フランクミュラー
入梅でマジウザイがみなさんは？？？
このＨＰを始めて２ヶ月。
離婚して３ヶ月。
月日の移り変わりはマジで早い。
あっ！！とゆーまの１年だ。
若いうち（２０代前半）は
別にって感じだったが、
やはり年を追うごとに焦る。
過去に戻りたいとは思わないが、
４０になったときに後悔しない
３０代を過ごしたいと思う。
ずっとＵＰ出来なかった
「男の逸品」コーナー。
そろそろ始めたい。
知っての通り俺の商売は「７８」
７８的視点を通して良いと思うもの
を紹介していきたい。
もちろんいつもどおりの独断流。
異論反論質問はいつでもＢＢＳへ。
記念すべき第１回は時計から。
フランクミュラー
今や時計好きの間のみならず
知らない人はいないトップブランドの一つだ。
著名人も多数使用し、
雑誌などにもかなり取り上げられている。
雑誌などを元に彼の略歴を紹介しよう。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
フランクミュラー
１９８５年、スイス生まれ。
ジュネーブの時計学校に学び、
５年かかる過程をわずが３年で
終了する天才ぶりを発揮。
時計学校卒業後見習いを経て
９２年に独立。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
兎に角時計作りの天才。
１００年に一人の天才って言われとるらしい。
まースゲーのはスイスの時計業界の中で
１０年でトップブランドに成り上がった
って所だろう。
複雑機械の天才でありながら、
マーケティングの才能を持ち合わせて
いたんだろう。
完全にスプーンの油をこぼさないように
景色が見れるタイプ（＠アルケミスト）だ。
スイスの時計業界は巨大なブランド
（ロレックスなど）の集合体だ。
そんな中で小さな独立工房から
始まって１０年でその仲間入り
するってのはスゲー才能と商才が必要な訳だ。
スイスの時計業界の中でなりあがって
いくには大変苦労したでしょう？？
っていう雑誌記者の質問に対する
本人のコメント
「いや、別に風当たりなんてなかったよ。
そもそもスイスの時計産業は個人の時計師
が起こした小さな工房からスタートして、
それが少しずつ発展し、大きなメゾンとなって
現在のような繁栄を築いてきたわけで、
自分もそういったメゾンと同じく自分の好きな
時計を作り、お客さんに選んでもらって
初めてブランドとして認められていくわけだ。
だから最初にバーゼルに出展して以来、
大手メゾンとは非常にいいリレーションシップ
を保っているし、お互いにそれぞれの存在を
尊重しあっている。」
まぁちょっとカッコ付け感があるが、
現実１０年で勝ち上がって行ってるんだから
スゲーこった。
一躍トップブランドに成長した
フランクミュラーだが
本人はとりあえず一線を退いた。
しかし時計作りに関しては退いた
らしいが、これからも何か創作活動
は続けていくらしい（家具とか）
俺的な解釈は、
時計おたくの範囲を完全に超えて、
大量生産、商業っぽくなったからなのか？？
なんて勝手に憶測をしている。
まぁロシアン＊フィア絡みとか
いろんな噂が立っているが
真相は本人のみぞ知るってとこだろう。
フランクの場合特質すべきは
複雑時計のマイスターと呼ばれる
と同時にそのデザイン性だろう。
兎に角スゲー複雑機械を開発して
世界初ってのが多いだけでなく
デザイン性も突出している。
「時計」って言われるとみんな
丸型のケースを思い浮かべるだろう。
しかしフランクは１９９２年に
トノウカーベックスから始まった
「トノウ」型の時計を主流としている。
縦長のフランク独特のケースで、
その後の時計デザインに多大な影響を
与えることになる。
兎に角かっこいい。
腕へのフィット感、大きさ、
バランス、完璧な形だ。
丸型の時計の中にもいいデザインは
あるが、俺が７８業界に入って
フランクを扱った時以来、
この形以外の時計が欲しいとは
思わなくなったほど素晴らしいデザインだ。
まー実際機械は別ブランドの機械を
使用しているらしく
世界のトップブランド（ロレックス、
パテック、ピアジェ、ヴァシュロン、、、etc）
のなかではやはり見劣りがする。
つまり少数生産でハイクォリティってのからは
売れれば売れるほど遠ざかっていく
ってゆー商業的要素は否めない。
しかしフランク自身の言葉を借りると
「・・・・もちろん僕だって時間を無駄にしたく
なかったから一部のモデルには既存のムーブメント
を採用した。それは認める。しかしその場合でも
各部を補強し、改良してから搭載したから、
ちゃんとフランクミュラーのキャリバーになっている
はずだ。そして現在、僕が機構を開発したモデル
についてはムーブメントをはじめ、ダイヤル、針
、リュウズ、全てここで作っている」
つまり「関係ないね」ってことだろう。
「なんとでも言ってくれ」だろうか。
実際フランクは「ウォッチランド」
という総合的な時計学校を建設している。
アメリカの大学に匹敵するくらい
スゲー所らしい。
そこで意地の機械式時計を開発している。
スゲー機能がついたりして全て非売品。
本人いわく
「Ｆ１見たいなもので、売った所で開発費は
とてもペイ出来ない」
らしい。まー売るとしても何千万円だろう。
＜＊この機械系の情報があったら
是非ＢＢＳへ書き込み願いたい。
機械式複雑時計が大好きな時計愛好家
の中ではそんなに評価が高いわけでは
ないのも事実だ。
この前、直営店に見に行ったときに
店員も、
「実際生産が追いつかないんでね、
機械は違うメーカーのを改良している
モデルもあります」って言っていた。
フランク自身も一線から退いたわけで
これからどんな新作が発表されるかで
評価が分けれてくる可能性がある。
まぁそんなことは関係なく
兎に角かっこいい。
どんなスタイルにもあう。
合うといえばマイメンＯ西はどんな服にも
ピンクのＴシャツを合わせる。
理由は
「俺はピンクが似合うって言われとる」
ってことらしいが、
マジでうっとーしぃ。
簡単にモデルを紹介しよう。
１９９２年
トノウカーベックス
「ちょっといかしたデザイン作ってよ」
ってゆーご婦人のリクエストから生まれた
らしい。フランクの世間的評価の発祥のモデル
このトノウ型を完成させるためにフランクは
ありとあらゆるアンティークのトノウ時計を
買い漁ったらしい。それを徹底的に研究史
独自の方法論で完成された形だそうだ。
１９９４年
カサブランカ
トノウカーベックスをベースにして
フランクが始めてステンレスケースの
時計を発表したってモデル。
１９９６年
ハバナ
エンデュランス２４
クロノメトロ
１９９８年
コンキスタドール
１９９９年
ヴェガス
２０００年
ロングアイランド
２００１
トランスアメリカ
ってな感じ。
雑誌やネットなんかで調べたんで
正確さには欠けるかもしれないんで
お気づきの点はＢＢＳへ。
俺的にお勧めは
コンキスタドールとロングアイランドだ。
ネットなんかでも上記の名前で
検索してもらえれば画像も見れると思うんで
是非見てもらいた。
ただし安いモデルでも６０万円スタート
って感じなので買うには相当の気合が要る。
実際俺も２４回ローンでロングアイランド
を意地で購入した。あと３回で終わる、、、
幸い車とかに興味がないので
その代わりって感じで。
７８的視点で申し訳ないが
俺が逸品として上げさしてもらった
理由の中に必ずこれがはいるので
最後に紹介しとこう。
フランクが一躍トップブランドに
躍り出てからまだそう年月がたっていない。
だから中古がまだそんなに出回っていない。
新品は直営店で買うか、
並行輸入の時計屋さんから買うかってことになる。
中古市場に出回るにはそれなりの
時間がかかる。
ココからがポイント。
新品の値段は直営店が所謂
希望小売価格。
並行輸入の商品はその時の為替の関係もあるが
定価１０％～２０％引きくらいか（憶測）
この新品しか市場に出ていない時期は
問題がない。安くなりようがないから。
問題は中古が市場に出回ったときだ。
＜＊並行輸入
例えば
ロレックスのＡモデルが国内定価５０万円とする。
これを例えばイタリアで買ってきたら
関税も含めて３８万円だとする。
それをお店で４２８．０００円で売る。
これが並行輸入の概略。
つまり日本より海外の方が定価が安いってことだ。
これはほぼ全てのトップブランドでいえることだ。＞
俺的には中古が出回った時に
ブランドの真価が問われると思っとる。
中古相場が安いようならばブランドとしては
そんなに評価が出来ない。
定価が１００万円の時計が
中古だと１９８．０００円で買える。
こんなことは当たり前に存在する。
しかしロレックスなんかはさすがに
中古相場も堅調に推移している。
実際に俺が７８業界に入って６年目
になるが相場はほとんど変わっていない。
つまり６年前にサブマリーナを
２９８．０００円で中古で買っていたとする。
その当時の買取り平均が２２万円。
もし一回もつかわずにそのままなら２２万円
で今も買取をしている。
最低でも２０万円にはなるだろう。
これは高級品を買う側としては安心だ。
もちろん売るために買うわけではないが、
これはモノ選びの大事な要素だろう。
フランクに戻そう。
ここ１年で中古市場にもぼちぼち
出始めている。
高い。兎に角高い。
まったく崩れる余地なしって感じだ。
特に人気モデルになると
新品の価格に近い値段で中古が取引されている。
決まった。間違いない。
本物だけに与えられる評価だと思っている。
（もちろん流通量の問題もあるんだが。）
新品を定価で買うのはなかなか勇気がいるが、
並行輸入だと少しは安く買える。
まー質問してもらえれば俺の知る範囲で
賢いお買い物手ほどきが
出来ると思うんでマジで気軽に
ＢＢＳへＧＯして欲しい。
＊ただし現在の輸入代理店としては
直営店購入商品のみしかアフターサービス
を取り扱っていない。
ブランドイメージを保つためなんだろうが
俺からすれば日本で買おうがイタリアで買おうが
フランクはフランクだと思うので、
正直このスタンスはどーかと思っている。
こんな感じでいろんなモノを紹介していこう
と思う。もちろん俺の独断と偏見だが。
間違いがあればマジでＢＢＳに書き込み
お願いします（礼）
って感じ。
しかしマジでかっこいいよフランクは。
＜＊参考資料：メンズブランド、ウォッチセンサー＞
© Rakuten Group, Inc.
