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2006.04.08

私が子供のころの大人たちはみんな楽しく働いていた。
勿論、そのときの生活が今ほど豊かではなかったし、当時の
大人が沢山悩み、憂さもあったし、仕事の苦労はきっと今より倍になったはずだが、毎日前向きに張り切って頑張っていた。幼い私が立派な働く大人の姿をみて、早く大人になりたいものだと思っていった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

月日の経つのは早いもので、もう３０歳になった。
漸く大人になったのに、何だか早く定年生活に戻ったらいいなぁと感じるようになった。今の大人たちにとって、もっとも関心しているのは「競争」しかないだろうか―何を「勝負」とみて、いつも勝ちたいという気持ちをもっているかのような気がするのだ。やはり、一番気がかかっているのはどうやって勝てるかということだ。
幸い、私は働き蜂のような人間じゃないんだ。人生は、単に生きているのではないから、若いうちに楽しく生活を過ごそうと思う。
でも。。。

先生の話をちょっと考えてみると、確かにそう通りだと思う。
私はもうお婆さんになったかしら。。。

最近、自分の言葉使いがちょっと変わるようになったことに気が付いた。
たとえば、
最近の若い者は。。。（私はまさか。。。お婆さんかなぁ。。。）
定年になったり。。。（定年までまたかなり時間があるのに）
あの子は。。。（あの人は子供じゃないのに）
元気なうちに。。。（今は元気だよ）
時代が変わってきた。。。（別に時代が移り変わったって感じなかったのに）
老と若という対立の老のほうに自分の身を置いているのかもしれないからだ。
そうだね、これは老化現象なのだろうか。

いよいよ３１歳の誕生日だ。
３１歳の私は、定年になりたいものだ。人に聞かせると、笑われるかもしれないね。
もし、定年になったら、何になりたいのか。。。
Ｗｅｌｌ、。。。もしかして。。。天使かも？！（笑）

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