侍畑

侍畑

第十五話

no15-1

【ええ!?】
崩れ落ちる要塞から脱出した一行、崖っぷちで様子を見守ります。そして、先に上に上がっていたカンベエ様が下からよじ登ってきたキララに手を貸そうとするわけですが。赤面しながら差し伸べられた手を「大丈夫です」と遠慮するキララ。……えええ!?いつのまにSAMURAI7ってキラカンになってたの!!!??と動揺するわたくし。そりゃ、カンベエ様には『頼りになるおサムライ』ってコトで並々ならぬ信頼を寄せていた事は分かっていたんですけれど。そーいう方向に発展してるとは思わなんだ。あの「共堕ち」宣言や手の甲に接吻とか、あのあたりは単なる義務だったの?同情だったの?と、今までカツキラで盛り上がっていた私のテンションはデラウェアの干しぶどうレベルまで萎みましたとさ。でも、まぁ、オッサンスキーな属性は自分にもあるのでキラたんの気持ちは分からないでもないのですが。いや、うまい具合に脚本に踊られされてたんだなぁと思うと結構悔しいです。おのれ、T岡。(言わせてあげてください)

【刀でパラレル】
要塞は沈んだモノのまだ野伏せりは全滅した訳ではありません。梅干しの種のような「トビト」やミミズク、ヤカンが襲ってきます。とりあえずそれらを倒し、次の戦に備えて斥候にキュウゾウが名乗りでます。「死ぬぞ」とカツに言って颯爽と駆けてゆく後ろ姿はまさしく歴戦の侍のソレでした。しかしこの人は動きが人間離れしておられる…。断崖絶壁をパラレルで滑っているようです。二刀流だし。

【束の間】
村に戻って野伏せりの来襲に備えるコトになる訳ですが。村の子供と侍ゴッコに興じるキクの字。うん。十三才!(オイ)しかしロボに金的はありなのか。なぜ、弱点を残しているのか少し不思議。ま、そんな人間らしい一面が残っている事でホっとしているのも確かなんですけどね~。そして、キララの元を訪れて「ほたるめし』を所望するカンベエ様とシチロージ。んな「うはぁ」って顔するほどマズいんですか?水のような雑炊ってイメージだったんだけど…そんなにヒドくなるモノかしら。キラたんの腕が「愛のエプロン」に出演できるレヴェルだったからという話でも面白いかなぁと思ったけれどそんな余話はいらないよなぁと自分でデリート。しかし、ここでのカンベエさま。そんな返事を子供に委ねるような聞き方したらみんな困っちゃうデスよ。それともそういうプレイがお好みか。(うるさい?)

【別の景色】
肩の力が抜けず、村人に余計なプレッシャーをかけてしまうカツの字。(ああ…)同じく今回の戦いで“初めて”人を斬った、というヘイさんに「相手をちゃんと見ていない」と諭されてしまいます。戦いに臨む上で大切なのって、ただ相手を倒すってことだけじゃなくて、相手を通してちゃんと自分と向き合うことでもあるのかなぁ、と思ってみたり。自分を見失って戦いの空気に飲まれてしまったらそれで負けなんじゃないかと。そして結果としてホントに“負け”てしまうのではないかと思うのです。そのあたりを客観的に見れるかどうかってのは、生きてきた長さの差、見てきた物の数の差なのかなぁ、と。カツシロ君にはまだまだ経験が足りないのだといろんなイミで思うのです。短期間に経験しすぎて容量超えてオーバーヒート真っ最中なカツ。そこに気づいてちょっとヒートダウンしてくれればいいんですけれど。

【ただいま】
崖っぷちでそんなやりとりをしているトコに『ほたるめし』の水杯をもったシチロージとカンベエ様も合流、そして近づく人一人の気配。斥候に出ていたキュウゾウ先輩(?)です。肩にはおっきなお土産しょって。野伏せり倒した後に「なんか使えるモンないかなぁー」と付近を物色するキュウの姿を想像してなんか萌えつつ『いつのまにそんなお気遣いの紳士に…!』とかよくわからない感慨を覚えたり。そして、そんな先輩の勇姿を目の当たりにして女子学生のノリでミーハーにテンションがあがってしまうカツたん。キミ、ホレッぽすぎですよ!てゆか気づくの遅いヨ!(ここでせっかくヘイさんのくれた見直す機会を流してしまったことが残念だったと、後で思ってみたり。タイミング合わないねぇ…。)テンションさがらずに休んでいるキュウゾウに忍び寄って剣を突きつけられつつそのアツい想いを伝える様は見ているこっちが恥ずかしくなりますですよ。キャ☆

【眠れぬ夜】
夜分になって淡々と戦への備えを固めるお侍達。眠れずに鬱々とするリキチに気遣いの声をかけるゴロさん。これまでのエピソードにも所々にありましたけれど、ゴロさんホント、リキチのこと目にかけてるんだなぁ、と微笑ましく見えて。それがヘンなイジり方向にいったり(第十話)もしてますけれど。自分ではもういけない、戻れない世界がある。そうなってしまっている自分に照らしてしまうと、あるイミ自分と別世界に居る、純朴な青年の葛藤や苦悶は、ゴロさんはとてもほっとけないのだろうなぁ、と思うのです。そして、そんなゴロさんにリキチが人生の先輩として敬意を持ち始めていたり、頼ろうとするトコロが出てきたりしていたらとってもいいな、とずっと思っていたりもします。

【同じ月を見ている】
そして一方、シチさんの「因縁でしょうか。こうしてまたカンベエ様と戦場の月を見上げる日が来ようとは、思いもしませんでした。」。やっぱり嬉しいんでしょうねぇ。かつて命を預けあった人とまた同じ所に立っていられるというのは。最初この台詞聞いたとき『因縁じゃなくて、縁(えにし)のほうがいくない?』と思ってイミ調べたのです。〈【縁ーえにし ー】えん。関係。つながり。特に、男女の間のえん。(大辞林 第二版 (三省堂)より)〉…いけねぇ、いけねぇ、シチカンになるトコだった!(手で額の汗を拭いながら)あれ、じゃ、第五話のカンベエ様の台詞は…??ま、いいか深く考えないようにしておこう。とりあえず。

そして、雨降る中、更に厳しい戦いへと皆は進んでゆくのです。

→第十六話感想へと続く。


【オマケ】やっぱ一度はイジっておかないと。

no15-3

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: