人は愛するために生まれた♪
瀬戸内寂聴さんのお話がありました
寂聴さんは人生経験がとても豊富で 愉快で温かい語り口で
私は エッセイとか対談など目にすると必ず目を通します
雪の中の若者たち という題で
ヤンキー先生 義家弘介（よしいえひろゆき）さんとその勤める学校私立北星学園余市高校へ
寂聴さんが 講演に出かけられたときのお話です
まず、義家先生の経歴から・・
家庭の複雑な事情で中学時代から「不良」と呼ばれ、高校も退学になり、親にも絶縁され里親に引き取られることになりました
そこで、過疎化で廃校間際になった高校が町ぐるみで協力し、高校中退者を受け入れるという話をしり
彼はその北星学園余市高校に入学することになり
その学校の先生に無償の愛のぬくもりをあたえられ、
彼は自分をまともな人間にしてくれた母校に恩返しをと
今ではその学校の先生になっています
やりすぎだよ・・と生徒に言われている熱血漢の先生は
熱いこころで抱きしめてやること、それがおれの教育法だといいます
教育に一番必要なのは、設備や規則ではなく、
教師の愛の熱ではないだろうか。
寂聴さんはそう続けます
そして寂聴さんの講演です。
その後半は 生徒達との質疑応答に切り替えたそうです
真剣に聞いてくれる態度から
もっと 彼らと直接会話をしたくなったそうです
以下 原文のままつづります
みんな真剣に自分を見つめている。私は一人一人に私の今の想いを伝えた。
私が彼等を文句なしに好きになったように、私もまた彼らに受け入れられているという手応えを感じていた。
生きることは愛することだ。
人は愛するためにこの世に生まれたのだ、
自分に誇りを持てと私は声を大きくしていた。
今日の気づき！ やっぱり、人は愛するためにこの世に生まれたのです！
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