H17年1月・・・きーちゃん入院


調子よく来ていたものの、急にゼコゼコが悪化。
小児科が休診のため、大学病院に行く。

1月6日(木)
外来で、喘息発作と診断され、点滴&吸入しながら様子見る。
3時間後、発作もおさまり、元気になったきーちゃん。
その時診察してくれた、女医のN先生は、かかりつけの小児科の先生宛に、
採血データーなどメモをくれた。明日・・必ず診察に行くように説明してくれて。
もし、今晩また発作が起きたら、すぐに救急に来る事も付け加えて。
かなり、安心できた。。。前回入院時に嫌な印象が合っただけに、
この大学病院にはお世話になりたくないと思っていたので・・・。
N先生のお蔭で、気持ちが落ち着いた。。。

家に帰って、とっても元気なきーちゃん。
夕食をペロリとたいらげて・・・寝ようとしたが・・・また発作。
夜21時頃、救急に受診する。

点滴&吸入の処置が行われる。
深夜2時。。。全くよくならない。。。
小児科の当直医が来て「呼吸が落ち着くまで、しばらく入院しましょう。」と。
1月7日(金)の真夜中にきーちゃんは入院となった。
丁度・・・・2ヶ月前の入院も11月7日だった。。。恐怖の7日。



★1日目
点滴・・サクシゾン入り持続で。3回/日ネオフェリン。
吸入・・インタールとベネトリンを4回/日。フルタイド3回/日。

お医者さんや看護師さんが来るたびに、泣くので、咳が出る、
むせる、発作のようになる、酸素濃度が低下する、抱っこしながら
うとうとと眠るまで・・・・これの繰り返し。

症状が安定しないから、頻回に状態のチェックに来るから・・・・・
仕方ないんだけど・・・困ったもんだよねぇー。
約一時間の間に、研修医のM先生、喘息の専門のN先生、深夜の看護士
日勤の看護士、病棟回診に来た小児科助教授、みんな聴診器持って、
聴診に来るのよ。まぁ、仕方ないんだけどねぇー。
その度に泣いていたきーちゃん。

掃除のおばちゃんや、食事を持ってきてくれる看護助手さん、看護学生さんにも
泣くんだよねぇー。何にも怖い事しないのに。

結局、酸素濃度も92%以下になるから、酸素が開始されたよ。

きーちゃんは、点滴&酸素濃度を測る機械、酸素チューブと、みっつの
チューブに・・・・これがまった、絡まるんだよねぇー。

上体を起こして寝ているが、それでも苦しいらしく、抱っこして寝る事が多く、
夜中もほとんど抱っこで過ごす。

★2日目
点滴、吸入同じ。

そろそろ効果出るか?と期待したものの、やっぱり時々中発作になる。
点滴していても、中発作が出るとは・・・・・入院長引きそうだ。

★3日目
点滴、吸入同じ。

少し看護士さんにも慣れてきて、泣くのも減ったかな。
やっと、ベットを斜めに頭のところをあげた状態で、寝る事が出来た。
抱っこばかりだったので、少し楽になったね。

★4日目。
点滴・・・・ネオフィリン2回/日に変更。
吸入・・・同じ。

この日初めて知った・・・今まで毎日来てくれていた女医さんは、研修医だと。
そして、主治医は・・・・前回入院時のF先生らしい。
主治医なのに、一度も顔見せず…そんなのあり?
まぁ、私の心配な事を研修医のM先生に告げると、必ず調べるなり、他の先生なりに
聞いてきて、きちんと説明してくれたから、不安は少なかった。

そして、喘息専門の女医N先生が、時々顔をだしてくれ、喘息治療の詳しい説明や、
きちんと治療していれば、発作も少なくなる事など、結構先のことまで、考えてくれて、
詳しい説明をしてくれた。
お蔭で、一生治らないのかも?という暗い不安もなくなり、かなり前向きに治療頑張れる
気持ちになった。。。。

子供の病気は、親の不安を取り除き、前向きに治療が出来る環境を作る事が大切だと思う。
(F先生に、教えてあげたかった)

★5日目
かなり、呼吸も楽になったが・・・・呼吸音は、まだ喘息の音が聞こえるらしい。

私もマイ聴診器を持ってきて、喘息の音をM先生に習う。
「ごぉー、ぞぉー、キュン」・・・なんか、表現し難いが・・・なんとなくわかる?

★その後・・・・吸入の機械を購入して、家でも治療が出来るように、指導を受けた。
入院7日目。1月14日に、たくさんの薬とともに、きーちゃんは無事退院した。

結局、入院中は一度も診察に来なかった主治医らしいF先生には、挨拶しないで帰ってきた。
研修医のM先生にはたくさんお礼を言って「先生も、N先生みたいな素敵な先生になってくださいね。」

退院後も、N先生にはとってもお世話になっている。
まだ、いまいち治療の事を理解出来なかった最初の二ヶ月くらいも、
色々話を聞いて説明してくれたし、何も症状悪化は見られていないので、
とても安心している。

そして・・・さーちゃん・ソー君が風邪ひいた時は、三人揃って診察となることも。

今まで、女医さんは厳しい人か、曖昧な人・・・と言う両極端なイメージがあったのだが、
とても話しやすい、気さくな感じの先生に出会えて、よかった。






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