あいするきもちLL

●第四話


無愛想に愁次が答える。

「冷たいですねぇ、先輩。里架先輩今日休みですかぁ?」

「うん・・・で用はないなら俺戻るよ」
と愁次が戻ろうとした途端、舞子が愁次の腕をつかんだ。


「待って下さいッ・・・あの!!先輩明日の帰り・・・一緒に
 帰ってくれませんか??」

「はっ?何で俺がおまえと帰らないといけねぇんだよ。
 悪ィけど、仁とか他の優しいやつらに頼んで」

パっと舞子の手をはらって愁次は教室に戻って行った。


「・・・・・・」
舞子もフンって言う顔で帰って行った。



次の日―――

「いってきまぁす☆」
里架はまだ完全に治ってないのに学校へ行った。



「馬鹿ぁ無理しないでよぉ?」

まどかには完全に治ってないことを言った。

「平気だって!何か家でじっとしてるの苦手でさぁ・・・」




放課後―――

「先輩~大丈夫ですかぁ?」
舞子が里架に近づいてきた。

「舞子ありがとぉ☆」

練習が始まった。


やっぱまだ体が思うように動かないや。


キツイ・・・。


「10分休憩ー」と顧問の声。


里架はタオルを持って水道に向かった。


ちょうど男子も休憩の時間だったから仁が話し掛けてきた。


「里架平気ィ?つらそうだよ?」

「ありがと☆仁・・・。余裕、余裕!!」
と笑顔で返した。

「無理しないで辛かったら俺に頼れよ」
優しく笑って仁は里架の頭をポンっとたたいた。



水道には愁次がいた。
「さっさと帰って寝ろ」

Tシャツで顔を拭きながら愁次は冷たく里架に言った。

「・・・愁次に何がわかるの?ほっといてよぉ!!」


「・・・・・・」



休憩が終わり、その後の練習で里架は倒れてしまった。


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