しまくまのお部屋

しまくまのお部屋

96年6月:はじめてのロシア 

<初出国!>
96年4月から、ロシア音楽好きの親友Hちゃんと意気投合してロシア語を習いに行っていたしまくまですが、そのロシア語教室を主宰する会社のスタッフMさんに「ロシア旅行?手配できるよ。」と気軽に言われ、あれよあれよという間に日程が6月に決定!キリル文字がちょっと読めて、「コンニチハ」「アリガトウ」が言えるかな?くらいのレベルでロシアへ2人で行くことになりました。実は2人とも海外は初めて!でもMさんに「ほかの国に行ったことある人にはロシアはキツイかもしれんけど、初めてやったら大丈夫よ。」とヘンな励ましの言葉を頂きました^^;。ほんとに行けるのだろーか…。

<ごちそう責めのホームステイ>
海外旅行についてもロシアについて本当に何も知らなかった私たち。アエロフロートの機内食の『春巻き』に感動して、「うわー、あったかいでぇ。すごいなー!」などとのたまいつつ(今思えばなんで中華やねん?!という感じですが…)、「ロシアは食べ物無いとか聞くし、このパンは持って帰っていざというときに食べような。」と、機内食の袋入りパンを大事にかばんにしまったりしてました(お前はハイジかー)。
どうにかこうにかモスクワ空港でパスポートコントロールを突破して、無事出迎えのロシア側スタッフと対面。一路ステイ先のお宅へと向います。私たちがお世話になったのは、マリーヤさんとおっしゃる中年の女性で、職業はバイオテクノロジー関係の研究者。ロシア語以外に英語もできて、私たちとの会話はもっぱら辞書をひきひきのカタコト英語。毎日遅くまで、お茶を飲みながらいろんなことを身振り手振り&筆談交えて話して楽しかったのですが、とにかく閉口したのが食事の量!朝から チキンのモモ肉1本 とか、 特大のフランクフルト1本 とか、 てんこもりのポテトサラダ などなど、とにかくすごいボリューム(@O@)。しかも、薄切りのパンの上には、 チーズと見まごうほど超厚切りのバター が乗せられ、紅茶には たっぷりのクリームと山盛りのお砂糖 が…。少しでも残そうものならとても心配そうな顔で「どうしたの?遠慮しないで、食べなさい。あなた達は、お金を払ってるんだから。」と気遣ってくれます。「お腹がいっぱいで、もう食べられません。」「私は、紅茶にはお砂糖もクリームも入れません。」と言いたいのは山々。でもそんな語学力は当然無ーい。毎回無理やり胃に詰め込んだという感じで、実際この旅行の写真を見返すと、3日間のホームステイ後の写真は、明らかに太っていました^^;。

<ロシアなのに英語攻め…>
マリーヤさんと涙・涙のお別れをして、夜行列車で次なる目的地、ノヴゴロドへと向います。ノヴゴロドは、モスクワとサンクト・ペテルブルク(旧レニングラード)との間にある古都で、ラフマニノフ生誕の地でもあります。当時のモスクワは、まだ教会などもほとんど復元されておらず、近代建築が多い都会的な街でしたが、列車で10分も走れば、そこはもうひたすら草原と森の世界。駅の近くに点在する小さいおうちとつつましやかな畑。きっとラフマニノフの時代から変わっていないであろう風景に感動&興奮!
深夜やっと眠りにつき、一晩列車に揺られて目覚めるとノヴゴロド駅。ガイドのヴェーラさんと運転手のユーラさんが出迎えてくれました。モスクワでは、現地に留学している日本人のガイドさんがついてくれたのですが、さすがに地方都市では日本語ガイドはムリで、英語によるガイドです。マリーヤさんとは、お互いにカタコトなので逆に分かりやすかったのですが、ヴェーラさんは英語ペラペラ!ものすごい早口で繰り出される流暢な英語に、半日もするともう頭が着いてきましぇーん…。モーローとした頭で単語の端々をつかまえてなんとか意味をつかもうとするも、内容が高度すぎてわからなーい。ヴェーラさんはおそらく年に何度もないお仕事でしょうし、町の歴史とかについてすごい熱を入れて話してくれるのですが、半分以上は理解不能。分からない部分が続いて、Hちゃんに聞こうかなと思ってふと隣を見ると、Hちゃんの目も死んでいました(笑)。
ヴェーラさんのペースに乗せられて市内をすごいハイペースで観光し、お目当てのラフマニノフゆかりの地には結局行けなかったのですが、ラフマニノフを記念して創設された音楽学校の中にはヴェーラさんのお陰で潜入でき、掲示物なんかを激写してきました。

<ツアーに合流・一安心>
ノヴゴロドで一泊したあとは、一路ペテルブルクへと列車で向かい、ホテルでMさん率いるツアーと合流。以後は帰国まで全てツアーでまわります。このツアー、昼は通常の観光、夜は毎晩コンサートやバレエ、オペラ三昧のプランで、非常に盛りたくさんなのですがとにかく忙しい!いろんなところを回ったのですが、残念ながらガイド付とはいえ自分の足で歩いたモスクワに比べるとペテルブルクの印象は薄くなってしまいました。非常に綺麗な町で、いつかゆっくり来ようと思いつつ、ペテルブルクで3泊、モスクワで1泊の行程を終えて無事帰国。関空に降り立ったときの日本の空気の重さ(蒸し暑さ)は強烈なものでした。


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