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三重県のお客様から、フランス製の古いオーブンレンジの修理についてお問い合わせを頂きました。こちらの写真がそうですが、メーカーは有名なロジェールです。お客様からは品番の案内は頂いておりませんが、形状からするとRCG-622ではないかと思われます。耐熱ガラスのフタが付いたレトロで美しいコンロですが、長年の使用で相当錆が出ていることと、点火プラグを覆っている碍子(陶器)が割れてしまっているようです。スイッチをひねると通電はしているようで、カチカチとスパーク音がするようですが、点火自体はしていないとのことでした。点火プラグ自体は日本に交換部品は存在しませんので、もしプラグの異常・不具合であれば修理のしようはありません。ただ、こういうケースでも内部の配線をメンテナンスして復活出来たことが以前にもありましたので、半分半分の可能性でもしかしたら直せるかも知れません。現状では写真をお送り頂いただけの状況ですから、修理可能と判断するには時期尚早ではありますが、何事もトライしてみないと結果は出ないものです。もしダメでも出張費や作業代は掛かってしまいますが、そこに賭けてみるかどうかはお客様次第。日本ではもう売られていない製品ですから、お客様の愛着や思い入れがどのくらいあるかでご判断を頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月18日
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兵庫県のお客様からフランス製ロジェールのコンロを修理出来ないかとの相談を頂きました。昔、東京ガスの子会社が輸入して販売をしていたのですが、消防法の改正で随分前に自動消火装置のない機器の販売が出来なくなりました。フランス製らしく、デザインは優雅でシンプルそのもの。耐熱ガラスのフタも付いているのが、本当に格好いいですよね。でも、販売停止から長い時間が経っていますから、交換部品のストックもなく修理も部品交換を伴わないものだけしか出来ません。今回のお客様は、4つある口のうちの1つが自動点火しなくなり、チャッカマンで火を付けている状態だそうで、それが直らないかということでした。他の口は、スイッチをひねるとカチカチと音がして着火するようですが、1つだけが音はすれども着火しないという状況です。地元の大阪ガスの人間に、部品は既に入手不可だけれど直せないかと連絡して来てもらったそうですが、コンロに触りもしないで部品がないから直せないと言って、国産のコンロに買い替えて下さいと出張費の請求書を置いて帰ってしまったそうです。それならわざわざ来なくても、電話のやりとりだけで終わっただろうにとお客様も憤ってしまったとのこと。こういう状況からすると、リレー部品は問題なく、その先の配線か点火プラグの問題という気がします。また、状況を見てみないとはっきりしませんが、バーナーヘッドの詰まりや汚れなども確認しなければなりません。現地で状況チェックを行って補修・清掃作業で直れば越したことはないのですが、部品の問題で修理不能と判断される可能性もあります。私たちも絶対に直せるという保障が出来ない状況ですから、無理に出張修理をお勧めすることは出来ません。ただ、直る可能性がないとも言えないので、後はお客様にご判断をして頂く以外にはないですね。まあ、最後はチャッカマンで火を付けて頂くことでも対処出来る訳ですから、ダメ元でやってみるか、そのまま使い続けるか、どちらでもいいとは思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年11月10日
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昨日、大津のお客様の処に伺って、ロジェールのレンジコンロ TS-40の状況調査及びメンテナンスを行ってきました。配線やガス等の状況を把握する為には、機器を覆っている黒いカバーを外す必要がありますので、ゴトクやバーナー、スイッチのツマミ等を全て外しました。ただ、コンロを固定している部品は、殆どが隠れた場所にありますし、ビスといったものも錆びたり劣化したりしていましたから、ここまでするのに相当時間が掛かりました。一見すると点火プラグや配線には問題がないように見えましたが、点火を制御するリレーターミナルが焼けて一部溶けている状態でした。この状態では、いくら点火プラグを磨いたり、配線を新しいものに交換したりしても、肝心の心臓部がいかれていますから、点火スパークの復旧は不可能です。勿論、リレー部品を調達出来れば、点火プラグ等も一緒に調達して修理は出来ると思いますが、そうした部品は国内では手に入らない状況です。ですから、火が立ち消えするという問題だけに焦点を集中して、吹きこぼれ等の清掃やガスの噴出口の詰まりのチェック、錆びたバーナーヘッドの穴の復旧や錆びや汚れの除去を行いました。部品がない状態ですから、完璧な復旧が出来た訳ではありませんが、バーナーヘッドの周囲の穴からはきれいに青白い火が出てくるようになりましたし、コンロ自体やその周囲もきれいにすることが出来ました。構造的には比較的簡単なものですから、自動点火といった機能を除けばもう少し長くお使い頂けるように思います。ただ、吹きこぼしなどで、バーナーの穴が塞がれてしまったりすると、ガスが違う処から出て他の部品を火で焼いてしまう恐れはありますから、こまめな掃除は続けていって欲しいと思います。勿論、メンテナンスに伺った際には、私たちの仕事のやり方をお客様にもご覧頂き、道具や材料といったものもレクチャーさせて頂きました。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年10月08日
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大津のお客様からロジェール社製キッチンレンジ TS-40の修理をお願いしたいというご相談を頂きました。火災防止装置の設置が義務化されて、それに対応しない輸入のレンジが根こそぎ販売中止に追い込まれてから、既に10年近く経って久しいコンロですが、未だにロジェールのファンは多く、使い続けている人は非常に多くいらっしゃいます。今回のお客様もそういう人の一人なんですが、ノブを回しても点火しない状態で、チャッカマンを使って火を付けているそうです。また、最近ガスの調子も悪いらしく、火が付いても途中で消えてしまうことがあるそうで、そういったことをどうにかしたいというご相談でした。予め私の方からは、修理用の交換部品は国内では手に入らないことや、見てみないと修理の可否も判断出来ない旨お伝えしました。勿論、愛知県から滋賀県まで出張しなければなりませんから、交通費や1日潰れてしまうことでの日当も必要となります。状況からすれば、国産の新しいものに交換した方が余分な手間や費用も掛からずいいように思いますが、思い入れの強いロジェールが本当に修理出来ないのかどうかの最後の判断が欲しいということでした。点火プラグやトランスといった箇所の故障であれば、私たちも手の施しようがありませんが、一度カバーを開けて調査と清掃を実施しようと思います。ダメ元になるかも知れないということを覚悟頂いた上で、お邪魔するのはちょっと気持ちが引っ掛かりますが、誰も相談に乗ってくれないので困っているというお客様の気持ちを汲んで、トライしに行ってきます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年10月03日
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お客様からロジェール製ガスオーブン付きレンジ RCG-622 のバーナーヘッドが火で欠損しているので調達出来ないかというご相談を頂きました。こちらのレンジは、如何にもフランス製のデザインという感じで可愛らしいのですが、何年か前に日本の防火規定の変更で製造が出来なくなってしまいました。既に販売されたレンジについては、使用を制限されるものではない為未だに多くのファンであるお客様によって使われている状況です。ただ、突然の製造中止から随分長い時間が経っていますから、交換部品は既になくなっているのが現状です。今回、コンロの上にある4つのバーナー全てでバーナーヘッドと呼ばれるフタ部品が欠損している状態で、これでは思うように炎が出ないかも知れません。こういう場合、他の汎用のバーナーヘッドを海外から調達して、ロジェールのレンジに使ってみるという方法も考えられますが、調達前に形や大きさが合うかどうかをお客様で判断頂くことが必要です。正規のものでない以上、代替のこの部材が使えますと私たちが言える立場にはありませんし、実際のものに適合するかどうかはお客様にチェック頂く以外方法がありません。ただ、こうしてご相談に親身に回答を差し上げても、お名前以外の連絡先の詳細を知らせてこないお客様が最近多いのは、礼儀や常識という点でちょっと淋しいものがありますね。個人情報が取り沙汰されるばかりの日本で、家庭や社会教育は大丈夫なの・・?(因みに、アメリカのメーカーサイトでは、問い合わせの際に住所や電話番号等を記入しないと受付すらしてもらえません)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月19日
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昨日、春日井市のお客様の処に伺って、久々にロジェール(ROSIÈRES)製コンロを修理してきました。国内に交換用部品の在庫もなく、ほぼ修理は不可能な状況になりつつありますが、何とか直したいという要望を頂き、詳しい状況を聞きました。キッチンコンロは、TDS-64という型番のもので、ガスオーブンは付いていないが、ゴトクの上の耐熱ガラスのフタが付いたおしゃれなコンロです。通常は点火プラグの上でスパークしてガスに火が着くのですが、写真のようにプラグの下の場所でミスファイアしてしまい、ガスに火が着かないという不具合でした。この場合、スイッチを操作すれば、電気が来るということですから、点火に関する大まかなシステムは機能していると考えて宜しいでしょう。あとは、どうして変な処でスパークしてしまうのかという問題です。お客様にはダメ元で調査を行って、原因を確認の上部品交換をしないで直せるということなら修理をしますというお話をしました。勿論、修理不可となる確率が高く、安易に期待を持たせることはよくないですから、修理が出来ようが出来まいが出張調査の費用は掛かりますので、その点を了解頂けますかと相談させて頂きました。そして、考え得る限りの道具と材料を準備して、お客様の元にお伺いしました。まずはスパークの状態を確認しないといけませんから、コンロを分解して電気配線やガス配管を露出させました。そのうえで、ミスファイアする場所や原因を考えて、そういったことを順番に解決していった結果、見事全ての口で点火が正常にされることを確認しました。部品交換なしで無事に修理出来たのは、点火の際の「カチカチ」というスパーク音が鳴ったということが大きかったと思います。点火プラグの部品はありませんが、プラグまで電気が来ているだろうと推測出来る状況だったから、出張点検を決意しました。全ての修理案件でうまく修理が出来る訳ではありませんが、構造が比較的簡単なロジェール製コンロですから、皆さんのおうちのものも、もしかしたら直せるかも知れませんよ。但し、淡い期待は禁物ですから、その点はご注意を!輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年04月04日
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この1週間、ロジェール(Rosieres)製のオーブンレンジのコンロ部品について、いくつもご相談を頂きました。ロジェールと言えば、フランス製の可愛らしいキッチン・レンジですが、防火規制の為に輸入・販売がされなくなって随分時間が経っています。でも、あの特徴的なデザインから、今でも多くの輸入住宅で使われているのが現状です。ただ、アフターサービスも既に終了した状況で、交換部品も手に入りません。そこで、多くの皆さんが私が以前書いたブログ記事をご覧になって、部品が手に入らないかご相談をして頂きます。今回何件もご相談頂いたのは、コンロのガスバーナーの上に載せてある鉄製のバーナーキャップの調達です。恐らく煮こぼれ等が原因でフタの上に付いた水分によって、フタが錆びてきてしまったのだと思いますが、その錆がひどくなって円形の一部が欠けてしまっているものもあるようです。純正品は国内にないようですが、もしかしたら交換が出来るかも知れない汎用のバーナーキャップを探して、そういったものをご案内出来るかも知れません。ただ、私共の方にはコンロの実物がありませんから、お客様の方でそれがご自宅のものに適合するかどうかはご判断頂く必要があります。うまく使えるようならいいのですが、難しい場合は同じ形状のものを金属加工して新しく作る必要がありますから、費用は結構掛かると思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年12月30日
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こちらの写真は、ガスが消えてしまうロジェール製レンジのゴトクを外した様子です。バーナー部分が随分汚れているようですが、長年お使いということであれば、ある程度は仕方ないですね。お客様曰く、点火スイッチを回すとカチカチ言って火花も散るようですが、火が付いても暫くすると消えてしまうとのこと。ですから、点火プラグの問題ではなさそうですので、プラグの交換は必要ないと思います。現在、修理用の交換部品は、国内には全くないという状況のようですから、プラグを含めて部品交換が必要な修理・メンテナンスはほぼ不可能です。今回のケースは、頂いた内容からするとコンロ周りの掃除等で何とかなるような気もしますが、実際にやってみないと分かりません。お客様には、ダメ元になるかも知れないということで予めご諒解を頂いた上で、来週にでも調整にお伺いさせて頂きます。ロジェールのレンジやオーブンについては、毎週のようにお問い合わせを頂きますが、上記の状況故にメンテナンス出来るかどうかは半分運次第といった感じです。それでもロジェールを使い続けたいというファンの気持ちも分かりますから、状況によって何とかなりそうという場合は、微力ですがお手伝いさせて頂こうと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月14日
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レンジ・ノブの台座に記載された温度表示が消えてしまって、新しいノブに交換したいというお客様がいらっしゃるという記事を書きましたが、その交換用ノブが届きました。フランス製らしいお洒落なデザインでしょ。小さなパーツですが、これがないとオーブンの正確な温度が分かりません。勿論、オーブンの温度表示以外に複数のノブが付けられていますが、今回必要なのはこれだけです。既に生産中止されたロジェールのガス・オーブンレンジですが、いつまで部品が手に入るでしょうか。それが問題です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: 大切に長く使う (2016年3月14日)
2016年03月22日
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未だに絶大な人気のあるフランス ロジェール社製オーブンレンジ、RCG622-RB。今回、このオーブンレンジの温度調節の目盛表示が消えてしまったので新しいノブに交換出来ないかとのお問い合わせ頂きました。写真をご覧頂くと分かりますが、右のノブ(タイマー)の台座には数字の表示が付いているのに、左のノブ(温度調節)の台座は真っ白で何も表示がありません。元々、温度を表す数字が並んでいたはずですが、お使い頂いているうちに剥がれて消えてしまったようです。(これだけでも愛着の深さを感じます)それにしても、スイッチやノブ一つをとっても可愛らしいデザインですね。ただ、このオーブンレンジは、もう何年も前に廃番になっていますから、メンテナンス用の部品もどんどん少なくなってきています。少しでも気になることがあるようなら、早めに部品の調達をご依頼頂くことをお勧めします。だって、いつなくなるか分からないですから。それが、大好きなものを長く使う為の秘訣でもあります。まだ大丈夫と、決して放っておいてはいけませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年03月14日
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今でもマニアには絶大な人気のあるフランス製オーブン・レンジ、ロジェール。でも、もう何年も前に消防法の関係で販売中止に追い込まれてから、補修部品の供給も順次なくなってきています。ロジェールには可愛らしい耐熱ガラスのフタが付いていたのですが、このガラスのフタも在庫がないといった状況です。さて、今回ご相談頂いたのは、ロジェールの火力調整つまみの一部が破損してしまったというものでした。送って頂いた写真で破損箇所の確認し、部品会社に供給の可否を問い合わせした処、運よくこの部品はまだ在庫があるということでした。価格はどうしても割高になってしまいますが、部品があるというだけで素晴らしいことだと思います。美しいキッチン・レンジですから、是非これからも大切に使っていってもらいたいものですね。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年01月27日
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10年程前に生産が中止された、フランスのロジェール社製ガスコンロ。消防法の関係で、センサーの付いていないコンロの製造・販売が出来なくなったせいで、それに対応しないロジェールのコンロが国内から消えたのでした。でも、ロジェールのコンロは、デザインがおしゃれで今でも人気があるようです。そんなロジェールのコンロなんですが、GS40RBという古いコンロのガラス蓋を割ってしまったというお客様から修理のご相談を頂きました。そう、ロジェールのコンロの奥の方には、ヒンジに取り付けられた耐熱ガラスの可愛らしいフタが付いているんです。そこで修理部品を在庫しているサービスセンターにフタの在庫状況を確認してみました処、既にガラスのフタのストックはなくなっていてフランスでも既にこの製品のアフターサービスはしていないとのこと。交換用部品として残っているものもあるようですが、ものによっては今回のように在庫がないものも多くなってきているようですから、輸入住宅でロジェールをお使いの方はご注意下さい。調子が悪くなってきた場合は、部品の確保や交換を早めに相談するようにして下さいね。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年11月29日
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先日、山梨県在住のアメリカ人の方から、家を計画しているのだけれどお願いしている輸入住宅メーカーでは、輸入家電の注文を受け付けてもらえないので、ホームメイドで調達出来ないかという問い合わせを頂きました。何でもフリースタンディング・タイプ(一体据え置き型)の電気式オーブンレンジとキャビネット組み込み型の電子レンジが欲しいらしい。どちらも数百~1,000ドルの値段から購入出来るものなんですが、重量物である上に大きさも結構なものになりますから、メーカー~現地代理店~出荷港~入荷港~現場という経路でそれぞれ運賃(送料)が発生しますし、現地の手数料や梱包料、通関費、関税、消費税といった諸掛りも必要です。そういった意味で、現地価格よりもそういう費用の方が大きいと言えますから、その点の理解がなくては調達が出来ません。あと、名古屋を含めた西日本では問題ないのですが、電気の周波数が山梨(東日本)では50Hzなので、北米の周波数とは異なります。日本の家電だと、両方の周波数に対応するものが多いのですが、アメリカやカナダのものはそうではありません。その点についてお客様に英語で確認した処、知り合いのアメリカ人の大工さんは、時計が狂うくらいで問題なく使えると言っているから大丈夫という返事がありました。いや~、ほんとに大丈夫なんだろうか?と思いつつも、取り敢えず見積をお出しするようにしました。それにしても、欧米の人たちは大雑把というか、大胆というか、チャレンジャーですねぇ(笑)こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年09月27日
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1960年代を思わせるレトロなデザインの冷蔵庫。でも、この冷蔵庫はアンティークではありません。こんなかわいい冷蔵庫がアメリカで製造されているんですねぇ。色のバリエーションも、赤だけではありません。ミント・ブルーやダーク・グレーもあるんですよ。あと、この冷蔵庫をよ~く見て下さい。何とビールサーバーの蛇口がフロント・ドアに付いているではないですか。冷蔵庫の中でキンキンに冷えた生ビールが出てくることを想像してみて下さい。メチャ、楽しいですよね。友達をたくさん呼んで自宅でパーティをやる時、こんな冷蔵庫が家に置いてあったらみんなビックリするでしょうね。あと、ダイナーのようなお店にこの冷蔵庫が置いてあると、格好いいじゃないですか。でも、こんなのが家にあると、絶対たくさん飲んじゃいますよね。因みに、ビア・サーバーの付いているドアを開けると、炭酸ガスのボンベと生ビールの樽が置ける大きなスペースが明いています。つまり、それ以外の食品は、上のドアの部分に入れるのが基本です。ビールの方が優先される冷蔵庫って、アメリカンです。リビングの一角やバーカウンターの奥にオブジェとして置いておくのもいいかも知れません。私たちは、輸入住宅と一緒にこんなものも輸入出来ます。こうしたデザインの建築や資材をご希望の方は、ご相談下さい。
2015年05月13日
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先日ご依頼を頂いたロジェール社製コンロ TDS-64の修理に伺って参りました。スパークするのですが、一番大きな口の点火に至らず着火マンで火を付けるという状況は、バーナー部分の部品を交換することで正常な状況になりました。あと、スイッチを押すとスパークするのですが、そのスパークがいつまでも止まらないという不具合については、写真の部分に引っ掛かりが生じていたので、潤滑油等で調整したら取り敢えずうまく作動するようになりました。長年使っていると、部品にも癖が生じてきますから、調整メンテナンスは大切ですね。あと、バーナー部分は、燃えかすや灰が溜まりやすく、それが点火を阻害していることがありますから、普段の掃除をしっかりやって頂くことも大切です。とかくキッチンは、汚れてしまう場所ですから、十分手入れをしてあげて下さいね。それにしても、レンジの修理やメンテナンスが出来る輸入住宅ビルダーって、誰か他にいるんでしょうかねぇ?家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2014年12月16日
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先日、とあるお客さんからカナダの洗濯&乾燥機を入れたので排気用のダクト配管を取付け出来ないかという依頼があった。国産のドラム式洗濯乾燥機だと1台で両方の機能が付いているのが普通なんだが、北米のものは洗濯と乾燥、それぞれ1台ずつ担当するのが一般的だ。まあ、どっちかの機能がおかしくなっても、国産のものは高い価格で交換しなきゃいけないんだけど、別々に分かれている分価格は安いし、壊れた方だけ交換すればいいから、経済的ではある。でも、こんなに大きなものが2つ並んでいると、クロ-ゼット1つ潰さなきゃいけなくなる。(デザインはまあまあだね)掛け布団や毛布など、全て自分のところで洗う習慣のカナダやアメリカだと、こんなに大きなものが欲しいんだろうね。それにあちらでは外に干せないからね。排気については、国産のものは湿気った空気を水に戻して洗濯排水の管に出してしまう方法(水冷式)があるようだが、北米の乾燥機はダクト排気。どっちがいいかは分かりませんが、北米のものの方が構造はシンプルだろうね。何れにしても、こういう依頼が来るっていうのは、輸入家電を施工しているホームメイドだからなんだろうなぁ。
2013年03月16日
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