スバルとはあの後すぐに別れた。後日二人で出かける予定だ。 一人になった帰り道、俺がいつもいくのはあの校舎。 学校から自転車で30分くらいの距離。 近くのコンビニで俺の分のパンとあいつの分のパンを買いこむ。 そして後者につくとまず向かうのは保健室。 彼女がいたベットにパンを置き、俺もかってきたパンを食べる。 そして近くにある机で今日の日記を書く。 あれから毎日書いているからもう数十、数百冊は書いている。 ネタが尽きない自分を少し尊敬することもある。 だが今日は別だった。 全くペンが進まないのだ。 いや、今日に限ったことではない、この頃この行為の意味はないのではないかと思い始めている。 最低だ・・・そう呟く。自虐的に すっと立ち上がり、気分転換に保健室の窓を開け校門に咲いている満開の桜を見た。 「I wanted the favorite day which meets and which can be said to come you. however, my dream which comes out of you only in my dream be [ my freedom of changing you ] pleased with the thing to which it becomes pain exactly now and which you came out in the dream when doing I am gladder to be many a word more more painful [ at least one day I want me to teach ] than one many a word♪ (直訳:あなたを好きでよかった そう言える日が来ることを私は望んでいた。 しかしあなたは私の夢でしか存在しない。 私の夢はあなたを望む姿に変える。 それが今苦痛として私を苦しめる。 どうすれば夢にあなたが出てきたことを 喜べるだろうか。 私に教えてほしい。 一日でも多く。 一つよりも多く。)」 悲しくもなる自虐的な歌詞を口ずさんだ。 「そうやって私を裏切るのね。」 「!?」 ばっと振り向くとそこには花火がいた。 顔に表情は見られない。 「蠍ちゃん言ったじゃない。私と結婚してくれるって。」 雰囲気にのまれちゃダメだと自分に言い聞かせる。 そうしていると矢継早に花火(の幻影)は俺をたたみかける。 「私のこと嫌いになったの?」 「そんなことはない!!俺は今だって・・・!!」 駆け寄り触れようとするがすり抜ける。彼女に触れようとした両手が空を切るのと同時に花火は消えた。 「どうすれば・・いいんだよ!!なぁ!!!」 「どひゃあ!!」 「・・・・・え?」 誰かいた・・? 窓際には三倉さんがいた。しかも先程怒鳴ったのに焦ったのか口をパクパクさせていた。 「わ、私から言わせてみればですね・・・。」 「いやいや。まず事情知らないでしょ。」 ついついつっこむ自分がいる。 「あ、そうですね。アハハ・・。」 冗談で言っていたのかと思ったら彼女はマジで何か意見を言おうとしていたらしい。 「ただ・・・。」 「うん?」 彼女は少し暗い顔をしながら、しかし意を決したかのように話を続けた。 「今の蠍君を見たら悲しくなると思います。」 と言ってもなんで悲しんでるのか知らないんですけどねと彼女は苦笑した。 「相談に乗ってくれる?」 俺は無意識に近い感じで彼女にそう言った。 彼女は笑顔で快諾してくれた。