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血圧とは何か


●血圧とは
 血液は、心臓のポンプ作用によって左心室から動脈内に送り出され、大動脈-細動脈-毛細血管を循環して静脈血となって右心房に返ってくる。
 ふつう、血圧といっているのは、動脈内を流れる血液のもつ機械的な圧力である。心臓の収縮時には、その圧力により血液が送り出されので、そのときがもっとも高い。このときの血圧を収縮期血圧または最高血圧という。一方、心臓が拡張して大静脈から心臓に血液が返ってくるときは、動脈内の血圧がもっとも下がる。それを拡張期血圧または最低血圧という。
 収縮期血圧と拡張期血圧の差を脈圧、、動脈内を流れる血圧の平均値を平均血圧という。平均血圧は拡張期血圧+脈圧÷3にほぼ等しい。…
 血圧を決める大きな要素は、心臓のポンプ作用によって送り出される血液の量(心拍出量)と血管の抵抗である。心拍出量がふえると血圧は上がり、へると血圧は下がるが、一般の高血圧のばあいは心拍出量はほとんど正常と変わらないのに血管の抵抗が上がっていることが多い。血管の抵抗にもっとも影響するのが細動脈の領域である。細動脈がいろいろな原因で収縮し、血圧が流れにくくなる(血管抵抗が上がると)と、それにうちかって血液を維持しようとするために血圧が上がるのである。
 血圧は動脈の部位によって一様ではなく、大きな動脈では高いが、細動脈、毛細血管とどんどん下がり、静脈では10mHg(水銀柱を10ミリ上げる圧力、760ミリで位1気圧)ていど以下で、右心房に達するころには0になっている。また、拍動も動脈では大きく、細動脈ではしだいに小さくなり、毛細血管と静脈ではなくなる。
 現在おこなわれている血圧測定法は、コロトフ法と呼ばれ、1905年にロシアの医者コロトフが発見した方法である。
 コロトフ法ではまず、上腕に圧迫帯(カフ、マンシェット)を巻き、腕の動脈に聴診器をあてておく。カフを空気でふくらませて、腕に圧力をかけ、動脈を圧迫して血流を止める。そしてすこしずつカフの空気をぬいていき、圧力を下げていく。すると血液が流れはじめ、血管音が聞こえだす。さらに圧力をさげていくと、ふたたび血管音が消えてしまう。この最初に音が聞こえたときの圧力が収縮期血圧、音が消えたときの圧力が拡張期血圧である。


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