御城プロジェクト 0
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blanc(#2) (TENMAコミックス EDGE COMIX) [ 中村明日美子 ]今日届いて、ぱらっと読んだだけですがあんなにも明るく理解者である佐条のお母さんがなくなってしまうのには、思わず泣いてしまいました。泣こうとかは全然思っていないのに、自然に涙が出てきてそのまま最後まで読みました。本当は感想はじっくり読んでから書きたいのですが、長い間「同級生」のシリーズを読んでいて、大切な存在だった人物がなくなったことに思わず、今書きたいと思いました。パラッとだけですが、私は佐条が好きなのでどうしてもそちらを思ってしまうので、草壁の煮え切らない態度にちょっとイラっとしました。未来を「二人分」しっかり現実としてみていた佐条とどうしていいのかわからなかった(いまいち踏み切れなかった)草壁。でもラストは幸せでよかったです。しかもまだまだ、佐条と草壁のお話が続くとは!ファンにとって嬉しいです。BLだけれど、それだけではない素敵な作品だと思います。読めてよかった。改めてじっくり読もう。にほんブログ村人気ブログランキング楽天ROOMをしています。よろしくお願いいたします。m(__)m「くずみさくや★ありがとうございます!!」いつもありがとうございます。
2021.03.23
「同級生」、このまえテレビで放送してて、まさか地上波で見れるとは思いませんでした!(◎o◎)違う作品だろうと録画はしつつ(普段はLPモードだけれどSPにして・笑)今日まで放置していましたが、さっき見たら中村明日美子さんの「同級生」でした!!何より絵が漫画そのものでびっくり!感情が大切に描かれている作品なので好きです。ちょっと時間が短いかなぁ。なにより、あの神谷さんが攻め声という貴重な作品でもあります(真顔)あとでゆっくり見よう。あの絵に夢中になってたら途中に入るCMで我に返っちゃってあれは編集しなくては。同級生【完全生産限定版】 [ 野島健児 ]にほんブログ村人気ブログランキング楽天ROOMをしています。よろしくお願いいたします。m(__)m「くずみさくや★ありがとうございます!!」いつもありがとうございます。
2021.03.23
購入したのは結構前なのですが、コミコミさんでおすすめされていたのですが...、一、二度読んでから、放置期間が長かったなぁ(苦笑)さくや......コミコミさんのおすすめ本って、合わないのよね...ぽそり。「恋する春夏秋冬」夏目かつら先生マガジン・マガジン ピアスシリーズちょっぴり鬼畜だけどお茶目な兄二人と、優しくて可愛らしい弟二人。キュートで激しく、そしてほんのり切ないそれぞれの恋…。(↑一応、これであらすじなの...かな・汗)さて、合う合わないそれはさておき♪うーん、あまり良い感想にならないと思います。絵柄は可愛い感じで、お話も定番な感じで読みやすいと思うので、BLを好きになり始めた方や、甘いお話が好きな方は入りやすいお話だと思いますがだからこそ......物足りないというか、つま...いやいや(汗)色々と恵まれていて、お金持ちの兄弟の春臣、夏士、秋次郎、冬慈の恋模様がそれぞれ短編で入っているのですが、なんというか、色々とBLのお話を読んだ今となっては何も兄弟全員BLにしなくても...と、穿った考えをしてしまうのです(苦笑)誰か、親のことを考えられないのかなぁって。それは、BLという夢を壊す言葉だと思いますが、いくらなんでも悩みも無く、全員同性の恋人が出来ました、ハッピーですって終わられても、何か違和感を感じてしまうというか...ごにょごにょ。まぁ、さくやもこういうお話でも、素直に「あまあま~♪」と読めた時もあったのだけどな~(笑)恋愛の都合の良い部分だけと、ただ過激ないちゃいちゃシーン(ピアスシリーズだからね・笑)を描いたという感じで、どうしても素直に読めませんでした。あと、パターン化してあって、攻めは格好良くて受けは色々と悩みがあるっていうのも4人分、4通り想いがあるはずなのに、似た様な設定と、お約束な題材ばかりなのだもん。もうちょっと、この人を好きになったら...な、立場とか後継者問題とか、同性を好きになってしまった...!みたいな気持ちもあれば、違ったのだけれど設定や背景だけ夢のように大きくて、うーんと思ってしまいました。......これは完璧な好みですが(苦笑)良くあることだと思うけれど、そういうシーン(だけでも、このお話ではないけれど)になると、極端に受けが幼くなるのが...............さくやには...っ!(汗)うーん、このお話をお好きな方には、本当にごめんなさい。あっ、でもっ!!次男・冬慈と、恥ずかしがり屋の恋人との、会社の資料室でのいちゃいちゃシーン(だけ)は好きですっ!受けがはっきりしないのを、攻めが焦って抱いている描写はドキドキします(けれど、描き方は過激だけれど、何か色っぽくないのよね...修正が多いから?・苦笑)修正が多いのがチカチカして見えるのと、文字と、引く時とかの動きが矢印で描かれているのだもん(笑)それは線とか、絵や雰囲気で動きを伝えて欲しいというか...。長男で社長で遊び人な夏士が、偶然保護した青年との本気の恋次男の冬慈の、恥ずかしがり屋な同じ会社の社員との突然の恋三男、春臣の長男の元相手への9年越しの想い四男で可愛らしい秋次郎の、年齢も身長も大きく差のある男性との恋と、色々なお話は詰まっていますが、いまいち...恋とカラダへが唐突過ぎて特にシチュエーションでは好きと書きましたが、冬慈に至っては酔った勢いで部屋に連れてきて、受けがかけていた眼鏡を取ったら美人だったから...というのが....................苦手だにゃ(ぽつり)ううっ、やっぱり微妙な感想になっちゃった...。
2008.10.19
あ…暑い~(ぐったり・苦笑)キャミと半ズボンでも、むしむしして厳しいです~。日記を書いたり、本を読みたくても、集中できません~(涙)さてさて、そんなさくやですがっ!今日、ポストを見たら、郵便物と一緒にメール便で届けられた、志水ゆき先生の「是」6巻応募者サービスペーパーが届いていました!ばんざーいっ!思い起こせば締切日に気付いて、間に合うか一か八かで泣きそうになりながら、奇跡的におうちにあった50円切手2枚と、100円切手1枚と書かれているのにごめんなさい~っ!と、メモを同封して、送ったのよね…(苦笑)日記にも書いたのを思い出します…無理かも~って(笑)初めて応募してみましたが、結構豪華でびっくりしました!!だって、一枚の紙で裏表かな?と思っていたら、とんでもないっ(汗)8枚分のミニ漫画、しかもディアプラスの時よりも大きいっわぁーいっ♪暑さでぼんやりしながら確認したので、また後で感想は書きたいと思いますが…。でもね(苦笑)もちろんさくやも玄間と氷見は好きだけれど、何も隆成と守夜が主人公のコミックスの応募者ペーパーで、なんで終始玄間と氷見のいちゃいちゃで、隆成と守夜はちょい役なの……?(苦笑)さくやの考えが天の邪鬼かもしれないけれど、一番好きなキャラはアサリだけど、どのCPのお話も好きなさくやとしては、贔屓みたいのはもう嫌だなぁ(汗)何かあると、いつも玄間と氷見なのだもん。いや、一番人気だろうし、一番求められているだろうから仕方ないとは思うけど…。隆成と守夜のお話の時は、まだこのふたりの関連のお話のペーパーでいてほしかったですしかも、ちょい役って(汗)ちょっと残念でしたすごく豪華で嬉しいプレゼントサービスだけど、うーん。………暑いから余計に不満に思っちゃうのかな?(苦笑)でも、時間を空けたら素直に見れると思います今はコミックスは隆成と守夜、雑誌は…あのふたり(な、名前がっ・汗)のお話が、鮮やかに残っているから、また玄間と氷見かー…と一時思ってしまうだけだろうし。
2008.05.26
キャラは好きなのですが、お話はもう少し説明が欲しかったなぁと思ってしまうけれど色々思っても、やっぱり好きな本の感想です(苦笑)「小悪魔のサンクチュアリ」桜井りょう先生(原作・伊郷ルウ先生)drapコミックスちょっと変な感想でまいります(最初に言っておきます~!)だって、このお話、さくやはルチアーノ(だけ)好きでしかないのだもの(苦笑)「小悪魔のサンクチュアリ」.............さくや、このお話が雑誌掲載時から苦手でした(汗)いや、解るのよ!?どこで、ドキドキさせたいのかとか、魅せたい場面とか...!友人の弟と付き合ううちに、真剣に好きだけど怖くなった攻めと、そんな葛藤を伝えられないまま突然別れを告げられて、人を愛する事へのトラウマとなって何年経っても攻めへの想いが残る受けで再会して...という感じなのですが、恋人たちのすれ違いを楽しむお話なんだろうなぁとか思うのですが、でもでもっ、そこまで相手を想える感情が伝わってこなくて...。攻めの「大人という言葉を使った身勝手な逃げ」と、受けの弱さとは違うけれど何か強気だったり、変に下手だったりと、態度があやふやなのがどうしても感情移入が出来なくて、受け入れることが出来ませんでした。嫌だと思うなら、真剣に想うなら真っ直ぐぶつければよかったのに...とか思ってしまって(理想論ですが)攻めも逃げを選びましたが、受けも強い蟠りを持っているのに、少し何かあっただけで逃げる感じが、無理でした。それなのに、最後はハッピーエンドで。このお話の関係の全てに言えるのですが、「お洒落」なんです。どこか、さらっと読めてお洒落で、出てくるキャラ全てお人形さんのような美形たちで。だからそれを眺めているのは楽しいけれど、お話を読みたい方には退屈かな~、と思ってしまいます。説明かあれば解るのに、もっとキャラの心情が解るのに...という場面が多くて、「こうなんだろうなぁ」と思う事は出来ても、お話からは伝わってこないので。必要な解説を削って、お洒落な(見せ場だけ)場面だけを...というのが...うーん(苦笑)読んでいると不思議と満足感はあるんです(笑)でも、お話や展開が本当に面白いかというと、何だか違うんだな~。普通よりは素敵な「お約束ストーリー」が、絵は綺麗で描かれているのだから目とこころは満足しちゃうのかもしれませんね。「小悪魔のサンクチュアリ~溺愛~」大企業の社長・宗形とモデル・ルチアーノのお話で、最近冷たくなった宗形にルチアーノが悩むお話なのですが、最初読んだときは、宗形の気持ちが一切解らなくて、ルチアーノ大好きさくやは苛々していました(苦笑)どこが溺愛なのよ~!って(笑)でも、宗形も愛情を言葉は無くても態度で伝えていたりするのは解るのですがやっぱり、自分は忙しいからとルチアーノひとりだけを一方的にされたり、今までの約束みたいな事が無くなったりしたら、気持ちを疑うと思うのよね離れていってるのかなぁって。だから、宗形の飄々とした感じが嫌いでしたが......伊郷先生のコメントの「倦怠期」という言葉に納得(苦笑)いやっ、嫌ですけどね!!?でも......倦怠期ならしょうがないかと思ってしまう自分が嫌だ~っ...(汗)だからって、さくやは許せるはずも無く!つまりは馴れ合いのようになってしまって、少し愛情を軽く見ていたって事だもの。やっぱり宗形......むむむっ(苦笑)あまりさくやは、「完璧な美形受け」とか日本人ではない受けは、読めてもこころに残る事は無かったのですが(感情移入が出来ないので...)ルチアーノの、必死で愛情の有無を悩んだり、些細な事すらも疑い始めてしまう気持ちがとても切なくて、自信を持っていいほどの美形なのに、恋や愛に悩む姿が切なかったです。だから、さくやはルチアーノがとても好きになりました。前にも書きましたが、色々と「エピソード」は散りばめてあるのですが説明などが無いので残念です。だから、読み手のさくやにも、ルチアーノは好きだから「解ろう」としますが、宗形の気持ちは解りませんでした。ルチアーノの「笑顔」の写真以外を、今までは広告に選んでいた宗形とか、もしかしたら他の人に笑顔を見せたくないからかな~?と思っていましたがラストに普通に何の説明も無く笑顔の広告が出ているし...(何の前振りだったのだか...)突然のモデルの変更を示唆する宗形の言動とか、ルチアーノが戸惑うって解ると思うのに、何のフォローも無いから、冷たい人間としか思えないし。他のモデルと宗形が何処かへ行ったのも、読者をはらはらさせたいって場面だろうけれどだったらちゃんと説明して欲しいし。後にも「愛しているに決まっている」の言葉くらいで、今までの不安を無かった事にしてハッピーエンドになっているので(苦笑)というか、今ぱらぱら読み直したら「付き合って2年」って...........!?何が倦怠期だーっ!(汗)ちょこちょこっと、気になる話題や言葉が出てきても、全く広がらないのがお話として見せるものを描くなら、勿体無いなぁと思います。だから、小説版が出て欲しいって凄く思ってしまって。まだ小説の方が、感情描写はしてあると思うので。でも、宗形はどうであれ(苦笑)、美形モデルのルチアーノがぐるぐると悩んだり一喜一憂している姿は画が華やかなので、目に楽しいです。宗形よりももっと良い人はたくさんいると思うよ...!(ルチアーノっ!早まるなっ)...宗形とルチアーノだから好きなのだと、今回は言えない自分が切ない(笑)読んだ方とお話してみたいもの!宗形の気持ちって解りますか?って(苦笑)是非教えて欲しい(でも、大人だからとか、空気のようだから安心していたとか、何となく解りますが)でも、さくやはルチアーノ好きなので、宗形を褒められたら逃げちゃう...ううっ。解るのよ。忙しくてもルチアーノだけでもしてあげるとか、愛情が無ければ出来ないだろうけれど、言葉には無くても「してあげている」とか、義務感が伝わってきて、虚しさしか思えないんだもん。(それは義務とは一切思っていない、とか宗形は思っているんだろうけれど)愛している、で今までの不安を終わらせて欲しくないんだもんすれ違いがあったら話し合うべきなのに、少し想いを言い合っただけで幸せなんてだからそんな簡単な(な風に描かれている)宗形が苦手なんだわ。描きおろしは宗形とルチアーノで「悪魔の逆襲」♪「愛してる」と言われたいとルチアーノが願った通り、いつでも「愛してる」と連呼したり、メールで送る宗形のお話で、ルチアーノは言い過ぎはこころがこもってない!と怒るお話なのですが...笑うところなのだろうなぁ...でもなぁ(苦笑)何様だっ!?て思っちゃうさくやには...てへっ(勿論宗形ね・汗)嫉妬している宗形と、それも含めてある意味皮肉で「愛してる」を言い続けるのがちょっと宗形の人間性が解って、良いなと思いましたが小悪魔なルチアーノに対して、宗形編タイトルが「悪魔」って(笑)そんな大それた...いやいや。とりあえずは、宗形のルチアーノへの想いが一番はっきりと描かれているので描きおろし漫画は、さくやには楽しくて好きですうーん、でもルチアーノへの好きな気持ちだけで、この本の存在はあるかな(苦笑)さくやにとって。CDも出ていますが、評判は...うにゃっ!って感じみたいですね(言えない)コミックスでも心理描写が難しいのに、音になったら特に...ね?でも好きですよ、「小悪魔のサンクチュアリ」お洒落さはおすすめです
2008.05.14
余談ですが、今日の4時間くらいの睡眠の間に、夢で...夢で...「ナアレフの恋人」(谷崎泉先生)の感想を書いて、更新をする夢を見ました(笑)この本をお夕飯の後に読んでいたのですが、......夢でも日記を書いちゃうなんて!?しかも、すっごくリアルで、起きたとき「書いたな~!」と満足感があったんです...っなんか複雑っ(汗)「コルセーア・1」御園えりい先生(原作・水壬楓子先生)幻冬舎コミックスモレア海を制する海賊・プレヴェーサの盲目の参謀・カナーレは、その怜悧な美貌と裏腹に、秘められた壮絶な過去を背負っていた。暗殺組織からの追っ手を察知したカナーレは、周囲を巻き込まないために、一人、下船をするが、その様子を艦隊司令官であるアヤースに見つかってしまい...!?さてさて♪今日届いた本なのですが、壮大なお話と綺麗な絵で、素敵な本だと思います。一話が2005年7月雑誌掲載なので、絵柄が今と比べると少し線の太さや細かさに違いがあるかなと思ってしますが、難しい世界を凄く丁寧に描いていると思います。ただ...................原作を読まないと苦しいかなぁ?(汗)さくやの正直な感想です(苦笑)暗い影のある美しい盲目の青年カナーレと、性格が正反対のような逞しいアヤースのカラダから始まった関係が、これから絆が生まれてどうなるのか...という感じだと思うのですが、ちょっと展開が突然かな?でも、海賊船や、お城など、独特の世界観と、お話の壮大さはとてもドキドキするのですが、小説を読んでいれば、もっと解るのだろうなと思う場面が多々あります。なので、凄くもどかしいです(苦笑)夢のような、現実にも昔にあったような、とても不思議な世界でキャラたちも魅力的なのですが、小説から読まれたほうが良いかもしれません。さくやは数話、「小説リンクス」で読んでいたので、大丈夫かな~と思っていたのですが、益々小説が読みたくなってしまいました(汗)コミックスでも、ある程度は解るのですが、やっぱり説明不足な部分や海賊として船同士で戦う場面など、文字で読んだらもっと詳細に書かれているだろうなと思ってしまう部分があります。文章と、静止画では全然迫力が違うのだろうなぁと。アヤースを抱く気持ちと、何を考えているか解らないカナーレの描き方は色々な想いが伝わりますが、そこに至るまでの「理由」がちょっと物足りないかな。でも、冷静なカナーレの表情や心理は、もちろん絵になったほうが伝わるしアヤースとカナーレのやり取りや、嫌々ながら抱かれるシーンなどは絵になったほうが華やかだし、ドキドキします。展開はドラマチックなので、ファンタジーが好きな方にはぴったりだと思いますだから、小説を頭に入れていて、尚且つコミックスを読むと本当にちゃんと「コルセーア」のお話を楽しめると思います。ただ、上辺だけで綺麗な絵の漫画だと思って、楽しむ事も出来ると思いますが国同士の争いや、海賊の仕組みや、貴族の立場や力など独特の設定があるので。(さくやには、それが解らなくてもやもや・苦笑)海賊船で戦うシーンも、緊迫感があってハラハラするところもあるのですが2話の2ページ目のアヤースが...うーん(笑)あと、媚薬を使われたとはいえカナーレが他のキャラに抱かれていたり。(未遂...じゃないですよね?)ちょっとキャラの性格や信念が解らないかな...。カナーレが目が見えないという事も、漫画にすると設定が薄くなってしまうというか。絵になってしまう分、この行動はおかしいのでは...?というのを感じてしまって。小説が読みたいっ!!と、強く思いました♪6冊(も)出ているので...ちょっと躊躇ってしまいますが(笑)だって、1冊900円近いんだもーんっ......ううっ。でも、近いうちに揃えてしまいそうです上手く感想が書けないのだけど、とても絵もお話も魅力的な本だと思います。きっと、小説から読んでいたらもっと感想が書けるのだろうな
2008.05.13
ついつい感想を書いていると、あれもこれもと思ってしまって軽く2時間くらい過ぎていたりします(だから書き終わったら日付が変わっていたり・苦笑)10000字も、そんなに書かないよ~♪と思っていても、平気で文字数オーバーで注意画面が出るし(笑)うーん、うまく纏められないかなぁ。と、思って短めな本を(ただ強く好きだって思える感想が無いだけ...ごぼこほ・汗)「くるくるカレイドスコープ」山葵マグロ先生ダリアコミックスいい加減な性格の高校生・藤森は、自分の事を目の敵にしている真面目な後輩・中田をからかうのが楽しくてしょうがない。おかげで喧嘩の絶えないふたりだったが、ある日中田が藤森のペットのオカメインコを助けた事で、一気に親しくなる。やがて、藤森はよく笑ったり赤くなったりする中田への好奇心が抑えきれず、ついキスをしそうになるが...!「くるくるカレイドスコープ」なんというか、強気で自分に対抗してくる後輩が、だんだんと気になって恋になっていくのが、さり気なく描かれていて、学園もののお話が好きな方にはとても読みやすいと思います。本当は藤森の事を最初から好きだった後輩・中田と、来る者拒まずの藤森が、どんどん中田に惹かれていく姿が丁寧に描かれていて、中田のくるくる変わる表情や感情を万華鏡といっていたりふたりのつながりが「オカメインコ」や鳥好きの、設定の意外性とか今まで遊んでいたけれど、中田の事を本気で想う様になってから合コンに誘われても断ったり、恋が始まったというのがとても伝わってくるお話であぁ、微笑ましいなぁと思います。ただ、そういう素敵アイテム(設定)が多すぎて、お洒落に描きすぎて(と言ったら良いのかな?)、中々お話に惹きこまれるというよりはどこまでも「お話を読んでいる」という感じなのがちょっとさくやには残念でした。恋が始まったのは解るのだけど、想いが読んでいて伝わらないというか。上辺というのかな?綺麗に描かれているから、恋愛の切なさや苦しさが、このお話の表情や言葉だけでは感情が伝わってこないと言うか。うーん、難しい(何て言ったらいいのだろう...)ありふれた先輩・後輩のお話を、独特のアイテムで変化を出そうというのは伝わってくるのですが、でもやっぱりありふれているんですよね...(汗)だから、読んでいるのは楽しいのだけど、好きにはなれないのかな。あと、キャラも魅力的だけど、山葵先生のお話を何冊か読んだ時も思ったけれどお話はあやふやにしか残らないというか。可愛い絵と、設定は好きなのだけど、何か物足りない(苦笑)出合って、気になって、衝突して、関係が始まって、波乱があって...と、展開の全てが揃ってはいるのだけど...。あとは、すごくドキドキする感じで描かれているのですが中田の藤森のする事を何でも許しているような、想いの強さがどこからくるのかと、藤森の「いい加減」なのに、突然中田(男の子)にのめり込む不自然さがどうしても消えなかったかな。関係が始まって、どこでも抱きたい想いが止められないっていうのが突然過ぎて。楽しいのだけど、こころには残らなくて...うーん。でも、すっごく可愛い恋愛なんですよ?(ただ、その「恋愛」も衝動的な始まりだから軽くにしか思えないというか)だから、明るくちょっと切ないライトなBLを読みたい時や、BLのお話を初めて読むにはとてもおすすめな本だと思いますあっ、中田が藤森の眠っている間に、藤森の眼鏡をかけているシーンはすっごく可愛くて好きです。好きな人の眼鏡を...というのはお約束だけど、ここの中田は可愛いなぁ。あと「キスイヤ!」と「カワイヤ!」という、受けの子がカッコイイ美人系で攻めの子がカワイイ系の、高校生同士のお話で、受けの子がどんどん成長して、攻めの身長を越してしまって悩んだりするお話が掲載されているのですがすっごくカワイイお話だと思うのですがっ!!!さくやはめちゃくちゃ拒否反応が出ます(苦笑)以前読んでから、また今日改めて読んでみましたが...何か無理です...!(汗)何でかな...?(はっきり言うとキャラが無理だと思うの...)さくやはカワイイ攻めも読めますが、どうしてもこのお話は必要性が解らないというか無理だったんだなぁ(何度もしつこい・苦笑)あと、受けの子が嫌になる位自分に自信が無くて攻めのために「身長が伸びるなんて嫌だ...」とか色々と悩むのが...解るのだけど、何でそこまで卑屈になるのかなぁと苛々しちゃって。(はっきり言っちゃった!・汗)うーん...全てさくやに合わないのだろうな(苦笑)そんな「くるくるカレイドスコープ」ですが、手放してもいいけれどふと読みたくなるような(苦笑)、不思議なお話たちです。......一緒に紺野先生の「愛の言霊(2)」を読んだのがいけないのかしら...(汗)辛口過ぎるかもしれないけれど...カワイイ絵とお話だけではずっと読みたいと思える魅力が無いというか...うーん(これ以上書いても繰り返しだからおしまーいっ!!)
2008.05.12
時間を空けて読むたびに、印象が変わる気がします。描かれている事は人間の生々しさなどですが、すごく静かな気持ちになれる本です。「前略」トジツキハジメ先生海王社地味な郵便局員・八角達也(27歳)。彼の元に10歳年下の男子高校生・北沢から勤務中に毎日ラブレターが寄せられる。文面は「好きです」のたった一言。北沢と付き合うつもりはないのに、嫌われたくないだなんて。手に取ったときは、何だか古いけれど、新しい表現が読めた感じでわくわくしました。挿絵で見たことはあっても、この絵が漫画で動くのかな?と思っていたので、純粋にトジツキ先生の描かれる漫画の雰囲気にびっくりしました。今は、しっとりと小雨が降り続いているような、穏やかな気持ちに不思議となります。その時に合う様に、深く読むか、軽く読むかで、自分にくるものも変わっていくような。「前略」最初に読んだときは、なんてささやかだけど「恋愛」なんだろうと微笑ましく思いました達彦の動揺も、何事も無かったかのように流したいけれどでも、自分へと向けてくれた恋心を大切にしたいような、そして、達彦に合わせようとしながらも、溢れる若さが描かれている北沢にこのふたりの「恋」ってすごいなぁと微笑ましく読みましたでも、時間を空けて今読むと不思議なものでいまのさくやには、キャラたちが現実的な分、お話のふわふわとした感じがちょっと違和感があってしまいました(苦笑)このお話を最初に手に取ったときのさくやの状況や気持ちと、今の気持ちに違いがある所為かもしれませんが、八角と同じ年代のさくやにとって、この「恋愛」は我に返ってみるとなんて、現実味が無いんだろうって。お友達関係のような想い合いが、一番ふたりにあっているんじゃないかなぁって思ってしまいます。北沢の等身大の、若い真剣な想いが描かれているからかもしれませんが、さくやの視点が「君にはこれから可愛い彼女が出来るかもよ?」になってしまって「そんないつ変わるか解らない様な年下との危ない想いに身を任せていいの?」って達彦に投げかけてしまいたくなっちゃって。もちろん、穏やかなふたりの想いが続きますように、とあたたかく願う気持ちもありますがそれと同時に...うーん、何でしょうね(笑)もしかしたら、初めての日まで描かれていたら安心できたのかもしれないけれど生きているキャラたちが描かれているにしては、夢のような穏やかさで少し恋愛しているという想いが、これだけでは伝わってきませんでした。お話自体、これからという感じで終わっているので、しょうがないかもしれませんが(汗)きっとこのお話は、読む年齢によって残るものが変わるんじゃないかな...?信じられる人と、どこか信じられない人と。こういう恋愛があってもいいと想うけれど、解ってはいるけれどどこかにいるかもしれない人間味溢れたキャラたちな所為かもやもやとしたものが残りました。でも、それは八角と少し同じ時間(年代)に生きているからかもしれません(苦笑)「年下の男の子をゲットしちゃって、ラッキーじゃないのっ!」って最初は思っていた気がするなぁ(笑)八角の弟が来て~は正直、さくやは魅力的なキャラだとは思うけれどいらなかったかな...?それよりは、日常のほんのささやかなひとこまでも、進展でも良かった気がします突然、ふたりの間に華やかなカラーが混ざった感じで、読んでいて違和感があったので。「なんとなく卒業して、なんとなく」という八角の言葉は自分にも返ってきてちょっと痛かったです(笑)だから、北沢に強い想いを伝えられて、幸せな八角が羨ましくて素直に読めないのかもしれないです「暗夜行」色々な出来事の中で終わりを選んで進もうとする生徒と、その生徒の事を好きで静かにストーカーとして追いかけながら、手酷く罵倒されて抱かれてもただただ、追い続ける先生のお話で、ネタばれになってしまいますが、最後生徒は先生に列車のチケットを渡して終わりへの道に、今までの様について来て欲しいと願っていて先生はちゃんとその生徒がいる列車の席まで来る...というお話なのですが、最初に読んだときは「ふたりでずっと生きていて欲しい」と思っていました。でも今読むと、終わりをふたりでむかえるのも良いのではないか?と思ってしまいます。この極端な感想の違いがどこで生まれたのかを言葉にするのは難しいけれど、前は、そういうシーンの激しい描写を愛情として見て、ふたりが列車で出会う場面で「何も持っていない」のを見ないようにしていたって事なんですよね。それどころか、先生多分貯金あるだろうし、ふたりで一からやり直せば...とも思っていて(無理矢理ハッピーエンド方向に・笑)でも、今見ると「何も持っていない」のがすごく当たり前というか、潔くて納得しちゃったんですよね。先生は深い愛情を持って、止められない生徒のために、全てを捨ててでも感情が幼くただひとりで行くには寂しい生徒のために、ついていくんだなって。この生徒の「好きだよ」って言葉は、寂しさや依存とか、色々なものが混ざっていて本当だと思うけれど、本物の恋や愛には思えませんでした。でも、先生の...うーん、前読んだときは生徒に感情移入をしてて今読むと、先生なのかも。あとさくや、勝手に「どこまで行こう」を「どこまでも行こう」だと思っていてだからこそハッピーエンドだと思っていたのかも。よく読んだら、ちゃんとこれからじゃなくて、終わりなんですよね。どこまで行こうって言葉は一本道だし不安しか伝わらないし。でも、このお話救いが欲しいなぁ。未遂になって、自分のしようとした事に向き合って苦しんで生きていくとかね。だって、生徒が「終わり」を求めるにはあまりにも、短絡的過ぎるんですもん学校には友達がいて、家では家庭崩壊でも母親がいて、見ていてくれる「先生」がいて何が不満なのか、今読むとむむっとしちゃって。ただの日々の繰り返しでも学校は楽しいだろうし、母親の傍にはいてあげてほしかったしさっさと逃げる事しか選ばなかった、甘えん坊の不遜なお子様にしか見えないんですよね...ちょっと辛い部分を見ただけの。世の中もっと辛い事はあるっていうの(笑)なので、その狭い世界を壊すためにも、もう少し救いが欲しかったです。先生の想いに、真正面から気付けるくらいの生徒の成長が。だからその中途半端な感じが引っかかったかな。でもこれは、心中までを読むものだろうから、関係ないのだろうな(苦笑)結果を描きたいのであって、止める止めないは別というか。でも、好きですよこのお話。読んでいるとぞくぞくしてきます。「夜の休止符」さてさて、さくやの一番好きなお話(にやり)何というか壊れた攻めキャラとしては、全てが揃っている気がします(笑)幼い頃から兄に愛情を持つ天才肌の弟の行動が、傍にいる全てに嫉妬が向けられていたり兄のささいな動作に欲情していたり、カメラを無断で部屋に隠して録画していたりとにかく兄を独り占めしたいと願っていて、全開の笑顔なのに怖いと読んでいる方に思わせるというのは、凄いと思いました。弟怖いよ!!(笑)だって、兄が少しでも離れる考えをしたら階段からわざと落ちて怪我をしたり(汗)お互いピアノを弾いていて、自分よりも才能のある弟に気付いてピアノを辞めた兄が兄弟として愛情はあるけれど、弟にコンプレックスを抱えていると解っているのに、無邪気に弟は兄に擦り寄ったり、ピアノを教えてほしいと懇願したり(残酷だなぁ)かと思えば「嫌いだって知ってる」と冷たい表情で言ってみたり。自分とは弾いてくれないのに、ピアノ教室の生徒に教える兄を窓の隙間から怖い顔で見つめていたり、その幼い生徒に敵愾心を向けたりカメラの存在に気付かれたら襲うし......お母さん、弟のおかしさに気付かなくちゃ!ここまで暴走しているのに、お兄ちゃんだけ弟の豹変ぶりに気付かされて家族という感情は捨てられないから、追いつめられていっているのがね........めちゃ好みです♪(無邪気に追いつめる攻め、さくや好き・笑)襲った場面を録画した時の映像を、他には無いといって笑顔でディスクを渡されたって、信じられないっていうの(苦笑)これは感想の変化は無いのですが、落ち着いて読むと、弟の暗い気持ちの描写や苛立ちがよく見ると多く描かれているので、ここで積み重なっていったんだ...と冷静に読んでしまいます。兄弟だからこそ、元々違うかたちとはいえ愛情があるからこその危うさが伝わってきて、手放せないくらい好きなお話です。これは言葉ではなくて、実際読んでいただいて、表情の変化を見てほしいなぁ。でもね、なんだかこの弟に愛されたいなぁとさくや思いました(笑)怖いのだけど、じわりじわり消える事の無い強い想いで追いつめてくれるので。している事は悪いのですが、ただ無邪気でただ欲しかったという「笑顔」が読んでいて、もうしょうがないと思わせてくれるような(苦笑)絶対逃がさない蜘蛛みたいな弟なんですもん。何年も前から、いつか自分だけに兄の視線が向くように、計算して気付かれないうちにたくさんの罠を張っていた無邪気な弟くんで。しかも、そこに悪意は無いんですよね(色々酷いことはしていますが)昔からお兄ちゃんが欲しかったから、捕まえた、ただそれだけで。弟の苦手なピーマンを口をあけて舌を出してもらい受けたり(ここすごくドキッとしました!弟じゃなくてもくらっとするよ~!)兄の口内と少し触れ合った指を弟は自然な感じで(でも結構不自然)ぺろっと舐めたりカメラを見つけたときの恐怖とか、ピアノの才能を嫉妬しながらも認めているから、弟の腕を傷つけてはいけないと必死で襲われてもシーツを掴んで我慢する兄の気持ちとかいつもピアノを弾く自分を見ていたのは、弟もピアノを弾きたかったからでは無くて自分を見ていたんだ...と気付くところとかなんて艶やかな場面を描くのだろうと、所々ドキドキします「夜の休止符」だけでも、めちゃ語ってしまった...(笑)弟が兄を...というのもですが、描かれる静かな緊迫感がクセになります。続きを読みたいけれど...絶対無いのだろうなぁ(苦笑)「郵便局員と年下の男の子」や「心中にいく」という淡々とした雰囲気で、長いポエムの一場面を漫画にして読ませてくれるという感じで、どうもお話としては物足りなさがあるのですが、これ以上はたとえお話たちに人気があっても描かれないだろうなという諦めも自然とあります。でも、読みたいなぁ。綺麗に纏まっているのだけれど、それだけだとね...うん。お兄ちゃんが弟にどうこれから追い込まれるのか知りたいわただ、トジツキ先生の絵って独特なので、ちょっと試しに見てからのほうがいいと思います(苦笑)パーツとか体格とかがっしりめなので。最近は、こういう絵の先生はたくさんいますが...そういえば、さくやちょっと前までは、トジツキ先生と、鈴木先生、草間先生ってあやふやになっていたなぁ。角ばった感じや雰囲気が似ているような気がするので。このお話たちは、惹き込まれるのではなくて、入り込ませずに読ませるのかなと思います。穿った感想になってしまいましたが、ほのぼのやダークもあって、さくやとしては、とてもおすすめの本です♪
2008.05.11
そしてっ、一番語りたかった第4巻~っ!!ちなみに今月から雑誌で始まったこの続きの「恋する暴君」は森永が巽先輩をよば...ごほごほ(笑)何だか、未遂でもドキドキ展開らしいのでうっかり雑誌まで買っちゃいそうですううっ、でもこれ以上雑誌(結局は置き場所に困って捨てるもの)を増やすのも...。「恋する暴君・4」高永ひなこ先生海王社「来週、問い合わせろ」それって、先輩も合意ってことですか―!?と舞い上がったのも束の間、週一の約束は反古にされ続け、森永の繰り越しポイントと欲求不満は溜まっていくばかり。そんな時、宗一がストーカー被害に!?身辺警備を買って出た森永は、巽家居候計画を密かに目論むが...?あらすじちゃん...繰り越しポイントってここで書かれても解らないって(笑)いやはや、正直飽き始めていました(3巻が好きじゃないから...・苦笑)だけどやっぱり発売日を知ると買ってしまって...。しかも、コミコミさんで注文すると描きおろしペーパー付だし(絵だけだけど)色々な気持ちが合わさって読んでみた「恋する暴君・4」ですが、もうもうっ!!さくやは、やっぱり巽先輩が好きだと思いました!!(そこかっ!?という感じですが)前回の森永のバイトで、折角巽先輩が素直に時間を空けておいたのに、一緒に過ごせなかったふたりですが、一回約束が駄目になったら、巽先輩が拒否するなんてあたりまえじゃないの(笑)泣きながら「約束の繰り越し」をポイントに計算してひとり危なく楽しむ森永ですが......ヘンタイとかどうこう以前に...15ポイントで巽先輩からのキス、20ポイントで騎○位、50ポイントでフ...。15から20の差がすごくない?(笑)なんでキスから5ポイント+でそこまで進んじゃうの先輩がそんな事、自分からするわけ無いじゃん~!森永、夢見過ぎだよ~(汗)と、おかしな森永を堪能いたしましたが......さくやはここのヒロトくんが、うーん。今は恋人がいないのだろうし、こんな事感想で書いてもしょうがないけど「男に抱かれれば誰でもいい」という感じで、すっごく軽く描かれていて嫌だなぁ。だって、森永だって一応巽先輩という恋人がいるのだし、それを解っていてまぁ、冗談(笑わせる部分)とはいえ誘う言葉を描くのは、ちょっとそういう方たちの関係(相手がいれば誰でも...という感じの言葉だし)を軽く描きすぎじゃないかなぁと、勝手ながら思っちゃいますBLはやっぱり女性視点だし、そこまで深くは読ませないとは思うけど。それはさておき。ストーカーというから、最初さくやは巽先輩がモテモテ!?嘘っ!と、思っていましたが(笑)いやはや、攻撃性のあるストーカーでしたね...。正直さくやは、この流れも嫌いだけど(苦笑)何ていったらいいのかなぁ。中途半端に使う題材ではないというか。特に、このストーカーをそこまで(爆発や放火)させる感情が伝わってこなくて。今の時代を反映していて痛々しいのだけど、でもね...うーん。志水ゆき先生の「是・6」でも思ったのだけど。あとは、都合とはいえ、巽先輩だったらひとりで返り討ちに出来るよね。とか(笑)森永と巽先輩のふたりのやり取りはとても楽しめましたが、ちょこちょこっとこころに、もやもやするものが消えませんでした。(ヒロトくんの言葉然り、ストーカーの行動然り)でもでもっ!!森永と巽先輩が、巽家で一緒に暮らしたよーっ!!すごぉーいっ♪さくやは、かなこちゃんと森永が作ったであろうサラダを見て、ショックじゃった...。あんな豪華なサラダ作った事無いよ~っ!トマトとオクラと絹さやと......材料費だけでも凄いかかるわ...ううっ。エプロン姿の巽先輩は、カフェの店員さんという感じで格好良くてドキドキしました!途端にギャグになりましたが(笑)巽先輩、包丁ぴたっが似合うなぁ...凶悪で。絶対ここだけ見たら受けキャラには見えませんよ(苦笑)森永の妄想も有り得なさ過ぎて、凄い事になっていますが「中途ハンパな天国」なんて言葉、さくや初めて聞きました(笑)......あと、火事のときのあまりにも幸運過ぎる描き方も苦手かな何だか不満ばかりだけど(キスの場面までは正直このお話に飽きているからね・笑)森永と巽先輩のお話は別として楽しめるけれど、現実はそんな上手くはいかないからかなこちゃんが戻りたいといった言葉も、気持ちは解るけど無謀で残酷だし。さくやがそうできるかは解らないけれどそこで同じ事をして命をなくしたら元も子もないから。ましてや森永は他人だし。...........これはBLドリームですけどね♪そーしーてっ、ホテルで弱った巽先輩からの誘い受け発言がありましたが(苦笑)何故同じベッドにいる必要が(笑)欲情を抑えるために円周率を数える姿が、こんなにも切ないなんて...!いや、爆笑させていただきましたが。ちょっとさくやには、巽先輩まで欲情した理由がぴんっとこないのだけど「巽先輩も無意識にでも森永が好きだから、森永が求めているから」と思えばいいのよね。非日常的な事が起こって、すぐさま抱き合える感情が「?」だけど。そして、めちゃくちゃ最初見たときにびっくりして思わず携帯で日記を書いちゃった記念すべき巽先輩からのちゅーっですよっ!!うわぁーっ、今見てもドキドキするーっ!ツンデレのデレってこういう事か!?としみじみ思いましたよ~。もしくは女王様のアメとムチ(笑)巽先輩のを舐める森永の夢中な表情は、凄く色っぽくて好きですあと、森永の自分のために傷を負った部分に擦り寄る巽先輩も...何というか神聖で綺麗なシーンに思えました。意識的にでも無意識にでも、こころからの労わりや慈しみが伝わってくるようで。「理性がぶっとんだ」なら、もうちょっと激しい場面が見たかったけど(にやにや)物足りないのはさくやだけかしら...?最後は同棲決定で、めちゃくちゃハッピーで今回のお話は終わりましたが巽先輩からのキスや、ふたりの同棲とかを考えるとある意味ゴールインというか、終了という噂が流れたのも頷けます(笑)綺麗に纏まっているという感じだもの。いつか、ここで終わっていた方がだらだらしていなくて良かったのにと思う日が来ませんよーうにっ(苦笑)描きおろし漫画ですが、森永が意識を飛ばしていたっていうのがくすぐったいというかなんだか想いの一生懸命さが伝わって、照れてしまいました。受けはよく意識を失うシーンがあっても、攻めキャラがってことは無いので。「かなり...無理させちゃった」...さくやはそのシーンが見たかった(笑)でも、「GUSH」ってライトな表現がお決まりなのかな?(そういう部分とかも今のBL系の中では珍しく描いていないし...高永先生だから?)森永の「愛しい 愛しい 愛しい」というのが、すごくあたたかいというかこの言葉しか無いという感じで微笑ましくて、凄い好きですさくやもひとつだけではなく何度も言葉にしたい位の愛情で思われてみたいわ(苦笑)一緒にお風呂入りたいとか、絶対無理だと思うけどもぅ、森永本当に巽先輩の性格を解っているだろうに夢見過ぎでカワイイな~!でもでもっ!森永が眠っている間に慌ててシャワーに行く巽先輩が抱かれた事に全然動揺していなくって残念だわ慣れちゃっているというか...、前は痛がったりパニックを起こしたりしたのに。やっぱり巽先輩好きと、惰性で読んでいる感が否めませんが第4巻は巽先輩からのキスがあっただけで、宝物です(笑)現在新連載が開始されているけれど、コミックスになるのは早くて1年半後くらいかな?うーん、楽しみなような、どんな展開になるのか不安なような(苦笑)でも、さくや大好きですよ「恋する暴君」ワールド♪
2008.05.10
そして、「恋する暴君」第三巻~♪多分あやふやなんだけれど、一番最初に読んだのはその時在庫があった3巻だった気がします...?1、2巻は重版がかかる前で、どこも品切れだった気がしたもの。「恋する暴君・3」高永ひなこ先生海王社「お前だから、ギリで我慢できてるんだろーが!」と特別宣言はもらったものの、1週間に1度の約束も、うやむやにされ煮詰まっていく森永...。酔った宗一を送る途中、往来で思わず仕掛けてしまったが、それを見ている人物がいた...!......えーっと、最初に言いますが、さくやは3巻きら...ごほごほっ(汗)苦手です...はい。何だろうなぁ、すごくおいてけぼり感というか、解る人だけしか楽しめない雰囲気というか。さくやは、多分(それでも一ヶ月位には全巻読んだ気がするけど)3巻から読んだのですが巽先輩と森永のやり取りが好きで、もっと「このふたり」が読みたいと思って1、2巻も買った気がします。だから、3巻にはふたりにはドキッとしたけど、お話にはぴんと来るものがなかったです。凶暴・凶悪な巽先輩を、翻弄できるキャラが現れて、先輩をここぞとばかりにからかっている内に森永が仲の良い?ふたりの仲を誤解してしまって...というのが、大まかなあらすじですが。何というか、「チャレンジャーズ」を知っている方へのサービス話という感じで...。まぁ、さくやが磯貝を好きになれないだけですが(苦笑)でも、前回「お前だから」宣言を貰った森永が嬉々として強引になったり行動の怪しい巽先輩を尾行したり(本当、森永ってヘンタイだなぁ・笑)いつもながら「攻め方間違えてた?」という森永の手慣れた言葉があったり。あと、先輩がやけに美人さんな時があったり♪凶悪な表情のときも(めちゃ)ありますが、かなこちゃんといる時とか(最初のカラーだった所の箱を見下ろしている場面のとか)髪の毛を下ろしていると、すっごく綺麗なときがあるんですよね!!OLさんスーツを着ていたら、きつめの美人さんってくらいの(にやり)あとは、約束のために奔走するけど、結局森永の方に用事が出来ちゃってせめてキスだけでもと、結構強引に物陰でした後「めっちゃ頑張れる――」にこーって森永が笑うのが可愛いし。森永の勢いに流されて巽先輩がどんどん変わっていってしまう...!(汗)ただ、さくやの好みなんだろうな。どんなにギャグにしていても友人同士でも、人を貶めている場面って見たくないの。題材は笑える事だろうけれど、だから何なの?何がしたいの?って読んでて思ってしまうというか。歌の苦手な人だってたくさんいるのに、何なの?って(苦笑)いや、BLのお話の、しかもコメディの場面ひとつに深く考えなくて良いとは思うけれどね。嫌な描き方だなぁ(イコール磯貝ってイヤだなぁ)と思っちゃった。そもそも「チャレンジャーズ」だって、さくやは巽先輩目当てだし(苦笑)......ここでさくやの困った所は、好きな受けキャラだったら誰を陥れ様がオッケー!ってことだろうな(笑)なので、少しの展開はあるけど(森永にとっては大きな・笑)、一冊として見て魅力あるお話だったかといわれると、さくやにとっては違うかなぁという感じです停滞中というか、本当にただのサービスにしか思えないんだもの。「恋する暴君」ってしたのなら、このふたりを描けばいいのに...。(磯貝って人気キャラなのかな...?)とりあえず巽先輩が好きだけれど、さくやにとっては複雑な本です余計な事を考えないで、描かれているものをただ読めば楽しいのでしょうが。さっき、トジツキ先生の「前略」を読んだ後に、3巻読み返したから余計にお話や雰囲気の無さが気になっちゃうのかな(苦笑)あと、そんなネガティブさ全開で見ているからなのか(笑)、髪の毛のトーンの位置がすっごく気になっちゃいました(汗)それは無いだろうってくらいの場所とか、邪魔な位置とかがあるんだもん。影がつくリアルさを見せようとしているのだろうけど、違和感が出てるみたいな。巽先輩を森永がホテルで押し倒している絵とか、もう気になっちゃって気になっちゃって...!(汗)でも、1、2巻でもそうかも知れないし、お話に集中出来ないから、余計に変な事が気になっちゃうんだろうな~(普段だったら気にならない所とかが)
2008.05.09
続いては、「恋する暴君」第二巻~♪さくやは我侭な事だけど、基本的に攻めの昔の恋愛話とかは苦手だけど、一巻よりかは「読ませるお話」という感じで好きかな。「恋する暴君・2」高永ひなこ先生海王社4年間の片思いの末、ホ○嫌いの先輩・宗一と見事、身体の関係を結ぶ事に成功した森永。ところが、その後2ヶ月、次の機会が訪れない!お預け状態に煮詰まっていく森永のとった行動とは...!?凶暴凶悪、至上最も手ごわい受・宗一に危機が迫る!あらすじを書いていて笑っちゃった!!「見事」って(爆笑)確かに、それくらいの大げさな表現をしたい位の驚愕な出来事なのだろうな~。森永良かったね......にやり(笑)さてさて、2巻ですが、今までは巽先輩の家族や、森永との関係が描かれていましたが、今回は森永の過去の恋人や家族が中心になっていますね。だからかな?さくやは、攻めの過去の恋愛とかも見えるのは嫌なのですが(どんなに綺麗な思い出です。とか纏められても、態々知りたくないというか...)この2巻のお話は、それが無くてはこころに残るお話にならなかっただろうし何よりも、森永が巽先輩に「身代わり」といったら言葉が悪いけれど、昔の恋人の面影を...とかでは、全然(強調・笑)無いので、嬉しいです。お話での攻めの昔語りって、受けは初めて会って予備知識の無いまままっさら(身体じゃなくて、)で好きになっていたりしても元恋人と何処か似ていたとか、未練とかがじっくり描かれているのが多いので。(だから兄の面影を弟に求める華藤えれな先生の「シンクロニア」は本当にきつかった...)...さくやは受け至上主義なので、受けが元恋人をずっと思っていて、攻めが歯痒い思いをするのは楽しく読めます(苦笑).................だから、あまりさくやの好きなお話って無いのよね(笑)そういえば、口絵のイラスト(五話の表紙)めちゃくちゃ好きです!ふたりとも可愛いっ(必死の攻防戦だけど・苦笑)前回、一応脅迫とはいえ巽先輩を抱く事が出来て、(ひとり)恋人気分の森永が巽先輩をそれとなーく誘っても何度もあしらわれることに、我慢の限界が来てしまって強引に行こうとした時の、巽先輩のお言葉...「二ヶ月間我慢できたって事は...、二ヶ月に一度でいいってことだよな」あははははっ!!さくや、本もってぴょこぴょこ飛び跳ねたいくらい、この巽先輩大好きっ!森永(抱きたいと思っている相手)にとっては残酷な言葉だけど、「暴君・凶暴・凶悪」ならそれくらいの上目線で戦いを挑めるくらいの受けじゃなくっちゃねっ♪誘いをさり気無く断りつつ、どれだけ我慢できるか数えていたなんて...!ぷくくっ(笑)好きです、巽先輩(さくやの傍にはふたりともいて欲しくないけど・笑)でも、冷静に考えたら取り引きで嫌々抱かれるよりも、「俺が好きなら退学するな」とか、森永を丸め込む事だって出来そうだけど...先輩はそんな事はしないか(苦笑)うーん、でもやっぱり日常のふたりと、そういうシーンの差が何だかな~。もちろん、高永先生のシーンって丁寧に描かれていて読むには大好きですが森永の言い分が拒絶されているのに、無理矢理というか...。言っている事や、普段は下手に出ていても、こういう時だけ強引で、手馴れているから「男」が抱きたいだけ...って思われてもしょうがない行動なんだもん。こころが欲しいと叫んでいるけど、出来ると思ったら躊躇う巽先輩を強引に押さえてでもしちゃうし。でも、巽先輩だけを何度も翻弄している場面はすごく萌えたけどね!!(笑)綺麗に描かれているシーツ越しのおしりのラインも(照)する回数の為とはいえ、巽先輩がちょっと弱気になったのは、珍しいししかも森永に言い負かされたのにはびっくりです...森永も泣きながら感激するほど必死だったけど(笑)でも、森永って結構ヘンタイな気が...?態々本皮の手帳を買ってきて、約束の日にハートマークつけてプレゼントしたり。しかも、多分これってマークつけた後、包装紙とリボンで包んだって事よね(苦笑)あと、森永に「セ○レ」発言された巽先輩が、熱々コーヒーを森永にかけて怒るシーンがあるのですが、散々怒った後に、コーヒー買ってこいって命令するのが...!何度読んでも涙が出ちゃうくらい笑えますっついに「鬼」って言葉まで森永から出てくるし(笑)理解されない事、とか難しい問題を軽い雰囲気で読みやすく描いていますが重くなりすぎないのは、上手いなぁと思います。「こころに残る切ない恋」に読者まで引き摺るのではなくて、巽先輩の態度や森永の言葉で、振り返らないで、ただ前に向かっているのが解るので。やっぱり作品だから、そういう方々にとって大切な問題を出していてもお約束というか、幸せなご都合的な展開になってしまいますが。しかし、第四話の表紙の巽先輩は「受け」には見えないよ...!(笑)ターゲット(裏切った仲間とか)を見下ろしている悪い人みたい~。うーん、でも流れでは「森永の過去の恋の話を聞いて、無意識にでも嫉妬する宗一」だと思うけれど、何となく「気に入ったおもちゃを取られた感じでもやもやしている。」にしか思えないな~。まぁ、少しずつでも巽先輩は森永の事を色々な意味でも大切になっていっているんだっていうのが伝わる場面もありますが。「お前だからギリギリ我慢できてるんだ!」とかね。でも、正直さくやは森永の「嫉妬かも」という言葉に今日久しぶりに読みましたが、声を出して「嘘でしょ!?」と叫んでしまいました(笑)先輩はそんな人じゃないよ!(多分...いや絶対・笑)やっぱり一巻でもいくつかありましたが、森永の想いの言葉「オレに夢中になってくれないかな」、「俺達の間柄にこれは自然なこと...」と願いつつも「夢かな...」で、ちょっと諦めの切なさも入っているのが切なくて、相手への大きな愛おしさが伝わってきてドキドキします。「せめて...相手は選べよ...」というお兄ちゃんには笑わせていただきましたが(苦笑)描きおろし漫画を読むと、やっぱり森永ってヘンタイだとしか...!髪の毛を触られてくすぐったくて騒ぐ先輩をよそに「新しいポイントはっけーん!」とめちゃ責めるシチュエーションを妄想していたり...。しかも、いつも妄想の中の森永って強気で、巽先輩は弱々しくされるがままだし(笑)もーうちょっと、現実的な妄想をしたほうが...可哀想だけど。あと、理性が切れるのが早いし(笑)今までずっと我慢してきたという割には...うーん。そういえば、理性のことを考えていて思い出しましたが、2巻目の最初の頃のお話の中々先輩が相手をしてくれないと、ヒロト君に解説する時のもともと手が届かない時は「わんこが木の上になっている柿を諦めつつ眺めている」一度でも抱いてしまって、想いを溢れさせた状態は「わんこの目の前にご飯があるのに、ご主人さまにストップをかけられている」というのがね!!さすが森永の切々な実体験の解説で解りやすいっ(笑)今回は「抱く」という即物的なもの(何となく...前回の目標?)だけでは無くて切なさも、過去も現在も恋だけでは無い色々な苦しさも、くすりと笑える場面も描かれていて、一冊の中に色々な感情があって楽しく読むことができました♪バランスが良いというか、キャラだけが魅力的では無くて「お話」があるというか。素直に面白いと思えます。さくやは、このお話好きですっ(巽先輩が好きだからも半分以上あるけど・笑)
2008.05.08
ずーっと4巻の感想が書きたくて、うずうずしているのですが順番通りに1巻の感想から始めまーす♪「恋する暴君」高永ひなこ先生海王社大学生の森永は、ホ○が大嫌いで凶暴で横暴な先輩・巽 宗一にもう4年も片思い中。自分の気持ちは伝えて、キスまではさせてもらったものの、その先なんて夢のまた夢...。と半ば諦めていた森永に最大のチャンス到来!森永の長年の想いが報われる!?久しぶりに「恋する暴君」一巻を読みました(苦笑)あと、結構前にBLCD「」も聴いた事があるので、読まなくても頭に入っていると思っていましたが、やっぱりちゃんと読んでみると新たな発見がありますね~。ある日森永の部屋で酔った巽先輩が、部屋に隠しておいた媚薬を間違って飲んでしまって、媚薬の効果に苦しむ巽先輩の姿に、我慢しきれなくなった森永が襲ってしまって後悔した森永が、大学を辞めて姿を消そうとした時に、許せはしないけど今まで一番身近にいた森永の必要性に気付いて引き止めようとした巽先輩に、辞めない代わりに先輩を抱かせて欲しいと交換条件を出して...という感じだけど...。「チャレンジャーズ」が前提にある所為か、改めて読んでみると「お話の大体は知っているでしょ?」という雰囲気で流れているのが気になるかな...。森永が巽先輩とするためだけのお話というか。都合の良い様に巽先輩の手強さとかが、弱くなっている感じで。まずこのお話から入ると、戸惑うかもしれませんね(汗)前作を知っていれば「良かったね!!森永っ!悲願達成だよっ」と思えるとおもいますが...。さくやは、噂では知っていましたが、当時は「強い受け」が苦手だったりしたので怖い作品だなぁと近寄らないようにしていました(笑)今もあらすじを読んで笑っちゃったけど、「凶暴で横暴」なんて書かれていたらぜーったい手に取るのに度胸がいりますって。挿絵や同人で雰囲気は知っていたし、「不器用なサイレント」を読んで、他の高永先生のお話も読みたいな~♪と、興味はあったけど作風が全然違うかと思うと中々ね...ううっ。そんな「恋する暴君」との出会いですが........今では大好きです!!巽先輩、大好き!(何故か先輩呼び・苦笑)うーん、でも今も手元に置いてあるから一巻を捲ってみたけれど展開が突然ですね~(苦笑)さくやも、読み始めの最初の頃は好きになる流れが無くて(好きがあるのが前提だから)抱く抱かないになっているから、感情が解らなくて戸惑った記憶があるなぁ。森永も強引だし、巽先輩はクスリの所為とはいえ流されているし。巽先輩の、激しい差別とも言える発言には冷静に考えると苦笑いしてしまいますが理由はあるし、「受けキャラ」と意識しないで、テンションの高さに爆笑しながらついていけたら、ひとりのキャラとして可愛いと思えるけどでも、最初はさくや、森永の性格がよく解らなかったのよね...。「チャレンジャーズ」の時はそんなには深くは描かれてなかったけど、うだうだと強調されて書かれるほど、性格は弱くないというか、したたかだし。4年間片想いって言う割には、ある程度は遊んでいるみたいだし。「何故、俺はあの時耐えられなかったんだろう...」という心境は切ないのだけど理性が切れたとはいえ、襲う時は力ずくで襲うし...。綺麗で可愛らしい感じの表現の絵と、テンションに流されるけどお互い意識しはじめたから結果的に良いものの、結構している事は酷いよ~?(汗)よく巽先輩、許したなぁ(許してないか・笑)キャラやテンポが面白いので、惹き込まれてしまえば問題が無いのだと思いますが。だから、結構読んだ後に本棚にしまったままの時期があった気がします。勢いがあって面白いのだけど、BLの「お話」として読むにはどうなのかなと思って。今は、お話云々よりもそれ以上のキャラ萌えがあるので、大好きな作品ですが(苦笑)はっきり言ってしまうと、どんなに大切な後輩や友人でも過去に男に襲われかけて、尚且つ弟を男に取られた(表現は悪いけど・汗)人間がその後輩に、しかも「仲の良い後輩が、抱かせてくれなくちゃ退学する」って脅迫で引き止めるために抱かれるか!?(トラウマというのはそんなに簡単のものか?)と思うのですが、それを言ったらお終いなのよね(笑)だから、その「凶暴で横暴な受け」が売りなのに、お話としては違和感があるけれど巽先輩がさくやは大好きだから、一切問題なーしっ!......どんな感想なの、今日の(無理矢理すぎる・苦笑)何だかお話の確信は全然書いていない気がしますが、この「恋する暴君」は言葉で表現するのではなく、まず読んでみないと伝わらないお話だろうなと思います。もちろん、合う合わないは特に極端にある作品だと思いますが一度惹き込まれれば、手放せなくなります...........ちょっと3巻くらいで飽き始めたけど(笑)4巻を読んだら、恋する暴君好きパワー増大ですよん♪...って、これは一巻の感想だってば、さくや(苦笑)高永先生の攻めキャラの中でも、森永って抱いている時に必死というか頬が赤くなっていたり、汗が描かれていたり、情けなかったり(笑)全力で「愛しています」というのが伝わってきて、いちゃいちゃシーンは凄く好きですあと、こういう表現や昔の相手を思わせる言動が、好きか嫌いかは別として「男性を抱くのに慣れた感じ」の発言が森永には結構あるので、何となくリアルというか。(丁寧にほ○したとか...他の巻でもいろいろ)まぁ、巽先輩を「かわいい人」って森永が思っているのにはびっくりしたけど(笑)うーん、読み返していると「朝なんか来るなと心の底から願っていた」とか、きゅんっとなる場面が結構あるな~。最後ハッピーエンドかと思いきや、「気持ち悪いことを言うな!!人をホ○みたいに」と叫ぶ先輩には何度読んでも、爆笑させられます...にやにや。(ちなみにさくやはこの言葉が差別的な気がして、苦手なので伏字を使っています)コメディー色が強いので、森永と巽先輩のやり取りを読むだけでも楽しめるし、BLとしても読めるし(勿論立派なBLですが)、色々と言葉では語りつくせない魅力のある作品だと思います!強気というよりは、凶暴受けが好きな方にはおすすめです(書いてても苦笑いしちゃうけど、凶暴受けってどれくらいいるのかな?・笑)
2008.05.07
さてさて、昨日の感想の「桃色純情男子」の続編です♪こっちもどこが好きというよりは雰囲気かな...?「桃色恋愛事情」桜巳亞子先生アクアコミックス親友の鷹狩と付き合うようになった山口は、ある重大な悩みを抱えている。鷹狩に......どうやら愛されすぎているようなのだ!贅沢な悩みかも知れないけれど、感情を隠さない彼の所為でふたりのカンケイがバレてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしどおしの山口で――!?よく、初出を見てみたら短編のひとつがコミックアクアに掲載で、あとは同人誌からなんですね~。不思議なコミックスの形態だなぁ。絵柄も格段に綺麗になっていて(目は何となく魚系なのだけど・汗)、安定していてあまあまで読みやすいお話たちばかりです。「桃色シリーズ」鷹狩と山口のお話ですが、最初お互いの想いはどうであれ、体から入ってしまった関係を後から「恋愛」として意識していく過程が、じっくり描かれていてドキドキしたり、苦笑いしたりしながら読めます。山口が抱かれる立場ゆえの体の変化に素直についていけない葛藤や、どんどん人の目が気になってしまって、鷹狩を避けてしまうのがちょっと、最初を読んでいるとキャラが変わりすぎかなぁという感じがしますが(苦笑)、好きなのだけど困ってしまう、乙女にぐるぐると悩む山口がカワイイです。(ちょっと何話にも亘っているのでしつこいかなぁという感じだけど・苦笑)鷹狩も、山口の気持ちを察して抱きしめるだけで我慢したり、かといえばクラスメイトの前でち○びを舐めたりと、どんどんキャラが崩壊しているのですが(笑)それも、山口を溺愛する一心だと思えば、にやにやしながら読めます山口からの「好き」という言葉が聞けないという場面も「言わないんじゃない、言えないだけだ」と、ちゃんと鷹狩は葛藤を解っていて理解しているのが伝わってきて、優しさでいっぱいです山口がおろおろする分、鷹狩が想いを解ってもらおうと、自分と同じくらいでは無くても好きになってもらおうと全力でたくさん山口を構っているので、すごくあまあま♪でもメンタル面もちゃんと描いてあって、主導権を握られて抱かれる事に戸惑う山口が抱かれるのが嫌では無いけれど、怯えたりして拒否してしまったり鷹狩がそれに気付いて、途中で止めたりと想いがいろいろな事を乗り越えて形になっていくのが丁寧に描かれていると思います。あと、恩田と緑も出てきますが...(前巻のあとがきのトラウマは消えてないのよ~・笑)どうしても、どんなにラブラブでも、穿った見方をしてしまう...。緑は好きなんだけどなぁ。別物だって考えればいいのだろうけれど...恩田がいい加減な発言もあるから...。うーん、あの言葉を読まなければ純粋に楽しめるのだけどこればかりはね...。(↑前巻をこっちのラブラブを見た後に買ったから、余計にショックが...。)でもでも、鷹狩と山口のお話は、学生の生活の中で、精一杯お互いを想っているのが伝わってきて、楽しめました!何より、攻めの鷹狩が頑張っているのがすごくカワイイです鷹狩の家に山口が泊まりに来ている時も、鷹狩ママに「(ふたりで)ゲームでもしてたの?」って聞かれると「いや、マジだから。遊びなんかじゃねーよ。」と、何のお話してるの!?(笑)って感じで、全然会話がかみ合っていないのが楽しいです。山口と常に一緒にいたい鷹狩の必死さが伝わってきて(苦笑)しかも、勝手に「同じ大学を受けて同棲して、一日中山口を監視」とか決めているし(笑)うーん、ラブラブなお話は良いな~!!(お花がぽぽんっと浮かんじゃう)何となく、前巻は読まないで、この巻だけで楽しむ方が良いんじゃないかなぁと思いますちょっと矛盾も出てくるし、「桃色恋愛事情」も短編だし、こっちの方が丁寧に気持ちが描かれているので。鷹狩と山口、さくやは大好きですそして、後はシリーズとは違う短編ですが「与える男」同期だけど上司の寅井にコンプレックスを持つ水沢のもとに、ある晩部屋を間違えて出張「ホスト」として寅井が訪れて、口止めの為に襲われて...というお話なのですが...........いやはや、さくやの好みを解る方はね、解るはず(笑)寅井は借金を返すためにホストの仕事もしているので、どんなに雰囲気が甘くなっても「仕事」は続けていくんですよね...。こういうお話って、他でも読んだことがあるのだけれどただ、さくやの我侭な好みだけと、現実じゃなくて夢を見せてくれてもいいんじゃないのかなぁって。例え綺麗事でも「恋人になったのだから、ホストの仕事は止める」とか。「水沢とはしたくてしたんだ」とか......どこが嬉しい?(苦笑)さくやには無理だわ。もちろん、親の借金とかお金の為にそういうお仕事で大変な方もいると思うし、さくやだって何年か前に突然お父さんが倒れた時は、頭の中が真っ暗で(白じゃ無くて、黒なの(笑)現実逃避よりも考えなくちゃいけないから)その時は大丈夫だったけど、本当にそこまででは無くても考えたというか、覚悟した事があるから何とも言えないけど、BLでくらい、夢が見たいのです(笑)だからこういうお話は嫌い。「純愛オオカミ・となりのオオカミ」学生寮の同室のふたりのお話なのですが、攻めはずーっとアピールしていて受けは冗談だと思っていて、受けが失恋して傷心なのをいいことに攻めが抱いてしまうというお話なのですが...テーマは「言葉責め」らしいのですが...さくや、そんなに言葉責めだと思わなかったな(笑)...あーっ、何だかどこにだか解らないけれど、戻れない気分!(涙)でも、攻めが受けを好きな気持ちでいっぱいなので、すごく好きなお話です襲われて、でも真剣な想いに戸惑う受けに、何故か敬語で付き合ってくださいと必死でお願いしたり、考えさせてと返事から逃げようとする受けに「せめてキスだけでも...」とお願いするのが、そんなに好きなのね!という感じでドキドキします...にやにや。あともうひとつ、短編が入っているのですが...これはどうなのかな...。「恋と仕事」取引先の店長の事を気になってしまう営業くんのお話なのですが力技というか、雰囲気で(も無いくらいなのだけど)もっていっているというか...。想像で何が言いたいかは解るのだけど、お話の中からは伝わってこないような。途中までは淡々としてても柔らかい想いなのに、突然最後へという感じで。ちょっとさくやにとっては残念なお話でした。学生同士の戸惑いや甘いお話を読みたいときに凄く良いと思います♪鷹狩と山口は、遠巻きでいちゃいちゃしているのを見ていたいようなふたりです(近くでだと甘すぎてむむっとしちゃうわ・笑)
2008.05.05
最近はコミックス感想が多くなってしまいますね(苦笑)ついつい、書きやすいので選んでしまいます「桃色純情男子」桜巳亞子先生アクアコミックス親友の鷹狩と山口は、人前でキスをする関係。最初のうちは笑いをとるためだけにしていたけど、いつの間にか二人きりでもキスするように。ついに鷹狩に押し倒されてしまった山口の貞操は――!?初出を見ると、全部同人誌からなんですね~。ちなみにさくやは、続編の「桃色恋愛事情」から読みました。うーん、はっきり言うと、雰囲気が好きなんです。親友の二人で、意識も全然していなくて、ただクラスの笑いをとるためにキスをしていて女性といるところを見ていたりと、恋愛じゃないはずなのに何かがきっかけで始まってしまったという感じで、ドキドキしてくるようなお話で。「甘酸っぱいなーっ!!」と叫びたくなるような(笑)鷹狩は早い内から、山口を想い始めていて(抱く夢を何回も見て悩んだり・苦笑)山口も「何となく流された」から、何故男同士なのに鷹狩とキスが出来たのか?など、根本的なことをちゃんと考え始めて、両想いになっていくお話なのですが、鷹狩の想いは、結構他の子にはいいかげんだったけど山口には真っ直ぐだし、山口も好きだと認めるまでが凄く戸惑っていて可愛いです♪戸惑う山口が、恋愛をしているなぁという感じで。「どうして、なんで?」と、恐々悩んでいるのが可愛いーっ!鷹狩もそんな山口を見てきゅんっとしているのですが(笑)、さくやもきゅんっ(笑)「男同士でおかしい」という戸惑いから、中々声では「好き」と鷹狩に言えないけど表情が伝えていて、また、鷹狩も我慢できないときもあるけど、ちゃんと山口が答えを出せるのを触れるのを躊躇ってでも待っていて、お互いの想いを形にするのに必死でカワイイふたりだなと思います最初の絵が苦手なのですが(なんだかすごい男らしい感じの絵で・汗)、途中から絵柄がキレイな感じに変わったり、読みきり形式で掲載されているので読みやすいかなと思いますただ.............ちょっと「目」が魚っぽい...(汗)なので、大々的にはおすすめできないのだけど、さくやは好きなお話です溺愛攻めと、素直な受けの組み合わせだし。あと、鷹狩の従兄弟の恩田のお話も入っているのですが、さくやは最初このお話の受けキャラの緑が好きなのです。遊び人の恩田に、一番の友達だった緑が突然告白をするはじまりで、緑の美形で女子から告白もたくさんされるけど、好きになったのはいいかげんな恩田で思わず告白してしまったけど、ただ傍にいられるだけで良い、というのがね~!クールだけど、恩田の前だと真っ赤になってしまって、「つきあう」というのも「抱かれる」なんて考えていないのが......ある意味流れでは普通...かな?って。恩田は「つきあう→抱く」と考えていて、緑の気持ちが解らなくて悩むのですがこういうお話ばかりを読むと、告白しました!、はい次!(苦笑)って感じたけど告白したけれど、友情の延長上(曖昧というかあやふや)って場合も多いと思うのよね。恩田も緑も、今までは女性を恋愛対象として見ていたのだし。いくら緑が恩田を好きでも、抱かれるまですぐには考えないというか。結局、意識してどんどん緑を好きになった恩田が我慢が出来なくて襲ってしまうのですが「好きだったら抵抗するな」という言葉を守って、泣きながらも抵抗しない緑がね...。いつもクールなのに自分の為に...と思ったら、これは、恩田も落ちるよね!という感じで(笑)さくやも、緑に落ちました...可愛いのだもん~!......このお話好きだったの(過去形ですよ・笑)あっ、ちなみに緑は今でも好きです。後書きにね......本当に些細な事だし、あれなのですが...「同人誌では恩田が他のキャラと...」って先生のコメントで書いてあってね(苦笑)ちょっと、さくやとしてはこの言葉がぐるぐるしちゃって。このお話がベースで、尚且つ他のキャラとだったら嫌だなぁとか(涙)企画ものとか、それ以前に桜巳先生のキャラなので、どんなお話があっていいのですがこのコミックスで「恩田と緑」のお話が大好きになったのに、それは無いだろう...と(笑)今までのドキドキが台無し...(小声)なので、本当に小さな事で、さくやはちょっと変かもしれませんがこのコメントが小骨のような感じでもやもやと残ってしまって、純粋に楽しめなくなりました。うーん、普通だったら「そんなお話もあるんだ~♪」で済ますところなんでしょうがちょっとね(苦笑)でも、何度も言いますが恋になっていくドキドキ感や、戸惑いはしっかり描かれていて雰囲気は大好きなお話です年頃の男の子同士だけど、恋になったというのが可愛くて。でも、雰囲気が好きだからこそ、感想を書くには難しい(苦笑)読むと伝わるのだけど...という感じだけど、好きと苦手で分かれるだろうなぁ。
2008.05.04
こつこつと感想を書いて行きたいと思います!だって、数ヶ月前に突然「複数の攻めに愛されている受けのお話が読みたーいっ!」と突然思い立ち、感想サイトさん等を巡ってある程度纏めて購入したら全部合わなかったり(笑)、色々書かないだけで書きたい感想(この複雑な気持ちを語りたーいっ・汗)はあるので、今月はいっぱい感想を書くぞーっ!!(気合)まぁ、はっきりいって3○ものだけど(笑)発売しているし、有名な作家さんだけどお話が無いのが多すぎて、びっくりした...。だから3○ものって商業系だと少ないのかな...。でも、とりあえず今回のはライト系(絵もお話的にも・苦笑)のコミックスの感想です「こいつが18なら俺40」オオヒラヨウ先生文苑堂大弘が言った「18になったら結婚してやる」という言葉を信じ、誕生日を心待ちにしていた甥・拓也。ところが、大弘から専務の娘との結婚宣言を聞き、卓也はついに強硬手段に―――!?「こいつが18なら俺40」仕事が出来て、ちょっと気難しい40歳の大弘と、ずーっと幼い頃から結婚宣言をしてきた甥の拓也のお話なのですが、拓也は毎年必死でも大弘は子供の戯言と思っていて、相手にはしていなくて(苦笑)やっぱり40歳といっても、キレイな感じに描かれているのですが、仕事でぎっくり腰になったり、顔のしわや痩せ型の体型が、すごく現実的です(笑)寝ている時に拓也にキスをされて、慌てて見合いを進めようとしたらそれに気付いて怒った拓也と口論になるのですが「俺はオッサンだ!」、「オッサンじゃないっ!」と言い合うのが、もうなんだかなぁで。拓也に襲われてしまいますが、大弘も強く想いをぶつけられて少し流されそうに...なところでおしまいなのですが、拓也の幼い頃からの一途な想いが可愛いお話でした。でも......あまりこころに残らないかな(苦笑)楽しいのだけど。ライト過ぎて物足りないというような。「こいつが18なら俺40―introduction―」幼い拓也が、いかに頑張って大弘に「結婚、結婚!!」と騒いで、アピールし続けていたかが解るお話なのですが...こんな騒々しい甥はイヤだわ(笑)しかも、もちろん大弘は子供の言っている事だと相手にしていませんからね~。でも、軽くあしらえば子供だから大泣きしてわめくし。拓也の将来(18歳以降)が、めちゃくちゃ気になります。笑ってしまうくらい半端無い執着心なので(笑)「恋に落ちたら」自分に好意を持っている地味な受けを、ほんの一時の遊びとして綺麗にさせていく攻めがうっかり自分も受けのことを好きになっていたというある意味お約束ストーリーですが(苦笑)攻めと想いが通じ合っているのに、受けがいつまでも「付き合ってもらっている」と思い込んでいるシチュエーションは、好きといえば好きなのですが(両想い限定で)ちょっとこのふたりには、ぴんっとこなかったかな...。この先生の絵の特徴だと思うのですが、結構線が少なめのシンプルな絵なので「受けの綺麗さ」や「攻めの格好良さ」が伝わらないというか。だから、なんで受けはこんなにも見下されているのにこんな攻めが好きなんだ...!?と、ちょっとむむっとしちゃうような。でも、ラストはハッピーなので、キレイにお約束を読めていいのかな...うーん。「素直に愛してる」少し強気受けと、格好良いけれど素直な子供がそのまま大きくなったような攻めの恋人として意識し始めるまでのお話なのですが、もうちょっと説明が欲しかったかな~(苦笑)すごく、ふたりのやり取りは好きなんですけどね。突然友達だと思っていた攻めにキスをされて、怒った受けがそれは錯覚だと「お前に恋人が出来るまで会わない!」と宣言するのですが女性と会っている攻めを見て、ショックを受けて、自分の気持ちが解る...という流れで最後は仲直りして恋人同士に...なのですが、攻めは女性とは付き合うなんて無理だから、宣言を取り消して欲しいと泣きつくのだけどだったらあの街中での女性とのシーンは何なの?(苦笑)素直に考えたら、受けに会いたいからとりあえず知り合った女性とデートした?という事なんだろうけれど...結構女性に対しても受けにも酷くないかな~?(汗)最初から、どんなに受けが頑なでも、説得しようとすれば良かったのに...。想いを伝え合う大切な部分が曖昧に描かれている感じがして、残念だなぁと思いました。設定やキャラは面白いのだけどな...。「遠距離恋愛は続く。」会うまではわくわくしていて、でも会ってみたら相手の知らない日常がどんどん見えてきて、傍にいることの出来ない事が不安になってしまう、という転校して攻めと離れてしまった受けが、夏休みに泊まりで会いに来るお話なのですがそれが中学生だからこその子供な幼い気持ちでもあってさくやは、このお話は好きかなと思います。これが高校生だったら、どうかなと思う内容なんだけど、ちょっとした設定の荒さが、ふたりの幼さと合ったというか。でも、え○ちシーンはいらなかったかな~?(苦笑)悩む受けと、受けの不安な気持ちが解らない能天気な攻め(ここが子供らしさというか)のすれ違うお話ですが、「遠距離恋愛って無理かも」と呟く受けに怒った攻めが勢いで「別れるか!」と叫ぶのですが、嫌だと抱きつく受けに攻めが「ほっ」としているのが、何ともいえないくすぐったい思いがしました。「SとMの事情」さくや、この攻めキャラ嫌い(汗)Sと意地悪は同じなのかな~?どうも説明ほど魅力がなかったです。だから、そんなキャラがいい様に受けを扱っているのは、むむっとくるの(笑)ただの子供がおもちゃを欲しいと騒ぐのと同じような我侭を「Sキャラ」って描いているのも、ちょっとね。なので、ラストの数年後でS○衣装のふたりの描写で冷めちゃったというか。それまでの、「受けが好きだけど苛めてしまう攻め」と「逃げる受け」のままだったら楽しかったんだけどな。学校帰りに「何食べたい?」って受けが言ったら、「おまえ」ってかえす攻めで終わっていたら...(この場面は好き・苦笑)「こいつが18なら俺40―おもいで編―」付き合い始めて、大弘の女性との過去とかも知っているから、自分が初めてじゃないと悩んでしまう拓也のお話なのですが...そんな無茶な(笑)でも、今、強引だったとはいえ約束を叶えて一緒にいてくれる大弘の存在に安心する...というお話なのですが、拓也の執念って凄いなぁと(笑)さらっと読めるけれど、でも...という感じかな。面白いのだけど、こころには残らないというような。それは絵の雰囲気とかもあるかもしれませんが、でも読むと楽しいなと思えます設定も、ある意味特殊ですものねっ(貴重な本だなぁ・笑)短編集なので読みやすいと思います♪
2008.05.03
drap連載中の「わんことにゃんこ」の、コミックスと本誌連動の応募者全員サービスの小冊子が、今日届きましたー!!(ちなみにこちらは原作)さくや、来月発送だと思い込んでいたから、びっくりしちゃった(笑)何というか、小冊子でも何でも最近のBL系の応募者全員サービスって発送までにすごく時間が掛かる気がするので...(汗)昔はもう少し、早かった気がするなぁ。なので3月頃は「早く届いてよ~っ」と思っていましたが、今月はすっかり忘れてたわ(笑)あれれ~?でも5月発送じやなかった?何かの締め切りとかと、さくや勘違いしているのかな~?梅沢はな先生の時が、drap小冊子応募が初めてでしたが正直、その時よりも漫画が充実していて、嬉しいです(汗)貴重だし、コミックス掲載が無いって判っていても、数枚の漫画とラフ画とBLCDレポの再録はちょっとどうなのかな...と思ったので(苦笑)今回の天咲吉実先生の「わんことにゃんこ」小冊子は大満足でした♪ネコ耳メイドなどが好きな友達が、プラスチックのネコ耳を持っていた事で本物の様な「ふわふわ」以外は邪道だとネコ耳について熱く語るジュンヤと、ついていけないと思いながらもジュンヤの為ならと誤解しながらも、ネコ耳をつけてジュンヤを誘惑するアツが可愛かったですっもう、ふたりとも可愛いよ~!(笑)ジュンヤがどんどんヘンタイになっていくし(苦笑)ネコ耳について、猫大好きなジュンヤはプラスチック製は邪道だっ!!と語っていましたがさくやは、「つける」ネコ耳は萌えが少ない事に気付きました...ふーっ。おもちゃよりも、ちゃんと生えている方が良いっ!!!(このお話読んでから、ずっと叫びたかった・笑)結局偽物だと思っちゃうからかな...?無いものねだりというか、外れたら夢の終わりだし。醒めるのと現実に戻るのが呆気無いというか、早いというか。薬を飲んだらネコ耳が!?とか、擬人化とか、Lamento(笑)は大好きだけど。天咲先生のコメントで、応募券とお金が掛かる事に恐縮していましたが、すごく嬉しい言葉でした。本当に高いけどね(笑)貴重という事だけで、350円くらいは払っている気がする(苦笑)そして雑誌では中々描けないネタと書いてあって、そういうものなんだぁと。よく思い出してみると、確かにネコ耳をつけるお話は無いですね(高永先生が同人で(あれは擬人化かな?)出されているけど、やっぱり雑誌では無いし)ちょっと、商業誌のボーダーラインが見えました。でも正直、一番難しいネタかも知れませんね(笑)好きな人は好きだけど、漫画で描くとただのネタっぽくなってしまうというか。見ているのは好きだけど、雑誌掲載の内の一話とかではなくて、商業コミックスとしてそういうお話を求める人はすくないかもしれないなぁ(さくやは見慣れたけど、ある意味特殊プレイだし)さくやはアツが好きで、ネコ耳アツはもちろんめちゃくちゃ可愛いので大満足のお話でした!ほんとにほんとーにっ、可愛いっ!!照れながらも、ちゃんとにゃんこっぽくしようと頑張るのが、さくやまでドキドキ(笑)突然現れたネコ耳をつけたアツに「落ち着けオレ...!(脳内妄想を幻覚で見てどうする)」と一瞬その場を逃げて現実逃避しながらも、「幻覚アゲイン!」とこころで強く思っているのがもう...もう...格好良いのに思いきりヘンタイなのね...ジュンヤ(笑)ちょっと、このふたりのお話に飽きかけていたさくやですが(苦笑)、とてもこの小冊子は楽しめました♪でも、アツがジュンヤを無意識に翻弄しているのが好きなので、あまり従順になって欲しくないな~。この日記、ネコ耳って言葉ばかりでイヤだな(笑)さくやは生えている方が好きですからね~!(こだわる・苦笑)
2008.04.25
「恋する暴君」4巻が届いたので、今最初にどんな感じかぱらぱらとめくっていて、相変わらずハイテンションだなぁと苦笑いしていたのですが......がっ!!!きゃ―――――っ!!!!!巽先輩から森永へのキスがあるよーっ!!本持ったまま仰け反って、きゃーきゃー言っちゃったよっさくやが照れちゃったよ(汗)あまりの照れに、本を放り出して日記を書いちゃってます(笑)うわぁ、あの巽先輩が...森永に、きっ...きっ...キスを......っ(動揺)その後の展開とか見ないで、思わずパソちゃんの電源を入れて書いていますが......巽先輩が森永に、自らキス!?...やー、なんかさくやお赤飯炊きたい気分(笑)森永に飛びつくように、巽先輩が...うわぁ、にやにやしちゃうぱらぱら見ている時、ちょっと展開が苦しいかなぁとか思っちゃってごめんなさいっ!!さくや、高永ひなこ先生好きーっこのシーンだけで、延々と書けちゃうからここら辺で、書き込み終了しておこう(笑)その前に、ちゃんとコミックスを読みなさいって感じですが(苦笑)思わず興奮しちゃったんだもん~!
2008.04.13
.........ちょっと恥ずかしい(苦笑)でも、昨日1巻を読んで、神谷が好きだと実感したばかりだし!!(2巻は本棚に入らない積み本の中で行方不明に...整頓しなくちゃ・汗)大和名瀬先生のサイトで「ちんつぶ」の第三巻の発売予定の告知があったみたいですね!うわぁ~、何年越し?(汗)CDまでなったのに、コミックスだけは全然発売する気配が無くてBLCDには音だけで続編があるという、変な状況でしたが。いつかはBLCDも聴きたいけど、でも「ち○○」って叫んでいるCDはいたたまれなくてまだ辛うじてある乙女こころでブレーキがかかっているさくやです(苦笑)伏字が2個なのも、オトメコゴロ(笑)どうやら今年中には発売みたいなので嬉しいです!神谷と岩淵(だっけ?・汗)がどうなったのかが気になるんだもの~っ元に戻ったとかはもういいから(笑)
2008.04.12
今回もちょっと発売してから時間がたった、尚且つマニアックな設定のお話の感想をまいりまーす♪...最近、こういうのしかさくや読み返してないから(笑)少しマニアック設定な感想が続く気がする(苦笑)「Love+α」神崎貴至先生日本文芸社幽霊の恭介と幼なじみの佳槻の愛にはさまれる祐也。二人の間で恋に揺れる裕也の危ない学園ボーイズラブストーリー。悩ましい3○LOVEの果てに選んだカレシは!?フラチなラブトライアングルストーリー......この「3○」を期待すると、ぽいっと本を放り出したくなります(苦笑)はっきり言って3○じゃないですもん。でも、ちょっと特殊なBLだと思えば、今までにあまり無い設定だし、楽しめると思います!主人公の祐也は、事故で亡くなってしまい、幽霊になっている同級生だった恭介と生きている時に恋人同士になりたかったんだと告白をされても冗談だとかわしながら、同情からか、他の気持ちからか、事故現場でふたりで話す日々を送っています。それを面白くない祐也の幼馴染の佳槻(和希ヘアだから和希に見えちゃう・笑)は、お寺の息子で、恭介を力ずくでも成仏させてしまいたいと思っています。恋人になってくれて、幸せな祐也の顔を見たら成仏できると笑いながらいう恭介でも、本心は成仏した方が良いとも思っていて、でも何時までも祐也の傍にいたいし、だんだん祐也にキスしたい、抱きたいという欲求が出てきて勝手に生きている人間の身体を乗っ取って、祐也を襲おうとしたり祐也の手に乗り移って、自分でさせようとしたり...出来れば何でもいいのか!?って感じですが(笑)でも、強引にしているようで、それは生きている佳槻への焦りだったり幽霊の自分では、自分として祐也に触れる事も出来ない切なさが所々にあって。佳槻も、昔から好きだった幼馴染の祐也を、幽霊になってまでも諦めきれずに求める恭介を嫌なライバルと思いつつも、どこか邪魔だと思ってもそのもう人間としては触れられない苦しみも解るから、強気に出れないところもあって。この不思議な攻めのふたりのバランスが、読んでいて心地良いです。あっ、最初は佳槻は抱かれたいといっているけど、無闇に他の人間に乗り移って祐也を襲うよりは、自分に乗り移れと、恭介に自分を乗っ取らせて、祐也を抱いてから攻めに目覚めました(笑)綺麗系の受けが、攻めに目覚めるのも、読むのって楽しいなぁ(笑)どう見ても絵柄は元々攻めっぽかったけどね(苦笑)ずっと祐也の初めてが欲しいと言っていた佳槻だから、そうしてから佳槻+恭介で抱いた方が、良かったんじゃないかな...。ころっと意見が変わっちゃうのが、ちょっとあれれ?って思っちゃったけど。佳槻って「8年分の祐也への想いだ」とか言ってたのに~。どうも...、表紙で白いジャージ(?)を着ている黒髪の子が祐也だから何だか一番男っぽいから、ふたりの勢いでどんどん抱かれちゃっているのが可哀想というか、何と言うか(苦笑)祐也を抱きたい恭介と、祐也に抱いて欲しいと思っている佳槻のドタバタ劇なのですが「3○」とかいう割には、全然そんな感じではなくて都合の良いお約束無しで、「幽霊の恭介は祐也に触れない」となっているので触るときは佳槻に乗り移って...という表現なので、絵で見ると佳槻と祐也か唯一触れる夢の中で、恭介と祐也の、どちらかとの描写なので、まったく3○っぽくないです。だから、普通に受けとふたりの攻めの三角関係だと思って読めるし................それがさくやには物足りないというか(苦笑)買う時は、想像したままだと思ったんだもんっこういう表現は違うかもしれないけど、何だか少し冷めるくらい現実的な部分もあって。佳槻に乗っ取らせて、恭介が祐也を抱いているんだって言っても結局は描き方も、読んでいる印象も「佳槻と祐也」だし。だったら、触れるっていう設定にした方が、時に邪魔になってしまうような現実感も無くて、よかったかなと思います。たとえ、お約束で、ご都合ストーリーでも恭介も祐也に触れて、佳槻と一緒に祐也を抱いてくれたら、さくやはもっと楽しめたのだけどなぁ~(笑)でもでもっ、その現実な部分があるからこそ、なんだかすごい三人の想いの繋がりが強くなっているというか、読んでいてこれもアリだなぁと萌えとは違うけど、楽しめました祐也が、もしかしたらちょっと流されている&突然の恋愛にびっくりしていてるのでも(でも同情と、幼馴染を失うよりはというのがきっかけだと思うけど・苦笑)「ふたり」を好きならしょうがないと、佳槻と恭介もいがみ合いながらもふたりで協力して、祐也を愛しているしなんだか、読んだ後は不思議な気持ちになりました。こういう恋愛もあっていいかもね、って。これで3○が本当にあったら、全然違う感想になりますけどね(笑)その時はプレイとかを見て(読んで)いるだろうし。祐也が、めちゃスポーツマン系なのが、最初読んでいて戸惑ったけど佳槻の元々受け志望を考えれば、そういう設定で無いと面白くないだろうしお話の流れで、祐也は佳槻を抱くんだろうな~と思っていたので、それが違った時もびっくりさせてくれたし、飽きさせないお話だと思います神崎先生のお話って、何気に家にあるのよね(汗)どれも、電子本サイトのサンプルを見て、興味を持って本を買うって方法で。昨年発売した「会計士と傾きはじめた家の息子」というCPの本も読みたいのだけど短編みたいだし、手を出すべきか否か...うーん。幽霊とか、終わっているゆえのやるせなさとか恐いお話では無いですが、苦手な方はいると思います。でも、題材は切ないはずなのに、なんだかあたたかくなる不思議なお話ですきっとこのままじゃいけないと思うけど、幸せな未来しかこの三人には思い描けないような。でも、3○じゃない。(さくやしつこい・汗)
2008.04.04
ちょっと古い作品(2001年発行)ですが、最近買って読んだので、感想いきまーす携帯の電子本の広告でうっかり惹かれちゃったのよね(最近こういうのばっかり・笑)「おまえの虜」神鏡智先生マガジン・マガジン短編がたくさん入っていて、お得感はありますが...絵が何ともいえないかな(苦笑)コミックスも何冊か出されているし、人気もあるのだろうけど線が雑というか、乱暴な感じかな...もったいないなぁ。これが同人誌だったら我慢できるのだけど...。でも、マニアックな萌えごころをくすぐるシチュエーションがあります♪「おまえの虜」ホスト同士のお話で、NO.1の日下部が、最近頭角を現してきた椎名の生意気さと、成長に嫉妬して、でもその意識がだんだん抱きたいという方にいってしまって(苦笑)襲ってしまうお話なのですが、日下部はいつの間にか「好き」って気持ちになっていたし椎名は日下部に憧れていたので、なんだ両想いだったんじゃーんっ!と(汗)結構、軽いお話です(これが目当てだったのだけど・苦笑)でも、日下部の意識が好きになっていく過程はちゃんと描かれているしあまあまなお話なので、好きかな。椎名を縛って...とか、さすが「ピアスシリーズ」って感じだし(でも絵柄が...・涙)ちょっとそういうシーンでもギャグとか入っているから、「好き」って表現にしたけど愛情には、この時点では思えないのが難点かな(苦笑)「瞳を閉じて オレを視て」元彼に騙されてオークションにかけられ、集まった数人に目隠しで乱暴された晶が、後に優しい攻めの森川に出会って、最初はお金を貰う為だけに抱かれていたけど、どんどん森川の人柄に惹かれていく、というお話なのですが、その森川は実は晶をレ○プしたくて、権利を落札した人間のひとりで、オークション画面の写真を見て一目惚れをした...という、ちょっとダークなお話なのですがいらないギャグとか、雰囲気を壊す言葉とかがあるのを除けばこの本の中で、一番好きなお話です!好きだった人に騙されて傷ついた過去を苦しみながら、森川となら...と幸せを見出そうとする晶と、レ○プ犯のひとりだとばれたら...と考えながらも、気付かれたら告白しようとそれまで秘密にしておこうと思っている、森川なのですが森川の考えが、ばれても「晶に自分の想いを正直に全て伝えれば、許してくれる」とか、ちょっと、それって酷いんじゃない!?と、さくやはむむっとするのですが晶は森川にメロメロだし、森川も抱けるのが嬉しくて泣くほど、晶を求めているし...勝手にしてなさい!!というふたりで(苦笑)でも、森川は気付いて欲しいような、欲しくないような微妙な感情を持て余しながら、晶を強烈に求めているアンバランスさが恐い感じで、ハラハラします!さくや、攻めが愛情深くて恐いお話大好き(にやりっ)これがちゃんと、シリアスだったらすごいお話なんだろうけど、余計な言葉がね...ううっ。晶の言葉に「→」とかついていたり。シリアスだけで読みたいなぁ。「DOUBLE CRASH」走り屋(というのかな?・汗)の敵同士だったふたりが、受けが攻めを事故にあわせた為に謝罪として抱かれ続けて、足の不自由な攻めの為に受けが意思を継いで走るお話なのですがこれは、神鏡先生は楽しまれて描いているな~というのは伝わります(苦笑)でも、さくやは苦手だなぁ。負い目を感じる受けと、いつしか愛情を持っていた攻めという設定は好きだけど。「真赤な糸で縛られた」何もかも嫌になってやって来た山奥で迷ってしまい、山の神社の神主さんに助けられたのは良いけど、修行だと称して色々されちゃうお話なのですが...これも苦手です(汗)お話がはちゃめちゃというか(苦笑)これで神主さん(若い青年)が、受けに運命を感じて襲ったとかなら、また話は違うけど迷った人間にいつも「修行」として、襲っているような件があるので、最後に両想いになっても軽い雰囲気というか。「修行」もSMだし、プレイが描きたかったのかなぁ?と思っちゃう...。「たべごろ先生」先生(受け)と生徒(攻め)のお話で、先生を好きで、我慢できなくて襲ってしまう生徒のお話だけど、実は両想いだったのよ♪お互い食べごろだったね♪という。これも...(以下略・笑)「LOVE SOFA」ありきたりだけど可愛い、幼なじみ同士が恋愛話をきっかけに、好きなのはお互いだと気付いて、衝動が抑えられないままソファで初めていたしちゃうお話なのですが、分かりやすいし、可愛い雰囲気と学生同士のお話だからか、読みやすくて好きだな。甘酸っぱいというか、これから幼なじみから恋人になるって感じで。「あんたの虜」おまえの虜が日下部視点だったので、今度は椎名視点なのですが、日下部視点よりも面白いわ(笑)元々女性好きの椎名と、ノーマルな日下部では恋愛は続かないと、最初から思っていてホストとして同じ店内にいる時も、女性への対応にお互い嫉妬していたりするのですが、それでも、日下部を信じられないけど、もう虜だから離れられない...と思っているのがさくや、こういう攻めはめちゃくちゃ受けを愛しているのに受けはひとり、信じられなくて不安がっているお話大好きです!!(苦笑)あっ、これで攻めが本当に不安通りにふらふらする様なのだったら、大嫌いですが。おまえの虜ではどちらも本心は伝わってこなかったので、椎名視点での日下部の嫉妬ゆえの行動(椎名は解っていない)とか、椎名の気持ちが解って好きなお話ですこうに、感想をまとめてみるとさくやの印象は「あらら?」ですね(笑)結構好きなんだけどなぁ~。でも、本当に色々なお話が入っているので、好き嫌いは別として面白いです!古すぎるのか、新品はアマゾンくらいにしか売ってないけど(苦笑)
2008.04.03
まず最初に、みるきちさんへ♪フィフスアベニュー特典について、メールで教えてくださりありがとうございます!!特典を狙うなら、早めに予約しちゃった方がいいのかなぁと悩んでいたのでCDの雰囲気を教えてもらって、助かりました!これで心置きなく、コミコミさんで購入できます(笑)さくやもメールを送らせていただきました...ドキドキ(照)4月3日に発売の高久尚子先生の「17才の密かな欲情」ですが、もちろん初回版ゲットを狙っていますが、コミコミさんを見ていると特典は無さそうなので、どこで買おうかな~?と、迷い中です♪(コミコミさん、今で特典情報が無ければ、無いですよね?・汗)でもdrapにも詳しい表紙とか情報も無いので、がっくりしていましたがコミコミスタジオさんの本店の方に、表紙絵がアップされていて...!!もう、もうっすっごく、色っぽくて、でも何だか壊してしまいそうな狂暴さもあって...先生がニヤリとしつつ、17才の男の子を押し倒していますよ(笑)でも白をベースにしたまっさらな感じと、している事のアンバランスさがどうしようもなくドキドキしますさくやはこのお話は途中から読んだのですが、扉絵になった絵なのかな?それとも描きおろしなのかな?うーん、この表紙をさくやの日記にも飾って見ていたいけれど(それくらい好き・笑)まだ楽天では取り扱っていないし...ううっ残念(涙)しかし、初回版として描きおろしの小冊子が付いてくるとはいえ880円って、すっごいお値段ですよね(苦笑)昔って、こういうおまけみたいな方法じゃなくても、描きおろしって本自体に掲載されていたんだけどなぁ(汗)送料のかからない応募者サービスに応募したようなプラスの金額ですよね(苦笑)
2008.03.29
同僚同士や学生、年の差など色々なシチュエーションのお話が入っているので楽しめます♪「LOVERS COME,COME!」楢崎壮太先生drapコミックス俺が、欲しくないの――?怜治は同期の広田とつき合って半年になるが、キス以上の進展がない。広田の愛を疑い始めた怜治は、思い切って別れを切り出すが...。「LOVERS COME,COME!」あらすじのお話ですが、過ぎるほどの良い人な広田と、積極的な怜治のお話です思い切って別れを切り出して......あっさり了承されて別れてます(苦笑)それも、怜治の思うことなら全て叶えてあげたいという広田の優しさなのですが、強気の態度をとっていても、好きだからもっと広田から欲しがってほしいと涙ながらに願う怜治と、優しさが裏目に出て何事にも受身をとってしまう広田に切なくなりました...怜治に(さくやの好きな受けだわ・笑)最後はハッピーエンドなのですが、怜治は今まで全部アプローチは自分からだったから本当に愛情があるのか、断れなくて流されているのか不安になっているのに「怜治が言わなかったから(誘わなかったから)、出来なかった」というのが...ね(むむっ)相手のために、だった広田を臆病とか悪い事を言ってはいけないのだろうけれど、残酷な優しさだなぁと思いますこのお話は誤解も解けて大円満ですが、身体だけではないとはいえ、全て相手の誘い任せで「誘ってくれるのを待っていた」とか言われてもね(苦笑)なので、このお話だけだと、怜治の頑張りと気が張っているのを見てしまってさくやは広田が苦手でした描きおろしの四コマで、ふたりのお話があるのですが抱く時は堂々としているのに、手をつないだだけで真っ赤になって固まってしまう広田にはさくやも、きゅんっ!としましたそんなに照れ屋だったら許せるかな!って(笑)「love me,love me!」友達同士の鈴原と仁志の、友情から無理矢理襲って恋人同士になるお話なのですが...現在、楢崎先生が描いている「渇愛モンスター」にキャラの雰囲気が似ているかな?親友だと思っていた仁志に真っ昼間の校舎裏で襲われたのに、許せちゃうのもどうかなぁと思いますが、それはBLマジック(苦笑)カッコイイのに鈴原にしか優しくない仁志と、友情でいたいのに流されてしまう鈴原で。お話云々よりも、すれ違いから両想いになる過程を楽しんで読むという感じかなと思います。「宅配屋さん、いらっしゃい」受けの子が宅配に行ったら、攻めに一目惚れをされて襲われるお話なのですがさくやにはラストになるまで、攻めの気持ちが解らなかったし受けも爽やかな男らしい容姿で描かれているので、魅力がわからなくてなんとなく好みなお話ではないかな?軽いというか、想いは描かれているのだろうけれど、勢いでしたという感じが拭えなくて。「宅配屋さん、いらっしゃい2」続きですが、攻めが襲って、一応強引にでは合っても両想いになったのに、今度は攻めが「受けは、流されているだけではないか...」と、心配になるお話なのですが襲っておいて何言ってるんだ!?と、ちょっとむむっとしました(苦笑)うーん、これは珍しく受けキャラも攻めキャラも苦手だなぁ(汗)「夏心コイゴコロ」夏の海の家で生まれる恋愛を、そのままBLにしたという感じです。お互いを意識していても、他の人と仲良くしていれば嫉妬して傷付けてしまったりと不器用なふたりで、可愛いお話です受けの子の「...秋になっても会ってくれる?」の言葉に「えっ!当然だろ!?」とあたふたする攻めに、にやにやしちゃいました「スイートホーム・ラプソディー」天涯孤独になった高校生の千博が、以前母に元気づけられ救われたという会社社長の殿村に助けられて、寂しい日々をひとりで過ごしながらも、色々と気を使ってくれる殿村がどんどん気になっていってしまうお話で...悪いオトナにひっかかちゃったなぁと(笑)「悪い」といっても、本当は大人として親の様に見守ってあげなくちゃいけないのに、弱っている子供に対して深い愛情を持ってしまったという事ですが。千博の孤独がピークになった時に、思わず抱かれてしまうのですが殿村は、ドライブに行った時の千博の寝顔にドキッとしたり、意識しているなと解るのですが、どう見ても千博は寂しさに流されたという感じなのが(苦笑)でも境遇は厳しくても、生意気に見せている脆い子供なので優しく受け止めてくれる人が現れて良かったなと思いました「スイートホーム・ラプソディー その後」寂しさに流されただけだったのか、ちゃんと愛情はあるのか曖昧だったふたりの関係が(といっても千博が悩んでいただけですが)、やっと恋人同士になるお話ですが、殿村ははっきりと愛情を行動や言葉で表しているのに千博は気付けなくて、変に重荷になっていると誤解してしまうのが、意地張っていてもやっぱり子供だなぁと可愛くなります。殿村は心配で自分を構うだけではないか?と、ぐるぐる悩んでしまいますが大きな愛情で包まれている事に気付いてからは、これからずっと幸せだろうなと思えました千博の「したいだけなら、女呼ぶって...」というセリフが...うーん、こういうちゃんと「男の子」な受け好きだなぁ(特殊な好みだろうな・笑)まぁ、女性から見たら「なんですって!!?」って感じですが(苦笑)可愛い受けから、攻めっぽい容姿の受けまで、色々と楽しめました♪どれも幸せな空気がいっぱいな甘いお話なので、BLの読み始めの方に良いと思います
2008.03.15
ちょっと懐かしい漫画を読むような、絵と設定なのですが安定しているというかお話の進め方も、落とし方も計算された「漫画」な雰囲気がします「踊る月華」甘野有記先生オークラ出版(楽天には無いのね・苦笑)章博と主計は、兄弟のように育った従兄弟同士。両親がら顧みられずに幼少期を過ごした章博にとって、主計は何よりも大切な存在だったしかし成長するにつれ、その想いは激しい恋情となって、章博を苦しめるさくや、このお話ってイメージ的にとても昔に発表された作品なのだと思っていたのですがコミックアクアに、現在も(多分)連載中なんですよね!?わぁおーっ(びっくり)絵や設定で判断してはいけませんが、昔の花ゆめを読んでいた頃にタイムスリップするような不思議なノスタルジーを与えてくれます。「夜半の月」章博と主計の出会いから、恋人としての始まりのお話なのですが、何とも言えない古さがあります(苦笑)時代とかだけではなくて、表現の仕方とか描き方とか。でも、クセになっちゃうんですよねいつの間にか、従兄弟同士という気持ちだけではなくて愛情になっているのに気付いてはいても、主計の将来を考えて良いお兄ちゃんとして見守っている章博と幼い事から章博に対して、愛情を持ちながらも嫌われたくないと隠しているのがすごくもどかしいけど、抑えなくてはいけない理由もちゃんと描かれていて解るし、特に章博がさくやは好きなのですが、すっごく魅力的なんですっ。気風の良いお兄さんという感じでも、抱かれちゃう方なのですが(苦笑)、自分をはっきり持っているし、尚且つ学生になっても章博には甘えるお子様な主計の想いも力強く包み込んであげるのが、優しさいっぱいで。最初読んだときは、綺麗系で年下な主計と男前な章博なので、章博が攻めかな?と思っていたので、びっくりしました(笑)「胸の中の紅い月」一話から時間が過ぎて、会社社長になった主計と古本屋の店主の章博のお話で冷たくあしらっていても、一緒に旅行に行こうと騒ぐ主計の願いに応えようと店を預けられる様に、理由は内緒でバイト君を雇ったら、嫉妬深い主計はライバルの出現だと苛々し始めて喧嘩になってしまい擦れ違ってしまうお話なのですが、バイト君はふたりで旅行に行く時のためにいるんだと、ちゃんと説明した後、完璧そうな主計が「寂しかった」と章博に縋りつくのが...ドキドキした!(笑)うーん、カッコイイ攻めが弱るのはイイね!(さくやったら・汗)しかも甘い雰囲気だったのに、誤解が解けたからもう良いやってあっさり主計のもとから自分家へ帰ろうとする章博の天然さが可愛くて大好きですっ。バイトの英雄くんは章博に好意はあっても、母方の従弟という間柄だったり仲直りして、ぐったりするまで抱かれた章博が怒って旅行を取り止めにしたりくすりと笑える落ちもあって、好きなお話です主計が章博に翻弄されているのを見るのは楽しいな♪「踊る月華」会社社長である主計に、結婚話が出てくるお話なのですが、好きだと思いつつも主計の将来を考えてしまう章博と、そんな章博に戸惑いを覚える主計で、「(章博は)みんなには優しいけど、恋人の俺には全然優しくない」という嘆きが(笑)ふたりを邪魔しようとする自称主計の婚約者の女性が出てきたりしますが、時代や設定は古くても、これまでよりは笑い所や、所々の表現に新しさがあって、お話としても楽しいし読みやすさとしても良いなと思いました。ふたりを別れさせたい女性の「章博に襲われた」という嘘に、章博を信じたい主計と、何も言わない章博にショックを受けて、ひとりで悩みながら「野獣化するなら、俺がいつでも相手するのに!!」と思う主計の嘆きが...カッコ悪くて(笑)色々誤解が解けて、甘い時間を過ごした後、横になりながら章博のお腹に頭を乗っけて満足げに微笑んでいる主計が、優しい笑みだけど執着心や毒々しさがあって、好きな場面です「遣らずの月」主計の学生の頃からの(一方的に対抗心を向けられていた)ライバルだった河野という男の登場なのですが、このお話では章博にはあまり見せない主計の強さや卑怯さなど、黒い部分が結構出ていて腹黒だなぁとにやにやしました(笑)そうでなくても、家を建てて章博と共白髪まで一緒に住むのが夢だと語っても、章博に素気無くここから動かないと断られれば「とりあえずここの土地をおさえとくかな」と、内心で決めていたり。章博の全てに弱い主計ばかりが今までは描かれていましたが、社会人としての主計の強さも読むことが出来て、ちょっと雰囲気が違うのが良いなと思いましたとはいっても、主計の章博を前にすると我侭なお子様になってしまう弱さも描かれていて河野のせいで章博がピンチになった時、お金を使って事を進めようと安易に考えてしまう主計と、「俺はおまえの囲い者か?」と、冷静に問いかける章博が何ともいえず切なくなりました。主計の融資で古本屋を建てた章博のこころには、どんなに通い合った愛だとしても根底にはわだかまりがあったのかなぁと。全て問題が済んだ後、章博が主計を「大人になりやがって」と言って抱きしめるのが、今まで見守ってきた従兄弟としても恋人としても、全ての主計への想いが込められている様でさくやまで、嬉しくてこころが温かくなりました「夜空のキティ」........小学生同士のお話ですわ...(苦笑)いつもは喧嘩したり、笑いあっているふたりのお話で、強気な所しか見ていなかった子の意外な脆さを見てしまって、思わず抱いて...し...まうお話なのですがこれって、抱いてますよね?(読んだ方に質問・汗)さくやはずっと、想いの生まれ方が微笑ましくて、可愛くて良いなと思っていても幼い子供同士だし、興味だけなら触るくらいで止めて欲しいなと、そうとは思いたくなかったのですが、しているんだろうな...。これが高校生とかだったら、こういう設定はよくありますけど(苦笑)「夜に啼く」これは、ちょっと痛いお話なので、言葉よりも漫画を読んでいただきたいと思うのですが同級生に想いを持ちながらも、教師を同級生の身代わりとして抱かれる青年が主人公なのですが、こういうお話だと、実は俺も好きだったと想いが伝わる事で終わるお話が多い中......こちらは一切拒絶されるお話ですこれでもかというくらい、想いも今までの友情も否定されます(これと同じ設定がヤマシタ先生のお話でもありましたが、この甘野先生のお話を読むとまだヤマシタ先生のお話ははっきり描かれて無い分救いがあったんだと、実感します)全て否定されても「それでも、想いは変えられない」という思いで終わるのですがハッピーエンドで終わると思っていたから、衝撃を受けました幸せになってくれないかな。これがある意味、現実の当然の事かもしれませんが、あまりにも想いが無残で。身代わりだった先生が主人公のもとに戻ってきてくれないかな(お互い遊びだけど・汗)あとは、章博と主計の温泉旅行のラブラブな描きおろしがあるのですが章博にお酒を飲ませていちゃいちゃしたい主計とそんな考えなんてお見通しで、一枚上手な章博の可愛いお話でした甘野先生のお話は家にまだあるのですが、懐かしいな、古いな(苦笑)と思いつつ緻密に作られたお話の中に、入り込んでしまうんですよねこういうお話を読むのも良いなぁと思います♪
2008.03.14
とても可愛いお話たちで安心して読めて、定番な感じなので「以上でも、以下でもない」という感じなのですが、ふと読みたくなります「ひとり占めセオリー」北上れん先生リブレ出版顔フェチの若宮は高尾の「顔」が、だーいすき。でもそこへ新しい好みの顔が現れた!オイシす...ぎと思いきや何かが違う...。だって欲しくない。ドキドキするのは...ひとり占めしたいのは..。...........この「あらすじ」は無いんじゃないかなぁ(汗)これだけ見てしまうと、ちょっと軽い感じで読みたいとは思えない気がする...。もったいないなぁ。設定は違っても、実は両想いだという甘酸っぱいお話が色々入っているので、読みやすいと思います「ひとり占めセオリー」タイトルのお話と、あらすじのお話が違うんですよね(苦笑)さくやは、このお話が主に入っていて、それが読みたいっと思って購入したのですがこのお話は短編でした(あらすじのキャラたちと友達というつながりはあるけれど)立花と佐倉は同じ大学同士で、佐倉の家が大学に近いからという理由で立花は居候させてもらっています。勉強が出来て要領の良い佐倉と、自分を比較してしまったりする立花でしたが付かず離れずの、心地良い友達関係をずっと続けていますでも、大学卒業も近づき、これからのことを考え始めると、自分にとって佐倉とはどういう存在なのかを悩み始めます。いつも我侭を聞いてくれるけれど、佐倉にとって自分は「一番」では無いと思った時安心した関係の中で、いつの間にか友情以上の気持ちが生まれていることに気付きますこのふたりがね...何だか不器用で可愛いんですよね(苦笑)佐倉の家に住む時に「ここの家の子になっていい?」って聞く立花が可愛くて。またそれを簡単に了承しちゃう佐倉が...君って好きなのねという感じで。ふたりして離れ難いのだったら「愛情」だろうと最初のうちから思ってしまうなぁ(笑)しかもお布団が一組しかないからって一緒に寝ていたり。狭いから同じ向きに寝るのが約束とか...ラブラブにしか見えないもん(苦笑)卒業という、普通だったら離れなくてはいけない時に来て、やっと動き出す恋というのが...友情から愛情への変化に思わずにやにやしちゃいます。立花は自分の「佐倉の一番になりたい」という想いの自覚に、ひとりであたふたして、急いで荷物をまとめて出て行こうとしたり、襲って抱かれようとしたり、なんで暴走しちゃうの!?という感じですが実は以前から立花を好きだった佐倉が、ちゃんとこれからも立花が自分から離れないように捕まえるので、遠回りしたけれどやっと収まったなという感じです。ただ、この先生の特徴なのか、このコミックスのお話たちだからか受け視点で、どうしようもないくらい一人で悩んでいるので、攻めの感情が全然と言って良いくらい、伝わってこないんですよね(汗)行動では、酔ってキスしたり、好きだっていうのはっきりしているのですが、気持ちが全く解らないのが、もったいないなぁと思いました。「実はこう思ってた」というのがぽつんとある位なので。「恋落ちルール」あらすじお話なのですが、最初読んだときは苦手でした(苦笑)いまは、好きですが、すごく余計なものがあるというか。説明が無いまま、進んでしまうというか。若宮の「顔」が好みというのも、可愛いと思えるか、嫌いになるか分かれると思うなぁ。好きな顔だったら、誰にでも惹かれるというのがね...。またこのお話も、攻めが表立って何も感情を出さないのに突然「好きに決まっているだろう」という感じでくるので、ちょっとさくやは反発心(笑)あくまでも「友情」でいたのに、若宮が他に好みの顔を見つけた途端「お前のものになってやる」と言うのがね~、計算すぎて魅力を感じない(笑)でも、何回も読んでいると若宮が可愛く見えるから不思議なんですよねちょっとどう良いとかは説明できないのですが(深いお話でもないので・苦笑)、何となく好きです「蜜月ルール」「恋落ちルール」の続きなのですが、恋人になっても何もしてこない高尾に焦れた若宮が、色々誘いをかけるのですが、ことごとくあしらわれてしまいます。不安になる若宮ですが、実は高尾は自分のために必死になる若宮の姿が可愛くてずっと見ていたくて、わざと触れないようにしていただけでした。...うん。さくや、高尾が嫌だわ(感想書いていて確信した・笑)こう相手は一生懸命なのに、弄ぶのと紙一重なのって読んでいてむむっとする。たとえそれが、恋人同士の甘さだといってもね。不安になった若宮が、その時見ていたドラマの様にすれば高尾も自分を気にしてくれるかと「(自分のおなかに)子供が出来た」とふと、言ってしまうのですがそれに対して他の女性を好きになったのかと嫉妬と怒りをぶつけてくる高尾に安心するシーンは、さくやもドキッとしましたが、男性なのにそういう、ある意味女性ゆえの最終技を出さないといけないところまで若宮を追いつめた高尾は、どうなのかなぁと思います。また、その後にデザートを若宮に食べさせてあげる高尾の「甘やかし放題」ぶりが描かれているのですが、何で急にそうなの!?と(苦笑)若宮の言葉で「甘やかされている」というのが出てくるのですが、いまいちさくやには、伝わらなかったなでも、このシーンが可愛くてこの本を手放せないのよね...ふふっ(汗)「おまけかきおろし」ひとり占めシリーズでこれが一番好きです!(それってどうなのかな・笑)だって、攻めが受けを好きなのがちゃんと伝わってくるから!(笑)いちゃいちゃくっ付きつつ、購買でデザートを悩む立花と、微笑ましく見つめる佐倉でお互い腰とか指とか、どこか引っ付いていたいのが...めちゃ甘いなぁ佐倉が立花の分のご飯も片手で持ちつつ、立花の腰に手を回しているのがね...。そして、図書館の本をとるための梯子に座る若宮と、これ幸いと梯子に足をかけて不安定な場所でも若宮を抱きしめて、触りたがる高尾が...若宮の言葉で「人影が見えないと、どこでもサカリやがって」というのがあるのですが...............いつの間に佐倉も高尾もそんなキャラになったの?(苦笑)本編の性格は何処行った?(笑)甘いお話は好きだけど、いきなりラブラブ過ぎても、焦るものですね...うーん。次のページにある鉛筆画の、高校生の時の高尾と若宮のイラストは可愛いです高尾の足の間に若宮が座って、参考書を持ってもらって、ジュースを飲ませてもらいながら抱えてもらいつつ一緒に勉強中のイラストですが...若宮ったら至れり尽くせりだわ~。「ほころぶのは誰のため」仕事は出来ても、ネクタイ締めや歯磨き等、日常生活が不器用な廣瀬(受)と面倒を見てあげる永倉(攻)のお話なのですが、廣瀬は友情として全信頼を永倉に持っていますが、永倉は愛情なんですよね。思わず永倉がキスをしてしまった事で、ぎくしゃくとしてしまいますが友情ではなく、自分にとって最も必要な人で、自分も愛情になっていたと気付きお互い伝え合って恋人同士としてのふたりが始まるお話なので、展開が読めるお話を、そのまま読んでしまったという感じですがふたりの関係の変化や、廣瀬に好意を持つ人が出てきたりしてこのコミックスの中では、一番お話として楽しめたかな?「お世話になっております」同じ会社の営業部に勤める松永と、編集部に勤める三好は恋人同士ですが松永に抱かれていても、つい仕事のことを考えてしまいます仕事の事で苛々していた三好は松永に当たってしまいますが、いつも自分を甘やかしてくれる松永を思い出し、そして喧嘩していても自分を気遣ってくれる事に優しさと深い愛情を実感しますすごく読んでいて解るんだけど、でもっ!という(汗)年下だけど三好に甘えて欲しい松永と、気を張って頑張りすぎてしまう三好のやり取りがすごく解るのですが、お話として読むというよりは一場面を読んでいるという感じなのが、ちょっと物足りないかなぁと思いました。散々書いてしまいましたが(苦笑)お話の流れの見せ方よりも、さり気なくこころがきゅんとするようなシーンがあって「この場面がまた読みたい」と、思えるですよねだから、ふとした時に手に取ってしまうような。こってりしたお話を読みすぎた後の、清涼剤として読むのに良いと思います♪
2008.03.13
昨日は、めちゃどたばたしてしまいました(汗)志水ゆき先生原作の「是―ZE―」6巻の、応募者全員ペーパープレゼントの締切日が昨日の3月10日だったんですよね~!朝、ふとコミックスが目に入り「最近読んでないなぁ」と思っていたのですが(隆成と守夜で魅力的なキャラなのに、お話はあっけなく終わった感じがして・苦笑)帯を見てみたら「ペーパー締め切り3月10日」って...きゃーっ!!!いや、でも正直発売からここまで放置していたという事は、応募してもしなくてもどっちでもいいと思っていた証拠だし、今までも締め切り後に気付いて、応募をしていなかったのですが...気付いちゃうとね(苦笑)10日の消印までだったら間に合うと知ったら、いてもたってもいられなくてあと30分しか時間が無い中、封筒と切手をしまってある引き出しから急いで出して急いで宛名を書いて......「100円切手一枚」という言葉に、めちゃくちゃ悩みましただってうちには、50円切手が2枚しかなかったんですもん~っ!(汗)しかも、デザインが可愛くてとっておいた記念切手と、普通の50円切手(苦笑)急がなくちゃいけないし、でも切手はこれでいいのかな!?と、めちゃくちゃ悩みましたが締切日に気付いたさくやがいけないのだし、ダメもとで良いや!という気持ちでその50円切手を2枚封筒に入れて、お家を飛び出しました......こんなに焦って頑張ったのも久しぶりだな~。(BLのためだけど・笑)ううっ、記念切手...(苦笑)でも、封筒に切手を入れるとき、クリップで留めたカラフルな切手と普通の切手の組み合わせを見て、一瞬我に返って「必死だなぁ~」と、苦笑いしてまいました一応、消印は大丈夫だと思いますが、どうかな~?特に最近のこういうのってどんな感じなのかな?「100円切手一枚」ってしっかり書いてあるってことは、それ以外は規定外だしそれ以外は認めないというか、他は許さないような送ったはいいけどダメなような気がするなぁ切手が2枚ですみませんーっ!って一筆書きましたけど(苦笑)まぁ、ちゃんと準備しなかったのはさくやだし、諦めてます♪(笑)うーん。こういうのが最近多いな~っ(「締め切りっ!?」と気付いて慌てるパターン)そういえば、CDの隆成は小野大輔さんですが、「リロード」の一馬といい発売時期も近いし、両方聴くとちょっとキャラのイメージが被るかも(苦笑)
2008.03.11
お話や挿絵では何度も見ていますが、山田ユギ先生のコミックスを購入したのは初めてです「ありえない二人」山田ユギ先生竹書房一点もののカバンが縁で知り合った鞄職人の鈴木とwebデザイナーの北原。正反対の性格の二人だったが、意外にもウマが合い、鈴木の工房にふたりでいるのが日常となっていた。互いが互いを意識し始めた時、二人の間に存在する思いがけない事実が明らかに!?見えない振りをしていても本当はわかっている、この気持ちの正体を...。読みやすく、さっぱりした雰囲気ばかりで良いな~と思いますだから、ちょっと物足りないじゃないけれど、あまりにも簡潔に綺麗に作られていて上手くまとまりすぎていて、でも読み手としてはもっと気持ちが知りたいと言うか読んでいて面白いのだけど、人物の感情は伝わらなくてちょっと不満、みたいな(汗)こうきたか~!という設定だけど、無難に行ってしまったような...。でもさらっと読むには、やっぱり読みやすいし、面白いんですよね~。雰囲気は裏切らないというか、完成されたのを読むという感じで。「ありえない二人」タイトル作ですが、最初読んだときは「おおっ!」と思えたのですが、全体的に見るとどうしても影が薄いお話に思ってしまいます(苦笑)設定がびっくりするような方へ行くかな!?と思ったら、上手くまとめちゃったような。何て言ったら良いのか...な?色々素敵なのだけど、色々何かもったいなくて。最初、感想サイトさんで見たときは兄弟設定かなと思ってしまっていたのですが、北原の父親と再婚した女性が連れてきた子供が鈴木で、血は繋がらないふたりなのですが、同じ父親をもったことでひとつ絆が生まれていて北原は鈴木のしぐさに、父親を重ねてみていてそれが段々とお互いを意識していって、愛情になっていくのが...すごく解るお話なんですけど、余韻は残らないんですよね~。なんでだろう?良いお話だとは読んでいるときは思うのだけど、次のお話が始まれば一瞬で忘れちゃう。うーん、もったいないなぁ。でも、完璧にまとまっているから何がもったいないかが解らないのよね(苦笑)「死ぬまえにやっておきたいこと」このお話たちのなかでは、一番好きかな?学生時代は同棲までしていたのに、突然ちゃんとした理由を言わず出て行った受(隆生)と出て行ったのは他の男の元へ行ったのだと当時を苦い思い出として残りつつも忙しくも在り来たりな人生を過ごしている攻(義彦)の再会のお話なのですが、真面目な義彦をつまらない男だと昔も今もからかって翻弄しながらも、本当は最期は一緒にいたいと隆生が思っているのが甘酸っぱいやら、可愛いやら(笑)義彦を「ごはんとみそ汁」と表現していて、最後は豪華な料理のような男と一緒にいる!と宣言しながらも、それは口先だけで。常に強気でいながらも、こころの中では隆生は自分が誘うまではノーマルだった義彦への想いを、このままでいいのかと迷っていたのが切なくて。突然、義彦の前に現れた隆生は昔のようにからかいながら飄々としているのですが、義彦は一緒に住んでいた部屋から引越しをしていなかったり、ふたりでソファを見て、当時を思い出したり、隆生は鍵をずっと持ってたり言葉では酷く昔を否定しても、本当は今でも想っていたり色々とお約束な場面なんですけど、とん、とんっと切ないのが一個ずつ胸にたまっていくようで、やるせない気持ちになっていきます頑なな義彦の態度に、隆生は当時のことを謝って、部屋から出て行こうとするのですが肩を掴んで振り向かせて、力任せにキスをするのがすごく想いの強さが伝わってきて。「死ぬまえにやっておきたいこと」という言葉と、突然現れた隆生を重ね合わせて焦った義彦は再び消えた隆生を探し出して、ゆっくりとふたりで話すうちに何故あの時、理由を言わずに隆生が出て行ったかが判明するのですが、それも相手を想うからこその選択で、さくやは、理由を言ってしまえば良かったのにと思ってしまいますが、そのことで相手の将来を縛るかもしれないという不安は、そう簡単な話じゃないのだろうなと切々と思いました。隆生が再び義彦の前に現れたきっかけのおじいちゃんのお話は、なんとも言えないけれど幸せとも不幸せとも、悪いとも思えないものだけど、理解できる痛みと切なさで。これは、言葉で色々いうよりもコミックスの場面を読んでいただきたいなぁとすごく思いますというか、このお話自体、ふたりの気持ちの間とか、雰囲気が文字では伝わらないものだと思うので、漫画を読んでこそ伝わるんじゃないかなと思います誤解もわだかまりも全部消えた後、義彦は隆生にキスをするのですが切なさがいっぱいでも、山田ユギ先生らしいちょっとした明るい洒落で終わりつつでも内心義彦は「(きっかけが)無ければ出てかなかったと言わないと許さない」「人生最期の日はあの部屋に閉じ込めてやる」と思っていてどことなく、流されているだけの情けない感じに描かれている義彦の想いの強さがはっきりと伝わって、嬉しくなりました。隆生のほうが行動も言動も大きく描かれているので、どうしても隆生がひとり頑張っているように見えてしまったので。目の前から消えたときも「学生時代ならまだしも、女性と付き合える義彦を自分の事で悩ませたくない」というのが、本音なのがやるせなくて。でもこうに内心だけで思ってるから、隆生は義彦の想いに自信がもてなかったのだと思っちゃいますが(苦笑)すごくお互い想っているって頭では解っていても、義彦って頼りないというか。でも、これからは絶対幸せが待っているふたりだなと、思えるラストでしたなんだか、受けが攻めのために自分を悪く見せてまで身を引こうとするのがさくやには新鮮でした。(攻めの身勝手な言い分では、よくあるけど)これもまとまりすぎているお話ですが、大好きです。「ああ爆弾」元々ノーマルなふたりが出会って恋になるお話しなのですが、よく攻めの女性とかは描かれますが、このお話は受けも以前付き合っていた女性への未練が描かれていて歳相応の男性同士、受けも攻めも対等という感じがして好感が持てるお話でしたでも、どちらかというとインパクトと勢い重視のコメディーという感じなので読んでもらってこそ伝わるという感じかな?楽しいのだけど、ちょっと欲求に生々しくて下品?(笑)すごく真っ直ぐな純愛だと想いますが、ちょっとした攻めの軽さも苦手なさくや(どうしようもないなぁ~・苦笑)には、お互いしかいないと伝わるけれど、何の気持ちは無いとはいえ平気で元彼女と飲みに行ったり、知り合いの女性が酔っていたとはいえキスされていたりする攻めは......嫌いかな(汗)些細な事だけれどね。そういう変なちっちゃなこだわりを持ってしまうさくやはそう思ってしまうけれどこのお話はたくさんの方が面白いと言うお話なんだろうと思います「檻」ちなみに、購入した目当てはこのお話でした(笑)「山田ユギ先生の監禁もの!?」とびっくりして購入ボタンをぽちっ!でもすごく色々な意味でさっぱりしていてダークじゃありませんでしたが。学生時代、柴田というおとなしい同級生から常に視線を向けられていた前崎は見ていると解っていながらわざと女の子とキスしたり、こちらを柴田が意識しているのを弄んで楽しいゲームをするように哂っていましたが、ある日転校が決まった日に思いつめた柴田に教室で襲われそうになり、その強い想いに一瞬悦びを感じた前崎は焦って手酷い言葉で傷付けます。数年後、親の一族が経営する会社に勤めている前崎の前に突然見知らぬ男が「柴田の弟」だと、前崎のせいで兄はしんでしまったのだと言って連れ去られ、強引に復讐だと襲われてしまいます柴田の顔すら思い出せない前崎は、信じられず戸惑いますが抵抗しつつも当時からかい、酷い言葉を投げかけた後悔から負い目を感じてしまいますしかし、「柴田の弟」は実は裏の人間で会社の相続問題をめぐりおじに拉致するように頼まれたと知った前崎は失望し、もうどうでもいいと抵抗するのをあきらめますが近づくために柴田の名前を使ったと正体を明かしつつ、依頼内容がばれて失敗だし抵抗しないのはつまらないと、おじの声が入った依頼テープや色々な証拠を前崎に渡し大切な会議に間に合うように会社に送られますが男が運転する車の中で、ぽつぽつと会話をするうちに、光があたる横顔が、学生時代に見た教室での「柴田」の顔と重なります会社に送ってもらい、にこやかに男は別れの言葉をいいますが相手が誰か解った前崎はキスと「死ぬなよ」の言葉を言い、振り返ることなく会社に入り、柴田は組織を裏切り逃げる身になりながらもう少し生きようと涙します。...好き。(笑)いや、言ってしまえば気づいた前崎が柴田と逃げるとか、柴田を匿うとか今後を期待したいけれどお互い「愛情」は無いんですよね...多分。柴田はあるかもしれないけど、でも想い出を引きずっているというのが前提だろうし。前崎も後悔からの同情が大きいと思うもん。愛ではないけれど、色々な思いが重なってしまって愛情のようにさくやは見えてしまっているけど、そんな綺麗なものではない、ときっぱりと描かれているのが解るので。本音は、ふたりでもう少し一緒にいて欲しいと思うけどそうならないのは当然で、ちょっとした偶然で再会したんだと思うけど...うーん、なんとも言えないんだなぁ...。このままだと、前崎の未来は予想つくけど、柴田は最悪...消されてしまうだろうし。明るい道をたどる人間は明るいまま、いったん暗い道を行ってしまえばという感じでやるせないなぁ。もう少し、頭ではありえないと思っているけど、救済できないものかな~。たとえ微妙な思いだとしても、あまりにも報われないというか。(報われないというのは、思いって言うのではなくて柴田の人生的に)とても綺麗なラストで納得できるんだけど...心残りがむくむくと生まれてしまって。でも、これ以上は無いとも思えるのよね(苦笑)変に監禁ものにありがちなラストの甘さがないからこそ、読後もさっぱりしているし想いがそう簡単に生まれるわけが無いんだから。でも...でもなぁ(笑)ふたりが二度と交流することはないだろうけれど、未来を願ってしまうそれこそ、恩人なんだから柴田の行方を前崎が探したり...ありえないけどっ!しかも前崎の方が抱かれてはいるけど攻めっぽいし(笑)キスシーンを見せた時ショックで物陰から逃げる柴田を「ニヤリ」と哂ったりする場面は小悪魔ちゃんって感じでしたけどね...そんな可愛いものじゃないな(苦笑)山田ユギ先生ってどうしても山田先生だと違和感があってフルネームにしちゃう(笑)「ユギ」っていうお名前のインパクトが強いからかな色々と山田ユギ先生の、読みたいコミックスはあるのですが、どうも躊躇ってしまうんですよね...なんとなく完成されちゃっているというか。面白くて当たり前というか。だから、遠くから想っていたいというか(どんな気持ち・苦笑)あと、ある意味リアルなのも、理由かな。純愛も心変わりも、全て描かれる先生だから、読むと楽しいけどショック受けるのが怖いのかも(笑)でも今回の本は全て読みやすくてテーマも簡単ではっきりしていて、いいなと思いました
2008.02.09
登場人物が全員美形だと、いかにも夢物語という感じでうっとりしちゃいますね「極上の恋人 2」水名瀬雅良先生アクアコミックス須田良海は、超ワガママで生意気な16歳の新人モデル。マネージャーの匡弘は、いつもその言動に手を焼いている。良海に強引に迫られて何度か体の関係は持ったものの、「良海レベルでは問題外」とまったく相手にしない匡弘。そのことで熱くなる良海に、トップモデルのアキトくらいになれば考えてやるとたきつけると、良海はアキトを越えてトップになってみせると宣言する。そして、これまでとは違う真剣な態度で、モデルの仕事にのめり込んでいくが――!?うーん、ご褒美をちらつかせて上手くお子様わんこを育てる年上の美人受けさんと、最初はワガママ言い放題なのに、どんどんご主人様を好きになってしまって頑張って褒めてもらおうとする年下わんこという感じで(苦笑)特に二巻は、良海が匡弘への気持ちが愛情だとはっきり自覚した分、じたばたしつつ匡弘に認めてもらいたい一心で可愛いです(笑)生意気さは残しつつも、格好良く素敵な男性として育っていく感じが伝わって。良海が匡弘に、何か言ったり、恋人として認めてもらおうとするたびに「アキトを超えたら...」と言われれば、頑張るしかないものね(苦笑)アキトと匡弘の複雑な「恋人関係」のことも描かれていて...。以前から恋人同士でしたが、お互いモデルをしていた頃、アキトへ恨みを持っていた人間たちから匡弘が襲われて、大怪我とこころに傷を負った匡弘は一線から離れ、トップを目指すアキトのマネージャーになり、アキトは匡弘を支えようと思っていてもその愛情は同情からかも知れないと、思いつめた匡弘が「少し距離をおこう」と、その間は誰と過ごしても文句を言わないと約束して今を過ごしているというのが......何とも言えないなぁと。簡単に、信じられないなら別れてしまえばいい。という事でもないんですよね匡弘にもアキトにも、お互いへの愛情があるので。ただ、事件のせいで「愛情」を素直に思えなくなって、ぎくしゃくしてしまっているのが、確かに切なくて痛いんですけど...素直じゃないというか...変なオトナの意地もあるのかなと。さくやとしたら、どちらにしても解放された方が良いのではないかと思っちゃいますが。お互い「モデルとマネージャー」として、とても近くにいながら「誰と一緒にいてもいい、誰かを本当に好きになったらその時は別れよう」と決めているのは、結局最後をどこかで望んでいて、残酷としか思えなくて。でも攻めは本当に大切に想っているのに、受けは「そんなに想われているわけが無い」と思っているシチュエーション、さくや大好きです!(苦笑)攻めが想いが伝わらなくてぐるぐる悩んでいると、うきうきする...(笑)今回はラブというよりは、良海のモデルとしての自覚と成長と匡弘との駆け引き、モデル業界の暗い部分、けして実力主義ではないところとかが描かれているので、色々と考えてしまいますが、上手く良海のやる気を操作している匡弘が、年上美人受の醍醐味という感じで、甘い駆け引きで楽しいです上手に出来たら、ちゃんとご褒美もあげているし(笑)良海が匡弘を求めて頑張っている分、匡弘もだんだんと熱い想いに絆されていっててまだ16歳のお子様の気持ちに答えたくないと複雑に思いながら、真剣な良海の想いが心地良くなっていくんですね~♪アキトと匡弘が少し会ってただけで、抱かれていないか乱暴に身体を調べて、泣きそうな顔で「俺のモノになれよ...」という良海には...可愛いーっ!!と叫びたくなります(笑)最初の頃は、匡弘が良海に仕事をもってきても「受けてやってもいい」とかだったのがどんどんとトップであるアキトに負けないように、実力をつけて行こうとする姿にタイトルの「極上の恋人」は、やっぱり良海なのかなと。...一巻では、最悪の生意気ワガママお子様キャラでしたからね(苦笑)とはいっても、良海へアキトへの想いを語る場面での幸せで輝いている匡弘の微笑みも「本物の愛」だし、少しずつ良海の想いに答えていってしまいそうになっているのも本当だし。さくやは、この葛藤は当然だと思うけど、読む方によっては優柔不断ともとれるのかな?「嫌いだから離れたのではない」アキトへの愛情はあってあたりまえだけど、無駄な時間とはいわないけど、今まで答えを出せるのに出してこなかったんだから新しく幸せになっても良い...と思うのよね。でなかったら、アキトが幸せにしていたはずだし。(雑誌では、どちらの想いを選んだのか結果が出てる頃ですが・ニヤリ)親の力でモデルになった良海が、事務所の力ではなく自分の力で仕事を掴みたいと真剣に願って、でもこういう世界だと、お前も親の力で入ったじゃないかとはっきり冷たく言う毅然とした匡弘の言葉が、きついけど現実を教えていて良海を良い意味でも、悪い意味でも大人にしていってて、すごく恋愛を除いて見ても、ふたりの微妙な関係が良いなと思いますうーん、でも良海がはっきり想いをぶつける分、やっぱりアキトの存在が良い位置で存在感はあるのに、曖昧でどうしようもないのよね(苦笑)傷ついた匡弘を本当に大切に想っているのだったら、何を言われても片時も離れずに守っていれば良かったのにと思えるし。離れたのに、匡弘に「オレ以外の男に夢中になるな」と言ったり何かの折に自分のもの扱いの言葉を言うのが、ちょっと...身勝手に縛ってて。アキトは本当は、一時でも匡弘と別れているとは思っていないのかもしれませんが。好きな人が悩んで出した答えとはいえ、了承して距離をおいた神経が解らない~っ。だから、結局終わりが見えているのに本人たちだけ認めたくなくて立ち止まっていて。それが「オトナの恋愛」と言われれば、さくやは何も言えませんが(苦笑)年下ゆえの形振りかまわない良海の勢いと、コントロールしていると思いながらも引きずられていっている匡弘で年下攻め×年上受けを読むには、とてもこういうCPだからこそのお約束がいっぱい入ってて、期待を裏切らないで楽しく読めて良いお話だと思います描き下ろしで、大学生の頃の匡弘とアキトの出会いのお話が描かれていますが、未来を考えると切なくなってしまいますが、内心はどうであれ、若者同士という感じですごく爽やかな始まりで匡弘のまっすぐな将来の夢への視線が綺麗なのが、とてもこころに残りますアキトもそんな匡弘に、一瞬で恋に落ちましたが、さくやも匡弘にドキドキ(笑)ただ...良海が16歳設定はきついんじゃないかな~(笑)水名瀬先生の絵柄としても、お話の流れとしても(せめて18歳とか)いつも「16歳」の言葉が出る度、「!?...そうだった!」とびっくりするので(苦笑)お話も切ないけどお洒落だし、絵も綺麗なのでおすすめの本です♪
2008.02.04
大人で余裕のある受けと、年下で我侭な攻めのお話で仕事と恋愛の関わり方などをお互い自分でコントロールして楽しんでいて、うまくかわそうとする受けと、どんどん惹き込まれて貪欲に求め始める攻めの駆け引きじみた感じにドキドキします「極上の恋人 1」水名瀬雅良先生アクアコミックスモデル事務所でマネージャーをしている匡弘は、社長に頼み込まれ、ワケありの新人モデル・須田良海を預かる。良海は「ただ有名になりたいだけ」と言い切る、生意気で自意識過剰な16歳の高校生だ確かに素材としては抜群なのだが、銀行副頭取の息子という立場をいいことに、超ワガママな言動を繰り返して手を焼かせる。しかも、匡弘がトップモデルのアキトとつき合っているという噂を聞きつけると、男同士のやり方を教えろと迫ってきて...!?匡弘は自らも元モデルで、今は義父が社長を勤めるモデル事務所のマネージャーをしています。この匡弘が本当、美しい男性という感じで描かれていてマネージャーとしての手腕も完璧で、攻めでもいいんじゃないかな?と思ってしまうのですが、仄かに色っぽさがあって見せ方や描き方がうまいなぁと思ってしまいます社長の命令で取引先銀行の副頭取の息子の良海を、モデルとして面倒を見てほしいと頼まれますが、華やかな容姿をしていますが性格は最悪でモデルになりたいというのも「カメラの前に立てば良いだけ、簡単だから」と平気で言い、匡弘を苛々させます。モデルの世界を甘く見る、甘やかされて我侭に育った良海と匡弘は大きく衝突しますが生意気で最悪だと思いつつも良海の親の力には逆らえず、良海の気が済むまでだとマネージャーとして面倒を見る事を承諾します。この良海ですが、めっちゃくちゃ世の中を舐めているのが(苦笑)読んでいて、むむっとするのですが、どんどんと良海がモデルとしても人間としても匡弘に導かれて成長していくお話なので、最初はこれくらい最悪な我侭なお子様で丁度いいのかな(笑)悪い事まではしていないのだけど、思うことや言う事が全て認められてきたからこそ出せる我侭さというか。ある日、事務所のモデルの青年とキスをしているところを良海に見られた匡弘は散々「こんなのがマネージャーなのは嫌だ」と、文句を言われますが、言葉の仕返しに良海の唇を奪い、嫌なら変えればいいと一蹴します。結局、マネージャーの変更は無く良海のモデル活動に匡弘は付き添いますが、トップモデルである「アキト」と匡弘が付き合っているという噂を聞いた良海はキスをした日から匡弘の事を意識し始めていたことで、噂に衝撃を受けまた、モデルとしてトップであるアキトへの敵対心から親の権力を持ち出し「男同士のやり方を教えろ」と、匡弘に脅迫しますそれからふたりの関係が始まるのですが、匡弘はどちらかというと子供な良海を嘲りつつ、いつか飽きるだろうとどこか余裕を持って、仕事のことを考えて抱かれてやっているという感じで甘い雰囲気ではなくて。良海のほうは、最初は嫌な大人だと思いつつも段々と匡弘の魅力にはまっていってしまうという感じで、お互い「恋や愛」だとは意識していないけれど、そのすれすれを漂っているようなどちらかが一歩踏み出したら...という雰囲気が常にあってカッコイイお話だなと思いますまぁ、年下の男の子を手玉に取っている悪い大人、という感じもありますが(苦笑)良海の想いが、最初のただ嫌なマネージャーを困らせたいという我侭な気持ちから本物へと強くなっていくのが、ゆっくり描かれていて。匡弘もある程度いままで恋愛を楽しんできた分、お子様な良海が何か言った所で痛くも何も無くて、それどころかバスローブ姿で嘲笑しながら「抱けるのか?」と肌を触らせている場面が、すごく艶やかで。まだ一巻目は良海を好きというよりは「取引先の息子」という思いが強いので、良海がどんどん熱い想いを持て余していても、匡弘の方は抱かれはするけど、それ以上は無いというのがはっきりしていて(苦笑)ほんと、悪い大人にひっかかっちゃったなー...(笑)でも格好良い攻めを、受けが翻弄しているお話はさくや好きです♪ある日、良海は匡弘の部屋でアキトに会い、親密なふたりを見て自分の中の匡弘への想いを自覚しますが、匡弘に言っても相手にされませんそれどころか、アキトと比較され、お前は問題外だときっぱり言われた事に怒った良海は「アキトを超えてトップモデルになる」と匡弘を手に入れるため、決意します。匡弘に奉仕する場面があるのですが、睨むようにきつく匡弘を見つめながらする良海の視線にドキドキしました。自分の決意を伝えてからは、抱かれる事に慣れている匡弘のリードではなくて匡弘を抱きたいという良海自身の気持ちが表れていて。終わったら帰れと照れが入りつつも冷たく言う匡弘に、「今夜は泊まっていく」と我侭を言う良海が可愛くて、年下攻めって良いなぁ!と再確認しました(笑)一巻のラストは泊まりたい良海と、脅迫されたから抱かれただけだ!と言い合うふたりの前にアキトが現れ、「脅迫ってどういうことだ?」と、いうところで終わっているのですが、何もこんな時に来なくても...(苦笑)登場人物たちの想いが一筋縄ではいかない、という感じで好きなお話です。あと、不思議と漫画絵なのに各パーツが人間ぽくてすごく「人間同士」という感じでさくやは見てしまいます。なんだろう?写実と漫画がまざったような絵というのかな...。ただ...水名瀬先生の好みなのか、キャラが結構固定しているのが残念かなと。漫画なので、色々な人物が描かれていますが、「受けは髪が長くて美人系」で、「攻めは黒髪でワイルド系」というのを小説の挿絵でも、とてもよく見るので錯覚を起こしてしまうというか、もったいないなぁと思います。でもでもっ、このお話には華やかな設定な分、すごく合っていてとても素敵なんです!ちょっと水名瀬先生の、他の引き出しも見てみたいなと思うだけで(苦笑)これから両想いになっていくであろうふたりの最初のお話なので、甘さは少々ですが今後が気になる、絵も綺麗(ちょっと独特だけど)でワクワクする素敵な本だと思います
2008.02.01
ちょっとはじけてる設定ばかりな本の感想をいきます(苦笑)「俺様天国! 路地裏の人魚姫」桜川園子先生海王社クラブの支配人の加賀美はある夜、仕事から逃げ出した美少年・ランを助けた。家に連れ帰ったが、ランの艶麗な見た目に思わず、カラダを奪ってしまう加賀美。世間知らずなランは素直に加賀美を受け入れる。その後も、加賀美に躾けられておねだり上手になったランだったが、実はランにはある秘密があって...。短編が多く載っているので簡単な感想にしますが、「GUSH mania」コミックスというだけあって、設定とプレイ内容に好き嫌いが分かれるお話たちかな、と思います。「路地裏の人魚」クラブの支配人の加賀美は、目の前に現れた仕事から逃げてきた美少年をランと名前をつけて、自分で躾けようと家に連れ帰ります。加賀美には素直に言う事を聞いて抱かれますが、それ以外ではまるで躾けられていない子犬がはしゃぐように暴れて部屋を汚したり、粗相をする姿に数年前に拾ったものの、自分の生活に手一杯で人に預けたきり忘れていた子犬を思い出します。実はランは犬神様に人間にしてもらい、加賀美に会いにきたあの時の子犬でした久々に読んだら違和感あったかな(苦笑)何も気にしないで読むときは、「ふーん。」と思えますがよく考えたら「元子犬の飼い主・加賀美×今は人間だけど元子犬のラン」ですからね受けが...元子犬かぁ...(遠い目)いやいや、以前読んだときは可愛いと思いましたが、結構特殊かもしれませんね(笑)最初はランの正体が解らないので躾け様としているので調教じみた感じですが、素直なランは可愛いし、そんなランにべた惚れの加賀美なのでとてもあまあまなお話でした。加賀美の上司が面白がって色々企んだり、ランは姿は人間でも元はわんこなので簡単に理性よりも本能になってしまい加賀美を困らせたりしますが、ばたばたしつつも、お似合いのふたりです「真夜中のエグゼクティブ」弁護士の苑生とその秘書の穂積は恋人同士ですが、どんなに誘いをかけても苑生は仕事優先で、穂積をかまってくれません。怒った穂積は苑生のオフィスの隣で仕事をしていた栄に愚痴を言いますが、乗り換えるかい?と言う栄の駆け引きめいた言葉に気を良くし戯れにキスをしようとした所を怒った苑生に連れ戻されます。お仕置きされつつも、忙しくしていたのはふたりで過ごす時間をとるためと言われた穂積は一方的に怒ったことを謝り、仲直りして熱い時間を過ごしますが心の奥で、お仕置きに怒っていた穂積は「散財させてやるっ」と企むのでした受けにべた惚れの攻めと、ちょっと快楽主義な受けのお話なので定番という感じでは無いのが面白いです。うーん、穂積って子悪魔ちゃんだなぁという感じで(苦笑)プレイに香水瓶を使ったりペンを使ったりしているのですが、なんだろう?さくやはだと思うのですが、いまいち桜川先生のそういうシーンって苦手かも...。なんとなく色っぽくないというか。苑生は格好良いのにハートマークをたくさん飛ばすほど、穂積を愛しているので穂積のためならなんでもという感じで、攻めが受けを溺愛なお話が好きなさくやは、読んでいて面白かったです♪このお話は深く考えず、読んだほうが良いかも(全編に言えることかな・笑)「小倉助教授の恋愛講座」うーん、このお話はなんとなく好きじゃないとかではないのですが、読まないなぁ。キャラの描き方が苦手なのかな?小倉助教授は解りやすい講義と優しい容姿に人気の先生なのですが、その裏の顔は恋愛やカラダのことで悩んでいる生徒に、自らのカラダを使って楽しさを教えてあげるちょっと困った先生なのでしたなんだか男性向けみたいな内容を、そのままBLにしたという感じなんですが(苦笑)自分が気に入れば、生徒だったら誰にでも「裏講義」と称してあくまで自分上位で抱かれる小倉なのですが、ちょっと魅力的じゃなかったかな?「ナイトジョーカー」人気ホストの春臣は、何かと挑発の視線を投げかけてくる年下のバーテンダーの片桐が気に入りません。そんなある日、予知夢を見れる春臣は片桐に襲われる夢を見て動揺しますがふたりきりになった時に、夢と同じ状況で襲われてしまいショックで思わず何でこんな事をするんだと泣き叫ぶ春臣に、昔高校生の片桐に、格好良いから大人になったら店においでと春臣に言われてまた会いたくて追いかけてきたんだと告白します。うーん、このお話たちの中では「真夜中」と同じくらい好きなお話かな。最近受けが攻めキャラくらい強い設定のが好きなのかな、さくや?マドラープレイには引きましたけどね(苦笑)いや、なんとなく「折れたら刺さる」とか言うなら好きな人相手に使わないでよと思ってしまうわだからかやっぱりこの場面も現実的じゃなくて苦手かな(だって割れるでしょう・汗)しているところは良いのに、なんだかそれまでが合わないのよね...さくやは。下品というか、笑ってしまうというか。(狙いすぎでちょっと)でも、一途に春臣を追ってきた片桐が素直な年下攻めという感じで意地っ張りな春臣も格好良いのに可愛くて、好きなお話です「白衣にささやかな抵抗」重い病気を抱えた子と主治医のお話ですが、思い切りお約束ストーリーなので「そうだね~。」と微笑みながら読むのにもってこいだと思います(褒めているのかどうなのか・苦笑)健気だけど意地っ張りな受けと、ワイルドな容姿から熊先生と呼ばれる主治医の「大人と子供」の切なさもちょっとありつつ、可愛いお話です勢いで読むのに良い本だと思います(笑)お約束にちょっと変わったスパイスが入っているお話たちという感じで、もういいかなとおもいつつも、ふと思い出して読みたくなるような気がします。
2008.01.31
お話の流れもスピード感があって、絵も綺麗なんですが...さくやの好きとはちょっと違うかなぁ(苦笑)「遅れて来た恋情」桐祐キヨイ先生drapドラコミックス抱き合えればそれで良いと思っていた遊び人の智樹。ところが、一夜だけのつもりで関係を持った男・和至から「好きだ」と告白される面倒くさいと思いつつも、和至との恋愛ごっこを始めるのだが!?可愛い絵柄で、設定が遊び人の受けなので珍しいと思って、読んでみたのですがだんだんとお約束ストーリーになってしまってちょっと物足りないかなぁと。なんとなくさくやには、智樹も和至の魅力も解らなかったというか(苦笑)「遅れて来た恋情・1」バーでひとり佇んでいた和至を、一夜限りの遊びの相手にと軽く誘った智樹でしたが、寝たあとにたまに手伝いで叔父の本屋でバイトするときに出会っていた、高校生だったと知ります落ち着いた大人の男性だと思っていたので、驚く智樹でしたが、和至の告白で、最初は付き合ってやっても良いかと軽く思い始めますが、今まで恋をしてこなかった智樹には、和至に惹かれていく気持ちが理解できなくて和至の目の前で他の男性とホテルに入ってしまいます。でも和至以外に抱かれていても、何とも思えない虚しさを思い知って終わった後、ひとりホテルから出てきますが待っていた和至の姿を見つけ、和至の想いと自分の気持ちに向き合えた智樹は、「これが恋なのに何もわかっていなかった...」と謝ります和至は分かったならそれでいい...と受け止めて、初めて想い合って抱き合います...うーん、なんだろう。このもやもや感(笑)智樹が「遊び人の受け」にしては、結局はあいまいだからかな?すごく人間としたらあり得る躊躇いを描いているとは思うのだけど、なんだか何も思えないような...。智樹も「こんなに想ってるよ」とか、自己表現があればすっきりするんだけどはい、解りました。という感じで終始気持ちが伝わってこなくて。恋を知って行いを謝る智樹を受け止めるシーンは綺麗だとは思うのですが、そんな(気持ちを)綺麗に描かれてもなぁ...と(苦笑)高校生の攻めと、今まで愛情を知らなかった受けの「恋」なら、もっとドロドロしていても良いかも...好きって気持ちを前面に押し出してくれたら。設定は以外なのに、うまく定番にまとめてしまって。しかも男性同士の多分、リアルな葛藤(他の人に抱かれたり)を出しているのに。遊びなれている所為か、智樹の方がなんとなく攻め思考で和至が健気受けみたいで、さくやは苦笑いでした「遅れて来た恋情・2」和至が修学旅行で数日会えない為、智樹は平然とはしていますが、内心は寂しい気持ちでいっぱいで、数日でこれではいつか別れて会えなくなったらどうしようとまで考え始め、あまりに悩んだためにストレスで不能になってしまいます。焦って今まで和至に会うまでは気持ちよりも「カラダ」が重視だった智樹は、自分は無理だから、女の子と遊びに行って来れば良い、と心無い言葉を言って和至を怒らせてしまいます。後日、お互い本音を言い合って、和至の「好きだから一緒にいたい」という言葉に昔の自分ならそんな言葉は信じられなかった...と思いつつも、今は「愛情」を和至から伝えられることで、体だけでは無いと和至を信じて良いんだと、ちゃんとふたりでする恋愛ということを解ります...うふふ。いや、すごくお話の内容は斬新ですよね(笑)普通のBLだったら悩んで不能とか攻めキャラなところを、受けである智樹がしているので。それに、和至は智樹がすごく好きなのでありえないと思いますが、戻ってくるかも解らないのに、女の子を誘えと和至に言ったりして、どこか無意識に甘えていて。お互いの想いがはっきりして安心した途端、今なら出来る!と気づき和至に抱きついて「余韻とかないの...」と言われる智樹には笑いました(苦笑)さくや、絶対内心ではお話は好きなはずなんだけどなぁこのふたりの組み合わせが、どうもダメなのかな?「未来はずっと先・1」東條は真面目な生徒会長・桐山を好きになってから、毎朝恋愛運をチェックしたり生徒会に入ったりと、少しでも近づくために努力しています桐山の眼鏡が壊れていることに気づいた東條は、今度の休日に買いに行きましょう!と強引に誘いましたが、現れたラフな桐山の姿を見てもっと好きになります不良の攻め(東條)と、生徒会長で堅物受け(桐山)のお話なのですが、16ページなので本当にキャラ設定紹介という感じです次にある本編へのプロローグみたいな。おでかけの後、自分の部屋でデートできて嬉しかったと胸いっぱいになりながらいつかもっと色々したいと悩んでいると、ふと桐山が誰かとしているなんて想像できないな~と考えつきますが、すぐに「想像できちゃった」と赤面してうろたえて眠れないで朝をむかえるのが青春だなぁと(笑)「未来はずっと先・2」テストの順位が下がってしまった桐山は真っ青になってうろたえますが、東條はどうしてそんなにショックを受けているのだろうと、不思議に思います。桐山の父親は成績トップでしか存在を認めてくれず、見放されたと思った桐山は雨の振る中外に立ちつくし、通りかかった東條の家に連れて行かれます自分の話を泣きながら聞く東條に驚きますが、感極まった東條に襲われそうになって想いを告白された桐山はパニックで、部屋を飛び出していきますふと、自分の家の玄関を見ると義母がずっと雨の中待っていてくれたことに気づき父親の本心も義母から聞かされ、成績だけではない、家族ということを実感します。翌日学校で桐山と東條は会いますが、一応助けてもらったし怒ってはいないという桐山に、嬉しくて想いが止められずまた襲いかけますが、あともう一歩のところで、怒った桐山に殴られてしまいました(苦笑)こういう桐山の家族は苦手ですね(苦笑)家柄や求められているものでしょうがないと思いますが、さくやだったら、あまりにも窮屈すぎて怒ると思います(絶対お部屋でいじける・笑)だからたとえ元は誤解やすれ違いだったとしても、追い詰められるような家族の描写は苦手ですね~。一番個々を無視した残酷だと思いません?後で言葉でどんなにフォローされようが、その時の不安や痛いものは痛いんだし。東條との中も少し縮まったと思いますが(東條の暴走により・笑)、ちょっとただの添え役という感じで、存在が薄いのが「恋愛ストーリー」としたらもったいなかったかな...。東條のことを「一応君の事は気に入っている」と言った後に「下僕だし」とぽそっと桐山が言うのが可笑しかったです(笑)「未来はずっと先・3」日々どんどんと夢で襲うほど桐山が好きな気持ちが抑えられない東條ですが、ある日、とある先生が桐山に近づき東條に挑発の視線を送っているのを感じます。先生に呼び出された東條は桐山を狙っているんだと思い込んでいましたが、自分が狙われていたことを知り、若いのだし誰でも良いんだろう?と想いを侮辱され、キレて暴れているところを桐山に怒られ、手当てのために訪れた保健室で「桐山さんじゃないとダメなんだ」と、不慣れな桐山に強引にでもオレの事を好きになって、と抱いてしまいますまぁ、最後は桐山の気持ちはまだ恋になっていないままで終わるのですが(苦笑)先生のキャラが人でなしという感じで、良い具合に気持ち悪かったですでもどんなに東條の想いが強くても強○だからなぁ...(むーっ)あとは暴れる東條を止める為に呼ばれた桐山が、怒りで声が届かない東條を殴って「すわれ」とおすわりをさせるのに笑ってしまいました(笑)良いな~、忠犬攻め(苦笑)「遅れて来た恋情」よりは、こちらの方が好きかな。(いや、さくやの気持ちは正直どっちもどっちなのですが・苦笑)なんとなく......昔好きだった南条圭に桐山の容姿も設定も似ているのが...ねっ!!好きだったんですよ~!南条受け(これもめちゃマイナー・笑)という感じで、違った視点で楽しみました(苦笑)「和至について」描き下ろしは智樹から見た、和至の性格と日常ですがあまあまです智樹との関係をたとえ誰にも認めてもらえなくても良いと周りに言っても良いと思っている和至と、諭す智樹なのですが、ちょっと和至の結局はまだ幼い意識や甘さが出てて、苦笑いしちゃったかな。そんな簡単な世界な訳無いじゃん...としか思えませんものね。智樹が和至の為を思って偏見や辛さを言うのが、この本の中では一番好きなシーンかも。四コマで、そういう行為については智樹のほうがめちゃくちゃ乗り気で和至が「部活で空手をしている」と知れば、空手着を着てしたい!と智樹が思うのがちょっと変態っぽくて笑ってしまいました(笑)今思うと和至の純朴さを出したいのかぼーっとさせたいのか、目が無表情なのが...。だからどんなに愛情を言っても、さくやにはいまいち言葉どおりに思えなかったのかも。ちょっとさくやには、色々物足りなかったかなぁと思いますが、でもBL初心者向けという訳でもない、不思議な位置にあるお話だと思いますお話のぽんぽんっという感じの流れは好きなんだけどなぁ。楽天ブックスだと画像が無いので、コミコミさーん♪
2008.01.24
タイトルと表紙とあらすじにドキドキで(笑)、購入してみましたが予想と違いましたがライトで可愛らしいお話でした♪「作家、ドレイを飼う。」ことり野デス子先生アクアコミックス「今日からお前はドレイ決定!」高校生の雄太は、駅でぶつかった男に怪我をさせてしまう。男の名は西島ツバキ、職業・小説家使えなくなった腕の代わりになって働けと、雄太はドレイのように毎日こき使われることに...!今日の仕事は、ツバキが口述する文章を打ち込むこと。―――んんっ?なにこの「ド」えっ○な描写は...!!!これってセクハラじゃん...と思いつつも、意地悪なツバキが淡々と口にする言葉にドキドキが高まってしまって!?表紙は意地悪そうな青年と、鎖に繋がれてる男の子なんですけどね(苦笑)すっごくあまーいラブストーリという感じでしたそういった意味では期待とは違いましたが(笑)、可愛らしいお話と絵なので読みやすかったです「慰謝料請求いたします!」あらすじのふたりの出会い編なのですが、雄太は責任を感じて病院でもかいがいしくツパキの「ドレイになれ」という言葉を聞き入れご飯を食べさせたりとお世話をするのですが、小説を書きたくても腕に怪我をさせてしまってパソコンに触れないと言われ、ツバキに考えている文章を言葉にしてもらい、代わりに文字入力をします。だんだんと過激な内容になっていくツバキの言葉に、小説のことだと思っていてもドキドキしていってしまい、「愛してる」という言葉に思わず自分に言われたように思ってしまって、病室から逃げてしまいます。後日、ツバキの退院が決まり離れることに涙をこぼす雄太に、ツバキは優しく想いを伝え、抱き合います「今度は惚れさせた責任、とってくれるよな?」......ありえないっ(笑)と思いつつも微笑ましく読みました(苦笑)ただページが少ないのと、ことり野先生の描き方なのか、キャラの「目」がすごく虚ろで、感情が読んでいるさくやには伝わらなくて...ちょっと残念でしただって、ほんとツバキの想いに気づけませんでしたもん(笑)「転職させていただきます!」ドレイといわれつつも、バイトとして雄太はツバキのお世話をしていますが、未だ完治した怪我の事をもちだしたり、バイト内容に含まれているからとキスをしようとしたり...。雄太はバイトでキスをしてお金をもらうなんて!とツバキから離れて、他にバイトを探しますが、探しに来たツバキに連れ戻されてしまいます「お前の仕事は俺の助手だろう」というツバキの言葉に雄太は感激しますが、気を許した隙に、ベッドシーンの描写がしたい。と優しく、少し意地悪に抱かれてしまい、愛してるという言葉に、もう離れられないほどツバキを好きな気持ちを実感します...あーまーいーっ(照)いや、すごく雄太とツバキのふたりは真剣なんでしょうが、切ない気持ちを伝えた後小説の資料の為に抱くんだ!と、真面目な顔をして雄太を騙そうとするツバキが(苦笑)はっきり抱きたいから、抱くんだって言ってあげれば雄太も素直になると思うのだけどなぁ(笑)この後に描き下ろし四こまがあるのですが、雄太への気持ちをお手紙にしようと徹夜で、必勝ハチマキをまいて(もうこの時点で何がなんやら・笑)息を切らして腕に抱える位のラブレターを書いて、渡すのに笑ってしまいましたラブレターを置く効果音が「ドカーン!!」なんですもんっ「猫を飼う」人間嫌いの成瀬は、通り道に傷ついて倒れていた睦月を、まるで捨て猫を拾うように家に連れて行きます睦月はこれまで自分を売って生活をしてきましたが、前の彼氏が暴力的だったため隙をついて逃げてきたところでした。成瀬は猫しか好きではないと言いますが、傷ついた自分の面倒を見捨てずに見てくれる姿に、好きになってしまうかも...と怖くなり部屋から逃げ出してしまいます睦月は愛情というものがわからなくて、愛が無い付き合いなら受け止められますが前の彼氏のもとも暴力というよりも「愛している」と言われたことに、こころに入って来られる事に怖くなって逃げ出したようなものでした。でも成瀬への想いは捨てたくないと戻ろうとした時、探しに来てくれた成瀬に自分の想いを正直に伝え、成瀬も人間は嫌いだけど睦月は好きだと言いお互いの大切さを実感しますさくや、このお話は好きなのですが、やっぱり表情が読み取れないというか色々残念だなぁと思います。ことり野先生の絵だからこそ、あまり重くならずに読めるという気持ちもありますがこういうお話は描きこまれた、丁寧な描写で読みたかったかも(さくやの我侭・苦笑)成瀬と抱き合う時に「これが最初だったら...」と睦月は泣くのですが、ちょっとそれもどうかなぁと思いました。(攻めですが)成瀬とか、雄太がそう言うのだったらまだ良いかなと思うのですがそれまでそれで生きてきた睦月が言うと、過去の(睦月は無くても)愛情をくれた人も、明るくは無くても大切な自分の時間もすべて否定してしまったようで...なんだか軽々しく使ってほしくなかったなぁと(苦笑)でもすごく雰囲気は好きなお話です「ロマンティック暴走系」可愛い容姿で社長の息子の早紀は、営業の笹羅川が好きでしょうがないのですが笹羅川は早紀の父親が好きなのでまったく相手にはしません。でも...しちゃうんですね...(むむっ)さくや、このお話苦手なので...(苦笑)抱かれた早紀は両想いだ!と嬉しくて後日、見かけた笹羅川に抱きつくのですが「好きだっていってない」と冷たくあしらわれます...最低だ(苦笑)いや、コメディーと思えば良いのでしょうが、受けを抱いてまでそういう態度をとるなら最初からするな。と思うので...うん。またこの早紀も好きになれなかったなぁ。「寮内恋愛バトル」同じ寮に住む三人のお話なのですが、受け一人をめぐって攻めがバトルかな?と思わせておいて、終わってみれば三角関係でも何でもありませんでした(笑)新しく入居してきた後輩の向井から、菊池は好きになられてしまい熱いアプローチを受けます隣の部屋どおしなので壁に穴が開いているなぁと思ったら、向井が菊池を見るためののぞき穴だったり、天然?の向井は突拍子の無いことをしますが段々と絆されて...。くすくすっと笑える場面と向井の切ない気持ちが丁度良い感じで、楽しく読めました...がっ!!!表紙も三人で終わりも三人なのですが、菊池と向井以外に菊池にちょっかいをかける先輩が出てきます。その先輩が向井をからかうように菊池のほっぺにちゅしたり、口にもしたり(汗)するのですが、先生のコメントには「ただのドタバタ要員」というようなことが書かれていて...だったらそこまでする必要ないんじゃないかな?(笑)これは三角関係だろう!とラスト近くまでわくわくしながら思っていたので、あらら。という感じでした。でも菊池と向井のふたりのお話だと思えば、面白かったです四こまで、のぞき穴を塞いでしまおうと菊池がたんすを移動させると、身長サイズの大きな穴を開けている最中の向井が描かれていて、笑っちゃいましたよく考えたら怖い想いですよね(苦笑)「24時間営業中」坂本はバイトをしているコンビニに、いつもデザートを大量に買いに来る男性が心配で気になってしまい、思い切って声をかけますが「余計なお世話だ」と冷たく言われてしまいます翌日、仕事でイライラしていてて...と謝りに来た男性は白川と名乗り昨日のお詫びにと袋いっぱいのデザートを坂本に渡そうとしますがこんなのばかり食べてるのか...と心配になり白川の部屋に行ってご飯を作ります部屋で仕事をしている姿と、坂本が作ったご飯に泣いて喜ぶ白川にドキドキとした気持ちが生まれ始めますが、突然コンビニの閉店を伝えられ、仕事もなくなっちゃったし白川とも会うことはないとお店の裏で落ち込みますが、現れた白川に想いを伝えられ坂本は「俺も閉店セールだから持ってけよ」と...うっ!!!ここって笑うところじゃないはずなんですけどっ!!(汗)このセリフはいかがなものかと(苦笑)短編の中ではこのお話が丁寧に抱き合う場面が描かれているかなぁと思いました。その後仕事を見つけなくちゃという坂本に「うちの家政夫に」と言われるのですが...それってお金をもらう関係なのかしら?ふたりとも両想いなのだから、「仕事」が入ると難しいと思うんですけど(苦笑)まぁ、ここは「新婚生活なのね、きゃっ!」と思うところなのだとは思いますがちょっと現実的なことを考えてしまいました(笑)想いが唐突ですが、さくやこのお話も好きです「どうすればいいの」6ページのお話でしたが、一番はっきりしていて萌えたかも(笑)風紀委員の竹内はいつも川谷に文句をつけては指導室につれてきて罰として抱きますその意味が解らない川谷は真面目な格好をすれば良いんだ!!ととことん優等生な姿で登校しますが、「連れ込めないだろう」と怒られて...。うーん、川谷が全然解っていないのもすごいけど、竹内の強引さが可愛い~!川谷を好きな気持ちがめちゃくちゃ伝わりましたよ、6ページなのに(苦笑)「本日休業いたします!」小説が書けないと悩むツバキと雄太で気分転換に旅行に行くお話なのですがいちゃいちゃシーンもたくさんで、可愛らしいお話でした小説の資料のためなら...と、恥ずかしくても色々言葉にしたりしてくれる雄太に次はファンタジーものなんだ!と、甘えて羊の着ぐるみを着せようとするのが、あらあらツバキは変態だなぁと読んでてほのぼのしました(変な感想・苦笑)ちなみにツバキは狼の着ぐるみで(笑)「順番に撫でてくれなきゃ」同居している睦月と成瀬ですが、成瀬の仕事が忙しくなり同じ家にいても会えない日がありますが、人間嫌いでさっぱりした関係を好む成瀬を考えて、睦月は何も言わずおやすみの挨拶だけ済まして自分の部屋に行こうとしますが「最近触ってない」と抱きしめられますうーん、幸せなんだけどちょっと切なさがただよっていてでもやっぱり幸せで(何が言いたいの、さくや・苦笑)あまりお互いを干渉しないふたりの限界のひとこまという感じで、さっぱりしたお話なのに、ちょっと艶っぽい空気があって、不思議なお話でしたでも「さっぱりしていなくちゃ」とどこか睦月が割り切っていなくちゃいけないと思っているのは寂しいかな。もっと成瀬、睦月をかまってあげてよーっ!!と叫びたくなりますでもそうなっちゃうとこの一連の繊細なお話は台無しなんだろうな(苦笑)あとがきの編集部さんにラブラブな場面のコマの説明を求められて「言葉責めプレイだ!」とショックを受けている先生が面白いです(笑)可愛くて、まとまったお話なんですけど、無表情のお人形さんたちというか「目」が生きてないみたいで...特に攻めの...もったいないなぁと思いました。だからいまいち、お話に入り込めなくて。(描かれているのは愛なんだって解るけど、こっちには伝わってこない。みたいな)でも各お話のキャラの出会いは面白かったりと、結構読むのが癖になります色々と書いてしまいましたが、それでもふと読むのに良いお話だなぁと思います♪
2008.01.19
このお話の新刊コミックスも発売するので、その前に感想を♪「ラブまっしぐら!」高沢たえこ先生drapドラコミックス空腹で倒れていたところを助けてくれた圭一に、お礼がわりに自らのカラダでご奉仕しちゃった空。二度と会うことはないと思っていた圭一と、また出会った空は...!?.............なにこのあらすじ!!?(汗)全然お話の良い所が伝わらないし、わかんないじゃんっ!物語を書きすぎているあらすじもあれですが、こんなのは嫌だわ(涙)ちなみに「奉仕」の後にハートマークが入ります...。毎回眉毛が気になるのですが(苦笑)、絵も可愛い感じなのにちゃんと大人に見えてお話もシンプルで読みやすくて好きです「ラブまっしぐら!一話」三兄弟がそれぞれ同性の恋人に出会うお話なのですが、第一話は高校の先生の光(受)と教え子の古河(攻)の可愛い恋愛ににやにやしちゃいます一番タイトルの「ラブまっしぐら!」が合っているかも。古河が一生懸命にまっしぐらに愛を叫んでいるので(笑)どたばたしつつも切ない場面もあって、ちょっと天然な光と、ずっといちゃいちゃしていたい古河の攻防戦がくすくすっと笑える感じで楽しいです。ただ次のお話の主人公でもあり、あらすじにもある空が圭一の家から兄の光の家に家出してきているのですが、多分この時は深く設定が無かったのかな?「圭一×空」の本編を雑誌で読んでいると、色々と矛盾が出てくるような(苦笑)圭一が空を光の家の前で、車で隠れて待っているのは愛情の深さで納得(笑)するのですが、空が圭一を「あんた」と言ったりするのはちょっと違和感があるかなぁ。若い古河の勢いにたじたじになる光と、しっぽを振って好きっ!と叫んでいるような古河が可愛いお話でした。「ラブまっしぐら!二~三話」三兄弟の末っ子で家族にカミングアウトをして父親から勘当されてしまった空が主人公のお話ですが、一番人気なのかな?雑誌でもよく掲載されているので。確かにあらすじどおり、おなかがすいて倒れたところを圭一に助けてもらってそのお礼に酔った勢いもちょっとはいりつつ、一夜を過ごすのですが今読んでみたらなんでさくやがこの二話目のお話を、空と圭一は好きだけど、あまり読まないかが解ったわ(苦笑)空が軽い感じで描かれているのがダメなんだろうなぁ自分のカラダで...という感じで、出来ないくせに打算的に考えるだけ考えていて。ちょっとこのお話だけだと空が微妙かも(笑)可愛いんですけどね。ただ誰でもいいから今欲しい。という感じで、続きのお話とかでそういうキャラじゃない分ちょっとうーんかも。包容力のある圭一と大学生の空の、最初の出会いのひとこまというお話でここでは朝になったら空は出ていってしまって、第三話は偶然再会して、色々誤解がありつつお互い好きになっていたと告白して一緒に暮らし始めてハッピーエンドなのですが、空が女装して、男の子だとはそのお店の社長以外には内緒で夜のお仕事をしているというのが...トンデモ設定ですよね(苦笑)でも同性同士の難しさを過去の恋愛で、重く実感している空がおそるおそる圭一の愛情を疑いながら受け止めようと思うのが切なくて、ただ楽しいだけのお話じゃないのが、すごく読んでてじーんとしました。二話では純情なのに投げやりな「抱かれればいい」という感じがただよっていて覚悟してそういうのだったら良いのですが、こういう軽く描かれるのは苦手なので「...。」でしたが、空の恋愛に対する内面がさり気無く描かれている三話は好きですここで空のバイト先の社長の奥さまが出てくるのですが、雑誌のほうの連載では圭一がこの人に「ゲ○歴長いだろ」とか言ってて、あれれ?と(苦笑)どっちの設定が本当なんだか、焦ります(笑)「ラブまっしぐら!前・後編」小さな図書館の司書をしている三兄弟の次男の海と、本を借りにくる守のお話でしっかりものの海が、ぽややんとしていて穏やかな守を気になっていって何も無いところで転んだりする守を気遣いながら、だんだんと無自覚のうちに恋の想いになるのが、読んでいるさくやのほうが照れてどきどきしました。ぽやーんとしていても、守はなくなった姉の子供たちをひきとって育てていて守の優しさが大きくて、このコミックスの中では空と比べると華やかさは無いけれど一番あたたかくて良いなと思えるお話かも。抱き合う前に、子供たちは妹のところに行っていると知った時の真面目な表情で「そりゃラッキー」という海が切実で(苦笑)海は絵本作家になりたいと思っていても現実主義が邪魔をして夢のある物語が考えられなくて、図書館のポスターを描くだけだったのですが、守にストーリーを考えてもらって、自分が絵を描いて絵本をつくりたい。と思うのが、すごくふたりの共同作業という感じで、大人だけど一緒に見たい夢があってこういう雰囲気、好きですあとは描き下ろしでちょっとずつ三兄弟のひとこまが描かれてますが、朝の学校の階段でさっと誰も見ていないうちにキスをする古河と照れる光が可愛いし、会うといつも何かしてくると、照れて図書館内でも海を避ける守とそれを「誘ってます?」と誘導作戦?と思う海のふたりも可愛いし、帰宅が遅くなる圭一にご飯を作ってソファでくーくー眠りつつお手紙を書いておく空が...圭一、毛布かけるのは良いけど寝室までつれてってあげれば良いのに(苦笑)気軽に読めて、ちょっと切なくもあたたかい気持ちになれるお話ばかりで恋の始まりの甘酸っぱいドキドキの気持ちという感じで楽しく読めました♪読み返して気づいたけど、みんな髪型とか受けは白で攻めは黒なのが(苦笑)楽天ブックスだと画像が出ないから、コミコミさんのも↓
2008.01.17
BL初心者の方にはぴったりの、甘酸っぱくも可愛いキャラとお話です♪「いっそもう、くどきたい!」三島一彦先生角川書店女の子大好きの三国は合コンでクラスメイトの土屋と会う。ポツンと淋しそうな土屋にちょっかいを出したつもりが、まんまと受攻逆な展開に。ストレートに愛を告白され土屋の独特のテンポにはめられた三国はうっかり恋に落ちちゃって...。2つお話が入っていて、どちらも絵柄も可愛いですが、お話もおやつと一緒に気楽に読める可愛い感じです「彼氏ならいかが?」「お金持ちの天然でもちょっと腹黒学生・日野×新任教師・鮎川」のお話なのですが、今まで恋愛で女性に何度も裏切られたりと良い事の無かった鮎川が信頼できるのは男性だ!と達観してしまい思い切って男子校の先生になってしまいますその鮎川を好きになった日野は、自分から恋愛を始めたことが無いため褒められたいがために、新任教師として焦っている鮎川の授業を勝手に進めて乗っ取ってしまったり、「卵が好き」と知ったら勝手に鮎川の部屋の中一面に大量の卵を敷き詰めたり焼肉が食べたい。と知れば牛を一頭買おうとしたりと、嫌がらせすれすれの行動をしますが、ついついその行動は鮎川の為という事に絆されて付き合ってしまいます鮎川が学生と付き合うことに不安を感じて、別れ話を出したり人気教師になって慕われている鮎川に複雑な気持ちになる日野とかちょっとした「切なさ」もありますが、全体的にほんわかしているので読みやすいですお約束ストーリーとキャラという感じで、いまいち可愛さ以外でこころに残る所が無いのですが(苦笑)でも不思議と好きなお話かな一心に鮎川を想って、おめめをキラキラさせながら見つめる日野は可愛いです♪ただ、年下攻めを強調したいためか、日野は結構キャラがはっきりしているのに鮎川があまり魅力的に思えなくて...うーん。だったかな?(あたふたして可愛いけど)日野の天然&プレゼント攻撃に悩まされて、苦労性で楽しいキャラなんですけど絵柄は攻めっぽいし、同性を好きになる...という感じでもないので。どうして好きなのか?とか、ふたりの心境が描かれているよりはキャラの暴走が主になってて、楽しいけどそれ以上が伝わりにくいかなぁ多分、もうひとつのお話の方がもう少し設定があるからかも知れませんが(苦笑)でも学校でのいちゃいちゃを、鮎川を慕う生徒に邪魔されて、続きは家で...と言われた後、不機嫌だったのに「はいっ!!!」と必死に叫ぶ日野が素直で正直で、可愛いです(笑)「いっそもう、くどきたい!」こちらはあらすじのお話なのですが、女の子大好きな三国がどんどん土屋を意識していって、好きになっていく物語なのですが、展開が速いので三国が土屋を否定していても、あれやこれやという間にあらっもう抱き合ってる!?という感じなのですが(汗)でも、このお話は突っ走っているまま読むのが良いのかなぁと。ちなみに表紙の黒髪が三国、茶髪が土屋です様々なアプローチをしつつ、自分に「早くケ○につっこみたいな」と言う土屋に、それは誤解だと、三国は自分の遊んでいる子を紹介しようとしたり、でもずっと好意を言葉と態度で惜しみなくぶつけてくる土屋を、意識してしまい合コンのときでも頭から放れなくなっちゃう三国なのですが、土屋を意識していても女の子が好きなんだ!と、思い込むために合コンに行って、女の子の胸よりも土屋を想ってしまうことを自覚した時に、タイミング良く、土屋が三国を連れ帰るために現れて...ドキッと(笑)よく、BLでもなんでもお話って攻めの過去を嫉妬する受けとかが多くありますがこのお話は受けが女の子大好きだった分、喧嘩も嫉妬も土屋がしているので読んでいて......ゾクゾクシマス(さくやさん、さくやさん?・苦笑)あっ、ワクワクします!(こっちの表現のほうがいいかな・笑)だって攻めが「オレは何も気にしてないもんっ...」って体育座りで落ち込むんですよ~!でも、三国は喧嘩して、いらいらリミット振り切ったら「嫌いになったならさっさと...」とか別れるなら早く言えばいい。みたいなことを言っちゃうので、土屋はいつも必死にならないとだし可哀想かも(苦笑)描き下ろしで土屋と三国の想いの違いが描かれているのですが、三国はそのまま素直に好きなのに、結構三国はこころの中ではめちゃくちゃ束縛して屈折しててあっ、君ダークなのね!?とにやにやしました(笑)ちょっとしたことで「不機嫌になったかな?」と、おろおろする三国と困っている顔を見て「自分の事でみくは今いっぱいだ」と内心悦びを感じつつお前を手に入れるまでどれだけ長い間想ったか、二度と他のやつにはわたさない、生涯手をはなしてやらない。と、土屋のほうは手をつないで、キスの時も想っているのが...三国逃げて!!という感じでした(苦笑)ふたつのお話どちらも、可愛いという感じのほうが攻めで、お姫様抱っこしちゃうようなのが受けで(笑)でも読んでいて、可愛いお話にどんどん楽しくなりました。三島先生の癖なのか、...なシーンでも毎回後ろからばっかりとか、もうちょっと違う抱き方も見たいなぁと思いましたが、絵も綺麗で素敵です甘い飲み物とお菓子と一緒に読みたいお話でしたちょっと甘さに飽きても、ちゃんと描き下ろしのビターテイストがあるので♪ただ......長年BLを読んでてしまうと、大の女の子好きがそんな簡単に落ちるかな?と台無しの事を思ってしまいますが(苦笑)どこかで見たお名前と絵だな~と思っていたら、咎狗の血のアンソロで描かれてたんだ!今、楽天で検索したら出てきたので「あーっ!?」と(笑)
2008.01.16
以前楽天ブックスで「BL」特集をしていた頃に、紹介されているのを見かけて買ってみました♪(結構長い間特集されていたのに突然終わりましたね・苦笑)「妄想パラダイス」杉浦六花先生アクアコミックス開発部から営業部へと異動になった天野だが、そこは女性用品を扱う女の園だった!部で唯一の男性スタッフである柿本は、営業成績も良くハンサム。女性社員の憧れの的にでもなりそうなタイプなのに、女には興味無く天野を一目見るなりプロポーズ!「ガテン系」なカレシとめくるめく愛の世界に飛び込みたい天野は、タイプじゃない柿本のプロポーズを一刀両断するけれども......。いつも妄想いっぱいで、抱かれたいと思っている35歳、カレシ体験なしの天野と自覚している自分の魅力で取引先の男性たちを体で懐柔してきた柿本の一目惚れから始まるどたばたコメディーなのですが、確かにくすっと面白いです柿本がどんなに格好良いとまわりに言われていても、天野は「ガテン系」が好きなので、柿本の想いを無視して、ふと時間が空くと誰かに襲われている自分を妄想してドキドキしていたり(笑)出会いから季節ごとのお話で、ずーっと報われません最後まで天野は柿本なんて全くお呼びじゃなくて(苦笑)、柿本ひとりから回っている感じなのですが、数回まではお話を読むのに楽しかったのですがさくやは...絵が苦手かな?全キャラじゃなくて、主人公で受けである天野があまり可愛くなくて絵柄が、がちっむちってごつい感じなので好きになれなくて(苦笑)表紙の黒髪のほうが天野ですが、白黒だとそんなに可愛くない(笑)たとえおやじ受けでもある程度は...うーん。なのでタイトル作はちょっとさくやには残念でしたでもでもっ!!120ページの描き下ろしのもう一作品は好きです♪まぁ、受けが可愛いというのも第一でしょうが(苦笑)こちらもギャグコメディーですが、勢いとめりはりがあって読みやすくて。高校生のときに出会った恋人同士のお話なのですが、受けの誠はサラリーマンで攻めの弓弦は、お昼の時間は食事に来る誠のために、実家の喫茶店の手伝いをして通常は大学の教授の助手をしているのですが、おまじないが大好きで恋に効くという怪しいものをコーヒーにまぜて飲ませようとしたり、誠と会いたいから授業を延ばすな!と学生を脅したりあまりに人前でもべたべたする弓弦を、誠は殴ったり蹴ったりして剥がすのですがすぐに復活して「そういうところも好き」と足にしがみついたり...こんなのが恋人なんて嫌だわ(苦笑)でも意外とギャグだからか、時々ミニキャラで描かれるからか弓弦は気持ち悪いくらいの変態なんですけど、誠の拒絶の時の蹴りとかテンションの高さでうまく緩和されていて重い愛情だけど、ふたりが幸せなのが解るので笑って読めるのが楽しいです物語の流れは定番といったらそうなんですけど、弓弦のキャラが個性的で濃いのと誠のツンデレぶりが可愛いので(笑)(なんとなく絵柄がクラ○ドっぼいし・苦笑)軽いお話を読みたいときに良いなと思いました!しかし、120ページも描き下ろし入れてまでコミックスを出すアクアコミックってすごいですよね(苦笑)結構さくや、むむっとしていることがあって。雑誌が隔月発売なのでしょうがないと思うのですが、発売するまで執筆者があやふやなのが本当「コミックアクア」の、むむっとポイントなんです(苦笑)好きなお話があるのですが次回へ続くとかなっていても、発売してみると掲載されてないと言うのが結構あって(涙)しかも別に休載という訳でもなさそうなので...なんか売り方が嫌だなぁと。この先生の名前を記載しておけば次も買うだろう、見たいな。本屋が近所に無い分、ネットで購入しているので発売が近づくと本当に嬉しくて、わくわくして注文するのですが、さくやこれで何回もがっかりしているので(笑)ちなみに今月号も(笑)掲載しないならしない、休載や落としたのなら編集部さんからひとこととか何かあったら納得できるし親切なのにな~。
2008.01.11
何度も読むうちに好きになったお話です♪「嘘つきはだれだ」ユキムラ先生drapドラコミックス幼い頃からずっと一緒だった市太と弘。ところが、市太が男性と抱き合っている場面を弘に見られてから、ふたりは絶縁状態になってしまう。だが、そこには思いがけない真実があって!?最初は弘の気持ちがわからなくて、市太も一体何がしたいのかな~(むむっ)とちょっと苦手に思えてあまり読んでいませんでした(苦笑)だって本当に「感情の擦れ違い」としたいのは解るのですが、言葉や表情が(特に弘が)少なくて、始めは「なんで最後こんなに急展開!?」と(笑)けれど絶賛されている方もたくさんいるし、BLCDにもなっているから「理解するのよ~(汗)」と、ここ最近事あるごとに読んでいましたでも、両想いだって安心して読めば、ふたりが自分勝手にぐるぐる悩んでいるのが伝わって弘の苦悩も、市太の気持ちも分かるかなぁとは思います。幼なじみ同士の市太と弘は、高校時代までは仲良く一緒にいましたが弘の受験勉強などで、だんだんと距離がひらいていきますつい、いつしか淡い恋心になっていた弘のいない寂しさを埋めてくれるように声をかけてくれた同級生の誘いに乗って、ある日市太は部屋で肌を重ねようとしますが、その現場を弘に見られてしまい「気持ち悪い...っ」と、拒絶されて以来、社会人になった今でも家は近所同士のまま言葉を掛け合うことも出来ず、微妙な距離を保ったままで。...でも市太って同じ受け同士の、職場の先輩とセ○レの関係なんですよねでも誰にも抱かれたことは無くて。さくや、「攻めが遊んでいるなら、受けも遊べばいいじゃん!」...ってこれじゃあ、まとめるとそうなるけど...極論だわ(笑)いや、攻めのいい加減&非道なのを読みすぎて近年、爆発状態なんです(苦笑)と、思っている受け溺愛を言いたいさくやだけどっ(もちろんお互いだけしか見えなくて一途でラブラブなのが一番最高ですよ!・笑)でも、この市太の気持ちは...結構今読んでも分からないかな。純情に見せたいのだろうけど...なんかぴんっとこなくて。想いを明らかに言葉にしないまま、いつの間にか話では大きな想いになってて、ひとりで自分を追い込んでるように見えるだけで、慰めてくれる先輩もいるし市太って幸せじゃん...と、思ってしまう(苦笑)何でしょう、あと一歩踏み出せばいいのにって。ただ、高校生の思い出を引き摺っていて...すごく弘を美化している気がして。確かに苦しい恋でしょうが、市太ひとりでだけなんだもん。ひとりで、ぐるぐる悩んで...想いを少しでも弘に見せることなく。逃げるだけで、いつの間にか先輩がいてくれました、なーんて。よくこういう幼なじみ同士のお話があっても、障害があって周りの目があって好きなのも言えなくて...っていうならぐるぐるしているのも解るのだけどどうもこのお話だと、その場面がさくやには...感じられなくて、うーん。おじいちゃんの存在も。弘とおじいちゃんの囲碁の場面があるからこそ、お話が進むのだと解るんだけどおじいちゃんの家出はこの時だけじゃないし、何でいきなり今回からに限って弘が市太の部屋で囲碁してるの!?って(笑)さり気なく、熱で倒れた市太の為に走って好きなゼリーを弘が買いに行ったり先輩を見て怖い顔で市太に、「付き合っているのか」と言ったり...でもさり気なさ過ぎて(苦笑)高校生時代の勉強に忙しいからと一方的に市太を邪魔扱い...と見てはいけないのだろうけど、幼なじみという甘えがあるとしても酷いと思ったし市太と同級生のそういう場面を見てショックを受けたのは解るけどずっとお互い話し掛けれない。とかいつまで引き摺ってるの?って...陰湿で。(ふたりとも)そんな風に感じたから、最初読んだときは、弘の気持ちがまったく解らなかったもん弘への想いを断ち切ろうと、先輩の「自分の店の開店について来て欲しい」という言葉を受けて、住み慣れた部屋を出ようと弘に冷静に話をしようとしたら先に弘から高校のときの市太への拒絶の態度を謝られて「これで、出て行ける」と泣きながら微笑む市太ですが、出て行くと知った弘は焦って市太を襲おうとしてしまって...。弘も市太も好きだと、今までの言葉足りなかったのを一気に叫ぶのですがあらあら、急展開(笑)でも、「行くな...」と縋りつく攻めは、さくや大好きです!!市太は「初めてなんだよ...!」と恐々なのに、初っ端から市太の後...を舐めれる弘にはびっくりですよ~(笑)あんなに弘からの拒絶反応から延々お互い傷ついていたのに、どこでやり方を覚えたの弘っ!?(苦笑)まぁ、これが「BL」だけど...まじっく♪朝、照れながら市太に「愛してる」と言う弘に抱きつきながら「ありがとう 大好き」と泣く市太は好きです。好きになってくれる確率が少ない人が、自分を見てくれたら「ありがとう」って、その方に感謝してしまいそうになりますもん。その後は、先輩と殴られる覚悟で話をしようとする市太が心配でついて来たりさぁ、これからいちゃいちゃ♪と思っていたらおじいちゃんが市太の部屋に家出しにきてしまい、「蜜月がっ...!」とショックを受ける姿や、先輩の送別会から帰って来た市太が、先輩と何かなかったかと心配で、襲ったり......弘さん、性格変わりすぎたと思いました(笑)そんなに好きだったらもうちょっと表現してて欲しかったな...ふふっ。何となく、さくやの中では今でも市太も弘も人物的に苦手で。とても切ないのかもしれないけど、ちょっと伝わり辛かった気がします何かが足りない(言葉でも、愛情表現でも、雰囲気以前に)と。だから「受けだけど市太の為なら抱くことも出来る」と、愛情を惜しみなくくれた先輩のほうがふたりより一番優しくて、魅力的だったなぁと思います。もったいないな~!(雑誌のほうでは先輩も彼氏を見つけてましたが・笑)あとのお話は長年の想いの成就後なので、既に熟年夫婦のようでこの場面はすごく好きです♪「恋人っぽいことしてないな」と悩んだり(苦笑)雑誌購読用のおまけのお話でも「(家の老朽化で)引越ししようと思う」という市太に、「別れるなんていうな!」と弘が縋りついたり(笑)うーん、こうに書いていると悩んでいる時のふたりがまどろっこしい(笑)だけでふたり一緒としては好きなのかな...?おたがいうそつきだった、という事でね♪
2007.12.26
あらすじを読んだときのイメージとは違いましたが、好きなお話です「恋の雫」香坂あきほ先生drapドラコミックス大学で知り合った成沢と肌を重ねるようになった麻耶。カラダの関係が自分だけ深く、熱くなってしまうことに焦燥を感じた麻耶は...。タイトル作と他に短編が3作と書き下ろしに成沢と麻耶のお話があってどれも恋が始まったときの雰囲気が描かれていて、爽やかなお話たちです♪「恋の雫」まず最初、雑誌のところ(あと帯にも)に「俺だけが、好きなんてくやしい。」って言葉があったので、とても印象に残って購入を決めました。受けの一方通行な想いや、切ない恋はさくや苦手なのですが(苦笑)すごく「くやしい。」なら、どうするんだろう?って気になっちゃって。だから読む前の印象は、受けへの想いや感情を滅多に出さずにただ抱く攻めと何も言えないけど、内心は苦しい受けのお話だと思ってたから...。読んでみて、びっくり(笑)いや、絵も雰囲気に合っているし読みやすいし、あまあまだしさくやの印象とは全く違ったけど、違う魅力のあるお話です。成沢はいつもサンダルを履いていて、入学式のスーツ姿でもサンダルなことに気付いた麻耶が、つい気になって成沢の姿を探して見てしまううちに、成沢からも視線をもらい、いつの間にか麻耶の寮の部屋に入り浸らせたりカラダの関係が始まってしまったような仲なので、好きだと想い始めても自分に対する成沢の気持ちが、何なのか聞けないまま悩んでいるのですが......がっ!(苦笑)どう見ても、成沢は麻耶にめろめろなのが表情や言葉で解ります(笑)まぁ、キスしている時に麻耶が目をつぶっている間に食い入るように成沢は麻耶を見つめていたりと、上手く想いが伝わらないんだなぁという感じなのですが......それにしても、成沢はこんなに想いを表に溢れてさせているのに。気付かないで「俺だけが、好きなんて」と思うなんて(笑)あらすじ通りのお話を読もうと思えば、期待とは違いましたがお互い言葉が足りなかっただけのラブラブな可愛いお話だと思えば成沢は麻耶に惚れ込んでいて、美形だし麻耶は意地っ張りだけど、素直で可愛いし、良いお話でした♪一話は成沢から一歩踏み込むお話で名前を呼ばれるのが慣れない、と照れ隠しで怒る麻耶と名前を呼ぶたびに「好き」という想いを乗せていたと告白する成沢に泣きそうな、焦るような照れた顔の麻耶が可愛くて!青春だなぁと。(最近この言葉さくや多いなぁ・苦笑)二話目は、多分お互いあまり確実な言葉は口にしていないと思うのだけれど過剰に意識しちゃう麻耶と、どこでもべたべたする様になった成沢でも麻耶はカラダから始まった関係への焦りから、(でもこれってふたりとも一目惚れじゃあないのかな・笑)もっと他にすることは無いのか!?、と思わず怒鳴ってしまいそれを聞いた成沢は嬉々として俺とデートがしたいんだね、と恋人らしいことをしている、とニヤニヤ喜びます...可愛いな、成沢(笑)でも両想いの恋だと解ってもどこか意地を張ってしまって素直になれない麻耶は、名前を呼んでよとべたべたしてくる成沢を冷たく拒否したり...でもこんな時も溜息をつきつつ、違う話に変えたりすごく成沢が優しくて、ちゃんと麻耶を理解していて。べたべたしていないと麻耶の気持ちが解らなくて不安だった成沢と人目があるところなのが嫌なだけと照れる麻耶が...らぶらぶだなぁ(苦笑)素直にお互い想いを言葉にして、抱き合った後眠る成沢の名前を麻耶はこっそり囁きますが、途端にばちっと目を覚まして、びっくりする成沢が可愛かったですすごく麻耶が潔い...というか表面的には甘くない?そういうイメージだからか、不思議とあまあまなお話なのにさっぱりしていてキャラもお話も好きになりました魅力的なのに、ページ数が少ないのが残念です(涙)「きみの声が届く距離」多分マンションかな?上の階と下の階に住んでいるふたりで出会ったきっかけは洗濯物が上から落ちてきたのを拾った宮川が、上の階に住んでいるツカサに届けに行ったのが始まりで、今では何往復もして、たまに夕食を一緒に食べるほどになっても時々わざと物を落としてきたり、ツカサの部屋で普通に会話していてもツカサからの段々激しくなるスキンシップの意味が解らなくて焦った宮川は部屋から走って逃げてしまいます。その後からは、上の階からの落し物は無くなり、届け物がないと自分からツカサに会いに行く理由も無くなってしまった事に気付いて。でもベランダで、ツカサもベランダに出ていることに気付いていつも通り話し掛けますが「迷惑になることはしないってきめた」と宮川を好きな気持ちはあっても、それを消しても一秒でも長く近くにいたいとこころの中で願うのが切なくて...このお話も会話が足りないだけなのよね(笑)一方的に言われた宮川は怒って、初めて「落し物」無しでツカサの部屋に怒鳴り込んできますが、その時自分も理由が無ければ会えない様にしていたと気付き、謝りますが「はじめて自分からきてもらえた」と喜ぶツカサが健気で(苦笑)でも、どうみてもこの時点では宮川は「抱かれる」という考えまでになっていなさそうなのに、どんどんいただかれてしまうのが(笑)しかも最後はツカサから、同棲話まで出てるし。ちょっと急ですが、とても雰囲気のあるお話で好きですよく考えると両想いにならなかったら、怖いお話ですけど(笑)ツカサだけ物を落とすたびに、宮川への想いが積み重なっているみたいで「抱きしめたい」高校生同士の、相手を意識するところから始まるお話なのですが高瀬は、いつも元気に走りまわる練馬に話しかけられてから仲良くなりますが、今では恋になってしまっています。それまではあまり意識していなかった、シャツのボタンを外すと見える肌やからかう為に触れてくる練馬の手にも過剰に反応してしまい、そろそろ限界がきていると、練馬のために距離をとろうとしますが急によそよそしくなった高瀬に、思わず練馬も自分の想いを伝え両想いだった...と...でも、そのまま体育の授業中なのに体育倉庫に行ってするのは、どうなのかなぁ(苦笑)もしかしたら、ラストにかけていつもちょっと急展開になっちゃうのかも「シェイク」カフェの店員の菊水(何となく菊ってつくとテニ...を思い出す・苦笑)は、最近常連になった、女性客ばかりの店内には不似合いな黒いスーツの男性からの視線や、突然に手を握られ警戒します。出来れば避けたいと思うのですが、うっかりコンビニで出会ってしまい「宮守です」と、自己紹介と食事の誘いを受けます...なんとなく菊水、罠よーっ!!と叫びたくなっちゃいます(笑)お酒が入りつつ、どんどんと言われる宮守の告白とスキンシップに負けてしまい部屋まで連れて行かれるのですが......しないで入れようとして「大丈夫ですから」とか平然と宮守は言って菊水は必死に無理!痛い!と、怒鳴って途中で終わるのですが...ただその描写が無かっただけかもしれないけど、ちょっと宮守の行動って失礼で最低だなぁとおもっちゃったり。だから、菊水は度胸とか真っ直ぐで好きだけど、ちょっと宮守が...うーん。まぁ、そこまで読み込まなくても良いんだろうけど(苦笑)あと、描き下ろしで成沢と麻耶の甘い日常のお話があります。どんどん好きだけではなく一緒にいたい想いが強くなるのが伝わって、素直に言葉を言ったり、成沢のべたべたを許していても流されて始まりそうになったら、蹴りを入れてちゃんとあめとむち(夕飯の食材をひとりで買いに行かせたり・笑)を、しっかり使い分けている麻耶が、成長したな!と読んでてほのぼのしました。でもその「むち」も、麻耶からおかえりと言って欲しいとねだっていた成沢の為に思いついた用事で。ちゃんとここに帰ってきたら「おかえりって、迎えるから」と、笑う麻耶が格好良いし、可愛いですあらすじの印象のような切ないお話も読みたかったけど、とても好きですちなみにコミコミさんだと、特典ペーパー付きです♪2007年11月発売コミック【特典ペーパー付】恋の雫
2007.12.23
さらっと読める明るいBL本の感想を♪「シャンプー」藤谷陽子先生drapドラコミックス互いに違ったフェロモンを持つ、同僚の三宅と越川。その匂いに誘引され、急激に縮まる2人の関係...生まれたのは恋慕か、愛欲か。シャンプータイトル作ですが、久々に読んだのであらすじ見るまで同僚じゃなくて大学生同士だと思ってました(いい加減な記憶・苦笑)相手のシャンプーの香りが同じだったことから意識し始めて、段々とシャンプーの香りだけではなく、自分を惹きつける何かがあると思い始めるのが、すごく恋愛の些細な入り口という感じで絵とあっていて感情もさっぱりしていて良いな、と思いますはっきり言ってしまえば、攻め視点なのですが受けの三宅は越川が好きなのが近くに来ると赤面したりで解るのですが、越川は手を怪我した三宅をお互い裸で髪の毛を洗ってあげて、途中から意識してしまい抱く...のですがちょっと衝動的過ぎないかな(笑)そもそもいくら男同士でも...お風呂入るかなぁここ、越川だけでも服着ていたら違和感無いのだけれど。一気にお互い素っ裸なのがね(笑)「意識していたのは好きだから」といっても、そう簡単に...できるものかなぁ(苦笑)でもお互い実は「両想い」だからこそのこの流れのお話かもしれませんね。約束の関係幼なじみ同士が、同じ会社に入り受けの綾平は真面目さで出世しますがそれはいつでも明るく純朴な太一のサポートのおかげで、お互い助け合っているのですが、太一がフラれる度、泣きつかれると「オレがもしも女だったら...」と、思ってしまうんです。でも、太一の性格の良さを知っているからそう思っているだけで「恋」には進んでいなくて。その気持ちはまだ友情の延長かな?とも思ってしまいますが、太一は綾平が好きなのね、と寝ている綾平にそおっとキスしようとしたりするので解っちゃうんです(苦笑)綾平と女性の会話に「綾平には好きな人がいる」と誤解した太一は綾平の前で堪えきれず泣いてしまうのですが、その場面が可愛くて。綾平はまた他の女性に振られたと思って、また「オレが女だったら...」と無意識に太一にキスしてしまうんです。そして、我に返って後ずさりながら「......あれ?えっ!?あれっ...すまん」と、焦るのが可愛くて。こころの底では意識しなくても、想いが積み重なっていたんだなぁと。でもまだ、その想いまで頭は理解してなくて(笑)その後は太一も「本当はずっと好きだった」と、ハッピーエンドです♪すごく綾平の「女だったら...」が、少しそればかりが「想い」の描写の前に先走る感じがして気にかかりますが。ウエディング!すごく...すごーくっ!!健気受けの子が好きな方には、おすすめだと思いますっなんていっても、攻めを落とすために女装して「抱いてくれ」って言うくらいなので(苦笑)...だから、さくやは...ごほごほ(笑)幼なじみ同士で可愛い感じの受けが、ノーマルな攻めに好きになって欲しいと、女の子の格好だったらいいでしょう!と、いつも女装をして迫るのですが幼なじみだし、可愛いとは思っているので答えを保留にしてしまうのですでもやっぱりダメだと思って、受けの家に答えを言いにいくと不意に部屋に来られた時、受けはその時もちろん普通の服装で「...ごめんっ」と、女装しだすのですが、その姿を見た攻めが思わず......ってどうなのかしら(笑)作者さんのコメントでは「受けの中で一番男らしい」と描いてありましたが男らしかったら、そのままで勝負すればいいじゃん。と思ってしまうのは酷なんですかね(苦笑)普通に女性が好きな人に、そうアタックしてしまう気持ちもわかる気がしますが、常に女装して女性名で呼ばせたりして。それって、あまりにも自己犠牲な気が...。めちゃくちゃ偽りだし。攻めも、焦る受けの姿を見て愛しさがいっぱいになって、抱きますが良いお話だろうけど。さくやにはちょっと......だったかな(苦笑)でも健気な子が好きな方には、最高じゃ無いのかな?あまい言葉さくや、一番このお話好きです(笑)大学生同士でお酒の勢いでなんとなく始まった関係なので、受けの御崎は後輩である直哉のことを愛というよりは、他の関係に思いたいのですが、そんな直哉は実は、入学当初から御崎のことが好きで。そんな事を知らない御崎は「いつまで続くんだ」と思いながら離れられないような、友人の前で彼女が欲しい発言しちゃうような不安定な気持ちのままなんです。もうひとつ御崎を悩ませているのが、直哉の気障なセリフで。御崎を抱いている時、いつも聞いているこっちが気恥ずかしくなるような甘いセリフを延々と言うのですが、女扱いされているようで嫌だし。直哉の「一生守るから」と御崎ひとりくらい養うというような事を言われ我慢の限界だとキレてしまいますBLばかり読んでいますが、受けキャラみんながみんな攻めの気障な言葉に「きゃっv」と、思うわけ無いと思うのですごくこの場面好きです本当は直哉の言葉たちは「もて台詞」本を丸暗記したもので(苦笑)結局はなりふり構わず、怒る御崎に素直な自分の言葉で告白して入学式の時からずっと想われていたことに感動して、真っ赤になりながら最初からその素直な言葉が欲しかったんだ...と。最後たばこ臭いと怒る御崎に、直哉は「この味のキスじゃないと物足りなくなりますよ」と生意気に言いますが「お前自身の味を教えてみろよ」とあっさり言う御崎が...さすが先輩っ!!カッコイイ!と、直哉共々御崎に惚れ惚れしました♪灼熱から生まれた未来高校生同士の、卒業を控えてお互い恋心を隠して思いつつ過ごす日常の一場面で、甘酸っぱい爽やかさなお話です。手が少しでも触れる事を意識したり、友情な事を意識したりさり気なく満員電車でかかる息や汗の匂いにくらっとしたり...青春だなぁ!(雰囲気ぶち壊しな、さくや・笑)大学は別のところを受験する予定のため、離れると思っていましたが思わず受けの子が「好き」と告白してしまい攻めも「両想いなのにここで別れられるか」と、同じ大学に行く!と一緒にアパート借りよう!と言ってるのが...もうまだまだ暗い考えや迷いが無くて若いなぁ!(酷い・笑)と、可愛くて。「男同士ってどうするの...」、「知らね...調べとこ...」「...忙しいな 受験生」と、お互い照れながら笑いあうのが本当に純粋で可愛いふたりのお話だなぁと、にやにやしながら読みました。初のコミックスということですが、読みやすいお話ばかりで気分を変えたいときや、さらっと読むのに良いなと思いました♪
2007.12.20
日の出ハイム先生のコミックスを購入したときに入っていた新刊のお知らせのペーパーにこの本のあらすじが載っていて、絵などチェックする前に、楽天カートにぽちっ!してしまっていました(苦笑)「偏愛プリンス」楢崎ねねこ先生海王社超人気俳優が一般人をストーカー!?若手ナンバーワン演技派俳優・佐藤浩平に、惚れられた准二はゼゼア薬品に勤める普通のサラリーマン。会社に行けば、CMキャラクターの浩平が特別待遇で研究室に入り込み、家に帰ればなぜか合鍵をもっていてご飯を作って待っている...!スターのクセにストーカー!?だけど、冷たく当たっても、ひどく罵っても、喜ぶ彼のことが愛しくなってきて...。最初読み始めたとき...あっ!もしかして絵は可愛い感じだけど攻めは好みかな!?と思いましたが、数ページ進んでいくうちに辛くなって...(笑)いや、絵もお話もライトな感じで最初に手にとるBL本におすすめしたいくらいなんですけど......なんだろう、合わないのよね(苦笑)攻めの浩平が確かに、准二の脱いだシャツに顔をうずめていたり准二の使ったお箸を持ち帰ろうとしたり、合鍵使ったり、社員証作ったり室内のゴミ箱漁ったり(苦笑)確かにヘンタイなんですが...あらすじで大々的に言ってる割には一冊の中に最初らへんに、そのくらいしか別にストーカー行為も無くて後は無難に俳優とサラリーマンの恋になっちゃってて...ちょっと...うーん。でもすごい可愛い感じのお話なので、物語の流れとか気にならなかったり軽い感じのお話やキャラを求めている方には良いかなぁと思うのですが暴力的な受けと、縋る攻めですがあまりにも設定がご都合すぎるのかないつもそばにいるのに人気俳優だといわれても...准二も好きになる衝動が弱いというか(苦笑)抱きついてきた浩平を蹴り飛ばした時、「あーん♪」っていう浩平が嫌なのかな...いやそれ以前の問題かな...(悩)あと浩平の張り付いたような笑顔が多いのが嫌なのかも...最後まで読んでも、キャラたちが言うほどは「好き」って想いが伝わってこないし。意地っ張り受けと甘えっ子攻めとも見れますが、もったいないなぁあともうちょっと惹かれるものがあればお家に置いておけるのに受けが優位で、攻めがべたべたしているお話は好きなはずなんですけどね浩平が嫌いなケーキを日頃の迷惑行為の憂さ晴らしに「あーん、してあげます♪」と笑顔で食べさせたり(こんな機会滅多に無いと、泣きながら浩平は食べたり・笑)ただそういう設定だったら最後まで、それで通したお話が見たかったなぁあと准二の気持ちが迷惑行為されてても、殴ったりしているけど一緒にご飯食べてたりして、読んでてありえないと思ったからかな。会社のCMに出ている浩平の口利きのせいで優待されたりする准二に嫌味を言うキャラがいるのですが、名前が出てきたのにその場面きりで...良い物語のスパイスだなぁと思うのに...准二が言い返すとか何かする場面があったら好きになれたかも...。後半らへんでお互い男性と付き合った事があるという設定が出てきたときは作りすぎでしょう...と苦笑いしてしまいましたが(笑)ストーカーとかそういう設定は端に置いておいて何も考えずにBLを読むには良いかなぁ。
2007.12.20
CDラックにあったタクミくんシリーズのBLCDを見て、なんだか懐かしくなっちゃって本棚の奥から引っ張り出してきました(笑)「タクミくんシリーズ・裸足のワルツ」おおや和美先生(原作・ごとうしのぶ先生)あすかコミックスCL-DXすがすがしい初夏のある日、学校主催の音楽鑑賞会に、弱冠17歳の天才バイオリニスト・井上佐智が出演することになった。ずっと佐智に憧れていた託生は大喜び。だけど佐智が祠堂学院に来たのにはワケがあって...!?...さすが、漫画化二冊目だとあらすじでタクミくんとギイの紹介は全く無いのね(苦笑)とてもBL小説界では有名な作品なので、多くの説明は要らないと思いますが。(何て言ったって今年の「角川夏のなんとか選」に選ばれていたらしいし・汗)商業のBLで雑誌以外で最初に購入したのがタクミくんシリーズかフジミなのでめちゃくちゃ思い入れはあるのですが、BLから離れなくてはいけない時(というかその時は、漫画・小説、アニメ全てからでしたが)、丁度さくやもタクミくんシリーズについていけなくて、何と言うか番外編やサブキャラのお話が多くて、タクミ&ギイが好きなさくやにはきつかったといいますか。このコミックスも当時は、応募者全員サービスの為に手にとったようなものでした(苦笑)懐かしいなぁ...2002年2月1日初版発行ですって!さくやのは2004年の増刷された本だけどすごいうちのコミックスちゃんも年期が入った紙色になってるよぅでも、カバーは綺麗だし帯びもついているし♪......読んでいなかっただけですが(汗)うーん、やっぱりこのふたり大好きですこの表紙の穏やかな甘い雰囲気といったら!!さくや、昔から受けの理想はどんなに最近は「女王様強気受け」が好きでも健気受けが苦手になっても、理想はタクミくんだし、攻めの理想というか王子様だと認めているのは、ギイだけですっ!熱く語りたくなるくらい(笑)最初に買ったBLCDもタクミくんシリーズだもんね今でも読むときはタクミ(鳥海勝美さん)、ギイ(井上和彦さん)の声に自動変換されます...今意識して聴くと井上さんの声って学生には聴こえませんが(カカシ先生にしか...・苦笑)色褪せないで魅せる漫画で、惚れ惚れしてしまいます。おおや和美先生の描かれる「笑顔」って素敵だなぁと全コマトーンばしばしで華やかだし(笑)タイトル作の「裸足のワルツ」には、タクミくんがやむを得ず辞めたバイオリンをギイのおかげで奏でる機会があってその時のうっとりとしたタクミくんの表情が...さくやまでギイ化して惚れちゃうような(笑)絶品の顔なんです~!幸せがたとえ絵からでも、滲み出てくるような。同時収録の「夢の後先」も小説がこんな風に漫画になって嬉しいしタクミとギイがいちゃいちゃしているシーンの「かわりにキスしてくれ」、の表情が格好良くて!タクミに向かって言ってるのですが、読んでいる自分と綺麗に目が合うのですよ~♪(なんか...乙女チックだなぁ、さくや・笑)上手いなぁ、おおや先生...。最近ずっと手の届く近くにコミックスを置いているのですが、このタクミのうっとり顔と、ギイの目線を見ては癒されています本当は購入していないのは、数冊だし小説もチェックしたい気持ちはあるのですが、最初の頃のタクミくん...まだ接触嫌悪症に悩んだり、過剰に助けずに大きく見守っているギイが好きなので、そして、学生として狭い世界でもふたりでいることを喜んで楽しんで時に不安になったり、言葉にしたりするのが好きなので最近のお話はちょっと躊躇っちゃうのです...(汗)ギイの立場上仕方ないかもしれないけど、「学園」からかけ離れたお話になってしまったり。でも、今度はコミックスからまた始めるのも良いかもしれませんね「裸足のワルツ」を読んで、すごく好きな気持ちを再確認しました本棚の奥を探せば結構最近のまでコミックスありそうですが(苦笑)たぶん何だかんだいって、買ってはいる気がする...。「夢の後先」では、ギイがまだタクミに片想いだった頃の描写があるのですが、その切ない顔が...っ!美形が悩んでいる姿ってわくわくするなぁ...ふふふっ(最低だ)拗ねたギイを抱き締めてこころの中でタクミが「おっかしいの ギイがかわいい」と思って微笑むのが強い絆だからこそこんなにもお互い寄りかかって甘くなれるんだろうなぁと羨ましくなります。「夏の残像」から読まないので、タクミのバイオリンの評価とか今三年生のどこら辺の季節なのかとか、今どうなのか色々気になる...うーん。進学問題とかね...。でも。すぐ買うには、愛が足りない(ここまで言っていてもね・苦笑)でも、BL好きな方にはこのシリーズは全ておすすめできる作品ですついつい暗かったり、執着系のお話ばかり最近は読んでいますがこんな風に光でしかないお話も、一緒にないとダメですよね...また最初から読みたくなっちゃったけど、何冊かは手離しちゃったのよね(涙)楽天ブックスだと在庫はあっても画像が無いので、他のお店のを。でもこちらは、画像があっても在庫なし(苦笑)ねっ、綺麗で穏やかで、でも対等のような空気のふたりでしょう?♪
2007.12.14
本当は「それもこれもが恋ってもんだろ。」が読みたかったのですが在庫無しらしくて...(泣)それなので、最近のコミックスを購入してみました♪...って今検索したら、在庫あったーっ!!!えっ、増刷したのかしら?それとも真に受けて注文したらまた「在庫無し」メールとか...(苦笑)「ビューティフル マイスカイ」日の出ハイム先生海王社借金返済のために男娼になったオレ、宮坂潤之介。初出勤の「研修」で、借金の回収人、巽さんから客とのやり方を教わったが、それ以来巽さんが気になって仕方無い。「オレのとこに来い」と生活の面倒まで見てくれる巽さんでもあれ以降指一本触れようとしないんだ。オレの胸はぎゅっと苦しくなって...。日の出ハイム先生のお話を、じっくり読むのは初めてです何よりもタイトルが綺麗で(BL本の中では)潤之介のお話と、同じ仲間のセイヤのお話、ちょっとおばか(他に言い様が...・苦笑)な学生のお話幼なじみ同士の甘酸っぱいお話、一冊で色々な気持ちが読めます♪ビューティフル マイスカイあらすじの2人のお話ですが、すごく潤之介が悪い意味で「今時の子」というか...だからちょっとさくや戸惑います(笑)親の借金のために体を売ることになる潤之介なのですが巽が現れて、借金の説明を受けて数時間の内に「仕事」をすることを決めて。でも、普通一日考えたり、悩んだりしないのかなぁと。その葛藤の描写が少なくて...ちょっと色々伝わらないかな。子供がね、そういうのって簡単じゃないと思うんだすごく設定は現実的なのに、感情が薄くて。確かに、覚悟する無表情の場面や。「...」で痛さや切なさをここで思うんだろうな、というところはあるのですがあまりにも淡々としていて、読んでいる方はついていけないというか。でも、巽との「研修」での覚えさせることはしっかり覚えさせながらも、どうに優位に自分が気持ちよくなっていくか教えているのが巽って優しいなと思うし、潤之介が渡した分厚い封筒(お金)を複雑な顔で見たり。なによりも、この場面の笑顔で封筒を差し出す潤之介は苦しいほど、さくやには痛々しく美しいのですが。潤之介も返金第一を考えて、住む所も借りないで事務所に暮らしていのを巽が知って、同居することになるのですがすごく巽は優しいんですよ~。回収人とは思え無いくらいに(苦笑)たとえ「印象に残っていた子供」だとしても、こんなに人に懇意にしたらそんな仕事出来ないと思うんだけどな、と現実的に、皮肉に考えてしまいますが(汗)さり気なく、少しずつ巽へのアプローチというか、子供の甘えの様な描写は出てくるのですが、どうしても肝心なところ(「親と構って欲しい子供」どまりで)まではいかない為か、この2人に「恋愛感情」があるなんて最後まで気付きませんでした(笑)今、あらすじ書いてて潤之介ってこんなに巽が好きなのか!と思ったくらいだし(苦笑)「売り物のカラダじゃなくなったら、抱いてくれる?」とか負債者本人じゃない潤之介からはお金は受け取れない。と辞めさせたり...最後近くになってお互いの言葉と気持ちが一気に描かれているのですが、それまであんまりにもさり気なさすぎたせいか、読んでいるさくやが実感わかないというか(笑)すごく、設定は痛くて使いたくない言葉ですが「汚い」世界なのにお互いの気持ちが切なくて綺麗だから、惹かれますがっ、さくやここまでさり気なさすぎると苦手(苦笑)ショートムービーを見るようでお話はまとまっていて綺麗なのですが、うーん...なんて言ったら良いんだろう。こころが穏やかのときは読める本だけど、それ以外のときは奇麗事すぎて読みたくない。みたいな短い言葉と感情で「伝われ」って感じで、余裕が無いときは読まないかもしれないなビューティフル マイスカイ番外編潤之介の先輩のセイヤのお話で、こちらは割り切って「気持ちよさ」を求めているのがまたこれが切ないなぁこの世界はそんな人だらけでは、決して無いけどね今だからこその設定なんだろうなぁとおもいます「職場」で使うホテルの従業員、タイキとセイヤのお話ですがタイキのセイヤへの興味から恋に変わるのが淡々としていてもこっちのお話のほうが、気持ちが明らかにあって良いかな「好きな人としかしない」というタイキと「好きな人にはされたことがない」というセイヤの言葉遊びみたいな駆け引き手前の会話や、恋を自覚したタイキがセイヤは「客」と街で会っても無視するという事を知ってきっと想いは伝わらないだろうと、これを最後にどこかで会っても無視されてしまえばいい、とセイヤを指名するのが切なくて。その場では別れても実はお互い気を使っていただけで両想いで、セイヤは好きな人と抱き合えたから。と「仕事」を辞めて、それを知ったタイキは、潤之介がセイヤに渡されていた携帯番号を飛びついて奪い取るのが、もぅ...(苦笑)電話がかかってきて喜ぶセイヤの「タイキくん...!」のセリフがとても、喜んでいるのが伝わってくる様で感動でしたデュアルコミュニケーションアイロニカルエスカレーションこれが、大学生同士のおばかなお話です(苦笑)意地っ張り受けと、ガサツな攻めのお話で恋人同士でもすごく「まずカラダを」って感じで、いちいち下品だし衝動に素直っていたら良いんでしょうが(笑)受けも何だかんだいって喜んでいるので、お似合いの2人なんですけどね。でも攻めも、遊んでそうないい加減そうだったりするのに一途なのかなぁと思えたり、深く設定を読んじゃいけないようなこれはこれっ!て読むようなお話なのでなんとも言えません(苦笑)「ビューティフル~」の雰囲気を壊してくれちゃっているようないやいや、このお話があるから中和されているような(汗)ジャンプ!幼なじみの高校生同士のお話ですが、攻視点でもどう考えても受けは攻めが好きでしょう!?なんです言葉とか仕草とか。お家がお隣さんなので、偶然窓から受けのひとり...を見てしまい、意識するようになって戸惑うのですがそれを何かに落ち込んでいると思った受けが「笑ってくれると嬉しい...好きだから」と告白をしてハッピーエンド♪そうなんです...攻めがめちゃへたれさんで(苦笑)受けのほうが男気溢れてたわ...。すごくありきたりな、甘酸っぱいお話ですが日の出ハイム先生の素朴な絵にはあっているお話だなぁと思います悩みすぎた攻めが、受けの声が聞きたいと「盗聴器とか...」と思うのが、情けないのに考えることはちょっぴりダークで笑えましたが(汗)正直、日の出ハイム(どこまでが苗字なんだろう・笑)先生の「ビューティフル マイスカイ」のお話は絶賛されている方が多いので、さくやはどうしてそう思えないのかなぁと(苦笑)ちょっと悩みましたが、もうちょっと気持ちが欲しかったんです雰囲気で伝わって。じゃなくて設定が重いのに、飄々としていて...うーん。絵もシンプルというか、表情の変化(特に目)があまり描かれないせいか、解らなすぎて。絵とお話の雰囲気があっているといえば良いのでしょうがもうちょっと色々とはっきりして欲しかったなさくやは最後のやり取りを読むまで潤之介は「優しくされたから(最初の人だから)」。巽は「同情」としか思えませんでした。これがドラマとか映像だったら、役者さんのちょっとの変化の表情でも、気持ちは伝わりますが漫画なので...。でも、すごく印象に残らないけど「綺麗」なんです不思議と。何かは残るみたいな。だから、これからも何度も読み返してやっと何か掴めるんだと思いますが、今のさくやにはこの感想になります簡単には「ひとつの感想」として書いてはいけない様な、でもほんとはただ「シンプルに読めばいい」なような。時々読むのに良い、大切なお話になりました♪
2007.12.13
設定は普通で、大きな波乱があるわけでもありませんが幼なじみから恋人になった「大人2人」の穏やかな恋愛の一場面と言う感じで、甘いお話が読みたいときなどことあるごとに読み返しています「赤い戀」九条AOI先生双葉社うーん、楽天ブックスだと画像ないなぁ「俺の恋人にならねぇ?」幼なじみの拓哉が、洋に発した言葉で2人の関係は「恋人」に変わった数年後、拓哉はトップモデルに、洋はサラリーマンになっても関係は「恋人」のままだったが、ライバルの出現や環境が否応無く、2人の繋がりを変えてゆく...。幼なじみで子供っぽい拓哉と、真面目な洋は兄弟のように仲良しでいつも一緒に過ごしていましたが、洋が女の子とキスをしているところを見て、洋への友情以上の気持ちをはっきりと自覚した拓哉は「俺の恋人にならねぇ?」と、告白してそれから社会人になってからも甘い関係が続いているのですがトップモデルの拓哉と、自分はつりあわないのではと、比べてしまったり「恋愛」をする上での小さなわだかまりが生まれつつそういう時には、お互いへの気持ちを確認して日常に戻っていくという感じの...はっきり言って、惹き込まれる様なお話を読みたーいっ!という方には物足りないと思います(苦笑)毎日を一歩、一歩きちんと過ごしている恋人同士の日常という感じなので、お互いにライバル出現といってもまったく相手にしてないし、好きだから何時でも会っていちゃいちゃ。なんてお約束のようなお決まりな恋愛ストーリーではなくて仕事の関係で会えない時は、会えない。休日だって突然の出張や仕事で、デートがつぶれたり、と普通に、社会人同士の恋愛なんですよねトップモデルになっても変わらずたくさんの愛をくれる拓哉に洋は戸惑ったり、小さな頃(拓哉がまだ弟のようで頼りなかった頃)を思って切なくなったりと、同じ男性だから恋人でもちょっと洋には拓哉に対してプライドがあったり(真面目だし)でも、すごく仕事に対する熱意も、お互いへの想いも対等な2人で読んでて、羨ましいなぁと思ってしまうんですこんな関係って良いなぁと。片方が落ち込んでいる時は、さりげなく甘やかしてあげたり拓哉は洋が大好きなのでどこでもスキンシップをとりたがりますがちゃんと、そこは厳しく洋が抑えたりお似合いの2人だなぁって軽く、そういう描写もありますがそれよりは想いの伝わりを読ませるという感じで程よい感じで普通の恋人同士の、幸せが伝わってくるお話だと思いますただ...言ってしまえば拓哉がトップモデルっぽくないのがね(苦笑)これはただ単に、絵柄だと思うのですが...。洋のほうがクールビューティーで綺麗で拓哉のほうが、子供っぽい顔なのでこれでトップモデルでパリにも行って~、と描かれていても全然実感わかない(苦笑)だから別に拓哉をモデルにしないで、設定を特殊にしなくても同僚同士とか普通で良いと思うのが、難点かな。こんなにも穏やかで甘い、素敵な気持ちを持つ2人なんだからちょっと、何か狙いすぎた感があってもったいないかなぁ最後のお話で、パリに拓哉が行っている間に洋が拓哉のファンの女性に階段から突き落とされる事件がおきてすぐに駆けつけられなかったことを後悔した拓哉が「モデルを辞める」と言い出すのですがそんな拓哉の、自分のために全てを無くそうとしても想ってくれる気持ちに応えようと、いつもはどちらかというと「待ち」というか平穏な方を選んでいた洋が、「パリで暮らそう」というお話なのですが......さくや、ここだけちょっと不満(笑)折角のラストの描き下ろしなのに。(汗)結構その前のお話では、洋も仕事にプライドを持っていてすごく恋だけに溺れなくて、潔くてカッコイイと思っていたので拓哉のために...は、2人の今後を考えて積極的になって大切な想いだなぁと思うのですが。もうちょっとね...。「パリに支局があるから」とか、「向こうで仕事を探す」とかフォローがあると、拓哉良かったね!って素直に思えるんだけどそれまでの真面目な設定、一気に飛び越えた展開になっちゃって「パリに行って仕事どうするの?」って思っちゃうというか(汗)現実的なお話だった分、洋そんな簡単に仕事辞められないでしょとかそもそも目撃者が誰もいない場面で事件が起きてなんで「拓哉ファンがやった」って解るの?とか描き下ろしという事で、ページ数も少なく決められてたんだと思うけどもうちょっとちゃんと読ませて欲しかったかな。それまできちんとしたお話だった分、特に。とても素敵な「恋」をしている2人が読んでいて、本当にさくや好きだからちゃんとそういうのがあったら、愛情を常に全部表現していた拓哉とどこか世間体や引け目を感じていた洋がようやく同じラインに立ったという感じで、手ばなしで喜べるんですけどね~(苦笑)続きを同人誌とかででも、出してないかなぁ(笑)ちょっと2人のパリでの暮らしが気になっちゃって、ラストを読んだら消化不良になっちゃったわ勝手な思いですが、真面目に仕事に取り組んでいた洋だからこそ「パリで専業主夫」とかだったら嫌だというか...。もったいないというかさくや、この洋の常識の葛藤や恋への想い、性格好きなので。だから拓哉に魅力を感じないのかな(笑)←カッコイイですよっ「身近にいる恋人同士」という感じで、いつまでも見守っていたい2人のお話でした♪穏やかなお話って一冊でもあったら、ほっとしますよね(この後、反動で「蜘蛛の褥」(沙野風結子先生)読みましたが・笑)うーっ......続きないかなぁ(切実)最後の一文の「その夜見た夢の中で 二人を結んでいたのは 血も流す...赤い糸」というのが、穏やかでも熱い想いが伝わるようで心に強く残ります↑送料が痛いショップだけど画像だけ、かりちゃおう(苦笑)
2007.12.13
雑誌を買い始めると、ついつい新刊コミックス紹介を見てしまって予定外な本を購入しちゃいますね(苦笑)「情熱革命」緑山ヨウコ先生drapドラコミックス短編集のコミックスでタイトル作以外に、3作ありますどれも軽く、読みやすいお話ですが絵が独特なのと(表紙絵に誘われて買うと困惑するかも・苦笑)ラブラブな場面も、ちょっと露骨な濃い描写なのでBLを読みなれている方におすすめかな?「お話」は素朴だったりで読みやすいんですけどね(笑)情熱革命豪徳寺は仕事もでき、周囲からの人望も厚くモテますが同僚で恋人でもある喜多見のことを一途に想っています爽やかさと、作り笑顔で日々過ごしていますが興奮すると叫びだしたり、強引にしてしまったり「萌える!」と泣きながらドキドキしたりで、今まで散々イメージが違う。と相手から振られてきたので、喜多見との恋は終わらせたくないと悩むあまり喜多見に自分の本性を見せることができず、半年経っても何もしてこない豪徳寺に、喜多見から「僕に魅力がないのでは...繋がりたい...」と泣かれついに暴走して、強引に抱いてしまいます我に返りもう終わりだ...と打ちひしがれる豪徳寺ですが喜多見は「全部含めて...君が好きなんだ」と。...って書くと純愛なお話しなのですが(苦笑)ふふっ...なんて言ったらいいのかなぁ~。豪徳寺の暴走シーンが、...のシーンでも背景が山が噴火してたり高波がざっぱーん!!だったり(汗)ギャグとして読むには濃い描写だしで、苦手な方もいると思いますちょっとこの緑山先生の絵とテンションが少年漫画っぽいし...あと喜多見は眼鏡っ子なのですが、不思議な眼鏡なんですよね~。イメージ的には「ドラム叩きながら歌っていた男性ボーカル」さんみたいな(苦笑)なので読めるけど、いまいちお話に入れなかったかな虹色レコード同じCDショップに勤める隆と健太郎は同棲している恋人同士ですがバンド好きな隆は、そのバンドのCDを買うお客さんに泣きながら良さを語りだしたり、叫んだり(豪徳寺みたい...・苦笑)健太郎に抱かれる時間よりも、DVDを見る時間をとったりと好きな想いはあっても、どうしても隆はバンドを取ってしまい健太郎はモヤモヤした気持ちをずっと我慢していましたが、キラキラした目でバンドを見つめる隆についにキレて、「俺を見るときよりも恋をしている顔をしている」と、乱暴に隆を襲ってしまいますでも、健太郎の我慢と本音を知った隆は今までを謝りお互いの大切さを実感しますがっ!!さくや、このお話苦手(笑)隆が身勝手過ぎて、暴走しているのとか可愛いと思えなくてさくやも色々アーティスト好きですが...だからこそこういう暴走ファンの姿って苦手なのかも「健太郎...別れたほうが良いよ...」と、しみじみ思っちゃいましたもんラブラブ好きのさくやが(笑)はじまりの詩さくやがこの本を手放さない理由のお話です(苦笑)小説を書いている村上を好きな栄治は、押しかけも同然で村上の家に同居していましたが、ただ一緒にいるだけでいいとそれだけを最初は思っていましたが、一年後会話も村上からは無く、小説の邪魔をにならないようにと背中だけ見つめているのにも限界を感じ、部屋を出ることを決め最後でも振り向きもしない「好きにしろ」という背中に恋の終わりを実感しますでもまだ好きな気持ちを消せない栄治は、好きになった頃や小説を書くことに熱中してしまいご飯を食べ忘れてしまうこと背中しか見れなくても、想いが伝わらなくてもそんな村上を好きになったんだともう一度想いを伝えようと、衝動的に村上の家に行きますがマンションの前で何本もの煙草の吸殻と共に座り込んでいる村上に「お前がいないと、気が散って何も書けない」「もう どこにも行くな」うーん...暴走キャラがいないからすっきりしてるお話だわ(笑)まぁ、それはともかく無口・無感情攻めは多々ありますが、栄治がいるのが当たり前だと思っていたせいで「住所も何も知らなかった」というのは最低だし栄治も「俺の名前を知ってたの?」というのも、あまりにもお互いの意思の疎通の無さと、村上の甘えがちょっとなぁ...と思いますが、言葉を口にするのが苦手な村上は書く小説に隠して、栄治への愛のメッセージがあったりで最初から想っていたんだなぁと。一緒にいながら一年すれ違いでしたが、長い年月をかけて想い合えたような、あったかい気持ちになるお話でした♪言葉を交し合ってやっと抱き合えたら、栄治も、たとえ視界に入るのはいつも背中でも村上をからかえるくらい自信がついて、村上もぽつぽつとでも思いを言葉にして。ちなみに村上が以前栄治を想いながら書いた小説の一頁目は「愛してる。」......さくや、お気に入りのお話ですマユツバAFTER SHCOOL塾講師と勉強嫌いの学生のお話ですが...drapで見たときはお話云々よりも、...なシーンの濃さにびっくりしたなぁ(笑)つまりは...そういう感じです(苦笑)居眠りをしてしまった受けに、お仕置きとして塾講師がいただいちゃうという...ある意味王道なんですが受けが.........ザッ○スっぽいの(笑)ごめん、さくやザック○は攻めなのよ(そういう問題じゃない・笑)どうもキャラが合わないのかなぁ好きだといっている「はじまりの詩」も、栄治はネイルしていたりどうも独特な姿なんだけど(汗)でも書き下ろしの四コマで栄治と喧嘩した村上が「俺が悪かった」のタイトル小説をパソコンごとテーブルに置いておくのがね~...可愛いな!(笑)おすすめしたいけど、全部はおすすめできない(苦笑)そんなお話たちでした♪ちなみに今思いついたけど、絵やテンションが昔読んでいた森みず○先生に似ているのも、さくやにはネックなのかも(笑)
2007.12.09
最近は挿絵の方がそのまま漫画を描いて下さるのが多くて嬉しいです♪「きみがいなけりゃ息もできない」円陣闇丸先生リブレ出版全然売れていない超遅筆マンガ家、豪徳寺薫子こと二木了に、メジャー出版社での掲載のチャンスが。有能お世話係の幼なじみ、東海林は、いつも通り彼の面倒を見ていたが...。表紙もあまあまだし、ピンナップも(描き下ろしではないのは残念ですが)収録されないと思って大切にとっておいた雑誌表紙の時のだし、嬉しいです♪ルコちゃんと、東海林がいるって感じで良いなぁ小説で読んでるとどうしても、もっと不衛生なルコちゃんを想像してしまうのですが(苦笑)、漫画で日常やお世話されている姿を見るとルコちゃん綺麗な子(顔がね・笑)だなぁと実感しますついついもっとぼろぼろ想像しちゃって。小説から漫画へですが、すごく見たかった部分がコミカルに分かりやすく絵で表現されていたりして、とても読みやすいですでもその分、想いをはっきり表現していたり(原作ではほのかに、でも)ちょっと違うかな?と思う部分も多々ありますがコミックスだけで読ませるには、しょうがないかなぁと...うん。しかし何だかんだ言ってても、円陣先生の描かれるルコちゃんが可愛いな~!ちゃんと体がガリガリで貧相なんですよ(笑)それがほんと何にも出来ないという感じでかわいくて、かわいくて♪東海林も最初は恋愛と自覚していなくても絵で、漫画で「おれがいなくてはあいつはいきていけない」とかルコちゃんに目薬さしたり、甘やかしいてるのを見るとこんなにカッコイイのにルコちゃんのお世話にすべてを尽くしているのねと、にやにやしちゃいますアシスタントに入った鼎にカラーピンナップをアドバイスされ困惑して「自分の絵じゃない」と東海林に泣きつきますがその時のいつも世話を焼いている自分よりもアシスタントをとったのだとルコちゃんが夜中玄関前にきても、玄関を開けるのは意地悪で煙草一本吸ってから...と思いつつクシャミにびくっとしてすぐ開ける東海林が優しくて、面白くて(苦笑)ついつい文字だとルコちゃんの姿を行動からロリでは無くても頭では分かっていても、どうしても幼い感じを思い浮かべてしまうので漫画でちゃんと「大人の青年の姿のルコちゃん」が動いているのは、はっとしますだからこそ、ルコちゃんの甘えも、東海林の甘やかしも少し怖く、違和感が読んでて生まれるんですよね「恋愛」じゃないから。こっちまで、これじゃいけないんじゃない?と強く実感できて。小説読んでても思ったのですが東海林の「女性は苦手」というのはどんな感じなのでしょうね?さくやは、東海林は女性と付き合っていても男性はルコちゃんだけで合って欲しいと思っているのですが、ルコちゃんひとりを想う(意思はまだ無くても)にしては「ゲイです」とはっきり言うのはなんだか、以前誰かと関係があったの!?とショックなんですが...。ルコちゃんが「男でもなんでも好きだ」くらい大きな愛かなと思っていたので、コミックス版発売にあたり小説を読み返してみて、んんっ?と疑問になったので...でも東海林、手馴れてるしなぁ(苦笑)想いが伝わるところはちょっとはしょりすぎかな?と思いますが(笑)ルコちゃんの名セリフ「息ができないんだ、いきていけない、おまえがいないと」までの感情の動きがもったいないなぁって。でもでも、漫画でふたりのいちゃいちゃが見れるのは嬉しいですね~!!「そもそもお前の排泄物の処理なんて俺にとって日常だろ」なんて言えるのは...東海林すごいな!!(あまあまを通りこして何が何やら・笑)ルコちゃんに触りながら、会話は余裕でも凶暴な切羽詰った顔をしていて...ルコちゃんのひとことに感激して涙をこぼしてなんだか色々BLコミックスも読んでいますが久しぶりにすごく幸せで優しい、そういう場面を見た気がします攻めキャラが想いが伝え合えて、抱けて涙をこぼすのがね~!「ずっとずっと好きだったんだ」という言葉が切なくて、本当に良かったねとこっちまで感激しちゃいますよ(涙)色々読んでいても攻めが泣きながら感謝...じゃないけど想う話って珍しいので♪(受けがよく「ひとつになれて嬉しい」とかはありますが)ううっ、でも東海林の内心の「他に身代わりを探さなくていい」というのは...やっぱ男性...そうなのかなぁ...悩む(涙)ラスト甘えるルコちゃんに東海林が「ずきゅん」とハートをノックアウトされたり、ルコちゃんは無邪気に爆弾発言をしたり可愛い2人でラブラブでいいなぁ~。すっごくコミックスだけでもお気に入りになりました!もっとぼろぼろのアパートだと思っていたとか、あのホットケーキの絵、美味しそう過ぎるよ!!ルコちゃん羨ましいよ~っ!!と思いますが(笑)たくさんの挿絵のお仕事などをされつつ、連載のお話を描くのは大変だったと思います円陣先生、すごいです!この綺麗な絵のまま漫画が読めて本当に嬉しいです
2007.11.27
初めてヤマダサクラコ先生のコミックスを買ってみました。いつもは雑誌の短編や、小説の挿絵で見ていますが、感想サイトさんのとあるお話の紹介がもぅ...もぅ気になっちゃって!(苦笑)「思い過ごしも恋の内」ヤマダサクラコ先生花音コミックス「オレはゲイじゃない!」男と別れたばかりの日野が声をかけた相手は、ゲイバーで突然あらぬことを叫んだ岸田だった。ノンケの岸田は、高校生の甥が男と付き合ってるかもしれないと悩み、ソッチ系の相談相手が欲しくてやってきたと言う…。マジメで純朴な岸田を好きになった日野は彼に協力するのだが…!?表題作カップル他、良成×秋生編も収録!豪華描き下ろしは後日談思い過ごしも恋の内タイトル作なのですが、女子がこう言っては失礼かもしれませんが日野と岸田のやり取りがリアルだな、と思いました岸田が日野に相談していくうちに、恋になって想い合って、お互いが好きだから「抱きたいし、抱かれたい」。BLだとどうしても受け、攻めが固定してしまうしさくやもリバは苦手です、でも元々女性を恋愛対象の岸田のために元々攻めの日野が抱かれたり、でも岸田のことが可愛くて抱きたいと想ったり。岸田もいつもは抱いているけど、日野の我慢と優しさには感づいていて抱かれることの未知への恐怖に、言葉を言わせないように先手必勝で日野を抱いてしまったり。どんな感じなのかと焦って前○腺マッサージに行っちゃったり...。ホテル街で岸田を目撃して、怒った日野が抱いてしまいますが日野と読者には「浮気?(汗)」ですが、岸田の心境を考えると仕方ないかなぁと(苦笑)自分の中に、その場所を使って入ってもらうなんてどんなに好きでも、不安だし恐怖だと思うので。岸田も素直に理由を言って、日野も「誰にももう触らせないで」と、気持ちを伝え合ってラブラブになりますが怒っているときの日野の「あんたここも俺以外のひとにさわらせたの ...ショックだひとつくらい俺が岸田さんのはじめてになりたかったのに」という言葉が切なくて(苦笑)岸田を引き込んだのは日野だけど、ちゃんと不安を伝え合えば良かったのに...と理想では思いますが、無理ですよね(笑)でも「抱く」のはしょうがなくても「抱かれる」のは(たとえ準備でも)俺が初めてでいて欲しかったと、泣きそうな顔で訴える日野には、こちらまでこころが痛くなりました我侭言うのも恋の内日野の行きつけのバーで知り合った友人の、良成と秋生のサブキャラカップルのお話なのですが秋生は日野にずっと片思いをしていますが、伝えられず我侭を言ったり子悪魔を装ったりしています遊びで色々な男に抱かれていますが、キスは好きな人以外とは嫌だったり、岸田と両想いになった日野を見て泣き出したり...気持ちは純粋で可愛いなぁ(苦笑)良成は日野に想いを隠しながらも堪えきれずに泣く、秋生の姿に惹かれ「二ヶ月以内に絶対落とす」と宣言しますほんと、秋生は自棄になって遊んだりしつつも日野への想いが綺麗で、この想いを自分に向けて欲しいなと思っちゃうくらいなので、良成がころっと落とされたのも頷けます(苦笑)多分、日野が新しく恋をする度に泣いていたんだろうなぁと...。でもちょっと残念なのは、良成の設定が曖昧だったかな...秋生の気持ちの流れに重点が多すぎて、良成の心象や愛情が薄くて腹黒眼鏡攻めと書かれているほどでもなかったかな?隙間うーん......なんて言ったらいいやら(笑)好き、とか嫌いとか関係ないただ欲求というか主人公のいる、窓から見える片隅で男同士の抱き合う場面を見てしまい、目が離せなくなってしまいいつしか自分もその片隅にいた男子生徒に抱かれにその場所へ...。...深く考えないで「あー...」と読む感じのお話かな?誰かが、誰かを想っているじゃなくて、この窓に立っている自分だけがその秘密を知っていることにドキドキしているという感じなので。さくやは...苦手です(苦笑)ただ「している・したい。」でぐるぐるしているだけのお話はねmore pain...さくや、このお話大好き!!(笑)あははははっ(もう笑うしかないわ...)このお話が目当てで買ったものですから♪......結構商業コミックス・小説では珍しいのじゃないかな?M攻めです。M攻め。○ゾ攻めですね(笑)しかも「殴ってください。支配してください。飼ってください傷が痛む間、君の事だけを考えられて嬉しい」なんて言っちゃいます。...さくや、基本的に受け溺愛だから、受けだけMで虐げられるお話はお腹いっぱい、飽和状態なのよね。アキラは、姉の知り合いとして南(攻め)には会っているのですが、街で喧嘩をして一方的に攻撃しているいるところを南に拉致され、部屋の一室に手錠をかけられ閉じ込められます。アキラは女遊びよりも人に暴力をしていることに快感を感じるタイプで、初め見たときから愛していて人を攻撃している姿に一時は諦めようと思っていてもいても立ってもいられなくなり、南はアキラに主人になって欲しいと甘く懇願しますがアキラは拒否します(そりゃそうだよね・笑)数日たって、姉の知り合いだから、姉が想いを抱いている人だからまともだろうと思っていたのを裏切られ「愛している。支配してくれ」という言葉に苛立ち我慢できなくなったアキラは南を殴りますがうっとりとした目で見つめられ、薄笑いを浮かべ興奮する南に恐怖を抱きつつも、ゾクッとするなんともいえない気持ちが生まれるのに気付きます。そして、めくるめく生活の始まりですわ(笑)あまりの南のMっぷりとアキラの「あんた、可愛いね」のセリフに「あっ!失敗した!?もしかして南が受け?」と焦りましたが、ヤマダサクラコ先生のコメントで「Mな攻めを描きたかった」と言っているので、ほっと一安心(笑)こうして書いていると物騒なお話ですが(笑)、ちょっと前からなんで受けだけが我慢したり命令されるお話ばかりなの?と(主従とかツンデレとかそういう立場や気が強いとかじゃなくてね)思っていたので、このお話は嬉しいです!!多分このお話好きなのは変態だと思いますが(苦笑)こういうお話、もっとないかなぁ~?eye二ページ漫画ですが、眼鏡をとるとかなり見えないという受けに攻めは「だから俺といるときははずすのか」と。でも受けは、キスが出来ないからだよ...。一個だけの会話の場面のという感じで、可愛いお話です♪プリムローズこのお話も苦手です(苦笑)貴族の子供たちが通う田舎の学校のお話ですが...読んでいてこしょこしょするというか。彼らの世界や気持ちが閉鎖的というか。そして描き下ろしの、良成と秋生のお話の心配するのも恋の内帰りが遅かったりする良成を、秋生が勝手に、今日一緒にご飯食べたかったのに!とか、一緒にいても仕事疲れで先に良成は寝ちゃうし!と我侭を言いまくるのですが...可愛いなぁ(笑)しかもまだ付き合ってないのに(苦笑)良成は内心自分にとって「地雷系だな」と思いつつも、良成の想いを不安がったり言い過ぎかと焦る秋生の気持ちに気付き「思い知らせないと」と愛情たっぷりで抱きますが内心良成もまだ付き合ってもらえてないし、秋生の想いはまだ日野にあると想っているので複雑なんですでも翌朝、日野の話題を出しても普通にしている秋生を見て秋生の想いが自分に向きつつあることが分かります秋生可愛いなぁ~♪たしかに良成は甘やかし攻めなんだけど、言葉が少ない分秋生が不安がるのも当然じゃん!!と思っちゃうので(受け至上主義・笑)もっともっとどろどろに甘やかしいほしいなぁ♪ちょっとヤマダサクラコ先生の顔のクセなのか鼻の頭に必ず丸があったり、必要かなと気になっちゃいましたが綺麗な絵と、読み応えのあるお話たちでした♪
2007.11.27
昨日、雑誌とコミックス2冊連動の応募者全員サービスの「梅沢はな先生小冊子」が、届きました♪前日雨が降っていたので、封筒にむき身で本が入っていたのには、雨の日に届く場合もあるんだし、せめて袋に入れてくれないかなぁと思いましたが(苦笑)雑誌もあって、コミックスも2冊ともあったので応募してみようかなぁと軽く考えてましたが。描き下ろしのお話が見れるのは、嬉しいですね………めちゃくちゃ同人誌っぽいですが(笑)お話の内容はまた後で書きますが、「愛と欲望は学園で」のお話と、ラフ画と………雑誌掲載のCDアフレコインタビュー……。ええーっ全然描き下ろしじゃなーいっ(涙)いや、コミック部分はあるけどっ(44P中、15P)もっと雑誌掲載時くらいの漫画が読めるのかと思ってたので、ちょっとがっかり(苦笑)応募券集めて、なおかつ代金もお支払いするのだから、もうちょっと…うーん(泣笑)でも描き下ろしが気になって、また応募しちゃうんでしょうね(苦笑)初めてdrapの全員サービスに応募したものなので、こういう感じかぁ~。と、お勉強になりました杉田さんのギイが聴きたくて、CDにまで手を出しちゃいそうですでも愛~の中で一番好きなのは、高原夕なのよね~(笑)また夕のお話描いてくれないかな~(今はギイとハルが一番人気っぽいしムリかな)あっ、遊水でも良いから!(苦笑)
2007.11.07
だって携帯で書くと、文字数制限厳しいんだもん(苦笑)追記になっちゃうのが、切ないわ「誘惑レシピ」ですが不思議なのが、女の子大好きでノーマルなはずのタクローがラスト「気にはなるけど、まだ好きか分からない」と岩塚に言うのですが岩塚は「俺と最後までやれたら、タクローさん、俺のこと好きですよ…!」…そして…なシーンへ。ええーっ!!?そんな簡単にアナタ!(苦笑)もっと抱かれるなら葛藤あるでしょっ!と、さくやの方が悩んじゃいましたわしかもタクローが内心で(丹念すぎんだよ…!)とか、「は…やく…しろ…って…」とか…なんか慣れてない!?な、感じでびっくりでしたが(笑)チーズを女の子に販売する時のセールストークに嫉妬する岩塚と、強気に出つつもほだされちゃうタクローが、可愛いなぁタクローは、奔放とも違いますが、可愛いものが好き!な精神で雄矢に抱きついたり、雄矢が試食で食べようと口にくわえてるチーズを口で取って食べたり、好みな女の子が来店すると、うかれたりと、攻めキャラにとってはとんでもない受けかもしれませんが(苦笑)………さくや、これくらいの無自覚受けキャラが大好きかも!(笑)それでキレた攻めにお仕置されちゃうような(苦笑)雄矢のチーズを~(ちなみにコミコミさんでしかもらえないペーパー漫画です)の時も(岩塚)「あんたって人は、本当、人の気も知らないで!」(タクロー)「何が!?何が!?なんなんだよ~~~!?」うーん、萌える(笑)CDも発売しているので、聴いてみたいです♪というか岩塚と、タクローのお話がもっと読みたいなぁ
2007.11.05
楢崎先生のお話は、明るくて気楽に読めて好きです♪「誘惑レシピ」楢崎壮太先生drapコミックスチーズ専門店での従業員同士の恋愛模様なのですが、可愛いなぁとほのぼのと読めます♪イケメン野獣×純朴青年ということですが、絵柄とお話が可愛いから、ワイルドな攻めかと思うと違うかな(苦笑)ただ雄矢(受)が可愛くて、我慢できない本郷(攻)という感じなのででもお話の舞台が販売も店内でも食べれるチーズ専門店「マリアージュ」なのが、今までカフェとかは読んでても、チーズ店は無かったのでお洒落な感じです。オーナーをつとめる母が倒れて、代理で雄矢がマリアージュで働く事になるのですが、リーダー的存在の本郷に色々と教えてもらいつつ、お店のために頑張るのが可愛くて本郷は雄矢を狙っているんですけどね(笑)一話目から失敗して落ち込んだ雄矢にキスしたり「お前にだけ、やさしくしたいんだ」とか言われたらドキドキです(笑)とにかく可愛いお話なんですけど…けど(苦笑)小説の読み過ぎかな急展開なんですよね~。一歩づつ恋愛が進むのでは無くて、一話でキスで戸惑ってたのに、二話では…って。コミックス一冊にまとめたいのね。が伝わって来るような(苦笑)BLコミック…特にdrapはこういうのが多い気がするなぁ。良いキャラ、気になるお話になる前に終わっちゃうみたいな。ノーマルな雄矢がなんで本郷を好きなのか、本郷はなんでそんなに雄矢が好きなのか?でも、ぱっと読むには本当に可愛くて良いお話です♪あと他の従業員同士のお話も、収録されているのですが…さくや、こっちの方が好きだわ(笑)大人しめの青年・岩塚(攻)と、女の子&楽しい事好き、でも本当は繊細なタクロー(受)のお話なのですが、タクローに男性との修羅場を見られてしまった岩塚でしたが、タクローは偏見も何もなく、それよりも修羅場を職場でするなと、頬のはれを冷やしてくれた事に、その優しさに気になり始めてアタック開始!(笑)なのですが、当然タクローは拒否するんですねまぁ正直、岩塚の理由がそんな簡単に恋に落ちるものなのか。とシビアに考えてしまいますが(苦笑)めげない岩塚と、拒否しても内心「今、言葉で傷つけた」とか気にしちゃうタクローが可愛くてさくやがタクロー好きなだけです(笑)女の子にモテて綺麗で格好良いのに、ほだされちゃう受けが
2007.11.04
明日届く本が3冊あります♪楽しみ、楽しみ「Lovers come,come!」楢崎壮太先生誘惑レシピが可愛かったので(といってもメインCPよりもサブCPにドキドキでしたが…最近こんなのばっかり・苦笑)、他のコミックもチェックしてみました♪付き合ってもキスしかしなくて、不安で別れを告げちゃう受け…強気受けかな(笑)余談だけど、最近drapにお話描かれたのだけど鼻とか描き方変えたような…?誘惑レシピくらいの絵が好きだなぁあとは初めてこの先生のお話をまともに読むかも?「ナアレフの恋人1・2」谷崎泉先生しあわせにできるは読みたいけど長いお話だし、こっちのお話はストーカーヤ○ザ攻め×クール受けで、コメディーらしいので…思い切り笑えるお話が今いちばん読みたい。幼稚園?から受けに付きまとう攻めらしいので、筋金入りですわ(笑)感想サイトさんを見ると、慣れないと文章の書き方が独特らしいのですが…楽しいお話でありますよーにっ♪イラストの藤井先生が苦手で、発売当初は手を出さなかったのよね(苦笑)「BOY×BOY」の漫画版になんとなく原画との違いにさくやが合わなくて、避けていたのだけど~お話が面白いなら、読みたいもんね!(気合い)それを言ったら海老原先生の絵はどうしてもさくや、みんな真昼の月に見えちゃうし(こらこら)
2007.11.03
こちらは感想サイトさんを読んで、購入してみました♪「…ヴァージンラブ。」藤崎こう先生花音コミックス日本屈指の会社の秘書課、桐嶋カオル(受)と米大企業専務の大郷(攻)は、ビジネスパートナーでもあり、割り切った夜の関係でもあります。相手に溺れたくないカオルはベッドではいつも、大郷の手を縛り自分優位でS○Xをしますが、いつしか大郷の冗談に隠れた強い愛情に…。…いや~受けがめちゃ女王様でした…でも好き(笑)縛って動けない大郷の、そこをただのバ○ブ呼ばわりしたり、抱かれたいと思っていても誘いを断って「食事だけでも、お願いします」と乞われたり…ここまで女王様だとカッコイイわ(笑)最初バーで偶然会って、ホテルに行ったけど実はバーの客と大郷が、カオルを落せるか賭けをしていた事を知り、怒ったカオルが大郷を縛ってとことん襲い受けに…(笑)カオルがプライドが高く、恋愛にトラウマがあるとはいえ、こんな調子なので、お互い想っていても、大郷にアプローチされても、すれ違いなのですが、ある夜バーで大郷と飲んでいると、カオルの命令で氷を取りに行った大郷が、一方的にですが女性にキスされるのを見て、嫉妬にかられ平手バチンッ!(笑)付き合って無いのに(笑)大郷もこの事から、カオルはオレが好きだと確信しますが、本物の恋に臆病なカオルは別れを言って逃げようとしますでも大郷は諦めずに追いかけて、カオルも恋愛というものを教えられ…ハッピーエンド♪でも大郷が何か語ろうとしても「無駄口をたたくな」と、恋愛モードに入ってもカオルさんバッサリで笑えます(苦笑)でも…さくやは絵が苦手です(苦笑)絵も線も個性的ですが、いびつとの違いが分からないというか(汗)個性的な絵ですよね、うん。最近はよく見る感じのタッチですが(一応、西村しゅうこ先生もこういうタッチかな…?)、表情と目と口元のアンバランスさが…うーん(苦笑)あらすじだけで、買ったのでなんですが、今までに見なかった受けで(攻めをバ○ブ呼ばわりとか・笑)お話はよかったなぁと思いました絵が好みだったら、他の作品もチェックしたいんですけどね(苦笑)
2007.10.24
感想のつづきです「麗しき罠」西村しゅうこ先生いつきを罠に嵌めたのは、響也を盲信的に慕う影武者的な存在の、雅治という同じ一族でした。響也を慕うあまり、その響也がいつも気にかけるいつきが、昔から邪魔で大嫌いだったんですね~。影武者なのでメモの筆跡も真似して書いたというわけですもーうっ逆恨みじゃん!…でも誰かの影で生きるのは、本体を盲目に慕わないとやってられないのかなぁ、とも思ったり…。最後は響也自信が、雅治を追い詰め現総代の前で、いつきの潔白を証明しますそしていつきは、今までの信じなかった事の謝罪を現総代にされ、一族に戻りますラストは一族の勉強の為、響也はロンドンに、いつきについてきて欲しいと願いますが、一族の勉強も中途半端ないつきは現総代のそば、学園にいる事を望みますが、離れていても強く想いあっている…と、いうハッピーエンドです…うーん、好きだわ(笑)あのですね、正直ありきたりなんですけど、魅かれるんです(苦笑)コミックス一冊にまとめる前提なのかエピソードも色々良いのに使いきって無いというか…最初の方で響也がいつきを押さえ付けると、いつきが震えだしたりするのですが…理由も問わずそれだけだったり。日常でも男に「押さえ付けられそうになるのが怖い」といういつきのトラウマがなんだか表現が軽いし、意味深なセリフがあっても放置だったり(苦笑)ころっと響也に抱かれちゃったり(笑)ストーリーは大きいのに、無理に詰め込んだ気がして残念ですコミックスになったら加筆されてるかなぁとちょっと期待してましたが(苦笑)でも、いつきというキャラクターの葛藤・切なさが大好きでした響也の幼い頃からいつきを求める気持ちと、いつきの潔白を証明できるなら何を失っても良いという大きな愛情も、何気にいつきの寮の部屋の合鍵もっててコラコラ(汗)ですがオビの言葉がまたステキ「俺に抱かれろ」シンプルだわ(笑)
2007.10.23
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