2 月 22,23 日にサウジアラビアの首都リアドで
Ｇ 20 財務相・中央銀行総裁会議が開かれました。
共同声明では新型コロナ問題のリスク管理を強化するとし、
世界経済の下振れリスクは強いとの認識が盛り込まれました。
黒田日銀総裁は記者会見の中で、
「万全を期していきたい」と述べました。
Bloomberg の記事から
黒田総裁、新型ウイルスへの対応に日銀は「万全を期す」－Ｇ 20 で会見
会見の中で黒田総裁は、
「新型コロナウイルスがわが国の経済や物価、
金融市場に与える影響等については、
最大限の注意を払っていく必要がある」
日本経済の回復に大きな遅れが生じるとは
今のところ予想していないとも言明し、
「現時点で金政策面の対応については具体的に議論する段階にはない」
とも述べています。
この記事を読んで、
これなら日本経済は大丈夫だ！
日本の未来は明るいぞ！
と、あなたは思えますか？
私は読んで目の前が暗くなりましたよ。
19 年 10-12 月期の GDP が -6.3%( 年換算 ) が発表されたばかり、
これには新型ウイルスの影響が含まれてないんですよ。
政府の無策により感染が拡大する一方のなか、
20 年 1-3 月期がどうなるか予想もつかない状況なのに。
消費増税の影響を過小評価しているくらいだか、
政府や高級官僚には一般国民が
新型ウイルスに恐れ苦しんでいる現実など見えないのでしょうね。
ブログの題名と内容が違うぞって思いましたか？
今までのは前置き
これから本題に入るんですよ。
産経新聞 NEWS 、ロイターの記事を続けて。
習近平氏「大規模リストラ許すな」 中国指導部、社会不安を警戒
中国人民銀、景気支援へ追加措置の用意 新型ウイルスで
他国の政府とはいえ、中国政府の動きはすばらしいですね。
新型ウイルス対策では初動を間違えましたが、
経済対策については日本政府など足元にも及ばない善政を敷いてます。
習近平主席が「大規模リストラ許すな」と号令を発したのは重要です。
これで地方政府、国有企業、民間企業は、
習近平主席に忖度してリストラを実施しにくくなります。
さらに中央銀行である中国人民銀行が、
「流動性供給や企業の資金調達コスト押し下げなどの追加措置を講じる」
と表明し、資金的な後盾を用意してくれているんです。
これなら人々もリストラは無いと安心できます。
日本政府財務省に中国政府の爪の垢でも飲んでもらいたいですね。
そういえば昨年は日本は消費税増税を強行し、
日本経済を破壊しました。
中国政府は増置税（消費税のようなもの）を減税してます。
JETRO ビジネス短信
「増値税率の引き下げを実施、国家税務総局の Q ＆ A の確認を（中国）」
日本人は「中国政府は人民を搾取している」と評価します。
ウイグル、チベット、法輪功など闇があるのは事実です。
共産党幹部が不正蓄財で天文学的財産を持っているのも確かでしょう。
でも人民が苦しまないような経済政策は実施しています。
日本政府はどうでしょうか？
ブラック企業に搾取され 30 年間給与は横ばい、
アベノミクスで経済がちょっとだけ上向き、
失業率が減ってきたら外国人移民の積極的な受け入れ。
そしてとどめの消費税増税。
さらに新型ウイルスの蔓延が襲い、
日本人の生活はズタズタですね。
日本人の日本人による日本人のための政治を
やってくれる政党はないんでしょうか？
次の国政選挙はどこに投票しようかな？
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