庵理恵の私的書物

庵理恵の私的書物

無題1-1


待ってよ、、ケイ。 何かあったの? ケイ、、あたしの口からは言葉は発されなかった。彼の姿は、みるみるまにそこには無かった。

疲れた重い身体を待合室の椅子に置くのは、少しばかりの後悔と安堵してるあたしであった。

気がつくと、大粒の涙がぽろぽろあふれてきた。
止まらない理由など、いらない。 まだ、泣けてる自分を感じながら、涙をぬぐった。


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