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小牧市のお客様から、ヤマハ製木製玄関ドアの塗装が悪くなってきたのでメンテナンスしたいというご相談を頂きました。今はもう作られていませんが、ヤマハの木製ドアは無垢材の木に家具塗装を施した重厚で美しいドアでした。ヤマハのドアは、何度かご相談を頂いたことがあり修理させて頂きましたが、表面の塗膜が比較的弱い感じがして剥がれる傾向だったような記憶があります。今回の写真のドアは、細かなヒビが入ったような不具合になっていますが、塗膜の割れだけでなく何らかの傷が付いたような感じがします。それでも、これだけ多くの傷を付けることはなかなか出来ないでしょうから、塗膜の割れが主な原因かも知れません。こうした家具塗装の多くは、ピアノ塗装のようなピカピカしたツヤを出すウレタン塗装を施してあることが多いのですが、時間を掛けて丁寧に修復しないと、ちゃんと元通りにはなりません。技術的に慣れたペンキ職人さんでないと、これに対処することは難しいでしょうから、進んで直そうと言う塗装業者さんは少ないかも知れません。(薄く剥がれた塗装はちゃんと取り除いておかないと、新しい塗装ごと古い塗装が剥がれてきてしまいます。また、深く削ってしまうと化粧材の木を傷めてしまうので、加減の仕方が施工を左右します)今うちのペンキ屋さんも年度末で忙しい状況で、なかなか日程を取れる状態ではないですが、何とか早く修復してあげたいと思っています。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月31日
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こちらは、玄関の下駄箱として設置された輸入のミラーバイフォールド・ドアです。折れ戸の面材として一面鏡が張ってあると、お出掛けする際にちょっと身だしなみをチェックしたいという時は便利ですよね。ただ、ミラーバイフォールド・ドアは、木製の折れ戸とは違い、スチールで出来たフレームに裏板を張って鏡をくっつけたという構造の為、然程の強度はありません。また、フレームの四隅はプラスチックで出来たコーナー材が使われており、経年劣化で割れてしまうことがあります。このバイフォールド・ドアもそのコーナー材が割れていて、応急処置は出来ましたが、完璧には直せない状態でした。また、その割れの影響でドアが重さで傾いており、開閉時にレールを走るローラーピボットと呼ばれる部品も破損していました。ミラーバイフォールド・ドアなどという特殊な製品ですから、コーナー材だけを調達するなんてことは出来ないだろうと思っていましたが、部品メーカーをいくつか当たって交換部材を運よく見付けることが出来ました。(尚、ローラーピボットは、以前調達したことがあるものと同じでした)写真は、樹脂製のコーナー部材とローラーピボットを交換して、ドア位置や建て起こし(水平・垂直)を調整した様子です。調子が悪くドアの開閉が全く出来なかったミラーバイフォールド・ドアが、見事にきれいに開閉するようになりました。私が修理をする前に、リフォーム業者さんがいろいろ作業をしたようで、誤ったビスで無理な取付けが行われていましたが、何とか元に戻すことが出来てよかったです。恐らくミラーバイフォールド・ドアを修理・調整出来る業者さんは、国内では殆どいないかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月30日
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先日、浜松のお客様の処に伺って、ペラ(Pella)製ダブルハングの腐った木製建具を交換してきたという記事を書かせて頂きましたが、実はその際勝手口のテラスドアを一緒に交換するはずでした。でも、それが出来ず、入荷してきた新しいドアをまた引き揚げてきたのでした。その理由は、写真にある通り、サイズ違いに拠るものでした。幅は古いドアとピッタリ同じだったのですが、高さが38mm程度足りなかったのです。ドアを調達する前に、現地でドアに張り付けられた製造番号が記載されたシールも確認しましたし、不具合の合ったドアの詳細寸法も確認しましたから、ミスを犯すことはまずありません。ペラの場合、製造番号のシールで製品のサイズや仕様、製造時期といったものが、全て記録されていますから、その写真をメーカーに送ればまず間違うことはないのです。(私はその意味までは把握していませんが・・)勿論、何かの間違いがあってはいけませんから、サッシ内外の全体写真や実際の寸法を計測するのですから、それがあればメーカーも製品の確認が出来るはずなんです。今回間違ったサイズのものが出荷されてきた原因は、元々の製造番号の記載が間違っていたということらしいです。計測した寸法からすれば「3082」という数字でなければいけなかったのに、シールに記載された番号は、「3081」だった為、メーカーは自分たちが張り付けたシールを信じて、私が計測した寸法を確認しなかったのです。メーカーは自分たちの製品やそこに記載されたものは絶対だと過信していたのでしょうが、何か変だと思ったらそれをフードバックしてくれれば、私もサイズを再確認するなり何らかの対応が取れたはずです。何れにしても、メーカーは非を認めて再度交換用のドアを送ってくれるようですが、また半年くらいお客様をお待たせするのは気が引けます。輸入取引ではこういうトラブルが起こるリスクが必ずあります。そういう時私たちのような人間が間に入っていなければ、個人で交渉して問題を解決しなければなりませんから、お金より安心の方が得かも知れません。でも、私たちはまた準備して取り換えに行かなければなりませんから、その手間は半端ないですよ。(当然、お客様にはこの費用の負担は掛けませんが・・・)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月29日
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東京のお客様からローウェン(Loewen)のスライダーサッシ(片側FIXでもう片側だけが開閉する引き違い窓)のガラスを交換したいというご相談を頂きました。建具には雨が入っているようで、ガラスだけでなく建具枠自体も悪くなっているようです。写真は、建具枠ではなく、大外の窓枠部分ですが、ここも雨が長年入っていたようで、木に水染みが出来ています。写真だけでは判断が難しいですが、もしかしたら窓枠の一部の木も何某か交換が必要かも知れませんが、この製品自体が既に廃番になっており、交換部材の在庫も殆どない状態です。それでも、他社のアルミクラッドサッシと違い、押し縁を外せばペアガラスの交換が可能だそうで、その点は不幸中の幸いでした。ただ、室内側が外せても、屋外側の防水(接着)材もガラスから外さないといけません。可動する建具の方は、窓枠から外せば屋外側の作業も問題なく出来ますが、FIX(ハメ殺し)側の建具は窓枠に固定されている為、外すことが出来ません。ですから、2階にあるFIX側の建具については、外部足場を立てて屋外側の作業が必要となる為、足場の費用が余分に掛かります。もし窓枠や建具の木枠に著しい損傷が見受けられる場合、メーカー純正の交換部材はありませんから、建具屋さんに木を加工してもらって枠を一部付け替えるかしなければいけないので、時間も手間も大幅に掛かります。そこまでして完全に直すのか、出来る処まで直して、後はある程度目を瞑るのか、苦しい判断に迫られる案件です。(それでも、費用は結構掛かると思いますが・・・)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月28日
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緑区のお客様から玄関ドアのラッチの鍵爪やデッドロックバーがドア枠の受け金物にうまく入らなくなったというご相談を頂きました。また、ドアも戸先側(吊元側でなくハンドル側)が下がった感じで、ドアが重さで倒れてきている感じがするということでした。そのせいか、ドア下の取り付けてあるボトム・ウェザーストリップも千切れてきているようで、メンテナンスが可能かどうかという質問も頂きました。こういう場合は、長年の使用で重いドアが下がってきて、ラッチ等が受け側の穴の位置とずれてしまっているのです。(こうなると当然ドア下が敷居にも擦るようになりますから、ドアが開け閉めしづらくなるはずです)写真のように頑丈なドアヒンジも擦り減ってきているようで、この部材を新しいものに交換してやった上でドアの位置を上げてやって、傾き調整を行うことが必要となります。ボトム・ウェザーストリップについては、近年これは付けない傾向にありますから、千切れたフィンはカットしてやってウェザーストリップそのものはそのままお使い頂くことをお勧めしました。(ボトム・ウェザーストリップを新しいものにすると、ドアの下が敷居に引っ掛かって、開閉が反って重くなります)木製ドアの場合、太陽や風雨に当たって歪んだり反ったりしていますから、完全に隙間をなくすことが出来ないかも知れませんが、ドアの建て起こしの調整やウェザーストリップを工夫することで、ある程度は修正することが可能ですから、こういう機会に専門家に調整してもらうといいでしょう。ベアリング付きの分厚いステンレスで出来たドアヒンジですが、家族がよく出入りする場所ですから、やはり10~15年で新しいものに交換して頂くと、いつまでも調子よくお使い頂けます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月27日
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こちらは、守山区のお客様のおうちに取り付けられたシングルハングサッシ(下窓だけが開閉する上げ下げ窓)のチルトラッチという部品です。これは、開閉する建具を両サイドのレール溝に固定する為の部品で、ラッチの爪を溝の部分に引っ掛けて固定します。建具は通常窓枠のレールに固定されていますから、ここをわざわざ操作して建具を外すということはありません。ただ、サッシの屋外側のガラスを拭き掃除する時などは、建具を室内側に倒したり、建具そのものを外したりしますから、このチルトラッチを操作する必要があります。ただ、このラッチ部品は樹脂で出来ていますから、太陽の紫外線などによって劣化してしまうリスクがあり、やはり定期的に交換することが大切です。こちらの部品も操作レバーの部分が割れていて、操作に支障をきたしていますから、交換しないとそのうち建具が窓枠から外れてくるなんてことにもなりかねません。この部品は、サッシ建具の両サイドに2つ付いていますから、おうちにいくつも上げ下げ窓はあると、結構な量を交換しなければなりません。輸入サッシやドアは、消耗部材を交換すれば新築時のように使えるという感じで作られていますから、放置しないで定期的に交換するようにしたいものです。因みに、この部品はダブルハングにも使いますし、上げ下げ窓だけでなく輸入の引き違いサッシにも装着されます。種類も多いですからサイズや形状に注意して部品を入手して下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月26日
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こちらは、長野県のお客様からお送り頂いたガレージドアのトーションスプリングの写真です。車2台分の大きなダブルドアのガレージドアなので、トーションスプリングも2つ付けられています。そのうち、左側の大きなバネが途中で断裂して使えなくなりました。トーションスプリングは、長年ドアを開閉していれば、金属疲労を起して切れてしまうのが普通です。その寿命はおおよそ10年。勿論、使い方や日頃のメンテナンスによっては、寿命が短かったり長くなったりします。ただ、調子が悪くなってもそのまま使い続けることをすると、そのうちいきなり断裂してドアが開けられなくなります。ですから、開閉には問題がないが少し変だなと感じた時に、早めに交換しておくことが大切です。(その際に、ドアの調整も行いますよ)今回ご相談頂いたガレージドアは、トーションスプリングが取り付けてある位置が少し高い気がしますし、中央に取り付けるのが普通ですが、取付け位置が左に寄っています。だからと言って大きな問題という訳ではありませんが、出来れば正しい位置に取付けし直す方がいいようにも思います。場所が少々遠いので、施工可能な職人さんにお願い出来るかどうか確認した上で、お客様にはお返事を差し上げたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月25日
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こちらの破損した建具は、ペラウィンドウ(Pella)製のダブルハングに使われていたアッパーサッシュ(上窓建具)です。ご覧のように、建具の下枠の木が腐ってしまって、完全に脱落しています。屋外側のアルミカバーとペアガラスとの境い目から雨が入り込んで、ここまで木を腐らせてしまうのです。建てた住宅メーカーさんは、高級輸入住宅でCMなども打っていた大手さんですが、こういうケアの知識は全くないようです。取り敢えず、コロナ等で納期が掛かりましたが、無事に新しい建具を装着することが出来、安心しました。勿論、屋外側の防水処理や室内側の木部防水塗装もしっかりやって、窓の開閉・ロック調整も行いましたから、非常に快適になったと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月24日
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尾張旭市のお客様の処でキッチンシンクの輸入ストレーナーの交換をしたという記事を昨日書かせて頂きましたが、実はもう一つミッションがありました。それは、写真にある輸入キッチンキャビネットの底板を取り換えるという工事でした。写真は、レンジ下のキャビネットと引き出し式のキャビネットの底板が写っていますが、シンクキャビネットの底板は水漏れ等の影響からか、ぶよぶよしていて今にも抜けそうな状態でした。ただ、給水・給湯の水道管やシンクからの排水管、別接続の浄水器の配管といった様々なものが、底板から立ち上がっているという感じでしたから、水道屋さんを呼ぶような機会がないと、配管類を外して底板を交換するなんてことはなかなか出来ない状況でした。輸入キャビネットの底板は、木くずを圧縮して固めたMDFと呼ばれるプリント印刷された材料で、湿気や水分を含むと膨れて柔らかくなります。また、厚さが12mmしかありませんでしたので、強度的には少し心許ないといった印象でした。そんな板の上に重い食器や鍋・フライパン、いろいろな食材や洗剤類が載せられていましたから、シンク以外のキャビネットの底板もたわんでしまっていたのです。水道屋さんは午後に来てもらうことにして、早朝から大工さんと私の2人でキャビネット3ヶ所の底板を15mm厚の無垢パイン材の集成板に張り替えました。一枚物の木製の無垢板ですから、見た目も強度も随分よくなったと思います。(配管類を取り外し穴も正確に明けましたので、シンク下も一枚物に出来ました)板そのものは無塗装でしたから、取付け後にパラペイントの木部用防水塗料 ティンバーケアのナチュラルクリアを塗って水や湿気の対策も施しました。こうやってメンテナンスをしてやれば、キッチンや洗面のキャビネットも更に長く使い続けられると思いますので、皆さんも是非見直してみて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月22日
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尾張旭市のお客様の処に伺って、キッチンの修理メンテナンスを行ってきました。輸入のキッチンシンクの排水穴に取り付けてあったストレーナーと呼ばれる排水金具の配管が腐食して、配管から水漏れを起こしていたのを、新しい輸入ストレーナーに交換して修理しました。恐らく古いストレーナーの排水管は、鉄製の管に銀メッキを施していただけのもので、ステンレスではなかったように思います。(場合によっては、銅製のものもありますが・・・)日本では時に強い洗浄力の洗剤が売られていますから、鉄を錆びさせてしまうリスクがあるように思います。今回交換したものは、オール・ステンレスで出来ていますし、デザインもスマートな感じですから、交換してよかったのではないでしょうか。輸入キッチンには、輸入のストレーナーが施工されていることがよくありますが、たまにはキャビネットの中を覗き込んで、裏からストレーナーをチェックしてみるといいかも知れませんね。輸入のストレーナーにも種類がいろいろありますから、排水穴のサイズに合ったもので、お好みの機能が付いた商品を選ぶようにして下さい。私たち ホームメイドなら、キッチンだけでなく洗面の輸入排水金物も調達・施工が出来ますから、お困りの際はご相談下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月21日
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昨日、守山区の輸入住宅でサッシ等の修理調査を行ったという記事を書かせて頂きましたが、そのおうちの窓ガラスの状態をお見せしましょう。写真は、窓が下から開いていくオーニングと呼ばれるサッシですが、白い格子が内蔵されたペアガラス内の周囲をご覧下さい。何かうねうねしたものが出てきているのが分かります。これは、ガラスとガラスを接着してペアガラス内の気密を上げる為のスペーサーと呼ばれる部分に付いていた接着剤が劣化して飛び出してきている状態です。(ものによっては、表面が細かく剥がれてくる状況にもなります)新築当初はこんなものは見えなかったはずですが、雨などが建具の枠の中に入り込んで、スペーサーの接着剤を劣化させたのだと思います。現在国産サッシでもペアガラスが標準装備になっていますが、ペアガラスの構造は輸入サッシと全く同じですから、何もしなければこの輸入サッシと同様のトラブルが発生するはずです。これを防ぐ為には、10年毎に建具枠とガラスとが接する部分を防水処理してやるというメンテナンスが必要です。外壁塗装の際に実施するのがいいですが、リフォーム業者も塗装屋さんもそんなことはやったことがありません。私たちのように、知識と経験のある業者さんを見付け出して、そういうケアがいつでもやれる状況を作り上げることが大切です。でないと、このおうちのように全てのサッシのペアガラスを交換しなければならなくなりますから、注意して下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月20日
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建築・不動産業を営むお客様から、中古物件の輸入住宅をメンテナンスして欲しいので見てもらえないか、という相談を頂きました。輸入サッシやドアのメーカーは、不明。一から全て調べて部材を探さないといけません。また、20年も経っているおうちとあって、不具合箇所はきりがないくらいたくさんあります。写真は、そのうちのシングルハングの樹脂サッシ。全てのペアガラスが内部結露を起こしているのか、ガラスの周囲にあるスペーサーの表面が剥離してきています。こういう場合、ペアガラスの詳細寸法を確認して、輸入のガラス・メーカーに依頼をしなければなりませんが、上窓のFIXガラスは屋外側からしかガラスを外せません。ですから、2階のサッシは足場を立てなければ、採寸も交換も出来ないといった状況です。次に、可動する下窓を窓枠に固定する為のラッチ部品が破損しています。建具の上部の両端に付いているのですが、爪が折れているものもあり、全てのシングルハングで交換する必要があります。そして、両サイドの窓枠に装着されたコイルバランサー。これは、まだ切れてはいないようですから、窓を開けることは可能ですが、ギーッと音が鳴りますから、製品寿命はきているものと思います。(近い将来、バネが断裂するリスクがあります)そして、下窓の周囲に付けられた気密パッキン材であるウェザーストリップも劣化したり潰れたりしていますから、交換時期だと思います。ダブルハングだけでこれだけメンテナンス箇所がありますから、その他のサッシやドア類の修理を入れたら、相当な費用と時間が掛かると思います。今まで何もメンテナンスしてこなかったという物件なんでしょうが、全部直して販売するとなると、結構な時間と費用を見越さないと割が合わないかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月19日
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藤沢市のお客様の輸入住宅で、来月輸入サッシのガラス交換を実施する予定をしています。サッシは、ジェルドウェン(Jeld-Wen)製の樹脂サッシ。ペアガラスが曇ってきているものが複数あって、それらの全てを交換するつもりです。ただ、築年数が結構経っており、サッシのガラスを固定し、建具の中に雨が入らないようにするガラス押えと呼ばれる樹脂製の部品が少々弱ってきています。プラスチックは、可塑剤と呼ばれる物質で柔軟性(柔らかさ)を保っており、それがないと材料が割れてしまいます。可塑剤は時間が経つと樹脂から徐々に抜けてしまいますから、そうなったら交換が必要になります。(言わば、消耗材と認識すべきです)古くなったガラス押えは、ガラスを交換する際に外したり付けたりして割れてしまうリスクが高まります。今回それに備えて新しいガラス押えを2種類輸入したのですが、形状や厚みが若干異なっているようです。このデザインのガラス押えは、いろいろなメーカーが出しているのですが、しっかりした形状・寸法の記載がなく、調達してみるまで分からないことが多いのです。特に差込みのファスナー部分は、ピッタリでないと窓枠に差し込めなかったり逆にブカブカして外れそうになったりしますから、注意が必要です。今回は、厚みが薄いものは適合しないような気がしますので、厚みのあるものを再度アメリカから入手しようと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月18日
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清須市のお客様からお預かりした輸入サッシの網戸の交換をやっています。サッシは、ミルガード(Milgard)製のアルミサッシ。ケースメントと呼ばれる横に開いていく窓で、ロックレバーを操作する為の小窓が網戸に付いています。ここの部分は、写真のように開くように網を張らないといけないので、なかなか作業が難しいです。また、網戸のアルミフレームと違って、小窓のフレームはプラスチックで出来ていますから、破損させないように網戸を張るには細心の注意が必要です。写真は、樹脂製の小窓を新しいものに交換した上で、グラスファイバー製のスクリーンを張り終えた様子です。なかなかきれいに網が張れたと思いますが、網押さえのゴム糸も微妙に太いものが必要ですし、普通の輸入網戸と比べて倍くらい手間が掛かります。まあ、そうは言いながら、お客様からたくさん引き受けてしまった以上、頑張って張替えをしようと思います。網戸は10~15年くらいで張り替えやメンテナンスが必要ですが、特殊な輸入網戸の張り替えに困っていらっしゃる方は、ご相談下さいね。(但し、小さな会社ですから、ご依頼の状況次第で少々お時間を頂くかも知れませんので、その点はご容赦下さい)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月17日
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こちらは、先日アメリカから入荷してきたペラ(Pella)製の交換用テラスドア・パネルです。現在、取付け前に屋外側を防水処理し、室内側の木部もティンバーケアで防水塗装を施している処で、今月中に取り付け・交換に行く予定です。以前でしたら、輸入材は注文してから3ヶ月程度で入荷していたのですが、今はそうはいきません。新型コロナの影響で、工場の従業員は休業補償で休んでいても満額給料がもらえます。ですから、製造現場は100%で稼働していない状況です。製作が完了しても、今度は日本向けの船便の予約が取れません。景気がいいアメリカや中国が船を押えてしまい、日本に向けた船が出ない状態が続いています。そして、ウッドショックの後遺症や昨今のウクライナ情勢が、納期を遅らせている、又は今後更に遅くなるという感じのようです。ですから、私共でも多くのバックオーダー(注文済みですが、まだ入荷や施工が完了していないもの)を抱えていますが、何ヶ月か経ってもメーカーからは出荷予定がなかなか出てこないという状態です。担当者曰く、「日程を案内することは難しいが、現在製作に5~6ヶ月掛かっている状態で、今後延びる可能性もある」とのことでした。注文を頂いたお客様からも、いつになるかという問い合わせを頂きますが、こうした状況をご説明し、注文は通っているので辛抱強く待っていて欲しいとお伝えしています。輸入資材だけでなく、国産材も海外から調達するのが殆どですから、自給自足が出来ない日本では納期も価格もどんどん変わってくると思います。半導体不足など世界の変化が身近な問題になってきている昨今ですから、遠くで発生している事柄も必ず自身に影響があると理解していなければ、先読み出来ない時代かも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月16日
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熊本のお客様から輸入の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)に付いているロック金物が破損したので、調達したいというご相談を頂きました。こちらのお客様は、お近くの業者さんから写真下のロック金物を購入されたそうですが、実際に取り付けてみるとドアには装着出来ないことが分かったとのこと。何年か前にいくつか購入したとのことで、既に時間も経ってしまい、正品に交換してもらうことも難しいらしいのです。確かに似た感じの形状ではありますが、鍵爪や本体の形状が違っていることが分かります。それ程大差はないから大丈夫だろうと考えて仕舞い込んでいたと思いますが、これだけ違うと装着の問題は発生するかも知れません。私たちは、お客様から相談を頂く際は、必ずドアから金物を外した状態の写真や取付された窓の写真等を送って頂き、出来るだけ詳しい寸法も確認するようにします。ですから、調達する際はほぼ同じものをお渡し出来るのですが、万一形状や寸法に違いがあるものしか手配出来ないという場合は、必ず何が違うのかを事前にご案内した上で、取付け可能かどうかをお客様にチェックして頂いてからメーカーに注文します。(それだけ時間や手間を掛けていますから、大変恐縮ですが、その分のコストはどうしても必要となりますが、間違ったものを購入した場合の気持ちや費用を考えると、然程ではないかも知れません)輸入住宅に使われているパーツは、似たようなものが様々存在します。違っていても納まるケースもありますが、その大きさや形状でなければいけないという理由が必ずあります。それを見極めた上で、出来るだけ装着に無理のないものを見つけ出すのが、プロとしての眼力と経験かも知れません。因みに、不具合のあるモーティスロックの金物でしたら、問題なく同じ寸法・形状のものを調達出来ます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月14日
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大阪府のお客様からペラ(Pella)製ダブルハングサッシ(上げ下げ窓)のロック金物が破損したというご相談を頂きました。カムが回転してロックが掛かるというオーソドックスな鍵ですが、鋳物のパーツが割れたり曲がったりして相当損傷しています。こういう場合、ロックレバーを回すのが難しい程、鍵が固くなっている状況になります。ロックが掛からないのを無理してロックしようとしますから、金物に大きなストレスが掛かり、各部が徐々に壊れていきます。こうした現象は、窓自体に建物の重量が圧し掛かり、窓のフレームが上下方向に押し縮められてしまったことが原因かも知れません。そうなると、上下の建具の噛み合わせ位置が微妙にずれて、ロックをしようにも回転するラッチが受け金物に引っ掛からなくなるか、引っ掛かっても途中までしか回せない状況に陥ります。本来であれば、建物の荷が窓に影響しないように窓の上部を構造体に固定しないで、フリーにしておくことが大切ですが、日本の大工は四方の窓枠を全て釘で留めてしまうという間違った施工をすることが多いのです。そういった施工を直すには外壁やその下地を剥がして対処しなければなりませんから、費用等の問題で現実的に難しいかも知れません。ですから、ロック金物の取付けの際に何らかの調整材を装着して、金物自体の高さ調整をしてあげることが必要です。そうしないでロック金物だけを交換するというやり方では、鍵の固さは一向に改善されませんから、またすぐに破損してしまうリスクがあります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月13日
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今日、近くのお客様の処へ伺って、キッチンの水栓金具をメンテナンスしてきました。水栓金具は、カナダのアクアディス(Aquadis)社製。既に会社はなくなっていますが、蛇口から水漏れした時に交換する止水バルブ(セラミックカートリッジ)は辛うじて手に入ります。お湯のレバーの方がポタポタ落ちるということでしたが、劣化は同様に起きているという観点から、お湯・水両方のバルブを交換します。写真は、そのうちのお湯の方の新旧バルブ。元々の新品は、写真の上の方のようにゴールド色に輝いていたはずですが、長年の汚れや錆が付着して真っ黒になってきています。確かに水垢というものは相当なものではありますが、地中に埋まった水道管からの砂等の汚れが混入することは否めません。勿論、10年程度の長い期間掛かってこのくらいですから、水道の水を飲む分には気にすることは全くありませんが、止水バルブもたまには外してクリーニングして頂きたいと思います。そうすれば、不具合が起きるリスクも少なくなって、長く使い続けられるというのが輸入の水栓金具です。因みに、国産の水栓金具も殆どがこうした止水バルブが装着されるようになってきましたから、国産と言えども分解掃除は必要ですよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月12日
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焼津のお客様からローウェン(Loewen)製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の網戸用戸車を調達したいというご相談を頂きました。写真のものが古い戸車なんですが、スチール製のローラー部分が錆び付いていますから、うまく回らなくなっているのだと思います。しっかりした鉄で出来ていますから、丈夫で長持ちなパーツなんですが、錆びてくるとどうしても動きが悪くなるようです。現在メーカーが交換部品として提供しているものは、本体がステンレス製でローラー部分がナイロンで出来ています。ローラーは網戸のフレームに隠れた感じになりますから、太陽の紫外線にも直接的な影響はなく、窓枠のレールにもソフトに接する感じです。ですから、網戸の開閉もスムースで静かになりますし、本体の耐久性もこちらのものより格段に上がると思います。こうした戸車は、網戸の上下に2個ずつ付いていますから、合計4個を交換することになりますが、さすがに品質がいいだけあって価格は1個数千円します。もったいないから悪いものだけを交換しようと考えるかも知れませんが、経年劣化する部材ですから、ちゃんと全部交換するようにした方が断然調子は良くなるはずですよ。ただ、交換したら後は何もしないというのではなく、定期的にレール付近を掃除したり、潤滑剤を塗布してやったりすることを心掛けて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月11日
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ヤスダプロモーションの洗面ボウルに取り付けられた同社の水栓金具が水漏れを起すようになったので、新しい水栓に交換した際の写真です。ワンホール・タイプのモダンな洗面水栓ですが、以前の水栓とデザイン的に似たものでしたから、雰囲気を壊すことなく交換出来ました。不具合のあった水栓金具は、カートリッジバルブが悪くなった為に吐水口から水がポタポタ落ちるようになったのですが、水栓の下から出ていた給水・給湯のステンレス製フレキ管の根元からも漏れていたようです。ただ、水栓本体からフレキ管を外そうとしても、ビクともしない状態で、このままでは洗面ボウルに明けられた穴から2本の管を取り出せないということで、そのうちの1本を切断しました。また、水栓とボウルとが接する部分から下へ水が落ちないように水栓の下にコーキングが入れられていました。確かに心配する気持ちは分かりますが、そうした施工は反って隙間を作ってしまったり、交換に支障をきたしたりしますから、下手に防水しないことが大切です。水栓金具の下には、防水用のパッキン材が付いていますから、しっかり取り付ければ、それだけで十分防水出来るようになっています。恐らくフレキ管もコーキングのようなものも使われていて、外せなかったのではないかと思いますから、施工マニュアルにないことは極力やらないという姿勢でいて頂きたいと思います。でないと、交換作業は余分な時間と手間が必要となります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月10日
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亀山市のお客様から板張りになった登り天井(勾配天井)や珪藻土を塗った壁やその部屋の床材に染みが出たので、どうしてか教えて欲しいというご相談を頂きました。現在は、窓を開けたりして部屋の換気をしているようですが、所々に水染みが出来ているのを確認出来ました。その部屋は普段たくさんの洗濯物を陰干ししている空間らしく、ハンガー類が置かれている状況でした。部屋がある程度乾燥している状態でしたから、サーモカメラを使って水や湿気を可視化するということは難しいかもとは思いましたが、撮影してみた処溜まりやすい場所の温度が低くなっていることは確認出来ました。2階にある部屋ですし、登り天井で屋根裏空間もあまりない状況でしたから、冬場冷たくなった屋根に室内で発生した暖かくて湿った空気が当たって屋根裏で水に変化したのではないかと考えられます。また、屋根裏だけでなく、部屋空間でも飽和状態になった湿気を珪藻土の壁が貯め込んで、それが他に逃げられずに壁でも結露を起こしたのではないかと推測しました。(お客様はカビを心配していましたが、屋根裏以外は水染みだけがある状況でした)勿論、実際に結露した状態を見た訳ではありませんから、本当はどうかがはっきりしませんが、その部屋だけ珪藻土で壁を仕上げて、他の部屋はビニールクロスの壁でしたから、家中の湿気が珪藻土の壁や板張りの天井の部屋に集中したというのは合理的な考えだと思います。この状況を打開する為には、窓や第三種換気を使って室内の空気を戸外に放出することが大切ですが、何もしなくても自然に湿気が抜けていく棟換気材を取り付けるのが、最も効果的かも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月08日
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三重県のお客様からクレトイシのサッシ等の修理・メンテナンスについて相談に乗って欲しいというご依頼を頂きました。築13年程度だそうで、まだまだきれいな状態のおうちでしたが、サッシの網戸がやたらに壊れている感じです。シングルハングの上げ下げ窓には、小さめの網戸が装着されているのですが、網戸の樹脂製コーナー部品がことごとく劣化して割れていました。写真は、掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)に取り付けられた大きな網戸なんですが、シングルハング同様コーナー部分のプラスチックが劣化して、ビスをカバーしているフタの部分がなくなっています。フタだけならまだいいのですが、コーナー部品自体が劣化して今にも割れてしまいそうですから、早めに直さないと網戸がなくてドアも開けられないということにもなりかねません。確かにこういったコーナー部品は劣化してくるのですが、13年くらいでここまで劣化するというのは、建物環境に何かあるのかも知れません。何れにしても、家全体の網戸の修理又は交換をして、気持ちがいい日に窓を開けられるようにしてあげたいと思います。勿論掃出しサッシは、網戸のメンテナンスだけでなく、ドアの建て起こしやロックの調整なども一緒に実施しますから、以前より随分調子がよくなるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月06日
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浜松のお客様からハード(Hurd)製オーニングサッシ(窓の下側から開閉するサッシ)のガラスが割れたというご相談を頂きました。どうして割れたのかは定かではないのですが、ペアガラスの内側のガラスが破損しています。ですから、雨風が家の中に入り込むという心配はありませんから、緊急に何とかしなければならないということはないのですが、それでも早めに修理をしてあげるに越したことはありません。こちらの建具の木枠には四方にビスが打ってあるので、もしかしたら建具を分解してペアガラスを交換することが出来るかも知れません。ただ、ハードのサッシは接着剤としてコーキングがガッチリ付けられていたり、ガラスの周囲から雨が窓の中に浸入しないように粘着性の高い防水テープが回してあったりしますから、こういったものを外して除去するのはそれ程簡単ではありません。ですから、メーカーがガラスのみを供給してくれて、ガラスのみを交換することが出来るにしても、その日のうちに現場で交換作業を終えるということは難しいと思います。また、吹き抜けの高い位置にある窓ですから、建具を窓枠から外す作業もハシゴだけでは結構危険です。こういう場合、ガラスの交換作業は建具を一旦会社に持ち帰って、慎重に建具を分解してから組み直すということになりますので、持ち帰っている間は窓から雨が入らないように雨養生をしておく必要があります。単なるガラス交換に思えるかも知れませんが、そういった意味で結構大掛かりに施工をする必要があります。逆に言えば、建具そのものを調達して、外部防水処理や木部の防水塗装を行ってから、ガラスが割れた建具と交換するやり方の方が、合理的かも知れません。ただ、昨今輸入サッシは、酷く値上がりしていますから、昔の金額の倍以上の調達費用が掛かりますし、コロナ等による製造遅延や船便遅延の問題によって、お金も時間も掛かるというのが現実です。勿論、メーカーからペアガラスの交換は出来ませんという回答があれば、建具ごとの交換をする以外に方法はありませんが、年々輸入資材を取り巻く環境は厳しくなってきていますから、修理メンテナンスは早めに行うことをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月05日
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弥富市のお客様からサミット(Summit)社製スライディング・パティオドアの鍵がおかしいというご相談を頂きました。また、ドアの建て起こしが悪いのか、閉めようとすると湾曲して反ってしまう感じがするらしいのです。ロックレバーとロックケースは連動しているようで、鍵爪の出し入れは機能しているようです。ただ、いつも連動している訳ではなく、レバーを上下させても鍵爪が出てこないということもあるようで、何かで引っ張り出さないといけないという状態の時もあります。こういった症状の場合、一般的にはロックレバーの軸が折れたりしているという不具合はなく、鍵本体のロックケースに問題があると考えた方がいいでしょう。鍵爪は小さなバネでアクションするように出来ていて、レバーを操作することで、バネの力で飛び出してきます。それが弱くなっているか、又は欠損しているかというトラブルで、鍵が掛けづらくなるということが起こります。ただ、こうして動いているうちはいいのですが、鍵爪が動かなくなるという状況になると大変です。鍵が掛けられなくなると防犯的に心配ですし、鍵が掛かったまま動かなくなると、掃出しサッシから外に出られないという問題も発生します。まだ大丈夫とお客様は考えていらっしゃるかも知れませんが、急にそうなってしまったらすぐに対応するのは難しいのです。新型コロナやウクライナ危機で、海外からの納期が掛かる傾向は続くと思いますから、生活に係わる問題は早めに相談するようにして下さい。部品交換の際は、掃出し窓の状況確認や可能であればその場で調整も出来るかも知れませんので・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月04日
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今日、注文していたクイックセット(Kwikset)社のドアレバーやデッドロックが届きました。交換用にオーダーしたのですが、金色のドアレバーが入った箱にマイクロバーン(Microban)のシールが張られています。マイクロバーンは、銀イオンを利用した抗菌技術で、細菌やバクテリアの繁殖や臭いを抑えてくれるというスグレモノです。そういう仕様のものを製造するというアナウンスは目にしていましたが、実際にそれが届いたのは初めてでした。空気中の細菌も全て死滅させるというようなものではなく、ドアノブ等に付着した菌だけを抑制するというものですので、人間に必要な常在細菌まで殺してしまうということもないですから、その点では安心かも知れません。私は、有用細菌までなくしてしまうようなものを使うことは、人間の暮らしには有害だと思っていますから、この程度のものを利用することは社会には必要な気がします。特に、新型コロナの蔓延が社会問題化している世界では、アルコールでいちいち手を消毒して、手の皮膚が荒れてしまうという問題もありますから、何気に抗菌してくれるというのは有難いですね。これからはこういう商品が家づくりでも流行ってくるとは思いますが、こういうことが気になる人やそろそろ新しいものに交換したいという方には持ってこいかも知れませんよ。だって、毎日家中のドアノブを消毒して回るなんてことは、まず不可能に近いですもんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月03日
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福岡のお客様からミルガード(Milgard)製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)用ハンドルセットを購入したいというご相談を頂きました。ドアに内蔵されているロックケース自体には問題がないということで、ドア内外に取り付けられているハンドルセットのみをご希望です。写真を見てもハンドル自体に問題はなさそうな気もしますが、もしかしたらハンドルにグラつきがあったり、表面のプラスチックが割れてきたりしているのかも知れません。現在、このデザインのハンドルは、廃番になっているのですが、新しいデザインのハンドルは入手可能です。当然、取付け穴の位置や大きさも同じですから、ハンドルが新しくなっても取付けの際に加工や調整をする必要はありません。ミルガードのハンドルもそうですが、ハンドルはいくつかの部品が組み合わさって1つのハンドルが出来ています。そこには固定用のビスも使われていますから、重いドアを何度も開閉させる間にビス等が緩んでくることがあります。それを放置したまま使い続けていると、そのうち取付け部分に負担が掛かってハンドルが割れてきたり、外れてしまったりといったトラブルも生じます。また、ドアの水平・垂直や高さといったものが適切でない状態では、ロックの鍵爪(ロックラッチ)が掛からなくなったり、ドアの開閉が重くなったりしますから、それが原因で破損することもしばしばです。輸入住宅に限らず、建物は専門家に調整・メンテナンスを定期的にして頂いて、正常な状態で暮らして頂くことをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月02日
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昨日、清須市の輸入住宅で玄関ドアの防犯リフォームを行ってきました。今までは、輸入のデッドロックと国産のデッドロックの2つが付いていたのですが、輸入のデッドロックに付いているキーシリンダーが破損してしまいました。そこでキーシリンダーを交換することになったのですが、防犯性を更に高める為にディンプルキーのシリンダーへ交換することになりました。ただ、これをサイズの違う国産のデッドロックにも使うということは出来ません。(ですから、通常の鍵山のあるキーで開閉する形です)それだと鍵穴にマイナスドライバーを無理矢理入れてシリンダーを壊して鍵を開けてしまうという泥棒には対処出来ませんから、この際もう1個輸入のデッドロックを施工して、そこにディンプルキーシリンダーを装着してはどうかということになりました。この場合、ディンプルキーシリンダーを同じ仕様にして、同一キーで2つの鍵を開けられるということが可能になります。これだと、いちいち違うキーを2つ用意して1つずつ鍵を開けるという面倒が必要なくなり、便利ですよね。更に、ディンプルキーシリンダーを装着したデッドロックには、ドアの隙間を隠す為のステンレス製の分厚いガードプレートも取付けました。これで殆どの泥棒や空き巣は玄関からの侵入を諦めるでしょうし、万一玄関ドアのステンドグラスを割って室内側の内鍵を回そうとしても、ドアの下の位置に取り付けた輸入のデッドロックには手が届かないという対策も可能となりました。取付けした商品そのものの防犯性も大切ですが、物理的・身体的にも侵入が難しいという状態にすることも空き巣被害を未然に防ぐ方策なのです。勿論、防犯対策に絶対安全はありませんが、出来るだけ侵入に時間や手間が掛かる状況を作り出すということが、重要だと思います。因みに、こうした防犯対策だけでなく、ドアヒンジの交換やドアの建て起こしの調整も同時に行って、調子よく開閉出来る状態に戻してあげました。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月01日
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