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ニューヨークのイーストビレッジ・ファーストアベニュー。泊まっている安ホテルのフロントのオヤジは「危ないから行くな」といったが、私はフラフラと来てしまった。真昼間だというのに退廃的なただならぬ雰囲気におじけつき、引き返そうと思った時だ。向こうから目つきの悪い黒人の二人組が来るのが見えた。「やばい」と思ったがもう遅い。連中との距離はもう10mもないのだ-。私は平静をよそおって真っ直ぐ歩いたが、内心はチンポコのちぢむ思いだった。しかし、奴らはチラッと私を見ただけで、そのまますれ違って行ってしまった。
その先にポツンとあったボロい中古CD屋でこの曲が大音量でかかっていた。私はヘタクソな英語で「今かかっているヤツをくれ」と必死に店員のモヒカン野郎にいった。
