上記のような大うつ病より明確ではない診断基準なため、9割以上が経過の中で大うつ病を発病する、
  というデータもある。


DSM-IVより明確なアキスカル(1991年)の気分変調性障害の基準

・大うつ病の残遺状態ではない2年以上続く軽症の慢性うつ病。

・持続的ないし間欠性の経過。


    典型的には 

 ・午前中に悪い陰うつないし不快な気分

 ・低い自己評価、罪責念慮、悲観的表情と自殺念慮

 ・不眠、過眠あるいは過食

 ・疲労感と社会的ひきこもりへの傾向

※あくまでも気分障害のヴァリエーションとして捉えようとした。


<治癒期間>

       予後の見通しは3~6ヶ月程度で 必ず良くなる、と最初に保証することが重要

        ・・・より良い方向を目指して希望を持って行きましょう、とのこと。
(実際の投薬、治療がそこで終わるわけではない)


※気分変調症では、どの程度に回復したら治ったとするか判断が難しい

※現状(2004年)では概念がなお不明確で薬物療法の標準は確立されていない



<神経症の成因(神経症の発症機制)>

      1.すべての神経症には、性格要因、環境要因、身体要因、および社会的分化要因が錯綜している。

      2.これらの諸要因が総合的に働いて、内的抗争が営まれ、不安が形成されて、
        いわゆる 『発症準備状態』 がつくられる。

      3.そのような状態において、何かの事件をきっかけとして (発症契機)
        神経症の症状があらわれることが多い。発症契機が不明確な場合もある。

      4.発症準備状態を形成する要因と直接の誘因との間に、明確な境界を決めることができないことも少なくない

      5.症例によって、性格要因が主役を演ずる場合も、身体要因が大きい場合も、
        あるいは発症契機がきわめて重大である場合もある。



  出典:こころの科学76(1997.9)、こころの科学116(2004.7) ともに日本評論社


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