日進月歩

日進月歩

むすめのいうこと


娘はのんびりした私にも
すぐ熱くなる夫にも似ず
とても冷めている。
そしてたまに、どきりとするような事を言う。
この前はこんな事を言っていた。

「おとなは こどもたちにとって
たよらなければならない そんざいだ。
なぜなら おとなに たよらなくては
こどもという ちっぽけなそんざいは
すぐにでも
このよからきえてしまうから。
ひとりで いきていけるなら
ごうまんで じぶんかってな
おとなたちには たよらない。
しかし ざんねんながら それは むりだ。
しかも たよればたよるほど
おとなたちは じぶんたちには
こどもたちを かんたんに うごかすちからが あるのだと
かんちがいしてしまう。
にんげんは せいちょうするたびに
おろかなものに へんかしていく。」

流石の私も驚いて
近所の神社に行きお祓いをしてもらった。
そこの神主さんは有名な方でテレビにも出た事があるらしい。

その方によれば
昔、大人たちに酷い目に合わされ死んでいった子供達の霊が
娘の身体にのりうつっていた、ということらしかった。

お祓いが済むなり、娘は泣いてお菓子が欲しいと言い出した。
ごく一般的な2歳児に戻ってしまったのだ。

それからは何を聞いても「しらない」
というだけ。
何も覚えてないらしいのだ。

あれはなんだったのだろうかと
今でも思うのです。

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