時間

「『時間』・・・志村けんさんエッセイより」

……(中略)…待ち合わせの約束をしていても、たいてい僕が早く行って待っている。僕は、先に行ってないと気分的にダメだ。せっかちということもあるかな。待ってるときの自分がわかるから。すごくイライラするし。それで人を待たせるのも好きじゃない。
 それに、せめてスタートラインは五分で並んでいないと、相手と対等な立場で仕事が出来ない。いやなことがあっても文句も言えないし。遅れてきて、人に「ああしろ、こうしろ」とかいうのはおこがましい。「社会人として最低限のことが出来ない人間が、何言ってるんだ」になっちゃうじゃない。
 仕事場に遅れて行くと、その時点でマイナスから仕事がスタートするような気がして、僕はすごく嫌なんだ。

 先日出版された「変なおじさん リターンズ」(著者・志村けんさん/日経BP社)の〝時間に遅れるのが大嫌い〝より抜粋しました。この人はとってもまじめで物事に義理堅い方なんだということがうかがえて、感銘を受けました。きっと、作者の中ではあたりまえの感覚だろうし、すごいことを言っているつもりなんか更々ないのでしょうが…。場面においては、時間に対しての感覚って、その人自身の「信用」をはかるものさしになることだってありますものね…。


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