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昨日の検査で psa は 17.2 。
前回比でほぼ横ばいというところ。
前立腺がんの治療として西洋医学による標準療法は受けて居ませんが、それにはいろいろな理由があります。
西洋医学と根本的に違っていると思うのが死生観です。
おそらく人の死はネガティブな不浄のものとして捉えておられるのではないでしょうか。
しかし私はそういう風には考えません。
私は死を肯定的に考えています。
ご承知のとおり私は前立腺癌を自己治療で治すため、無治療を続けています。
いわば癌と共存している状態です。
手術や抗がん剤のような過酷な治療を受けていないため QOL (生活の質)はすこぶる良好。
健康優良児状態といえます。
しかし問題がないわけじゃない。
ある種の痛みや苦痛がありますし、癌に対する恐怖感というのもあります。
毎日が苦痛と恐怖との闘いと言ってもいいくらい。
しかし死んでしまえばそんなものは一切消えてしまう。
私にとっては死が残された唯一の救済となるわけです。
それは言い換えれば癌があるからこそ死が楽に迎えられるという論理にもつながります。
もちろん生きているうちに癌が消滅することが目標といえますが、それは絶対的な使命ではない。
仏教的な話をすれば、色即是空。
生と死は表裏一体、どちらも真実という啓示に行きつきますね。
前立腺がん発症14周年 2024年09月01日
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