みずたまもよう245

みずたまもよう245

二歳児で幼稚園へ入園(四年保育)


旦那も働いてくれているのだから仕方あるまい。呼び出されればは休みの日でも仕事へ行く旦那。そういう仕事だから仕方ない。息子は相変わらずテレビとビデオ漬けの日々。息子よゴメン。でもずっと相手していたらママが壊れちゃいそうだったんだ。かまってあげられなくてビデオばかりみせてゴメンネ。あまり話かけてもあげられなかったね。一人にしてしまったそんな時、近所の私立幼稚園で年少児の一年したのクラスがあることを知り、当時まだ官舎に住んでいたので金銭的にもその分の余裕はあったので迷わず入園させる事にした。でも入園式日の最初から最後まで癇癪と大泣きの大パニックだった。嬉しいはずの入園式が一気に暗くなり、不安だらけのママだった。それでも毎日嫌がることなく楽しく幼稚園へ通ってくれた。それだけがママの救いだった。保育参観もまだママと一緒。ママは息子のがんばりにニコニコだった。皆とはちょっと遅れているけど別に普通だー。なんて思っていた。言葉はまだ出ていなかったのに・・・。幼稚園の二学期で始めてママと言ってくれた。先生も喜んでくれた。運動会もみんなと同じようにやっていたしチョロチョロしちゃうけどそこは二歳児だから個人差だ~なんて気楽に構えていた。ところが三歳近くなった頃から奇声と癇癪言葉が少ない事にとっても気になるようになる。
三歳児検診の時始めて心理の先生に見てもらえるようになった。
そこで要フォローになった。保健士が度々自宅に来るようになる。
そして精密検診をすすめられるのだった。
三月の精密検診時子供病院の医師より簡単なテストをしてもらう。
その頃の診断は「表出性言語遅滞」=時間が経てば言葉が出てみなに追いつくだろうと・・・。ただ一つ気になるのは三歳児の現在において「大きい 小さい」が理解できていなかったこと。コレだけ気になるから八ヵ月後再検診しそこで診断名をはっきりさせますと言われて現在に至る。その当時三歳一ヶ月と半分。この「大きい 小さい」の理解は二歳半で確実なものにしてほしい課題なのだそうだ。
でも・・・少なくとも癇癪はあり言葉も二語文はほとんどなし。場によってはパニック起こす。踊りも踊らないし歌も歌わない。

三歳児精密検診においてこども病院の医師による簡単なテストの内容は以下の通りでした。

★先生「こんにちは。〇〇くん。」
☆子供の表情を確認している先生。
息子「こんにちは・・」と小さな声で言う。

★先生「〇〇くんは車すきなんだね~ 先生に見せてくれる?」
息子は手にミニカーを持っていた。
☆息子は無視・・しばらくして先生に見せる。

★先生「〇〇くんこっちのボールとこっちのボール どちらが大きいかな?」
☆息子は先生が手にしているボールを両方とる。

★先生「もう一度やるよ。 〇〇くんこっちのボールと・・」
同じ質問する。
☆息子は再度両方のボールをとる。

★先生「〇〇くん黄色はどれかな?」
緑、黄色、赤、青の積み木を机に並べ息子に質問する。
☆息子「はい、どーぞ」
黄色の積み木を私(母親)に手渡す。

★先生「〇〇くん緑の積み木はどれかな?」
先ほどの積み木を並べ替えて違う色を尋ねる。
☆「はい、どーぞ」
緑色の積み木を私(母親)に手渡す。

★先生「〇〇くんチョキチョキかにさんの真似はできるかな?」
指でチョキが作れるか尋ねている。
☆息子 出来ない。理解できていない様子。

★先生「〇〇くんどちらが長いかな?」
二本の同じ種類の鉛筆を息子に見せる。片方は長い、片方は短い。
☆息子 「はいどーぞ」
両方の鉛筆を私(母親)に手渡す。

★先生「〇〇くんどちらが長いかな?」
再度同じ質問。
☆息子 「はい。どーぞ」
両方の鉛筆をやはり私(母親)に渡す。

★先生「〇〇くんどちらが大きいかな?」
先ほどと同じ質問。二つのボールを取り出し質問する。
☆息子悩んでいたが結局両方持つ。


診察終わり。

「大きい小さいだけはどうしても理解していてほしいレベルでした。」
と先生に言われる。「これが理解できていれば「表出性言語遅滞」だと言えるんだけどなぁ~。これが理解できていないと言う事は、再度八ヵ月後に診察させてもらってそこで判断します」と言うことでした。

そして現在に至ります。

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: