BEAUTIFUL DAY

2006年12月に読んだ本



*170冊目 12月1日
「クローズド・ノート」 雫井脩介
雫井サンの本は「火の粉」以来2冊目です。
大学生香恵は自身の住むアパートのクローゼットの中から
以前ここの住人だった小学校の先生、伊吹のノートを
見つけそのノートに励まされる。
このノートと、香恵と隆さんの繋がりが読んでいく内に
どんどん解かれていって、こうなってたのねぇと思いました。
読んでる途中から涙が止まらなくて、心から優しくなれるような
そんな本でした。
子供達の、伊吹の様な先生に巡り会って欲しい。

*171冊目 12月6日
「殺人の門」 東野圭吾
442ページ、2段描きの大作。
普段の私なら、読まない厚さの本だけど東野作品一気に
読みました。
主人公和幸は、幸せをつかもうとすると運命に阻まれる。
その運命は小学校時代から幼馴染の手によって操られていて。。。
和幸は殺人の門を超えられるのかという物語。

*172冊目 12月8日
「デュアル・ライフ」 夏樹静子
死の恐怖から解放された男は若い時に将来を誓い合いながら
裏切ってしまった女性へ償いたいと思い女性を探す。
だが、彼女は裏切られたショックで男性と関わった間だけ
記憶が飛んでしまっていた。。。
その裏には男と女のそれぞれの思いが隠されていて。。。
夏樹さんの本面白いですね!
これもラストはどうなるんだろう?と思いながら一気に読めた
作品です。


*173冊目 12月11日
「君を送る」 赤川次郎
OLの深雪は新人の頃自分を助けてくれた上司の矢沢の
送別会を考えるが。。。
ラストが切なかったです。

*174冊目 12月16日
「結婚式」 森瑶子
結婚をテーマにした短編集。

*175冊目 12月25日
「危険な恩人」 新津きよみ
線路に落ちた娘を助けてくれた青年、彼は殺人の容疑が
かけられていて。。。
そんな彼に惹かれる人妻の女心が描かれてる物語。

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