雨のシャボテン公園
クジャクの出迎えを受けたあと、まずカンガルーの丘に行きました。
この入口は大室山の噴火でできた風穴なのだそうです。
雨はそれほどでもなかったのですがとても寒く、傘を持つ手がかじかんできます。
ワラビーやクロカンガルーもいる一画で、柵はなく近くでカンガルーが見られます。
だけどこの日はほとんど小屋の中に避難していて外にいるのはほんの少し。

外に出ている大きなカンガルーも雨宿りです。
カンガルーが外に出ないように二重扉になっている出口を出て、
カピバラの露天風呂のあるほうへ向かいました。


記念写真のコーナーにも誰もいないし、カピバラの姿もありません。
11月から4月の6日までしか露天風呂はおこなわれないので、
雨で「カピバラ露天風呂」が中止になったらもう見られないのかと思い残念でした。
当のカピバラたちはヒーターのある小屋の中でふるえていました。

ネズミの仲間では最大のカピバラ、「草原の支配者」という意味なんですって。
南アメリカ東部の暖かい水辺の草原に生活していて草食、
水に入るのも大好きだけど、寒い日本の冬には体を寄せ合って耐えるしかない...
1982年の冬のある日、掃除に使っていたお湯に手足を浸けていたというカピバラ君たち。
それを見た飼育員さんが池にお湯を入れたら喜んで入った、というのが始まりだそうです。
誰もいない露天風呂を後にインコ広場へ。
ここでもきれいなインコたちが冷たい雨に濡れそぼっていました。
つながれていたし、なんだかかわいそうでした。
動物たちと触れ合える「なかよし牧場」にもほとんど何も外にはいませんでした。
そしてチンパンジーの島は、
無人、いや無猿でした。
屋外にいる動物と触れ合うのはあきらめて温室に入っていくことにしました。
温室は「南アメリカ館」「アフリカ館」「森林性シャボテン館」
「マダガスカル館」「メキシコ館」の5つの温室に分かれています。
本当にたくさんのサボテンや多肉植物が寒さも忘れて見いってしまいました。


とても背の高いものから小さくて可愛いものまでいっぱいです。


まるいサボテンもとても大きくなると知りびっくり。
人と比べると大きいもののすござがわかると思います。

左手前のは5年生、一番右が50年生だとか、長生きですね。
形も様々、色も花も種類によって違うので見ていて飽きません。






5つの展示館を見終わると「シャボテン狩り工房」の温室に出ました。

この工房ではたくさんのサボテンや多肉植物を販売しています。
自分で選んだサボテンをその場で寄せ植えにして買うことができます。
かなりレアーなものもあるようで自分と相性のいいサボテンを見つけるのも楽しそうです。
工房の先のお土産館を出るとまた動物たちと触れ合える...はずなのですが...
ミーアキャットもブラウンキツネザルもプレーリードッグもみんな小屋の中(涙)
でもその先にメキシコ古代遺跡群があるロックガーデンがありました。
「ロックガーデン」は大室山の側火山、岩室山の岸壁の一部をそのまま使い、
シャボテンを植え、原産地の景観を再現してあります。
日本にいながらメキシコ古代文明の遺跡を探索しているようでぞくぞくしました。
まるいのはアステカのカレンダーです。
オルメガの巨人石頭像もあります。
これらはすべてレプリカですが、長年メキシコと日本の文化交流と親善につとめてきた
シャボテン公園に1973年、メキシコから送られたものだそうです。
古代文明が大好きなので体が冷えるのも忘れ、霧に浮かぶ遺跡の中を歩きました。
晴れていれば放し飼いにされている動物たちも見られたでしょうが、
レプリカとはいえ神秘的な文明の遺跡を目近に見られたことでとても満足でした。
遺跡群の一角に富士山の見える見晴らし台もありました。
どんなふうに富士山が見えるのでしょう。
心の中ではるかに浮かぶ富士山を描いて「バードパラアイス」へ向かいました。
もちろんお目当てはハシビロコウのビル君です。
入口に長寿を願う「ハシビロコウ神社(ビル神社?)」がありました。
上にビル君のライブカメラが....
ということは小屋の中から出てきていないんですね。
でも、気を取り直して中へ入りました。オオサイチョウは見られるかな...
ホオジロカンムリヅルはどこかに隠れているみたい。


カモやベニイロフラミンゴはそばに行っても逃げません。
シロトキは木にとまって雨に打たれていました。
ビル君の小屋はフラミンゴのいる手前だったのですが出てきてくれませんでした。
出口を出る頃には体の冷えははピークになっていました。
しばらくヒーターの前で暖を取ってから、ご長寿のビル君にあやかって
健康で長生きできますように、と神社でお祈りをして園外へ出ました。
晴れていたらもっといろいろ見られて楽しかったのでしょうが、
きっと「またおいで」というサインだと思って納得することにしました。
ここからは河津までひと走りです。
宿に落ち着く前に平安仏のあるお寺を訪問します。
次ではそのお寺「南禅寺(なぜんじ)」と宿泊の様子を書いてみようと思います。
それでは、今日はこの辺で。ご訪問してくださって読んでいただきありがとうございました。
よろしければ、また次の回もお付き合いください。
雨の北限の地 5 利尻、礼文へ 2017.08.19 コメント(1)
雨の北限の地 4 ノシャップ岬 2017.08.18 コメント(2)
雨の北限の地 3 宗谷岬 2017.08.17 コメント(1)
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