侍畑

侍畑

第十一話

no11-1

【カンナ村】
紆余曲折を経てやっとこ村へついた訳ですが、村人は野伏せりの報復や頼みにしていたはずの侍自体を恐れて姿を見せません。まったく、往生際がわるいったら!マンゾウがその代表みたいになってますけどね。あそこまで役割がはっきりしてるダメキャラも珍しい。(ファンの人いたらスミマセン)原作ではこのあたりのシーン、もっと凄かったですけどね。(マンゾウ、娘の髪切っちゃうの)シノの顔が汚れていたのは侍に目をつけられないようにするため、ってやつの名残なのかな?どっちみちそのご都合的な考えや行動には終始ムカムカしてました。侍には命掛けて村守ってくれって頼んでいるくせに!キクチヨに隠し倉探られてザマミロです!やったれやったれ!!もう、腹くくらにゃいかんですよ!

【戦いの前】
何とか村人の気持ちを奮い立たせ、戦いへの準備をはじめます。全体をしきるカンベエ様、その補佐のゴロベエ、武器調達にヘイハチ、城固めにシチロージ(「いつものごとく」「おまかせください」てバーテンダーと常連客ですか!!!)、生徒指導にキュウゾウ(ちょっと意外)、そして見回りカツシロウ。やっと認めてもらえてちゃんと与えられた仕事、きちんとやんなきゃダメですよ~。お花と戯れてる場合じゃありやせん!(かわいいからいいけど。←…。)ま、原作みたいに振り回してはしゃがなかっただけいいかも?あと、天然に勘のいいキクとか、珍しく長めにキュウが話してるとことか、幼児相手に無駄に伊達男ぶりを発揮しているシチさんとか、ばあさまにナンパされている(違うだろ)ヘイさんとかあたりでもニヤニヤしてしまう自分。もう末期。

【裏切り】
村人のほとんどは腹くくっているにも関わらず、相変わらず往生際が悪いマンゾー…。もうね、なんで侍に「ヤメてくれ!」って言う前にチクるかな?野伏せりに侍がいるってバレた時点で結局は村全体がブッ殺されるって周りの村の話聞いてたら予測つくでしょーに。でも、自分に都合悪い状況にいる時ってズルい方向に都合良く考えたくなるんだよね。とりあえず上辺だけ取り繕ってなんとかその場を凌ごうとしたりしちゃうっての、分かるんだ…。分かるんですよ!だから余計イラつくのかなー。そしてその裏切りを止めるため、シノはキララに助けを求め、カツシロウはそれに協力することに。そしてサムライになるという事に対して、命を奪う事に対して、己の覚悟が足りなさすぎたという事に、カツシロウはやっと気づかされるのです。あのですね、非難覚悟で正直に申し上げますと、ここのキララ、すごい怖いって思いました。「勝てますか?」「しっかりしなさい!」一人前の侍として、カツシロウに仕事をまっとうさせるための激励の言葉としては間違っていないのです。でも、今までキララそういう事言ってたでしょうか?極端な言い方すれば“仕事して!野伏せりを殺して!”そんな風にしか聞こえなかったのです。(実際そうなんだけど)今までは「村を守ってください」っていう、どちらかといえば守りの台詞だった気がして。今回のキララにはそれが感じられなくて。わたしが結構夢見がちだったのかなぁ、とも思うんですけれど。カツシロウがオイルにまみれて曇っていく姿を見るのと相まって、ものすごく怖いと、そう思ってしまったのです。

no11-3


→第十二話感想へ続く

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