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龍潭寺の庭園は必見 午後2時くらいに龍潭寺へ着きました。まずは井伊家初代、共保公が出生したと言われる井戸に行きました。龍潭寺から道路を渡って少し行った田んぼの中にそれはありました。 大河ドラマでは鬱蒼とした木立に囲まれた秘められた場所に描かれ好きだったのにあまりのあっけらかんさにちょっとがっかりしました。井戸は枯れていて水はなく硬貨が投げ入れられていました。道路を渡って参道を上がっていきます。山門(大門)をくぐると、お城のような石垣がありました。左に行くと直政公の成長を願って植えられたご神木の下に子育地蔵が祀られています。右の道を行き石段を上がり、まっすぐ行くと道の左に東門、右に藤棚がありました。藤の花に盛りにはさぞかし見事なことだろうと、まだない花を想い行くと、受付の庫裏に突き当たります。拝観料を納めて中に入ると華やかなお香の香りがしてすぅっと引き込まれました。本堂は横に長く、釈迦牟尼仏、釈迦三尊、宗良親王の御位牌と祀ってありました。釈迦三尊は秘仏でよく見えませんでした。うぐいす張りの廊下から外を見ると、白沙で浜名湖を表した庭がありました。まだ緑の薄い季節でしたし花もほとんど見られません。しかし落ち葉もなく掃き清められている庭を見て、心が清々する感じを味わいました。左手を見ると鐘楼堂が。この鐘は大晦日とお正月5日までは誰でもつけるのだそうです。鐘楼堂の右隣には前の記事で載せた仁王門が見えました。本堂の隣は夢が叶うと言われる稲荷堂。隣は開山堂でした。稲荷堂へ行く廊下の手前、本堂の天井近くには一刀彫りの龍が睨みを利かせています。左甚五郎の作と伝えられている龍は暗くなったらするりと降りてきそうな迫力です。開山堂の中には井伊家のお籠が展示されていました。質素なお籠は小さくて、小柄な女性でも窮屈だったのではないかと思いました。ここからは右に進むと、渡り廊下を渡って御霊屋がありお参りをしました。外の左手にある小道を挟んだ向こうには井伊家の墓所があり、手前の庭には六地蔵が並んでいました。稲荷堂の後ろを回って本堂の裏にある庭園に向かいます。小堀遠州作の庭園は石組みと築山で鶴と亀を表しているとか。池には水がありますが、滝は枯れ滝で幽玄な深山を表しているようです。紅葉や楓、ドウダンツツジが見事なお庭だとのことですが、季節を外れて紅葉や花はなく、寂しい感じがしました。濡れ縁に座って解説を聞きながらしばらくの間いると、さほど大きくもない庭なのに奥行きと広がりが感じられてきて不思議でした。石の配置が遠近法を使って考えられていると説明があり驚きです。裏から庫裏の方へ戻ってくると長い廊下があり左手に庭園が望めます。奥の書院ではお抹茶をいただいている方々がいました。有料ですが受付で申し込めば用意してくださるようです。書院の手前の部屋は収蔵品展示室になっていました。 外へ出て藤棚の隣東門から補陀落の庭(浜名湖の庭)越しに本堂を右に見て進むと開山堂をぐるりと回り井伊家の墓所へと行くことができました。 正面には初代共保公と直虎の父、直盛公の墓。左には直盛の妻、直虎、直親とその妻、直政と5つの墓がありました。ちょうど大河ドラマで直親が殺されたところを見たばかりでした。戦国時代の真っ只中、現代からは想像を絶する時代の流れの中で国を安堵させ、家族を守り、我が身を守ることはどれほど大変だったことか。戦国の時代は過ぎ、平成の世の今その魂が静かに眠れることを祈りました。墓所にお参りした後は裏手にある井伊谷宮にも参拝しました。浜名湖も少しドライブして回り、もちろん鰻も食べました。そして帰るまでのことは次の記事にしようと思います。ご一緒してくださってありがとうございました。 ランキングに参加しています。応援してくださいね。
2017.03.30
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龍潭寺に着くまでの出来事 阿智村の宿を出たのは9時頃。宿を出て少し行くと阿智神社があり、一宿のお礼をと参拝しました。後で調べて分かったのですがこちらは「奥宮(または元宮)」と呼ばれているところ。祀られているのは天八意思思兼命(あやのやこころおもいかねのみこと)でその子の御児天手力男神(あめのたじからおのみこと)天表春神(あめのうわはるのみこと)を連れて降臨された地だということです。道路からすぐの目立たない鳥居をくぐり、階段を行くとすぐに社殿の前に出ました。左右に篝火をたく籠があり、前には四角い舞台のようなものがあります。ここで舞が奉納されるのでしょうか?夜に人工の明かりがない中、このシンとした森の中で神事があるならなんと神秘的なことだろう…と思っただけで鳥肌が立ちました。右を見るとさらに素朴な石段と鳥居があり、その先に玉垣が見えます。用合陵です。その玉垣の中にある大きな岩は「磐座(いわざ)」というそうです。この巨石にはその昔、祖先の神が宿り、阿智族の守護神となったと信じられているとか。磐の上には溝が掘られ、東西南北を指しています。冬至の日の太陽は向かい側の二つの山の稜線が合わさる正にその所から登ってくるのだそうです。冬至でなくとも朝日が昇るときにここに来ると神を感じることができる…もう朝日はすっかり昇ってしまっていますが、この磐座の脇に立って光を降り注いでいる太陽を追っていると何かに包まれていくような感覚に襲われました。静かに目を閉じて生まれてきたこと、ここに来られたことを深く感謝しました。もう少しの間、社殿の前の舞台の上で過ごしたかったのですがそうもいきません。社殿を後に階段を降り、先に進むことにしました。そこから龍潭寺までカーナビを入れると、3つのルートが出ました。高速を使っていくと大廻りですが時間は短くすみます。せっかく来たのですから寄り道が楽しめるように真ん中のコースを取りました。あまり飛ばさず周りを見ながらのドライブ。薄く雲も出てきましたが、いい陽気です。おや、梅園があります。Uターンして見せていただきました。 淡いピンクや濃く重さを感じる桃色の梅はもう盛りを過ぎ、木の下にはそれぞれの色のの花びらが若草の上に散り、それも見事。ミツマタの花もあり、綺麗な黄色の花をうなだれるように咲かせていました。上から見るとフエルト生地のような質感で、色もぼけて見える花ですが、下から覗きあげるように花を見ると鮮やかな黄の清洌さに打たれます。管理をしているおじさんとお話をして、少しばかりに寄付を箱に入れてきました。海老池貝津で32号線に入り、海老川沿いに進んでいくとT字路にでました。そこを左折してその先、直進か右折か…ナビが古いのでよくわかりません。「あのさ、さっきのT字路、長篠って書いてあったよ」「ながしの…あ!長篠の戦いってここら辺であったのかな」「戻ってみようよ。何かあるかもよ」戻っていきながらネットで調べてみると、ありましたよ「長篠城址」本丸も城壁も残ってはいませんでしたが、土塁と堀の跡が残っていました。 駐車場の近くには「長篠城址史跡保存館」がありました。それほど大きくはなかったので期待しませんでしたが、予想以上に見応えがありました。血染めの陣太鼓、包囲された城から伝令として抜け出した鳥居強右衞門の話、鉄砲、薙刀などの武器と甲冑… 武田勝頼率いる15000人の兵に囲まれた長篠城は500人の城兵でもちこたえた。織田、徳川の連合軍38000人はこの間に設楽原に進軍した。連吾川にそって馬を防ぐ柵を築き、火縄銃で交戦した連合軍の前に武田軍は多くの名将を失い敗れ、その後勢力を衰えさせていった…そんな戦国時代の流れを大きく変える戦闘がこの辺りであったのだ、と思うとこの城址で、長篠の地で戦われた戦闘の凄まじさが襲ってきて苦しくなりました。武田勝頼 30歳、織田信長 42歳、徳川家康 33歳、羽柴秀吉 39歳、その他年若い武将も数多く、加藤清正は14歳であったそうです。さてさて、ここで長篠の歴史の中に入り込んでいてはいけません。今日の目的地はそれより前の歴史の舞台、龍潭寺です。なんだか時間の街道を過去に向かって旅していくような気持ちになりながら先へ。井伊谷に近付いていくとまたまた寄り道の誘惑に遭いました。神秘の大鍾乳洞「竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)」洞穴に中に大滝のある鍾乳洞…誰が逆らえるでしょうか!龍潭寺は目前でしたが、またまたUターン。看板を探し指示に従って左折しました。すぐかと思ったのですが、かなり行ったところにやっとありました。竜ヶ岩洞。時間は午後1時くらいでしたので駐車場にあるお好み焼きやさんで昼食です。ボリュームもあり美味しかったです。トマト入りお好み焼き。エネルギーを補充して元気もいっぱい、さあ、鍾乳洞探検です。狭い所もあり注意しながら進みました。「大広間」「龍の抜け穴」「長寿の泉」など名前の付いている見所はたくさん。 一番のハイライトは30mの落差のある「黄金の滝」です。2億5千万年前の地層を通って流れ落ちる滝は今の季節には水量が少ないそうですが、頭上より落ちてくる滝の水滴が一つ一つ見えるようで、きらめきながらゆっくりと滝壺に落ちていきました。1000mあるという鍾乳洞のうち、一般公開されているのは400m。自然が長い年月を使って作り上げた空間が、進んでいく先々に広がりました。外へ出ると光が眩しかったですが、午後の太陽は少し傾いてきています。先を急がねば!車に乗るとナビには数キロ先に龍潭寺あるとの案内が出ました。やっと到着。さあこれからが今回の旅の本命、龍潭寺訪問です。次になりますが、龍潭寺とその庭園、井伊家の墓所、井伊谷宮のことをお話しします。行き着くまでの行き当たりばったりの寄り道にうんざりされてしまわれたでしょうか。我慢強く読んでいただきありがとうございました。 ランキングに参加しています。応援してくださいね。
2017.03.29
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高原の星空は深く果てしなく 阿智村の昼神温泉郷にある温泉宿で一泊することになりました。 ロービーに囲炉裏があるお宿です。奥はカフェで地元の情報を調べることのできるコーナーがその横に設けられていました。案内されたのは7階で見晴らしが良く、お部屋は普通の旅館の感じです。道路側に部屋はなく廊下になっていて、川に向かって窓のある見晴らしの良い部屋でした。まだ他のお客さんはそれほどいなかったので、空いているうちにお風呂へ。アルカリ質のさらっとした湯で肌がすべすべになりました。内風呂もありましたがひとつ、洗い場はけっこう広かったです。打たせ湯風に温泉を流していたので、そこで気まぐれなドライブの疲れを叩き出しました。やはり温泉は温まり方が違いますね。湯あたりするほど長くは入らなかったのですが、心地よい疲れを感じてちょっとお昼寝。夕食までの1時間ほどに手足を伸ばして夢の中へ…お食事は囲炉裏焼きのコースにしました。牛肉のセイロ蒸しや鍋物も付いていたので大満足です。炭火で焼いた川魚、野菜やキノコ、五平餅はまた格別の美味しさでした。昼神温泉 ユルイの宿 恵山その夜は食事の後バスで高原に行き星夜観察をするナイトツアーを予約してあります。泊まった宿からは私たちだけ。8時40分に迎えに来たバスの乗客はほとんど若いカップル。きっとロマンチックなイベントなのでしょう。「カップルばっかりだね」「僕たちだってカップルじゃない」「たしかに…w」などとふざけながら15分ほどのバスライド。夜道を一路向かった先には日本一の星空「天空の楽園 Winter Night Tour」が待っていました。駐車場から先は街路灯もなく、歩道にオレンジ色の光の帯が点いていてゲートへ導きます。左カーブになっている先は真っ暗闇…ちょっと怖いようでした。カーブを曲がり始めると先に白いコンテナが暗闇の中に浮かびました。それでも???壁に覆われているし、どこから入るのかわからないし???状態…しばらくするとゲートが開きパラパラと前回の観客たちが出てきました。ゲートの先もなんだかとても暗くて神秘的。コンテナで囲まれた一画に覆いはなく、見上げると星が見えました。コンテナには流星や花火のような光が映し出され気持ちの良い音楽が流れていました。ゲートを入ったところはこんな感じ。白いコンテナはスクリーンなのですね。映し出された星々に囲まれた広場にはとても寒いのにあちこちに寝転がったり座ったりしている人たちがいました。頭上の星野に引き込まれているのでしょう。広場の正面には1階建ての建物があり、その中にショップなどがあるようです。入ってみると星や天体に関連したグッズが売られていてカフェもありました。「ん?これだけ?だとしたら2200円は高すぎだよ」「あのさ、ナイトツアーはこれからだよ。まだ何も始まってないし」「そか、9時45分からなんかやるって書いてあったよね…」時間までまだあったので広場で映像や音楽を楽しみながらブラブラ。すると薄暗い一角にいくつかの望遠鏡が置かれているのに気がつきました。それぞれ何に照準があっているのか説明があります。「木星とその衛星」とあるのを覗いてみました。Wikipedia大赤斑は見えませんでしたが、かすかに縞の見える木星と4つの衛星が見えました。ガリレオ衛星と呼ばれているイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストでしょうか。「おお!なま木星。ゾクゾクするね」「まあな、でも何年前の姿かな」「…」全くつや消しのことを言ってくれる我が君様でした。そうこうするうちにプロジェクションマッピング開始のアナウンスがありました。ベストなポジションを教えてもらい、そこに座りました。今、私たちは宇宙ステーションの中にいるという設定です。そのステーションが星間ロケットにトランスフォームしていきます。3・2・1・0カウントダウンがありロケットは発射されました。どんどん地球から離れていきます。太陽系の惑星の脇をを高速で通り過ぎ、広大な宇宙に深く入り込んでいきます。流星群でしょうか、小惑星帯でしょうか、通り抜ける時は相当の衝撃でした。(映像と音のほかは何もないのですが、なぜか何かが当たったような…)またカウントダウン 10・9 … 2・1・0 バン!映像が消え、すべての明かりが失われてしまいました。頭上に現れたのは満天の星、まるで体が宇宙に投げ出されて吸い込まれていくようです。私たちは宇宙をさまよう孤児になってしまったのでしょうか…自然と体を横たえ、星の光以外は何もない空を見上げていました。サッと赤い光が空をよぎりました。インストラクターの示すレーザーライトの光です。ここからは今見えている星々の解説を聞きながらの宇宙遊泳となりました。北東に登ってきたおおぐま座、その尾にある北斗七星を頼りにこぐま座のポラリス(北極星)を探します。そこから東へ目を移していくと春を代表する星座、乙女座がありました。その中には先ほど望遠鏡で見た木星がひときわ明るく輝いています。レーザーライトの指し示す光を追っていくとオリオン座がありました。そのペテルギウス、こいぬ座のプロキオン、そして白く輝くおおいぬ座のシリウスこの3つは漆黒の夜空に大きな三角形を形作っています。冬の大三角形です。さらに双子座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、牡牛座のアルデバランオリオン座のリゲルとつないでいけば「冬のダイアモンド」がとらえられます。Wikipediaぎょしゃ座のカペラは際立って美しく、シリウスの惺々と冷たい光とは違い心なしか優しい温かさで光っていました。(星座の映像は星座表アプリのもので実際見上げていた夜空のものではありません)背中に感じる地球が音もなく宇宙を航行していっているような不思議な浮遊感を感じてしまいました。インストラクターのガイドはもう聞こえません。知っている星々をたどり、高速で旅をしているように宇宙の中に入っていきます。どのくらい時間が経ったのでしょう。「ねえ、バスが出る時間だよ」という声に我に帰りました。地上で生活することに関してはどんな時でも的確な判断をしてくれる我が君に感謝。一緒にいればどんなに心を飛ばしても引き戻してくれるのですから。呼ばれても、もう戻ってこられない時が来るまで一緒にいてください。それまでは二人でたくさんのことを楽しんで生きたいと思います。最後まで読んでくださってありがとうございます。次の日はいよいよ龍潭寺へ向かいます。行き当たりばったりの旅を続けるので保証はありませんが多分行き着けるでしょう。 ランキングに参加しています。応援してくださいね。
2017.03.27
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本栖湖を後にお宿さがし 清冽な本栖湖で心の鏡のお掃除をした後車に戻りました。外気はかなり冷たかったようで暖房を入れて初めて手足が冷えきっているのに気がつきました。さて、ここから龍潭寺に直接行くのはかなり飛ばさないといけません。ついたとしても拝観時間には間に合わないでしょう。どうせ初めから行き当たりばったりの旅と決め込んでいたので、車を走らせながらどこか泊まるのに良さそうなところを探すことにしました。通って行くのは国道300号線、つづら折りの先に南アルプスが望める道です。本栖湖からトンネルを抜けしばらく行ったところに見晴台がありました。遠方に南アルプスの峰々が空に浮かぶようにそびえ、澄み切った空気の中に朝日を受けて光っていました。ふと学生時代南アルプスを横断したことが頭に浮かびました。「ねえ、阿智村に行かない?」「なんで?何があるのそこ」これといって記憶に中には何もないのです。ただアルプスを越えて行ったということだけが残っているのですが。「南アルプススーパー林道で確か赤石を通って伊那に入れるはずだよ」とは言ったもののネットで調べると今はマイカー規制で一般車は通れないようでした。でもなぜか阿智村に行きたくてそこまで行って宿を探すことにしました。9号線に右折して52号線を目指します。釜無川と笛吹川が合わさって富士川になるあたりに道の駅があるとマップに出ました。道の駅富士川です。まだ新しい施設のようでなんとなくそっけなく閑散とした感じがしました。お客様が少なかったからかもしれません。 お昼を食べてテラスに出て山々を眺め休憩して先を急ぎました。52号線は確か「富士川街道」であったように覚えています。中部横断自動車道ができて随分便利になったようです。双葉インターから中央高速ににはいるとすぐに八ヶ岳連峰が見えてきました。八ヶ岳周辺は若い頃から随分通ったものです。白樺湖ビーナスライン、白駒池、清泉寮、小淵沢…八ヶ岳の峰々が近づいてくると様々な思い出が懐かしく浮かんできました。もう赤岳に登る元気はありませんが、また稜線に立って爽快な気分を味わってみたいものです。諏訪を過ぎ名古屋方面へ。伊那に差し掛かる頃、阿智村にはどのインターで降りたらいいのか調べました。「飯田」「飯田山本」「園原」「中津川」…園原が一番近そうだったのですがなんと降りられません。出口が見つからなかったのです。工事中だったせいか、こちらの車線からは出られないのか、仕方がなく「中津川」まで行って引き返しました。反対側にはちゃんと「園原出口」はありました。道中阿智村には昼神温泉郷があると調べていました。伝統芸能がロビーで見られるお宿昼神温泉 石苔亭いしだ星空ナイトツアーの楽しめるお宿昼神温泉郷 懐石と炉ばたの宿 吉弥懐石料理と砂風呂のあるお宿昼神温泉 癒楽(ゆら)の宿 清風苑天竜峡まで行けば渓谷の一軒宿天竜峡温泉 静かな渓谷の隠れ宿 峡泉いろいろあったのですが、疲れもあったしゆっくりしたいのであちこち回るより昼神温泉郷に入って手当たり次第に当たっていくことになりました。行き当たりばったりに旅なのですからね。しばらく行くと川沿いにそれらしい建物が点在する地域に出ました。道路から入りやすい一番近いお宿に入ってみると空室有り!即決です。外観は普通のビルですが、玄関は昔の旅館風。ロビーも広く清潔な感じでした。昼神温泉 ユルイの宿 恵山ふと見ると「日本一の星空」という案内があるではありませんか。ここでも星空ナイトツアーに参加できるのですね!今夜は空は晴れていそうだし星がたくさん見られるだろうと思い詳しく聞いてみました。近くの富士見台高原でプロジェクションマッピングと星夜観察をする常設会場があり、今は「Winter Night Tour」というのが開催されているとのこと。最終回は21:00からで空きがあったので予約をしていくことにしました。まだ3時過ぎでしたからゆっくりお風呂に入ってのんびりし、夕食も済ませてから行けるので疲れも出ないことでしょう。さて、どんなショーだったのか、どんな星座が見えたのかはこの次にお宿の様子と一緒に書こうと思います。最後まで読んでいただいてありがとうございました。 ランキングに参加しています。応援してくださいね。
2017.03.26
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目的地は龍潭寺、行き当たりばったりの旅 連休明けの春のひととき、大河ドラマの舞台龍潭寺を訪問しようということになり平日なので混んではいないだろうと勝手に考え途中どこを観光しようなどという計画は全く立てない気ままな旅に出かけました。決まっているのは龍潭寺へ行く事と鰻を食べることだけ。前日までの雨がすっかり上がって、出発の朝はスーパー快晴の寒い朝。4時起きして出発しました。だんだん明るくなってきます。海岸道路をはしっていくと、海の向こうに浮かび上がってきた富士山は真っ白です。「昨日の雨は向こうでは雪だったんだね」「じゃあ東名にすぐに乗らないで富士山見ながら行こうよ」ということになり西湘バイパスに入りました。 数日前に見た雪のベールはかなり下まで降りてきています。まっすぐ富士山に向かってしばらく相模湾を左に見ながら走りました。大磯西で降りて秦野中井へ向かいます。 少し富士が大きく見えてきます。新しく降った雪であろう上の方よりは薄いベールが裾野近くに広がっていました。東名で御殿場へ向かい、御殿場で下りて富士五湖道路へと向かいます。 富士スバルラインは通行止め。かなり雪が降ったようです。 昔に噴火した宝永山が左側にはっきりとしたシェープでうきあがりました。静岡側から見るとこの出っ張りは見られないそうです。 富士吉田あたりでは裾野までくっきり見えました。人工物が全く目に入らないところから富士山を見てみたいな、というと「陸自の富士演習場に入れば見えるかもよ」と答えが返ってきました。でも戦車や高射砲は見えるでしょうから行きたくはありませんでした。入れないでしょうけど… 河口湖近くまで来ると道路脇にも雪が積もっています。チェーンと滑り止めのスプレーは積んでいるのですが慎重運転。 富士吉田手前ではまた違うすがたを見せる富士。 なんだか積もっている雪が厚くなってくるようで少し不安になりました。道路は凍結していないものの外の温度はマイナス一度…晴れててよかった! 河口湖にちょっと寄って河口湖大橋を渡りました。この先の右、崖の上に産屋ヶ崎神社がありそこからの富士山も綺麗でした。 その祠は小さいかったけれど海彦と乙姫にゆかりのある社と書いてありました。対岸をしばらく走り、浅間神社にも参拝して大きな鳥居から見える富士山も拝みました。誰もいなかったのですが神聖な雰囲気が漂っていて長居してしまいました。 浅間神社を後にして西湖、精進湖へ向かいました。途中にコウモリ洞窟があったので途中下車して洞窟探検。青木が原の樹海の端にあるので朝の光に中でも不気味かなと思いきやウッドチップが敷かれた遊歩道が洞窟入り口まで続き清々しい散歩でした。コウモリは…見ることができませんでしたが…(寝ていたのでしょう)そしていよいよ神秘的な湖 本栖湖へ。 深さが富士五湖の中でも一番あるという本栖湖はその発しているものが他の湖とは違うように感じられます。湖畔でしばし、富士のよく見える場所でしばらく、朝の冷気の中氷でできているような富士と湖の絶景に見とれていました。暖かくなったら溶けてしまいそうで今この冷たい空気の中でハンマーを振るったら壊れてしまいそうで遠いようで心の中から投影しているような世界にしばらく浸ってしまいました。この後は南アルプスを望みながら中央高速双葉インターを目指します。続きの行き当たりばったりぶりはまた次のブログで書こうと思います。 最後までお読みくださってありがとうございました。 ランキングに参加しています。応援してくださいね。
2017.03.25
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小旅行に出かけました連休を避けて一泊の旅行をしようと計画していました。春分の日は冷たい雨が降り天候が危ぶまれましたが当日は快晴。早起きをして気分も上々でさあ、出発。海岸通りを走っていくと相模湾の向こう、伊豆半島がよく見えました。あれ?富士山、裾野の方まで白くなってる!雪が降ったのですね。それではと行程を変更して、お化粧直しした富士山を楽しむことにしました。そして大好きなあの景色を目指していきました。そうです、本栖湖から望む富士です。到着するまで雲が出なければいいと願って走りました。よかった!本栖湖の空には雲ひとつありません。風が強く湖面にはさざ波が立ち、ベールがたゆたっているようです。朝の光の中、銀紗の薄衣は風の吹くに任せてきらめきます。一瞬として同じ色にはならず、かつてもこれからもまたこのキラキラした美しさは繰り返されることがないのでしょう。今まで走ってきたこともこれから行く末のことも忘れしばらく風に乗り心を湖面に遊ばせていました。目を上げると富士山の稜線から白く薄煙が立っているようでした。強い風に新雪が巻き上げられているのでしょうか。雲のように湧き上がることもなく青空に紛れていきます。雪で化粧直しをした富士が光に溶けていくようです。このまま見ていたら氷が溶けていくように富士の姿が消えてしまうのでは…でも透明感のある富士は柔らかく暖かい春の光を浴びて凛としてずっとそこにありました。最後まで読んでいただきありがとうございます。次は道中様々な姿を見せてくれた富士を追いながらまたお話ししようと思います。 ランキングに参加しています。応援してくださいね。
2017.03.24
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お誕生日おめでとう3月11日はお誕生日です。この日に生まれた人の、この日に命を渡した人の。3月11日は愛する人の誕生日です。だけど、この日に命を終える人もいます。6年前のこの日にはたくさんの人が命を奪われました。だから、愛する人は「もうおめでとうなんて言ってほしくない」と言います。けれど失われた命は終わってしまうのでしょうか?そこで消えてしまって遺族や知人の記憶の中だけに生きるのでしょうか?そうだとしたら悲しすぎます。命は永遠に続くもの。一度失われることがあっても次の命に受け継がれるもの。だからあの日に失われてしまったたくさんの命も終わったのではないです。今との繋がりは切れてしまったけれど、消失してしまったわけではないと思います。どこかにその命は受け継がれ、失われる前にできなかったことをしようと自らの意思で命を受け継いでいるのではないでしょうか。ですからあの時失われた命を引き継いで受け、誕生をした命、ようこそ。そしてお誕生おめでとう。命を失ったその時は本人も恐ろしく、なす術もなかったのでしょうが、残されたものの方がその恐ろしさや虚しさを思い、幾層倍にもなったことでしょう。愛するものを永遠になくしてしまった悲しみは例えようもありません。この世に生きている限りその悲しみは残されたものに泉のように湧き出し続けます。もし、愛するものの命が永遠に失われたのではないと思えたら、この世の今にその実態がなくなってしまっても愛したものは姿を変えて命を受け渡していると思えたら、自分の知っているものだけではない命を慈しむことができるのではないでしょうか。命は今のその実在を失ってもきっと生まれ変わってきます。だから、それがどこに実現したとしても、お誕生日おめでとう。尋常ではない命の終焉を迎えた魂、そしてその現実を見たご家族のみなさま。失われた命は元には戻らないかもしれないけれど、その命の力は受け継がれて今どこかで生きていると思います。お誕生日おめでとう。去っていったあなたの面影、声のトーン、仕草、癖忘れはしませんが、あなたがどこかに命をつないでまた出会える時間に生まれているのなら私はきっとその人があなたであったとわかって嬉しくなるでしょう。もう「生きていて」とは言えなくなってしまいましたが、またどこかで新しく生き始めたあなたと絶対出会えるとなんとなく感じています。亡くなってしまったけれど、お誕生おめでとう。私が亡くなる前にきっとあなたとお会いしましょう。私がこの時間から去ってもいつかどこかで私を認めてくれる人がいるように。3・11に失われた命に心からの祈りを捧げます。 ランキングに参加しています。応援してくださいね。
2017.03.12
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花が咲き始めています太陽が少しずつ高くなり雨が降り季節を廻していきます。何も世話をしなくても時がくれば咲き出す花たち。球根を植えてもなかなか花が咲かずにいた小道にも雑草に負けたと諦めて数年経った今年、花が咲きました。たくさん生えている雑草の合間をぬって、落ち葉もたくさん積もっているのに、根を伸ばし球根を密かにふやしていたのですね。オキザリス、スターオブベツレヘム、かわいい春告げ花です。自然は強い。花咲く体を持っていれば、放っておいても時を得て花を咲かせます。庭の樒も静かな宵には微かな芳香を放ち花を咲かせています。ジャパニーズアニス、強烈な毒を持っているそうですがかそけき花は可憐です。母の植えた雪柳も小さい花のひとつひとつが誇るように咲き、枝の上を流れていくようです。しばらくすると溶けない雪のように地面に花びらを降り積もらせます。冬に地面が凍りついても非情な波が大地を飲み込んでも忘れずに巡り来る春。時が来くれば潜めた力で息吹く命。できることならどんなに過酷な運命が襲ってきても心折れることなく花のようにさらりとしたたかに咲き時を待てたら。しかししかし人は弱い心に左右され、過去に囚われ、時を止めてしまうこともあるかも。いやいや人の持つ力はしなやかで、流れる時を良い方向に向けていくことだってできる。時を待ち、時をたぐり寄せ、眠っている花を咲かせたい。誰も見ない陰にだって太陽に向かって咲き広がっていく花だってあるのだから。明日には東日本大震災が起きて6年目の日がやってきます。未だにご家族が戻られていない方、避難生活で故郷を遠く離れている方、戻りたくても戻れない方、恐ろしい経験に今も悪夢に襲われる方、希望を失い生きていく気力をなくされている方、まだまだ爪痕は深く、復興の槌音も虚しく響いているように思えることもあります。涙は枯れることはないでしょう、しかし流したその涙の力で咲く花もある、と信じます。絶望したと思っていてもふとした時に、自分の中に芽吹いているものがあると感じられことがあります。現実の時が無情に流れすぎても、なんとかして心が安らかになろうとしている…でも忘れません。いつまでもあの時のことは忘れません。いつか、もう咲かないと思っていた花が咲いたら…思いもかけない気持ちになって違う涙が流れる時がきたらと思います。最後まで読んでくださってありがとうございます。 ランキングに参加しています。応援してくださいね。
2017.03.10
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リスが倒れていたので手当てしました防災工事が終わってすっかり様変わりした近くの崖にもう林はありません。暖かくなってきたのでトンビがやってきますが、巣を作る木は見当たらず悲しげに声をあげています。窓の外からも悲しげな鳴き声がするので掃き出し窓を開けてみました。するとぐったりとしている子リスがいるではありませんか。近くにはニコニコしている(?)サバ猫が…「何してるの!」と猫を追い払い子リスを抱き上げました。心臓は動いている、息もしてるけど目は閉じています。「あ-、いけない!冷たくなってきてる…」すぐに部屋の中に入れ小箱にタオルを敷きホッカイロを入れました。「しっかりね!もう怖くないからね」と撫でてもピクともしません。あわてて緊急の集中治療室を作りました。 ゴミ箱の中に箱を入れてビニール袋で覆いストーブのそばへ。しばらくしても動き出さないのでフラワーエッセンスのレスキューを飲ませました。レスキューペット 10ml グリセリン 日本国内正規品 【 あす楽 送料無料 】【 ネコポス ノンアルコール バッチフラワーレメディ バッチフラワー レスキュー ペット バッチ フラワーエッセンス 】価格:2592円(税込、送料無料) (2017/3/6時点)胴体が手のひらに乗るくらいの大きさでした。そっと片手でつかんでスポイトで数滴口に含ませました。するとまあ!首を動かして飲み込んでいるようです。「そうだよ、がんばって元気になってお母さんのところへ帰るのよ」と言いながら体を調べてみても外傷はありません。口から血も出ていません。木が切られてしまい、いつもと違った様子に迷子になったのかも。開けた場所で登る木もなく隠れる草陰も見当たらない時に猫に襲われたのかもしれません。そっと集中治療室のタオルの上に寝かせ様子を見守りました。「そうだ!怪我や事故のショックを和らげるレメディも飲ませてみよう」と思いつき蒸留水にアーニカを入れて溶かしました。ホメオパシージャパンレメディー 基本5 Arn. アーニカ 30C 大ビン[ホメオパシージャパン 基本 ホメオパシーレメディー(ホメオパシージャパン)]【3_k】【あす楽対応】価格:1296円(税込、送料別) (2017/3/6時点)作ったものは遮光ビンに入れておきました。 そばで見ていると息が力強くなったように思えました。水分も取らせたほうがいいと思い、また抱き上げると目を開けています。華奢な前足の指は長くとても細くて頼りなげです。のぞいている上の前歯は口のサイズからすると大きすぎるくらいです。その歯の脇から作ったレメディを口に含ませました。「あっ!飲んでる。ゴクゴク飲んでる(⌒▽⌒)」するとピィーというような声をあげたのです!「あぁ、動いてる!」胴体をくねらすように手に中でもがいています。「気が付いたんだね。よかった」と言いながら今度はさっきよりたくさん飲ませました。そっとタオルの上に置こうとしたのですがもう大変です。必死で手から逃げようとし始めました。なんとか集中治療室に押し込んでビニール袋の口を縛ったのでが…タオルの下に潜り込もうとしたり中を動き回ったりしています。一時間ほどするとビニールを噛み始めました。そして鳴くんです…「おかぁさーん」って言っているのでしょうか。カシャカシャ…フォンフォン…なんと表現していいのでしょうか。時々ピーと大声を出します。「そうかそうか、みんなの所に帰りたいのね」もう捕まえて何かを飲ませることもできない様子なので放す事にしました。神社に近い崖でまだ林の残っている所まで集中治療室のまま行きました。真ん中まで上がり地面に下ろしてガサガサと口を開けても…でてきません。そのまま傾斜のある林の中において少し離れて見ていました。10分ほど経った頃でしょうか、素早い影がそこから出て木に登って行きました。あんまりよく見えなかったのですがなんだか大丈夫そう。「もう猫と遊んじゃダメだよぅ」と声をかけても聞いているのかいないのか。鳴き声も聞こえず気配もなく、午後遅い林に中にまだらな陽の光が射しているだけでした。どうぞ子リスが無事に仲間の所へ帰れますように。驚かすといけないのでゴミ箱は後で回収する事にしてそのままに。何度も振り返りながら家に帰りました。最後まで読んでくださってありがとうとざいました。 ランキングに参加しています。応援してくださいね
2017.03.06
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三月三日に流し雛がありました流し雛を見ようと浜に行く途中、テトラポットにカモメがたくさんとまっていました。 暖かくなるとカモメたちは繁殖地へ渡っていきます。渡りに備えて力をつけているのでしょうか。それとも仲間が集まるのを待って飛び立とうとしているのでしょうか。テトラポットの上にはたくさんのカモメが集合していました。しばらく見ていると海に降りて水浴びをするのもいました。この辺りのカモメは春にいなくなり、秋になると戻ってきます。カモメの鳴き声は夏が終わった印。そして渡りの前に群れているカモメを見るのは春がきた証し。夏でも見られるカモメはウミネコですがここではほとんんど見られません。カモメのいるところを後に歩いて行くとワカメやメカブを売っていました。 去年は不作でこのスタンドにも出されることはありませんでした。今年は出ています。季節ごとの産物がいつも通りに売られているとなぜか安心します。 浜には干されているワカメがありました。潮の香りをいっぱいに含み、太陽の匂いも封じ込め干し上がったワカメは美味しいです。浜の先、漁港へ続く道にはたくさんの露店が出ていました。 浜に続く丘の上にある淡島神社の祭礼の日だからです。一年に一度、ひな祭りの日には御神体が開帳され、流し雛神事があります。詳しいことは 「淡島神社の流し雛」 に書きました。毎年春を告げる行事です。よろしければご覧ください。今年もお雛様たちが船に引かれ、身代わりのお札が海に流されるを見守りました。何も変わったことのない毎年の行事なのですが、命のないお人形でも供養して神に祈ることをする人間っていいな、と感じ変わらぬ営みが続けていかれる平安にも感謝しました。船出のときに吹き始めた風も頬に優しく供養されたお人形たちの魂が波間から飛び立ち風に乗っていくようでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。みなさまの心の中にも温かい春風が吹きますように。 ランキングに参加しています。 応援してくださいね。
2017.03.04
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