1時間で避難住宅



社会ニュース - 2月9日(木)8時1分


組み立て1時間で避難住宅 震災後見た院生県議が開発

 災害時に大人が4人いれば1時間で組み立てられ、再利用も可能な緊急避難施設「住宅復興支援ハウス」を山口大大学院生で山口県議の岡村精二さん(52)が開発した。
 1995年の阪神大震災直後、被災地に行き、仮設住宅ができるまで多くの被災者が体育館などで強いストレスを感じながら避難生活を強いられるのを目撃。その後、大学院に進み防災工学を専攻、簡単に建つ仮設住宅の研究が結実した。
 ヨットなどに使う強化プラスチック製で重さ800キロ。ちょうつがいでパーツをつなぎ、3分の1の大きさに畳んで備蓄や輸送ができ、丸洗いして再利用することも可能。
 折り畳んだキットを起こすだけで床面積7・2平方メートル、高さ2・2メートルの住宅になり、トイレやシャワー、キッチン、テーブルと2段ベッド2台を備える。太陽電池パネルで電気も使える。
(共同通信) - 2月9日8時1分更新

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