MATRIX7

MATRIX7

2007.01.24
XML
カテゴリ: 自然と生命


 4億年前から生存しているサメの一族は進化の極限に到達している。多くのサメは魚やプランクトンを餌にしているおとなしい種族だけれど、ホホジロザメは凶暴で攻撃的である。全長は6メートル、体重に2トンに達するホホジロザメは、オットセイやアザラシなどの哺乳類を餌として捕獲するので、人類を襲うのも不思議ではない。血のにおいに敏感であり、凶暴な性格から狙われたら助かることはほとんどない。 このホホジロザメの祖先がメガロドンになる。日本でも1200万年前の地層から歯の化石が発見されて復元されている。全長は12メートル、シャチよりも巨大であり、鯨類を餌にしていた。恐竜絶滅後の空白化した海に哺乳類が進出して、鯨の一族が巨大化していくと、これを捕食するメガロドンが発生した。温暖化した地球と海洋哺乳類が豊富に生存できる環境が存在していたと思われる。最大20メートルにも達したメガロドンは、海洋生物として無敵であったけれど、気候の変動によって絶滅したと考えられている。小型化したホオジロザメが現存するのは、環境の変動による食糧不足を暗示している。
 ホホジロザメはイルカやアザラシを捕食するので、その生息地帯のカルフォルニアやオーストラリアの海域に住み、北海道沖でも捕獲されている。海洋哺乳類の住む冷たい海を好んでいると考えられている。卵胎生で稚魚として生まれるから、魚類よりも生存率が高い。海洋でもっとも危険な生物なので、その生態については詳細がわかっていない。アシカやオットセイを一撃で食いちぎってしまう破壊力を持ち、獰猛さや肉食性でこれほど卓越している海洋生物はないが、シャチだけが天敵といわれている。日本人はフカヒレが大好きなので、人類も天敵かもしれない。 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.01.24 12:24:18
コメント(2) | コメントを書く
[自然と生命] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:ホホジロザメから脱出!(01/24)  
tak_123  さん
人類はあらゆる動物の天敵ですね~!
(2007.01.24 12:36:18)

サメが保護動物とは  
ROLAN727  さん
ホオジロザメを乱獲したのは米国人ですが、そのうちにイルカ並に保護するかもしれませんね。恐れられていたサメまでが絶滅危惧種になる時代とは、複雑な思いがします。人工フカヒレも商品化できたようなので、サメが安心して泳げる海になるかも知れませんが・・・。 (2007.01.24 20:16:45)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: