~微風に舞う花びらのように~

~微風に舞う花びらのように~

蝋燭



ゆらり ゆらりと 夜風に消える

きみの幻のように 炎が舞う



さあ 両手を差し出して

あの空に溶けにいこう

きみさえいれば 夜空は永遠の都に変わる



だいじょうぶ 怖くない

冷たい寒風も 孤独の足音からも

僕が連れ出してあげよう




何を迷うことがある

さあ 僕とおいで

怖い太陽と 虚像の光には

もうなにも望めない



安らぎは闇 暗澹にまみれ眠ろう

永遠に目覚めない夢の中

いつまでも抱きしめてあげる




ゆらり ゆらりと さあこの手をおとり

きみを愛しているのは闇だけだよ

僕以外のだれも きみなんか好きじゃない




ほんの少しの風が吹く

それだけで きみの世界は安らぎに満ちる



だいじょうぶ 怖くない

僕が手を握っていてあげるから

最後の炎が消えるまで


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