チェロとスポーツ


あるふたつのスポーツがあります。

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ひとつめは、「スキー」

「チェロの弓の軌道」は、「スキー板の軌道」と似てるなぁ、と思います。
弓のダウン・アップは、まるでスキーでパラレルターンする時の左右の重心移動みたい。
左右の力のトータルは一定で、体は斜面に垂直なまま。ぐっと右足をふみこむのと同時に左足の負荷を「すぅっ」と抜いていく感じ。また、左右同じバランスになると、今度は左足を踏み込んで右足を抜いて・・・すぅ~、すぅ~・・・。

って、できたらいいなぁ!

実は、毎年行くわりに、スキーは「万年初級者」のTR。
未だに「ガタガタのパラレル」でドコまでも行ってしまいます。
(ゲレンデの迷惑もの ^^;)

(だめじゃん・・・。)

そう言えば、レッスンでもチェロの先生は「弓のエッジは・・・」なんて言ってたっけ。
TRのスキーがもっとうまくなったら、弓の扱いももう少し進歩するかしら?
でも、「スキーの板」は2枚だけど「弓」は1本だなぁ。

・・・はっ!スノボは1枚だ!今年の冬はスノボに挑戦するかぁ!?

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もうひとつは、「乗馬」

TRは、びんぼう人のくせに、かつて「お金のかかる乗馬クラブ」の会員だったことがあります。
案の定、会費が払えなくなって半年でやむなく退会しましたが。(^^;)

が、乗馬は楽しかったですよ!
小鳥とかの「小動物」よりも「ウシ・ウマ」系の「大動物」の方がTRは好きだったりします。

背筋をぴん!と伸ばしてチェロを抱える姿勢は、馬に乗っているときの姿勢に似ています。弓の毛も「馬」だし。。。

乗馬クラブのレッスンでは、騎乗だけでなく、その日に自分が乗る馬を厩舎から連れ出して洗い場まで連れていき、ブラッシングやら鞍やら手綱などの装備一式を自分でさせてもらっていました。
この間に馬とコミュニケーションをはかるのです。
レッスン後は、また洗い場で装備を外して、ブラッシングして、蹄の手入れをして・・・という感じでした。
このとき、馬との「パートナーシップ」の大切さを学んだ気がします。

「人馬一体」となって障害を越えるがごとく、「人ちぇろ一体」となって演奏できたら最高!ですねぇ。

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あと、あらゆるスポーツに共通して大切なのが、「呼吸」。

ふと気が付くと、レッスン中に息をつめてガチガチになっているTRでした。

これではイカンなぁ。

先日のレッスン後、反省モードでいろいろ考えてたTRのひとりごとです。

(2003/09/08記)



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