オババ歳時記


享年90歳でした、最後は長女に見送られて安らかな眠りにつきました
オババの記録のため以下にその一生を簡単に記します。

大正の始めに関西財界人の令嬢として生まれ優雅な娘時代を過ごす
乙女のオババ

昭和9年銀行マンと結婚一男二女をもうける(家内は長女)
短い幸せな新婚時代を東京で過ごす
この写真は葉山辺りかなあ
新婚時代のオババ

夫は社命で単身満州に渡り、終戦後ソ連軍に抑留されシベリアで死去、残された子供を育てるため、35歳で看護学校に入学し、38歳で堺市のA病院の看護婦となり定年前は婦長として献身する、その間の功績を認められ勲七等を受賞する(私立の病院からは珍しいらしい)
退職後もボランティアとして老人ホーム等を周り看護活動を行う、
看護婦のオババ

78歳のとき自宅の縁側から転落し重傷を負い、回復後は一人暮しをあきらめ、東京の我が家に引き取る、孫、ひ孫に囲まれ娘の介護を受けながら楽しく余生を送る。



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