~*卒業TIME*~

~*卒業TIME*~

2007.05.06
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カテゴリ: *※小説2※*
どうしてたらよかったんだろう…??
あたしのやってきたことは間違いだったの?いくら問い掛けても返ってこない答え―…
あたしはいつまで問い掛け続けるのだろう??

「あたし,やっぱり莉花のこと知りたい。莉花はなんかあったんだよ。確信はないけど…」
「智歩…俺も気になる。」
「でも,莉花ちゃんは言いたくないみたいだし…知るのがいいことなのか…」
「逸希はしりたくないのか?」
「そういうわけじゃ…」
「あたしは知りたい。知ることによって少しでも莉花のことわかりたい。」

「K中学って言ってた。」
「K中学?」
「修二、知ってるのか?」
「うん、知り合いがいた…。」


その頃―…
莉花は家に帰宅する途中…
家まで近くなったときのこと…
「あっ」
「莉花ちゃん」
「ゆかり…」
莉花は放心状態のまま立っていた。

「うん、ゆかりは?」
「あたしは全然!会えて嬉しい。」
「家、上る?」
ゆかりと莉花は家へ入っていった。

「莉花ちゃんの家に入るのすごく久しぶり。懐かしいや。」

《変わってないや。ゆかりはまだあの時のまま―…》
「今日はなんかあったの?」
「うん…もうすぐ一年が経つから…。平太くんとお姉ちゃんが死んでから…。だからどうしても莉花ちゃんに来てほしくて…。」

あたしは二人の葬式には行かなかった…。
行けるわけがない…。
そんな勇気がなかったから。
「来てくれる?」
莉花はすぐに返事ができなかった。
足が震えた。
まだ怖いことを実感した…。
「来てくれるだけでいいんだ。来てくれるだけ…。平太くんもお姉ちゃんもそれだけでいいって思ってる。」
「あたし…」
「無理にとは言わないけど、あたしは来てほしい。翔ちゃんも来るから。翔ちゃん…莉花ちゃんに会いたがってるよ。」
「翔…」
≪翔はどうしてるんだろう?≫
「あたし、迷った。ここにこようか…。でも、やっぱり莉花ちゃんにはもう一度、二人に会ってほしくて…。だからね…」
「ごめん、ゆかり。行けない…。ごめんね…。」
ゆかりはもう何も言わなかった。
そのあと、ゆかりは詳しい日時と時間を言って帰っていった。
《まだ、怖い。認めたくないのかなぁ?二人が死んだこと。二人があたしを裏切ってたこと。すべてを受け止めるのが怖い…。もう一年?早いよ。》





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Last updated  2007.05.06 17:52:07
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