GODの館ver.3

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ストーリー(1~10)

第一話  チャリウォーズ

2006年・・・・
8月6日・・・・

九毛沼海岸・絵ノ島水族館前、、一人の青年が自転車を駆りタイムアタックをしていた。
別にロードレースの自転車に乗っているのではない。
ごく普通のシティバイク・・・・。
今流行りの自転車レース・・・・。完璧なる自転車公道バトル!!!!
渡部「フゥ・・・・」

渡部 光星:土堂高校1年・アメフト部

渡部「(タイムちょっとよくなったかな・・・、さて帰るとするか)」
渡部の乗る自転車は黒のオンボロシティバイク!!ギアはなし!!地元の者からは『ブラックホース』と呼ばれている!!『黒馬』!!渡部の自転車は馬の如く!!渡部の自転車を駆る姿はタテガミの如く!!

渡部の家は『自転車ショップWATABE』。絵ノ島線の線路をなぞっていけば到着できる。
渡部「・・・・」
渡部はスイスイと帰り道を駆け抜ける・・・
         すると・・・!!

     チャリンチャリン!! チャリンチャリン!!

渡部「(挑戦者・・・・!!)」
自転車の公道バトルは突然展開される。後ろから鳴らされるという意味はバトルの申し込み!!
渡部はスピードをあげていく!!これがバトルのスターと合図!!!!

シャアァァァァァァ!!!

鈴木「よォ光星」
渡部「おッ勇君か」
鈴木 勇:暇塚学園1年 帰宅部 渡部の友達

勇の駆る自転車はピンクのカゴが特徴で『ピンキーインパクト』と呼ばれている。ママチャリである。

バトルは渡部の勝利・・・。渡部は無事に家へ帰れた。
そして。。。
渡部の帰宅しているところを影から覗いている怪しい人がソコにいた。
??「見つけたぜ・・。湘南のシャイニングスター・渡部光星」

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第二話  芝田参上!!!!

??「見つけたぜ・・。湘南のシャイニングスター・渡部光星」
その者は渡部の家『WATABE』にはいった。
??「・・・・」
渡部「あ、いらっしゃいませ・・・」
??「ふっふっふ。やった見つけたよ」
渡部「誰ですか??」
芝田「俺の名前は芝田だ。渡部光星、お前とバトルしたい・・・チャリでな・・・」
渡部「オ、オレと!?」
芝田「あぁそうさ・・・、地元じゃ速いって有名なんだろ??」
渡部「・・・・」
芝田は渡部に紙を渡した
芝田「明日の午後3時にラウンド坂の麓で待っている・・・来いよ・・・」
芝田は去っていった

渡部「おいおいマジかよ・・・。バトルを申し込まれたよ」
渡部はしょうがないから自分の部屋へ行って布団にもぐりこんだ
渡部「どうしよ、どうしよ・・・」
渡部は何かを深く考えるのが嫌いだ。そのまま寝た
       <次の日・・・・>

午前9時・・・
渡部は鈴木とマックで朝マック。。
渡部「なぁユウ君、どうしよう・・・」
鈴木「どうしたの??」
渡部「チャリのバトルの申し込みをされた」
鈴木「え!?誰から??」
渡部「芝田ってヤツから」
鈴木「・・・!?芝田ってあの芝田!?澤西高1年の・・・!!チャリの世界じゃ名前が知られてるぞ!!」
渡部「澤西・・・、うちの高校の近くじゃんか」
鈴木「すごいぜ渡部!!んじゃあ今日のバトルで勝てば、渡部は超有名になるんじゃん!!」
渡部「・・・・」
鈴木「迷わずにバトルしたらいいって、絶対」
渡部「そっか・・・。ユウ君がそういうなら今日バトルしようかな」

        <午後3時>
ラウンド坂・・・
芝田「よぉ、バトル準備はできてるか?」
渡部「バッチリに」

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第三話  渡部vs芝田

芝田「コースの説明をしよう。スタートは坂に入る前のこの信号からだ。上って折り返す感じでバトルしよう、折り返し地点は上りきったバス停のトコだ」
渡部「で、ゴールがココってワケね」
芝田「そういうことだ」
渡部「オッケイ、さっさと始めようぜ!!」
芝田「いい肝してるぜお前、じゃあスタート合図はこの信号が青になったらだ!!!」
渡部「オッケ!!」
        ・・・・・・・・
信号が、
青になった・・・!!
渡部「・・・!!」
芝田「バトルスタートだ!!!」

ここで芝田の駆る自転車を紹介!!名は『2MR』!!ギアは内装三段変速!!シティバイク!!自転車立てはカーボン使用!!

渡部「(はッ!!こいつ・・・!!ギアがある!!)」
基本的にスタートダッシュはギアを軽く出来るほうが速い!!!!
スタートと同時に芝田の2MRは加速!!
       シャアアアアアアア!!!!
渡部「(速い・・・!!)」
坂にはいる!!
2MRは加速したまま坂を上ろうとする!!!!
ギアを『3』にして加速し、上り坂にはいると『2』にし足の回転を速める!!!!
芝田「(いっくぜ!!)」
一方渡部は芝田と少し遅れて走っていく!!
渡部「(ブラックホース・・・!!頑張れ)」
ラウンド坂の坂は長い・・・
序盤で一気に体力を使うと後の坂に耐えられなくなる!!自転車レースでは上り坂は自転車から降りてはいけない!!降りたら即負け!!
坂はあきらめたら負けるも同然の世界!!!!
芝田「はァ・・・!!はァ・・・!!」
だんだんと体に負担がかかってくる!!
渡部「はァ・・・!!はァ・・・!!」
渡部は追う!!!!
渡部「(ちくしょう、なんてキツイ坂なんだ)」

渡部「(相手の芝田は疲れてないのか・・・?)」

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第四話  激戦!!ラウンド坂!!

渡部「(マジきっつ)はぁ・・!!はぁ・・・!!」
芝田「は・・・!!は・・・!!はァ・・!!」
芝田も渡部と同じように体力を消耗していた
2MRのギアを1にしてテンポよくラウンド坂を上っていく芝田!!
渡部「(待ちやがれぇ・・・!!)」
渡部はペダルを足で踏んづけるように漕ぐ!!!!

そして密かに鈴木勇が見に来ていた・・・
鈴木「どうなってるかなぁ??」
芝田の2MRと渡部のブラックホースが鈴木の前を通り過ぎる!!
渡部「はァ!!はァ!!はァ!!はァ!!」
鈴木「(かなり苦しそうだ・・・。渡部は坂よりも平地で実力を発揮するタイプなのに・・・)」
芝田「はぁ・・!!」
鈴木「(相手の芝田のチャリにはギアがある。平地でも坂でも普通に速そうだ・・・。坂を上りきったら下りか・・・。下りはスピードが急に出るから恐いったらありゃしねぇ)」

芝田「はぁ・・・!!はぁ・・・!!あああああああああああああ!!!」
芝田が坂を上りきるラストスパートを仕掛ける!!
渡部「待てやあああ!!」
渡部もラストスパートをかける!!!
渡部「だああああああああああ!!!」
ラウンド坂を上りきった芝田!!折り返す!!
        キャアアアアアア!!!
芝田の2MRが滑りながらUターン!!!!
渡部「(こ、これってまさか・・・!!)」
地面に焦げ跡がついている
渡部「(ドリフト――――??)」
芝田の2MRは下りだす!!!!
渡部は普通に足をついて折り返す!!
上りきったら足をついてもいいのである
       シュ――――――――!!!
二人はさっきまで死ぬ思いをして上った坂を超スピードで下っていく!!
芝田「・・・・」
渡部「・・・・」
風が全身にブチあたる!!
芝田「(このまま下って俺の勝ちだ!!)」

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第五話  転倒

芝田「この勝負もらった!!」
渡部「くぅ・・!!」
物理的なエネルギーで二人は下っていく!!
      シュワアアアアアアアア!!
渡部「(このままじゃ負ける・・・)」
芝田「・・・・」
渡部「(マジで負けるよ・・・、ちくしょうなんで俺がこんなバトルを・・・。でもなんでだろう、このまま負けたら・・・スゲー悔しい感じがする。チャリの勝負は・・・勝ちたい!!)」
渡部はそう思うと同時に下りにも関わらずブラックホースを漕ぎ出す!!!!
     シュワアアアアアアアアアア!!
加速する!!
芝田「・・・!!」
渡部「・・・!!」
       シュワ―――――!!!
芝田「(こ、漕いでる!?このラウンド坂の下りはきついんだぞ!!ここで漕ぐヤツなんか命知らずだぞ!!)」
渡部のブラックホースが2MRとの距離を縮める!!
渡部「・・・!!」
       シュワ――――――――!!!
芝田「チィ・・!!(どうなっても知らないぞ)」
ぐいぐいと加速するブラックホース!!
芝田「・・・・」
そして
芝田「・・・・」
芝田はいったん路肩から歩道にうつり変わろうとする・・・
そのとき!!
          グラッ・・
芝田の2MRは段差に引っかかり転倒!!
          ドガシャーン!!!
芝田「・・・!!」
渡部「うわ・・・!!!」

芝田は普通に転倒し戦闘不能に・・・
        <バトル後・・・>
芝田「・・・・」
渡部「大丈夫か?」
芝田「運よくかすり傷で済んだ。・・・ちくしょう。この勝負はオマエの勝ちだ・・・」
渡部「・・・・」
芝田は静かに去っていった・・・

渡部「なんか微妙な結末になっちまったけど、勝ったから別にいっかな・・・」

渡部は知らなかった・・・。このバトルからさらなる事態へ発展することを・・・

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第六話   パワー派ライダー

芝田との坂バトルから二日
       <澤西高校では>
人A「おい知ってるか、あの芝田がこの前自転車レースで負けたんだってよ」
人B「まじかよ、誰だよソイツ!!」
人C「たしか、なんとかシャイニングスターだったよ」
人B「なんとかシャイニングスター?」

芝田「(俺は、あの時気を抜いていた・・・。一生の不覚だよ・・・。いつかまた再戦しないとな)」

人A「そうだよ!!湘南のシャイニングスターだ!!そいつが芝田を倒したんだ!!」
話で集まってる中、一人の男が話に割り込んできた
安部「あ?誰が芝田を倒したんだって?」
人B「え・・・?」
安部「教えろ」
人A「しょ、湘南のシャイニングスター・・・」
安部「意味わかんねぇよ、本名教えろよ、どこ行けば会えるんだよ」
人C「し、知るかよそんなこと!!」
集まってた人たちが帰っていった。

芝田「ヤツとバトルしたいのか?」
安部「芝田か」
芝田「そのことなら俺知ってるぜ」
安部「教えろ」


       <次の日・・>
いつもどおり渡部はブラックホースで帰宅。
渡部「ふ~」
すると突然黒いジャージを着た大柄なボディの男が現れた。
安部「オマエが湘南のシャイニングスター・渡部光星か??」
渡部「・・・そうだけど」
安部「この俺とバトルしろ」
渡部「え??ヤダよ、俺別にアンタと戦る気ないから」
安部「ほ~~~逃げるかよ。芝田を倒したヤツと聞いてどんなヤツかと思えば、とんだ腰抜けだったな」
渡部「・・なに?」
安部「じゃあな、腰抜け」
安部が帰ろうとする
渡部「待てよ、バトルしてやるよ」
安部「フン・・・。場所はオマエが決めろ」
渡部「場所は九毛沼海岸線一直線零曲がりだ!!」
安部「オーケイ・・・、バトルは明日のこの時間に戦ろう、名乗り遅れたが俺は澤西高1年・安部晋二だ。楽しみに待ってるぜ」

渡部「(安部・・・・)」

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第七話  九毛沼海岸線一直線

渡部はとりあえず寝た。。

        <決戦の日>

いつもどおりの授業。
いつもどおりの部活。
渡部はアメフト部の部員。。
ランニングバックもラインも何でも出来る。
渡部「(いよいよ今日・・・、決戦!!)」
土堂高の渡部は戦闘への気を引き締めた。

一方、澤西高では・・・・
安部「今日オマエがやられたという渡部ってヤツとバトルをする」
芝田「へぇ~~~、ま、せいぜい頑張れよ」
安部「俺は勝つ・・・!!」
芝田「場所は?」
安部「九毛沼海岸線」
芝田「九毛沼海岸線・・・、それがヤツのホームコースか・・・」


そして、・・・決戦のとき。。。

鈴木勇も駆け付けて来た。
鈴木「・・・・」

渡部「・・・・」
安部「じゃあ、始めようぜ」
渡部「OKぇ、スタートはこっからあの信号までの一直線だ」
安部「フン、一直線。しかも平地、純粋に速いヤツが勝つってワケか」
芝田「・・・・」
安部「(距離が長い・・・、どこでスパートをかけるかが重要・・・!!)」
芝田「(どうでるかな・・・)」

二人とも準備体操をしスタート位置へ・・・
鈴木「じゃあ始めるぞ!!スタートの合図はこの空き缶が地面に落ちた瞬間だ・・!!」
鈴木は空高く空き缶を投げる・・・

       ・・・・・・・・・・・

        カラン・・・・!!

安部「(いくぞ・・!!!!)」
渡部「だああああああああああああああああ!!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

第八話  平地専門ライダー

バトルスタート!!
渡部「だあああああああああああ!!」
スタートと同時にブラックホース急加速!!
       ゾキュ――ン!!
芝田「な、なんだあのスピードは!?」
鈴木「なんだ、知らないのか・・・。渡部は平地での走りが得意なんだよ」
芝田「!?」
       シャアアアアアアアア!!
鈴木「トップスピードに至るまでの時間が平地では渡部はとても短いんだ」
芝田「・・・・」
鈴木「渡部に平地で勝てるヤツなんかいない・・!!」

安部「な、なんだ・・・このスピードは・・・!!」
渡部「だりゃあああああああああああああ!!」
安部「(足の回転が速い・・・!!)」
渡部のブラックホースが差をつけていく!!
安部「(だが・・・!!勝つのは俺だああ!!)」

   ガリガリガリガリガリガリガリガリ!!

ここで安部の乗る自転車をご紹介!!!!
名がガリガリバンク!!!!漕ぐとガリガリと音を出すのが特徴!!!!ギアなし!!シティバイク!!
渡部「(なんだ・・・この音・・・)」
     ガリガリガリガリガリガリガリ!!!

安部「おおおおおおおおおお!!!」

芝田「(二人とも加速がすげえ!!体力をもう使い果たす気か・・・!?)」

安部「おおおおおおおおおおおお!!」

芝田「(いや・・・でもこのまま全力の走りでいくのなら体力のある安部の勝ちだ。どうでる湘南のシャイニングスター!!)」

渡部「(まだ・・・まだいける!!!)」
風を切り裂き加速する!!
安部「・・・!!」
安部もまだまだ漕がす!!
      ガリガリガリガリガリガリガリ!!!

見てる人「うおッロードレース!!」
見てる人「頑張りなぁ~~」


そして・・・、コースの半ばぐらいにきたところで安部のガリガリバンクがブラックホースに追いついてきた!!
渡部「(ぐッ)」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

第九話  猛攻!!

ガリガリバンクがブラックホースに追いついてきた!!
安部「ぬああああああああ!!」
渡部「・・・はぁ!!はぁ!!」
安部「おおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ガリガリバンクがブラックホースに並ぶ!!
渡部「(並ばれた・・・!!)」
安部「ふん・・・」

芝田「やはり後半スピードが増すのは体格のいい安部か。勝負はほぼ安部の勝ちとみていいだろう」
鈴木「なに言ってんだオマエ、渡部はこの九毛沼海岸線で負けたことがねぇんだ!!」
芝田「・・・・。しかし今度の相手ばかりは敵が悪すぎるだろうぜ、超近距離の接近戦になったらどんなヤツでも安部に負ける・・」
鈴木「な、なに・・・」
芝田「体格差が生むのはパワーの差さ」

自転車公道バトルにおいて相手への攻撃は禁じられてはいない!!
安部が渡部に体当たりをする!!
        ドン・・・!!!
渡部「ぐ!!」
渡部のブラックホースが一瞬ぶらつく!!
安部「どりゃああ!!」
      ドン!!   ドン・・・!!
鈴木「・・・!!」
芝田「安部に体当たりされたらどんなライダーも気持ちよく走れないぜ」
鈴木「フン、甘かったな」
芝田「・・・・?」
鈴木「渡部はアメフト部!!ランニングバックとラインを両方こなすスペシャルアスリートだぞ!!」
芝田「ア、アメフト・・・・?」

そう、渡部はアメフトの試合のとき、ランニングバックもラインもこなす。つまりランニングバックでは脚力を鍛えられ・・・ラインでは当たり強さを鍛えられる!!!!
渡部「・・・!!」
渡部が安部に体当たりをし返す!!
         ドン・・!!
安部「(オレの体当たりに怯まずに、オレに攻撃を・・・!?)」

渡部に体当たりは効かない!!!!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

第十話  鬣(たてがみ)

安部「おっら!!」
渡部「だっ!!!」
二人は体当たりをし合いながら駆け抜ける!!
渡部「(もう半分以上いってるしスパートももう少しでかけなきゃな・・・!!)」
安部が体当たりしてくる!!!!
          ドカ!!!
渡部「チィ・・・(別に体当たりされるのは耐えれるけど、どうやってこの状況からスパートをかける・・・!?)」
       シュワアアアアアアアア!!!
安部「っらあああああ!!」
渡部「にゃろ!!」
   ドカ!! ドカ!! ドカ!! ドカ!!

芝田「やばいぜ!!あんな体当たりを連続でやってたら体力を大幅に削る!!」
鈴木「(渡部・・・!!)」
芝田「(・・・ん?いや、こうなったらスタミナのある安部が有利か・・・?)」
鈴木「(あんな猛攻は今までにない・・・・)」
芝田「(・・・・フッ、しかしオレが負けた相手に安部に勝たれるのはちょっと見届けられないな)」

        シュワアアアアアアアア!!
安部「っら!!っら!!」
渡部「(うぜぇなホント・・・)」
      ドカ!!   ドカ!!  ドカ!!
渡部「っらああ!!!」
         ドカ!!!!!
安部「うわ・・・!!」
渡部はいっきに安部にあたった!!
安部のバランスが崩れた!!
安部「・・・!!」
渡部「・・・!!」
渡部は今の状況を一瞬で把握した!!!!
渡部「(相手が失速した!!スパートをかけるなら今だ・・・!!今しかない!!!!)」
         バッシュ!!!!
一歩で踏み切り加速する!!!!
安部「(なにィ!?加速!?もうスパートをかけるのか・・・!!スパートをかけるには早いだろう!!)」
渡部「だあああああああああ!!!」
     シュワアアアアアアアアアアアア!!!
ぐんぐん加速していく!!!
渡部「だらああああああああああああ!!!」



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