中学のころ②


中1から中2の時に好きだった彼のことは、カナリの噂に

なってた。気持ちがもう冷めていたのに、中2の終わりの

頃になっても噂は残ってた。もしかしたら惚れやすいのか

もしれないけど、あたしはその頃、必死で恋を探してた。

そして恋をした。好きな人は同じ陸上部のタメの人で、優

しくて、面白くって、信用されてた。恋をしたというか、

最初はこの人を好きになってみようと思って見てた。大会

のあと、ウソをついて帰り道をわざわざ遠回りして、その

彼と一緒に歩いた。会話がなかなか続かないなぁと思って

た時『あいつとはどうよっ』って切り出された。その時す

っごく頑張った。必死こいて「もう好きじゃない」って言

った。もう本気になり始めてる事に気づいた。

2月ごろ、JAMの最終ライヴのチケットが発売になるか

ら、誰かを誘おうと思っても、あたしの周りにはJAM好

きの友達がいなかった。部活が終わってみんなで話してい

て、あたしが夢中でライヴのチケットを頑張って取る話を

していたら、彼が話しかけてきた。『じゃあチケットちょ

うだいよ』あげるって即答したかった。でも、そんな事で

きるわけないって、誘えるわけないって思い直した。チケ

ットを取る1日前。彼に思い切って電話をした。一緒に行

かないかって言った時は、決まってもいないのに嬉しさで

いっぱいだった。やったぁ言えたよって気持ちで。それで

答えはOK!!ライヴが終わったあと頑張って告白して・・

・付き合い始めた。ちょぴっとケンカすることはあったけ

ど、中3の夏休み終了まで仲良くやってた。でも9月に入

った頃、あたしはシンガに行く事が決まってた。それを彼

に告白した時よりも、1000倍の勇気を振り絞っていっ

た。別れるのが眼に見えてたから。彼があたしを好きじゃ

ないことは、付き合った頃から気づいてたから。それでも

気づかない振りしてやってきた。なによりも傍に居たかっ

たし、居てほしかったから・・・。行くって言ったら、彼は

付き合いを止めようって言った。あたしがなんでって聞い

たら、『ごめん、ごめん、ごめん・・・』って言うばっかだ

った。好きじゃないことはその時に思い知らされた。シン

ガに行く前にもう一回と思って電話をしたら、『もう付き

合うことはないと思う』って言われた。辛くて、悲しくて

、今までに感じた事がないくらいの淋しさを感じた。好き

なだけじゃダメだって事を学んだ。



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