今日 中国で起きていることは、
明日 日本で起きること。
こう思って備えなければいけないほど、
日本の感染拡大は中国に似ています。
厚生労働省は新型肺炎の受診の目安を公表しました。
<< 受診の目安 .jpg>>
下記 URL に pdf があります。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596905.pdf
(URL をコピーしてブラウザに貼り付けてください)
目安を出してくれるのはありがたいことです。
でもね、 37.5 度の発熱 で休める人ってどれくらいいるんですか?
1 日だけだって厳しいのに、受診するまでに 4 日間休めますか。
ほとんどのサラリーマン、自営業者は休めません。
厚労省の職員方だってこの程度の熱では休めないでしょ?
これを実行できる体制を政府が政令や閣議決定で作るべきです。
個人や企業への経済的な補償も政府が負担して欲しいくらいです。
発熱してるのに新幹線で出張した強者もいましたが、
これからも同様の人は出てくると思います。
さらに心配なのは発熱や倦怠感を感じたら、
4 日も待たずにすぐに受診しようとする人が続出することです。
このような人はかなり多いと思います。
と言うよりも、 4 日も待てない人は多いのですから、
受診者が病院に殺到することになると思います。
中には数回にわたって検査しないと納得できない人もいますからね。
このような受診者が病院に殺到するとどうなるでしょうか?
病院は殺到する受診者に対応しきれずに医療崩壊を起こし、
治療しなくてはいけない患者が見捨てられることになります。
そんなバカな!と思う人はこの記事を読んでください。
Bloomberg の記事から
中国の病院、がんや腎不全でも受け入れ拒否-新型肺炎対応で巻き添え
この記事に書かれているように、
病院が新型肺炎対応を重点にしているために
肺炎とは関係ない患者は後回しにされています。
武漢では透析患者用の治療設備も取り払われて、
新型肺炎患者の入院設備にしたという話も聞きます。
厚労省の受診の目安を公表したら、
それを市民が実行できるような後ろ盾を
政府や地方自治体にお願いします。
我々は自己防衛するしかありません。
感染防止対策を徹底しましょうね。
手洗い
うがい
マスク着用
手袋着用
ゴーグル着用
不要不急の外出を避ける
人混みには行かない
よく寝てよく食べて免疫力を高める
マスク不足が深刻ですが、
頻繁に手洗いをして、
10-15 分ごとに水を一口飲むのも良いそうです。
パニックにならずに、冷静に対応しましょう。
正しいマスクの付け方、手洗いの仕方、うがいの仕方は
過去記事にありますから参考にしてください。