かっしーの照る照る読書日記

2006.04.02
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カテゴリ: 講演会・セミナー
カウンセリングの練習会に参加してきました。

カウンセラー役、クライアント役になっての
ロールプレイ中心の道場みたいたところです。

受講生は、私を含め3名。うち、2名は初参加。
私は今回で参加5回目。

はじめに、この練習会の説明と、
カウンセリングの5つの技法について解説を受けます。

あとは練習、シェアリング、フィードバック等。


5つの技法とは、


  (無条件に聴く、うなづく、相槌、目や動作を合わせる など)
 2.エコー
  (繰り返す、私はこういう風に受け取りましたと返す)
   フレーズエコー(単語)
   センテンスエコー(文)
   メッセージエコー(言い換える、一言で言うと)
 3.支持
   (過去をゆるし、現在をほめ、将来を励ます)
   (加害者の代理となってあやまる)
 4.明確化
   (うすうす感じていることを言葉で返す)

   (クライアントの話にそって行う)
   YES/NOクエスチョン
   オープンクエスチョン

 1、2は、相手との信頼関係(ラポール、リレーション)を築く。
 3以降は、信頼関係ができてから使う。




 1.記憶っていい加減
  5回目の受講であったが、5つの技法のうち、2つしか言えません
  でした。トホホ。

 2.人に説明するときは事例があると厚みが増す
  1名遅れてきた関係で、先に来ていた2名で5つの技法を説明。
  私はポイント中心の説明でしたが、もう一人の方は、先生の言った
  事例を覚えていて説明に取り入れていました。
  これはいいな、そうできるようになりたいなと感銘を受けました。

 3.カウンセラーも完璧な人間である必要はない
  最近の私は、ブチ切れたり、タバコ復活したりと、カウンセリング
  の勉強をしているのに、トホホ状態でした。
  デモンストレーションとして、私がクライアント、先生がカウンセ
  ラーで、上記の話をするなかで、歪んだビリーフ(信念)に囚われ
  ていたことに気づけました。

 4.自信がないと語尾がゴニョゴニョ
  たった一文字で、エコーにも質問にもなるんですね。
   ○○ですね・・・エコー
   ○○ですか・・・質問
  自分でどっちをやりたいのか、わからなくなり、語尾がゴニョゴニ
  ョになってしまいました。

 5.焦りと奢り
  カウンセリングは、クライアント自身から解決を引き出す、気づか
  せる役割であり、一緒になって解決するスタンスが必要。
  なんとかしてあげようという奢りから、焦って聴いている自分に、
  気づきました。


おまけ
 以下は先生のオススメ図書。5つの技法についても書かれてます。

「カウンセリングの技法」国分康孝
誠信書房 1979年10月 ISBN:4414403073 税込 1,785 円

カウンセリングの技法

カウンセリングの技法





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最終更新日  2006.04.02 21:49:49
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