「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
000000
HOME
|
DIARY
|
PROFILE
【フォローする】
【ログイン】
Polymnia
秋の坂道 Famiglia ~桜満開~
聴きなれた声で起きる。
午前8時、いつも通りだ、いつもどおりの朝だ。
そして、いつもどおり俺の嫁さんが横にいてくれる。
「仕事に遅れるよ?」
「あ~・・・今日休みじゃね?」
「正解。」
にひひと笑う嫁さん。
それをみて幸せな気持ちになる俺。
「ひっかからないね。」
「昔、同じことやられてたからな。もうひっかからないよ。」
「でも、もう雪菜ちゃんもご飯食べてるし、
桜ももうおきてるよ。」
「なに!?じゃあ起きなきゃな。」
がばっと布団から飛び降り、扉のほうへ歩いていこうとする。
「あっ!!蕗君!!」
渚に呼び止められる。
「ん?」
「・・・・どんな寝方したの?」
「どんなって・・・普通の?」
そんなおかしいものかと思い、自分の格好を見てみると、
なんと昨日の夜の段階では寝巻きを着ていたはずなのに
パンツ一丁になっているではないか。
「あは。」
俺が笑うと、渚は少し蔑む目をして、
最低な夫ね。と苦笑した。
[秋の坂道 Famiglia]
きちんと服を着て、食堂へ行ってみると、
最愛の娘、桜と妹の雪菜が仲良くご飯を食べてた。
「おっす。」
「あっ、おはよう。お兄ちゃん。
・・・・・お姉ちゃんの叫び声が聞こえたよ、また寝ぼけたの?」
現大学生の雪菜がこちらを向く。
それと同時に桜もこっちをちらっとみる。
桜は目が合うとニコッと笑った。
(めっっっっっさかわえぇ・・。)
「お兄ちゃん、顔緩みすぎ。」
妹の一言で現実に戻る。
「そうそう、そうやって普通にしてたら、
見れない顔じゃないんだから。
ま、きかなくても分かるわ、どうせパンツ一丁だったんでしょ。」
俺はさすがと呟いて頷いた。
「何年妹だと思ってるの。
じゃあ、そろそろ行くかな。」
「ん?今日も学校か?」
「うん、午前だけだけどね。」
「・・・・夢は見つかったか?」
「別に、一日一日を楽しんでるから、
そんな向こうのことは考えてないよ。」
「そうか。ならいい。」
「・・・じゃあ行くね。」
「おぅ!!行ってこい行ってこい。」
桜と二人で玄関まで雪菜を送る。
そのついでにごみを捨てに行く。
そのついでにご近所さんと話す。
そして家に帰ってきて新聞を読む。
自分自身年寄りくさくなったなぁと思ってしまう。
まだ23歳なのだが。
「お~い、渚。コーヒーってどこ?」
「あっ、う~ん、ちょっと待って。」
何に待つ必要がるのかと思いながらも、
待てといわれたから待つ。
別に尻に引かれてるわけではない、いたって幸せな家庭だ。
いや、尻にひかれてる家庭も別に幸せじゃないわけじゃないな。
ジャガー夫妻がいい例だ。
そんな馬鹿なことを考えていると、
渚が湯気の立つマグカップを二つ持ってきた。
腰にエプロンを巻く姿も23歳という年齢を感じさせないくらい、
老けて・・・いやいや大人の良さが出て美しい。
さすが俺の嫁さん色っぽい、と全世界の男共に心の中で自慢する。
「掃除もひと段落着いたし、
一緒に飲もうかなぁ~って。」
「ならミルクも持ってこないと桜が怒るんじゃないか?」
事実、桜が遊んでたおもちゃをほって、こっちにきている。
「あら、そうだわ。ゴメンねぇ桜。」
そういって冷蔵庫から桜専用と書かれた牛乳瓶を取り出す。
そして机の上におく。すると桜は瓶の置かれた所までタッタッと走り、
チョコンと椅子に座るのだ。
そして一生懸命にゴクゴク牛乳を飲む。
(なんていうかその姿だけでおなか一杯・・。)
「顔、緩んでる。」
その一言でシャキンとした顔に戻す。
でもこれはしょうがないのだ。
だって桜が可愛いんだもの。
また目が合ってしまう。
そして少女はエヘッと笑った。
俺はもう耐え切れずまた顔が緩んでしまった。
そしてチラリと渚を見ると哀れそうな顔でこちらを見ていた。
「だって見てみろよ、可愛いよなぁ。」
「可愛いのは分かってるわよ。」
意外にそっけない態度をとられる。
(あっ・・・もしかして)
「嫉妬しちゃってるの?」
すると渚がこちらをばっと睨む。
思わずこちらも身構えてしまう。
「べ、別に。嫉妬なんかしてないわよ。」
(嘘つけ、めっちゃ不機嫌になってるじゃないか。)
「別に、どんだけ可愛い言ってもお前には負けるって。」
「は?」
「そのツンデレっぷりがたまらないよね。」
にこっと笑った瞬間右ほほのあたりに衝撃が走った。
「なに馬鹿なこと言ってるのかなぁ?蕗君は。」
「ゴ、ゴメンナサイ。」
「全くもう。」
渚は言ってる内容とは裏腹に嬉しそうな表情をした。
「そういやぁ、今日何日だっけ?」
「えっと・・・9月16日、かな。」
「ってことは・・・ムフフ。」
「何笑ってるの、気持ち悪い。」
「今日はご馳走だ~!!!何が食べたい!?」
「へ?」
桜と渚はキョトンとしている。
俺は今日という日をドっきりで使うつもりだ。
6年前にやった、あの事件を。
なんでやるかは、大した理由ではない。
今日の機嫌がいいからだ。
そしてふとあの日のことを思い出したからに他ならない。
とにかく俺は決行するためにスーパーへ3人で行くことにした。
・
・
・
・
店に入って最初はお菓子コーナーに行く。
そして桜が欲しいと感じるお菓子を買ってあげる。
どうやら今のハマリはクッピーラムネらしい。
俺の小さな頃と一緒だ。
そうして小さなお姫様のご機嫌取りの後、
今日のメインディッシュを買いに行く。
俺達が向かったのはお肉コーナー。
「なぁ、渚。」
「ん?なに?」
渚はカートをひきながら答える。
「お肉の値段はいくらまで?」
「ん~三人分だからだせて千円かな。」
「オッケ、まぁハンバーグだし、渚と桜は玉ねぎ買っといて。 」
二人はハーイと言って、野菜コーナーに行った。
俺は一人で長いことお肉と格闘していた。
松阪牛をとるか、それとも近江牛をとるか…
(まぁ質より量か。)
結局そこらへんの肉で我慢することにした。
昔の自分なら迷わず松阪牛を買ったと思う。
やっぱり家庭をもつと人は変わるんだろうな。
こうして休日の家族での買い物は終わった。
家に着いた頃には疲れからか、桜は寝ていた。
「ただいま~っと。ひぃ~疲れた。」
「蕗君はいいよ、私なんか今からご飯作らなきゃいけないんだよ?」
「あーそっか…よし、二人で作ろう。そしたら早く終わるもんな。」
「うん!やった、少し楽になった。」
ホント、一人でやるのの半分程度の時間で焼く前の段階までいった。
その頃雪菜が帰ってきたらしい、扉の開く音がした。
俺はダッと走って玄関へ行く。
すると一瞬ビクッとし、すぐにあきれ顔をした妹がいた。
「おかえり!!食事にする?それともディナー!?
それともば・ん・め・し?」
「・・・・キモチワルッ。」
「失敬な!!まぁ、今日は俺も寛大だから許してやろう。」
「は、はぁ?」
「今日は何月何日だ!!」
「9月16日・・・。まさかと思うけど」
「そう!!そのまさかなんだなぁ~。」
「最ッッッッッッ低。」
「思い出したからな、あのときのことを。
だから今日はそのお祝い。
その名も『雪菜の誕生日を間違えた記念日』だ。」
「・・・・・でも祝ってくれるなら日にちの誤差くらい気にしないよ。」
「おっ、大人だな。じゃあ手洗って、料理の手伝いをしてくれ。」
「はーい。」
(ふー・・・なら俺は母さん達の供え物を片付けるか。)
そう思い、俺は仏壇前に行く。
「母さん、父さん。元気?今片付けるから。
・・・・一日一日こっちは大変だよ。でも楓さんの下で
なんとかやっていってる。
この前は後輩指導当てられてさ。何言えばいいのか、
まだまだ未熟なのを痛感させられたよ。
あれってさ、頭ごなしに叱るんじゃダメなんだよな。
自分から手本になることやって、で、甘やかさない。
嫌な一日でも、その教えが後で生かせれるような。
そんな教え方が出来る先輩になりたい。
・・・・・っても無理かな、今の状態では。」
コンコン。
ノックの後、少し時間を置いてから渚が入ってくる。
「ご飯できたよ。・・・・あっ、お取り込み中?」
「いいよ、今終わったし。もうご飯出来た?」
「うん。実はうまく出来たんだ~。目玉焼きものせてみました。
ブイ♪」
「ははっ、結構楽しみだな。」
「またそうやって少しテンション下げる~。
雪菜ちゃんの時はもっと冗談言ってるのにぃ。」
「また嫉妬か?全く、そんなんじゃ美人に話しかけられても、
応答できないな。」
「ブー。」
駄々こねるうるさいお嬢様の静かにさせるために軽くキスをする。
顔を見てみると、少し紅潮していた。
「これはお前にしかやらないだろ?」
「ば、馬鹿。」
「ほらほら、飯食いに行かなきゃな。」
「あっ、待ってよ~。んふふ♪」
後ろでニタニタ笑ってる。
(・・・何が嬉しいんだか。)
女心とはホント、分からないものである。
食堂にはもう雪菜と桜が仲良く食べていた。
俺もいつもの席に座る。
すると・・・・
「なにこれ?」
「え?私からの誠心誠意のお礼。」
そう、俺の嫌いなチーズがハンバーグにかかっているのだ。
「もちろん、食べるよねぇ?」
「い、いや、でも。これは俺も少し食べれないかなぁ~って。」
「あっ、そう。じゃあ代わりに誕生日プレゼント頼もうかな。
えっとぉ、丁度まだ学校でいる参考書、定価2600円が買ってなかったかなぁ~
しかも2冊とも。」
あわせて・・・5200円!?俺の小遣い3か月分!?いや4か月分!?
「お」
「お?」
「美味しく食べます☆」
その後悶絶したのは言うまでもない・・・。
周りの家の人は9月16日のこの事件のことをこう言う。
「並原家の断末魔悶絶の叫び事件」と。
[秋の坂道 Famiglia ~桜満開~]
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
どんな写真を撮ってるの??(*^-^*)
あのツバメたちは/夕方のキカラスウリ
(2026-08-09 05:30:10)
超合金
僕の夢のコレクション(146) 鋼鉄ジー…
(2025-09-25 20:55:09)
ポケモンGO
シャドーギラティナアナザー色違い続…
(2026-08-09 08:55:10)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: