勝手に最遊記

勝手に最遊記

Short Story ―美々日記― 4


あの女の人が元気になってた~。良かったな~。

病気の時は分かんなかったんだけど、長い黒髪に黒曜石の色の瞳・・。
ケッコー可愛いカモ?(美々には負けるけど!)

でも片眼鏡のお兄さんは翡翠色の瞳なんだよね・・・なんでかな??
もしかして腹違いの兄妹!?二人はまだ見ぬ父親を捜して・・・ヤメよ。
また漫画の読み過ぎだって叱られちゃう。

・・・また喧嘩が始まったよ。良く飽きないなぁ、あの二人。
もしかしてコッチも兄弟?・・・似てないけど・・。

あっ!女の人が、二人に桃まん突っ込んだ!!・・・ぷぷ。可笑しいぃ~!
静かになったよ。さんきゅです~。


片眼鏡のお兄さんが支払いを済ませたいって来た。赤髪の人も男の子も。
お父さんがカード受け取って清算してる・・・ん?
お坊さんと女の人がまだ座ってる。コッチからじゃ、お坊さんの顔見えないけど?

周りの他のお客さん達が、席を立ってるよ・・次々と。
なぁ~んか嫌ぁ~なオーラを感じるぅー!怖いいぃ~!!

あ、席を立った。お、お坊さん苦虫100匹ぐらい噛んだような顔してる!!
女の人・・笑ってるぅ~!スゴーイ尊敬しちゃうぅ~!
お坊さんの服を引っ張ってるよ・・・こわっ!
このぐらい度胸が据わってないと、一緒に旅なんか出来ないんだね~。

あーあー行っちゃった~。疲れたけど面白かった!
また寄ってくれないかな?
今度ウチの宿に来てくれたら、女の人に弟子入りしちゃおう!

そしたら美々も、楽しい仲間と旅が出来るようになるかもしんないもんね!!


              美々日記    完


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: