さちくま。の部屋

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「うるう年」って?


「うるう年」って、はさいたまコープ「にじのひろば」2月号から抜粋させていただきました。

4年に一度のうるう年。
うるう年はなぜあるのでしょう。
うるう年にまつわるあれこれを紹介します。


☆なぜ「うるう年」があるの?

普通、1年は365日です。しかし、1年が366日の都市、つまり2月29日が存在する年を「うるう年」といいます。このうるう年はおよそ4年に1回あります。
それでは、どうしてこんな年が必要になるのでしょうか。これは地球が太陽の周りを1周するのにかかる日数が実は365日ではなく、365.2422日だからです。1年で0.2422日の誤差、4年で0.9688日の誤差が生じます。この誤差を補正するため、4年に1回だけ、1年を366日とします。これがうるう年の計算の根拠です。
それでも、4年にで-0.0312日(年平均-0.0078日)の誤差が出ます。年-0.0078日の誤差は、400年で-3.12日の誤差になりますから、400年の間に3回だけ、うるう年を作らず、「平年」とするなどして調整しています。


☆うるう年の見つけ方

○基本的な考え方
4で割り切れる年=うるう年(例:1996年、2004年など)。

○ただし、例外も
4で割り切れる年であっても、100でも割り切れる年の場合は、平年(例:1900年、2100年など)。
しかし、100で割り切れる年の場合でも400で割り切れる年は、うるう年(例:2000年、2400年ねど)。


☆なぜ、2月に1日加えるの?

この問いに答えるには、歴史をローマ時代までさかのぼることになります。当時の暦は3月から始まり、2月で終わることになっていました。つまり1年の最後の月(2月)で誤差を調整していたのです。
9月は「September」、10月は「October」、「sept」は7を意味し、「oct」は音楽のオクターブ(8度)という語源で、8を意味します。つまり9月は7番目の月、10月は8番目の月だったということです。


☆うるう年は、女性からプロポーズ

1288年、スコットランドのマーガレット王女は「うるう年に関する法律」を定めました。これは「うるう年には女性は独身男性に対して求婚できる」というものでした。こうした史実もあって、イギリスでは、女性からのプロポーズはうるう年、しかも2月29日がもっともよい日とされています。
今年はうるう都市。女性は行動力で幸運をつかみ取りましょう。


以上、さいたまコープ「にじのひろば」2月号「く・ら・し・広・が・る」のコーナーの「うるう年ってな・あ・に?」より抜粋させて頂きました。


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