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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2017年04月18日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ざくろ坂の仇討.jpg

監督=若松節朗
原作=浅田次郎『柘榴坂の仇討』(『五郎治殿御始末』所収)
脚本=高松宏伸、飯田健三郎、長谷川康夫
撮影=喜久村徳章  美術=小川富美夫  編集=阿部亙英
音楽=久石 譲   殺陣=宇仁貫三   照明=長田達也
装飾=中込秀志   録音=小野寺修  助監督=山田敏久

【キャスト】
中井貴一  =志村金吾    阿部 寛=佐橋十兵衛(直吉)

真飛 聖  =マサ      吉田栄作=財部豊穂
津嘉山正種 =本多昌衛門   藤 竜也=秋元和衛
中村吉右衛門=井伊直弼

【あらすじ】
彦根藩の下級武士『志村金吾』は、家中随一の剣術の腕を認められ、
藩主である大老『井伊直弼』の近習に取り立てられる

「直弼」の人柄に惚れ込んだ「金吾」は、命に代えても直弼に仕えることを誓った
しかし、安政7年の桜田騒動の際「金吾」は下手人『佐橋十兵衛』を追いかけ行列
を離れてしまい、その間に「直弼」は水戸浪士たちに討ち取られてしまう

主君を守れなかった大罪を犯した「金吾」に対し、彦根藩は打ち首の処罰を考えたが
「金吾」の罪を背負い自害した両親に免じて打ち首を取り下げ、その代わりとして


仇を探し全国を歩き回る金吾だったが、水戸浪士たちは見つからず、金吾は切腹を
願い出るが「ご下命の撤回はない」と家老に言い渡される

失意に沈む金吾だったが、妻『セツ』に支えられ仇討の為水戸浪士達を探し続ける

桜田騒動から13年が過ぎた明治6年
既に彦根藩は存在せず、新政府の改革により武士も姿を消していた


桜田騒動に関わった水戸浪士達も江戸から明治へと時代が移る中で次々と死んで、
唯一人生き残っていたのは、金吾がかつて追い詰めた「十兵衛」だけとなっていた

その十兵衛は既に刀を捨て、「直吉」と名を変え車夫として生きていたのだが・・・・
   ---------------------------------
この映画のベースにあるのが【桜田門外の変】安政7年3月3日(1860年3月24日)
雪の降り積もる日に 江戸城桜田門外で水戸藩からの脱藩者17名と薩摩藩士1名が
彦根藩の行列を襲撃、大老『井伊直弼』を暗殺した事件です

彦根藩主になった直弼 幕府の「大老」という役職にもつき、実質トップの権力者に
この時代、ペリーやハリスが日本にやってきて「鎖国を解き、貿易しよう」と迫ります

「天皇を敬い、外国の勢力なんて追い払え」と主張する、尊王攘夷派の活動が強まり
当時の日本が西洋と戦っても、絶対に勝てないと「直弼」の意向で、幕府は外国と交流
をもつことにした が、外国ぎらいの孝明天皇はこれに大反対

「直弼」は、天皇の許しがでないまま、交流をもつことを決心
また、条約は外国に有利な内容で、日本には不利なものでしたが、直弼は「受け入れる
しかない」と腹をくくる この条約が「日米修好通商条約」

直弼は逆らう人々を捕えて100人以上を処刑 「安政の大獄」 そのせいで、恨まれ
まくっていた直弼は、江戸城の桜田門外で暗殺されたのが「桜田門外の変」

井伊直弼を「悪い政治家」のようなイメージで語られますが ぐずぐず外国と戦っていたら
日本は植民地にされていたかも・・・・直弼は決して悪人などではなかったのだ

 桜田門は「直弼」の屋敷は門から500メートルのところにあり 供に就いた武士は60名
しかし18名の刺客に完全にやられてしまい・・・・さらに 江戸城の警備どうなっているんだ
と 幕府の面子は丸つぶれ 生き残った警護の者達は斬首 その家族も殺されました

この映画の主人公「志村金吾」(中井貴一)は 直弼が大好きな警護役の筆頭だったが
たまたま生き延びて・・・・刺客である水戸藩士の首を獲ってこいと命じられて・・・・
江戸時代から明治維新にまたがって13年間も貧乏長屋に 妻「セツ」と生活を共にして
生き残りの刺客を追い続けるという 話なのだ

「志村金吾」の生き方は 当時の武士としては当たり前なのだろうが・・・・
武士道とは こんなにも空疎なものか・・・・と 苛立った

大老「直弼」を襲ったのは 今でいうテロ集団 警察が追うべき悪人たちだし
かたき討ちなら 彦根藩は水戸藩に攻め込むべきなんじゃね
(18名中の殆どが自決 斬首などで 殺されてしまうのだが・・・・)

映画の前半の出来は素晴らしいが 後半に入ると なんかそんな思いがフツフツと湧いて
いい加減に あきらめろよとか 思っちゃって・・・・

大体が 「阿部寛」も「広末涼子」も 時代劇は無理だつー事がわかった 映画でした













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最終更新日  2017年04月22日 20時43分41秒
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