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2014.07.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
第十三日目(8月19日)弘前を7:00出発、
秋田県に向かうが雨になりそうである。
道路を間違って102号を走行する、15分くらい走ると雨が降り出した。
道を間違ったのを途中で気が付き、道の駅で秋田方面に
向かう道路を聞く。

そこでも私の自転車を見て驚いていた。
「自分なら絶対しない」とも言われたが、私も勧めないであろう。

道の駅「ひろさき」で雨に濡れた衣服を着替える。
雨に降られて自分は雨男なのかと思ったりする。

豪語していたくらいである。

それだけ雨が嫌いで、雨が降るとデートも
スッポカスくらいであった。
言い草は「張子の虎は紙で出来ているから、
雨に濡れると解けるから」であった。

三回ほど着替えて大館に着く、15:30であるが、
また濡れるのが嫌なので、今日は大館泊まりとする。

駅前の案内所で安い旅館を紹介してもらう。
案内所の人が食事処まで教えてくれる。
教えてもらった食事処に行くと、案内所の人の言うとおり
二品頼むと小鉢が四つ程多く出て来るのである。

この食堂は、どうも誰にでも同じ扱いをするみたいだ。
安宿で寝るが、明日も雨の予報である。

第十四日目(8月20日)7:00能代に向かうことにする。
小雨であるが午前中は何とかなりそうだ。
昨日体重を量ると64Kであった。

高血圧もあるが、それも問題ないようだ。
確かにこれだけ激しい運動をしていれば、体重も減るであろう。

鷹の巣で雨に降られ、雨宿りする。
集中豪雨で雷は鳴るし、走行出来る状態ではない。
この状況では昼まで走る事が出来ない。

能代に14:00着、コインランドリーで洗濯をして、
今日泊まる宿を探す事にする。
また、自転車の整備をしなければと思っている。
ここまで、故障が無く問題はなかったが、
前ブレーキの減少が激しい。
100円ショップで工具と前ブレーキ部品を購入する。

ここまで東北のお年寄りの人達を多く見てきたが、
その顔に刻まれた年輪が一つ一つの皺となり、
元気な姿で生きているのを見ると、
自分の気持ちの中に清々しさを感じた。
こちらのお年寄りの皺の中には、
今までの苦労を刻んで来たものがあるが、
私の中に同じものが出来るかと言えば出来ないであろう。

私は都会生活の中で見栄とエゴの中で生きてきただけ、
あれだけの美しい皺など出来ないであろうと思ってしまう。
田舎の空気の中で生活して来たからこそ、
あの皺の美しさがあるのかもしれない。
そんな事を考えながら、ここまで走行して来た。

第十五日目(8月21日)今朝は雨である。
走る事が出来る雨ではない、今日も能代泊まりかと思ったが
11:00頃に小雨となり秋田に向う事にした。

昨日は旅に出て二週間目、町に出て夕食を食べた。
モツ鍋とビールを飲んだ。
そこのモツ鍋は今まで食べた事の無い物であった。
鹿角では当たり前に作るものであると言う。
食べて「おいしかった」自分好みの味であった。

そこで私の旅の話になった。
私の話し方とアクセントが、こちらの人と違っていた事と、
顔の黒さを見ると、車で旅行しているとは思えなかったのであろう。

店のママと女性のお客さんに、色々聞かれ今回の旅行話をした。
「がんばってね」と激励の言葉を掛けられ、
「明日にでも役所に行って、地元の新聞社に行けば」とも
言われたが、私は「変人がママチャリで
旅をしているだけだから」と言って断った。

ママさんたちの言い分は、「六十過ぎで、ママチャリで本州を
周っている人は珍しいから」との事であるが、
確かに少ないであろうが、言い換えれば只の変人であると思う。

秋田の到着したのは18:00頃になり、秋田駅の
交番に行って安宿を聞いてみる。
駅前のビジネスホテルを紹介され泊まる。

秋田駅は国道から内陸にだいぶ入る所にあった。
場所が分からなかったので、地元の人に聞いたが、
こちらの人は愛想がない、ぶっきら棒で親切さが無いように感じた。

ただ、能代から秋田に入る間に会った小学生や中学生低学年の子供が
顔を合わせる毎に挨拶をしてくれるには驚いた。
都会では考えられない事である。
確かに東北に入った頃から挨拶する子供に幾度か会った。

東京なら他人に声を掛けるなと学校で教えられているが、
こちらの子は道であった人に挨拶するように教えられているようだ。
特に目上の人には挨拶をする子供が多かった。
都会と違い、そのような子供たちを見ると
田舎は良いなと思ってしまう。
人間味のある育ち方をしていると思った。
特に青森からは子供たちの挨拶に何度も会った。





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Last updated  2014.07.10 10:43:47
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