あいするきもちLL

○第三話



う~体がダルいんですけどぉ、

頭もフラフラなんだけどぉ、

あーもー最悪ッ・・・


里架は疲労からか風邪を引いてしまったのだ。





学校―――

「え~里架今日学校休むって!」
まどかの周りに愁次、仁、心が集まってきた。

「まじかよぉ・・・心配だなぁ」と仁。

「へっ馬鹿が風邪引いてもっと馬鹿になるんじゃねー?」と愁次。

「里架今日休みなんだぁ、つまんねぇの」と心。


愁次は顔を俯かせて考え込んでいる。

「あれれ~何だかんだ言って愁ちゃんが一番心配
 してんじゃないのぉ?」
ニヤニヤ笑いながら心が愁次の肩をポンっとたたく。


ドカッッ


「いってー愁次のやつ本気で殴りやがったし」
頭を押さえてる心の前に

「・・・大丈夫?」
同じクラスの大北夏樹(女)が心配そうに心の顔を覗きこむ。

「・・・ぇ、あっはい!!」
心はびっくりして裏声を出した。

「あははっ」夏樹は口に手をあてて笑った。

その顔に心は一瞬で心を奪われてしまった。


昼休み―――
「あいつ夏樹にベタ惚れじゃんかぁ」
仁は机の上に座って心が必死で夏樹としゃべってるのを
楽しそうに観察している。

「馬鹿なりに頑張れ」
と興味なさそうに言って愁次はバスケットボールをいじっている。


「愁次先輩ッ!!」
バスケ部後輩の入里舞子が笑顔で愁次を呼んでいる。

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