ささゆりの部屋

◇病気 その3



◇ メニエール病ってどんな病気なの?

 内耳異常のためにめまい(眩暈)が起こる病気で、激しい回転性の
めまい、耳鳴り、難聴の症状がほぼ同時に起こります。
 めまい発作や難聴は数日間続き、繰り返すのが特徴です。

◇ どのような人に多いの?

 30歳代から50歳代の働き盛りの人がかかりやすいそうです。
 体格では健康な人と比べて肥満者の割合が少なく、性格は几帳面・
神経質傾向で、精神的・肉体的疲労、ストレス、睡眠不足などの状態
の人に多い傾向があるようです。

◇ 原因は?

 メニエール病の原因は不明ですが、内耳では内リンパ腔という部分の
拡大(内リンパ水腫)が見られ、これによってその症状が引き起こされる
のだそうです。しかし、なぜ内リンパ水腫がおこるのかは不明です。
 ただ、原因は内耳の異常だけではなく、(↑上にもありますが)仕事や
人間関係などで人一倍緊張感が続いたり、責任感が強く働き過ぎの傾向
にあり、強いストレスの中で生活をしている人に多く発症する傾向が
あるそうです。
 また長時間の目への刺激(パソコンやTVゲームへの熱中)によるもの
など、子供の発症も問題になってきているようです。
 また、消化器系の機能が低下していたり、胃下垂などの消化器の緊張性
が失われていると、口から摂り入れた水分が消化器(胃)にいつまでも
滞留して症状を悪化させるようです。
 必要以上に水分を補給してしまう行動も原因の一つではないかと考えられ
ています。

◇ どんな時に、どのような発作が起きるの?

 何のきっかけもなく、突然おこる激しいぐるぐる回る(回転性)めまいが
特徴です。
 回転性のめまいは、30分位から数時間(長い時は数日間)続きます。
 多くの場合、めまいに吐き気・嘔吐・冷や汗・顔面蒼白・脈が速くなる
などの症状を伴います。
 また、めまいと一緒に難聴や耳の塞がった感じ、あるいは耳鳴りなどの
耳の症状が現れます。これらの耳の症状はめまいと一致しておきたり悪化
したりしますが、めまいの軽快とともに元に戻ります。

◇ どのような検査なの?

 メニエール病は、症状が悪化すると治療が困難になるので、初期のうちに
正確な診断、適切な治療を受けることが大切です。
 まずは聴力検査を行い、難聴があるかどうかを調べ、また、からだの
バランス状態を見る平衡機能検査も行います。この検査には2種類あり、
1つは足踏みなどをしてからだのふらつきを見るもの、そしてもう1つは
眼の動きを見る眼振検査です。さらに、必要に応じて、頭部のCT
(コンピュータ断層撮影)検査やMRI(磁気共鳴画像検査)、耳のX線
検査なども行ないます。

◇ どうしたら発作を防げるの?

 メニエール病は、季節の変わり目や気候の変化、とくに低気圧や前線の
接近しているときに発作を起こしやすくなるということもわかっている
ので、このような時には特に過労を避け、ストレスを溜め込まないように
することが重要です。

◇ 具体的な対策!
 * 心身ともにリフレッシュし、ストレスを解消する。
(これって、あんがい難しいよね?)
 * 規則正しい生活を送る 。
 ・健康管理を充分に行う
めまいや難聴などは、日頃の生活習慣が原因で起こる病気の一つなので、過労や睡眠不足、不安(躁鬱)、月経不順などが引き金となって発症することが少なくありません。
規則正しい生活を送り、休息を必ず取り入れるなど、ゆとりのある生活を心がけてください。
またパソコン画面などへの集中による、視神経の疲労も原因となります。
 ・食事は時間を充分にかけて、ゆっくり噛むようにする 。
めまいや難聴などを起こす人には、ほとんどの場合に消化器の疾患や機能低下がみられます。
食事は時間をかけて食餌の消化を完全にして、必要な栄養素を確実に吸収させることができるように心がけてください。
食後に消化酵素の多い健康食品を取り入れるのも、良い方法です。 

* 睡眠時間を充分にとる 。
 ・ストレスをためないために、食後は休息することが大切。
ストレスなどによって中枢神経系に異常な刺激が加わると、自律神経の交感神経が亢進して、血管を収縮し血流不全や鼓膜の異常緊張などを起こします。
リラックスをしている時や食後は副交感神経が働き血流もよくなるため、症状の軽減に繋がるようです。

* 消化の良い食事を心がける。
 ・水分や塩分を摂り過ぎない
消化器系の弱っている人は栄養不足に陥りやすく、貧血などの合併症や血液の循環障害などを起こしやすくなります。
消化がよく、栄養価の高い食事を心がけてください。
また水分や塩分は、血圧を上げて血流を減らし、原因成分ともなりますので、適量を守りましょう。 
・食物繊維や植物性食品を適量摂る
適量の食物繊維は腸内善玉細菌の数を増やして、消化管内の水分調節をします。
また緑色野菜には葉緑素が多く、造血に必要な植物性タンパク質やミネラルを含んでいます。
ただし、過剰に摂取すると栄養素を吸着して、必要な栄養素まで吸収できなくなりますので注意してください 。
・動物性脂肪を避ける
動物性脂肪は血中コレステロールを上昇させ、血流を低下させるほか、動脈硬化を誘発して症状を悪化させます。
また脂肪酸からつくられるアラキドン酸は、中耳炎や内耳炎などの炎症を高めるプロスタグランジンなどの成分に変化します。ただし、魚油にはアラキドン酸に拮抗する脂肪酸が含まれ、積極的に摂りたい食品です。
・アルコール、カフェイン飲料を控える
アルコールやカフェインは中枢神経系に作用して、感覚器の働きを阻害します。
特にめまいを頻繁に起こす人は厳禁です。また循環器系に対しては、血流を悪化させて耳鳴りや難聴の原因ともなっています。 

◇ めまいなどが起きたら・・・
  特にめまいなどは、脳神経の異常などが関係することもあります。
早期検診を受けて、めまいの原因が何からきているのかを把握しておくことが大切です。

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