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最近、なぜか外資系企業の採用をお手伝いするケースが増えています。一般的に外資系と言うと完全実力主義チームではなく、個人主義良くも悪くもドライでクールな社風人の出入りが激しい会社へのロイヤリティ(忠誠心)が低いなどと見られがちですが、少なくともボクのクライアントにはそういうところをほとんど感じません。先日からお付き合いが始まった会社も、非常にグローバルで大きな組織ですが、中にいる人たちはとてもフレンドリーかつ生き生きしています。そしてクレバー。彼らに共通するものは、「目標に対しての厳しい努力」です。仲良しクラブではなく、常に高い向上心を持ち、やる気がない人や努力の足らない人は置いていかれます。結果的にそういう人は辞めて行きますから、人の出入りが激しいということにもつながるのでしょうか。ただ、それ自体は会社にとっても個人にとっても幸せなことで、違う考えを持っていながら仕事を続けていくのは苦痛でしょう。ちなみに、彼らが必ず口にすることは全社員が会社のビジョン・ミッションを共有する高い向上心を持っている常に情熱を持って業務にあたる決してクール&ドライではなく、熱いハートが必要だと言うのです。外資系だと言っても別に社内共通語が英語だというわけではありません。(一部そういう会社もありますけどね)そして他人のことに気を使わず、自分のことだけを考えていると言うことも当てはまりません。今回のお取引先は、社員の様々な評価について多面的に行なっています。営業とは違い、目に見える業務上の結果が出にくい部署においても、数値的評価を下しています。この仕組みはイケてますね。業界未経験でも可です。まさにその通りで、未経験でも向上心があり教育を与えれば、比較的早く戦力化できます。最近、コスト削減のために何でもかんでもアウトソーシングしている会社がありますが、果たしてそれでいいのかという議論をもっと突き詰めるべきですね。(かく言うボクもアウトソーサーの1人ですが・・・)力を入れるべきところは一体ドコなのか?そういった問題発見能力の高い人たちが多く働いているクライアントです。皆さんは「外資系」だという理由だけで敬遠していませんか?たくさん良い会社があります。まずは説明を聞いたりして心の準備をしておいてくださいね!
May 27, 2006
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今月はGW明けから全国行脚です。昨日は博多でしたが、東京の就活生と比べて大きく違いを感じています。大人しい行儀が良い素直すれてない本気度が低い考えが甘い地元に執着これは、博多に限らず、東京以外のところでは皆似たり寄ったりです。大阪という大都市でも程度の差こそあれ似たようなものですね。というわけで、ボクらはある程度の「地方基準」でハードルの高さを変えています。東京以外のエリアでは、少しハードルを下げているということですね。これはどの企業もそうしているわけではありませんが、少なくとも同じ就活生でありながら「中央と地方の格差」はここにもあるんだと言うことなのです。この差はどこから来るかと言えば、やはり環境の違いですね。東京には多くの上場企業・人気企業の本社が集中しています。また、学生もたくさんいるわけで、就活情報やイベントなど非常に多くの情報源もあるのです。また、大学も少子化を乗り切るためにキャリアセンターなどを充実させて、就職支援に力を入れています。こういった背景から、首都圏エリアの就活生は「就活慣れ」をしているんですね。ただ、この就活慣れ、果たしてすべていいことなのでしょうか?博多の学生と触れ合っていると、就活成功のためにテクニックを磨く首都圏学生よりも人間的な魅力を感じたりするのです。「受け答えはイマイチだけど、なんかいいんだよねぇ・・・」こういう会話が面接官の間で交わされています。これは他のエリアでも同様です。大阪はさすがに大都市圏なので、就活慣れしつつ関西のこだわりを持つって感じでちょっと違いますけどね。一番の違いは「マナーのよさ」これは、地方だと年配の方との同居も多いせいかもしれませんが、例えば飲み物を出したりすると良くわかります。東京では、ペットボトルを配ると、2割くらいの学生が飲み残した上にボトルをテーブルの上に放置して帰ります。ところが博多では2日間延べ250人くらいの就活生とお会いして、なんとテーブルの上に残ったペットボトルは3本だけでした。面接などでのやりとりがどれだけ良くても、そういうところでボロが出るのではダメ。面接の良さがうそ臭くなりますよね。遅刻者も圧倒的に少ないですし、遅刻した時の申し訳なさそうな態度も地方の就活生の方が好感度高し。のんびりした就活生が多い地方なので、就職する事に対する本気度や就活準備が足りないのも特徴です。出てくる質問も「希望勤務地はどれだけ希望通りになるのか?」とか、「転勤はどのくらいの頻度なのか?」など、地元に残りたい光線バリバリですが、まあわからなくもないですね。良くも悪くも本音の就活生が多いので、判断に悩むケースは少なく、面接官としてはやりやすくもあるのが地方です。平気で愚痴言ったり、自分の欠点をベラベラ言うもんね(^_^;)どの学生がいいとか悪いという話ではありませんが、結局は本質の勝負で、就活テクニックなんて味付けに過ぎないんだと言う事は知って欲しいですね。さて本日は東京面接。昨日との差が大きく出るから頭もリセットしなくては!
May 22, 2006
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世の中にはいろいろな会社があります。転職者と面接をしていて、退職理由を必ず聞きますが、そりゃもうとんでもない労働条件の会社が山ほどあります。そういう会社の上司は、きっとそこを生き残ったから今があるのでしょうが、「よくぞ、続いているもんだ!」と思うくらいの会社が存在するんですよね。新入社員ももう少しで入社1ヶ月。どんな気持ちで働いているのでしょうか?電車の中とかカフェでの会話でも、新入社員らしき人たちがよく大きな声で会社の話をしています。聞きたくなくても聞こえちゃうので、仕事柄聞いてますが、不満や批判はあまり公共の場でしない方がいいと思うくらいすごい話のオンパレード。それにしても「労働条件が話と違う!」というのは詐欺に近い話ですよね。でもそういう事が多いようです。残業が思ったより多いなんてことは当たり前ですが、給料的なこととかその他条件が大きく違うと困りますよね。「人間、我慢が必要だ」とは良く言われます。今まで学生として守られてきた人たちが、いきなり社会に飛び出すのですから、今までよりもきついのが当たり前。それを乗り越えられなくては、これからの人生もうまくいきません。でも、働く環境としてどうみても劣悪だったり、会社の進む方向がおかしかったりしたら、これはもう逃げるしかありません。入る前に気がつくべきですが、これがまたうまく隠しながら採用活動するんですよね、こういう会社は!「辞めたい」という新入社員からの相談には、必ず聞くことがあります。今の仕事は「成長へのステップ」か「それとも人生の単なる消耗か」続けていく事で学べる事は何か?あるのか?ただのエスケープなら心を鬼にして「まずは1年頑張れ!」といいます。でも、そうでないなら早く軌道修正しないと時間の無駄になる。ここの判断は難しいので、周りに合わせて勢いで辞めるということは避けるべきです。転職する時に、理由はどうあれ、1年未満の職歴はマイナスです。よほど詳しい採用担当者でなければ、辞めてきた会社の悪評など知る由もありません。それを伝えるために、とくとくと前職の会社の悪口を言う人に対して面接官はあまり良い評価をしないものです。困ったら遠慮なく相談メールを上↑のフォームからください。できる限りの回答を致します。ベストマッチの仕事が一発で見つかる事はなかなかありません。1人で悩まず、信頼できる大人に相談してみてくださいね!
April 23, 2006
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4月に入ってとにかく就活生は面接ラッシュ。そうなるとボクも当然忙しくなります。毎年4000人以上の面接(新卒8割、中途2割)をしていますが、今年は景気が良いのでとにかく採用側の気合が違います。どの会社も良い人が採りたい。求められるスキルの断然トップが「コミュニケーションスキル」です。おしゃべりな人を指すわけではありません。良く話すけど内容がない・伝わらない・うるさいだけ、の人はバツなのです。話したい事が簡潔に、分かりやすく伝えられる言葉のキャッチボールにリズム感がある相手の話をキチンと理解でき、それに正しく答えられるよき話し手であり、聞き手であるということですね。ただ、今年特に気にしているポイントは別にあります。それは誠実さ責任感なのです。最近の企業ではコンプライアンスという言葉が重要視されています。売り上げや利益を上げれば何やってもいいという考えが社員や会社の中にあると「アイフル」のようになってしまいます。やはり「Win to Win」売り手も買い手もハッピーになる。もっと言えば、売り手の中の経営者も従業員もハッピーになる事が大切です。最近の企業事件では、会社ぐるみで悪いケースもあれば、管理体制の不備とか甘さをついた社員の一部の悪いやつが起こした事件もあります。企業ぐるみは言語道断ですが、社員個人によるものは、入り口を強化する事で防げる可能性が高いと思うのです。その入り口とは「採用」となんですよ。と言うわけで、優秀でも倫理的に問題が出てきそうならシャットアウトしなくてはいけません。いかに企業犯罪を起こさないかという基準での採用も大事になってきています。なかなかそこを見抜くスキルは、企業の人事担当者にはあまりないかもしれません。ボクたちプロ面接官でも難しいですね。ただ、普段の日常会話や行動をしばらく観察していくと見えてくるものがあります。人をねたまない、うらやまない良いものを良い、きれいなものをきれいとほめられる表と裏が無い人は少ないが、あまりに差がある人はダメ人の意見を素直に聞ける、受け入れられる大小に関わらず、成功体験がある他人の成功に拍手を送る事ができるこんな基準で見ていくと、人間として素晴らしいかどうかが見えてきますね。新卒はともかく、中途採用となるとなかなか人間は変われないものです。人手が足らないからと言って、怪しい人材を採用してはアウトですヨ!今年の新人たちへ。高い理念としっかりした目標を持って進みましょう。人と人との出会いを大切にして、誠実に生きていきましょう。きっと道は開けます。
April 17, 2006
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毎日面接していると、どうも気になる言葉遣いがあります。例えば「○○と思い、・・・・」という時に、しばしば学生たちのアクセントは「い」のところにきているのです。ボクの中の常識では「おもい」の「お」のところに来るんですけどね。そういうのありませんか?すごく多いんですよ。その他には「○○になります。」(お店とかのアルバイトも言いますね)と言う時の「す」にアクセントが来ています。ボクらはやっぱり「ま」にアクセント来ませんか?日本語が変わってきているのか、ボクの認識が元々違っていたのか・・・。もちろん「ボク的には」「ワタシ的には」というのはしょっちゅうですけどね。これがおかしい言い方だということさえほとんど就活生は知らないようです。先日朝のテレビを見ていたら、フジテレビの高島アナも言ってたからなぁ。「ワタシ的には・・・・」ってね。これじゃそうなるわ。公共放送くらいはちゃんと日本語を使って欲しいものです。ただ、時代の流れで誤用が正しい使い方に変わるものもあります。例えば「一生懸命」正しくは「一所懸命」で、武士の時代に土地を命がけで守るというような意味でした。それを使い間違えたのですが、今ではこちらの方が使いやすい感じですよね。皆さんのまわりではどうでしょうか?あ、そういえば、娘がやりとりしているハワイアンギャルたちの英文は、そりゃあもう面白い英文ですよ。「YOU」=「U」だったりね。ベンキョーになります・・・・。
April 9, 2006
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昨日は北海道、今日は大阪で面接です。小さな日本なのに、雪国から桜満開まで、沖縄は何と海開き?!とても楽しめる日本です。世界中からYOKOSO、JAPAN!ですね。さて今日は『しぐさ』=仕草の話。とにかく今朝は肩と首がこっています。つらい。グループディスカッションの面接をしながら時々首を左右に曲げてました。すると、発言中の女子大生がふと不安な表情に・・・。アッ!「ゴメン、君の発言に首をかしげてるんじゃないんだよ。」と心の中で謝りました。きっと否定されたように思ったのでしょう。違うんだよこのように、仕草って本当に大切です。アメリカでは例えば警察に止められて、ポケットにでも手を入れようとしたら撃たれたりする可能性もあるそうです。完全にホールドアップが安全ですよね。拳銃持ってるって思われるらしい。タクシーの手前で頭をかいたら止まっちゃった事もあります。昔の中国のことわざで「李下に冠を正さず」というのがありますよね。「李」というのは「すもも」のことです。すももがなっている木の下で、自分の頭の上にある冠を直そうとしていると、たとえそれが本当にそうだとしても、外から見た人は「あ、すもも泥棒だ!」と思う可能性がある。疑わしい行為をしないように、という戒めです。面接官と就活生では、圧倒的に力関係が違います。面接官はさして気にしない事でも、就活生はすごく気にしてみています。だからうかつな行動や言動はできません。「今後ともよろしくお願いします」なんて、軽くお別れの挨拶をしても、就活生は「あの言い方からすると、次もあるな!」と勝手に喜んだり。逆に、「あの学生には言ってたけど、ボクには言ってくれない。ダメか・・・。」とかね。午後からもたくさんの学生がやってきます。明るく楽しく元気にディスカッションしてもらえるよう、こちらも元気でやらなくては!首の動きには気をつけながら・・・・。
April 6, 2006
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今朝の朝日新聞1面でアンケート結果が載っていました。予想通り、好景気を背景として5割超の会社が採用を増やす予定です。キーワードは「人数は増やしたいが、採用レベルは落とさない」人数を確保したいのはやまやまですが、人数あわせの為にレベルを落としてまで採用しないということです。就活生2007にとって、確かにチャンスではありますが、楽観視すると痛い目にあう可能性も高いのです。採用手段は各社それぞれですが、重視する能力は非常に似たところがあります。順位別に表すと、■コミュニケーション能力 (76社)■行動力 (56社)■熱意 (41社)■人柄 (32社)■責任感 (19社)■協調性 (12社)こんなデータでしたね。よく就活生が気にしている「学生時代にやってきた(頑張った)こと」を重視しているのは100社中8社しかありません。成績や語学等に関してはなんとゼロ!!その他では「論理的思考能力」を問う会社も増えています。最近では、人気企業を中心にエントリーシート等の書類審査で足切りをする会社も多いのですが、その弊害を感じ始めたのか、損保ジャパンやキヤノンのように「全員と必ず面接する」という会社も出始めました。正しい選択だと思います。毎日面接をしていて、「コミュニケーション能力」の低さに驚きます。また、「よくしゃべる」ことが能力だと勘違いする学生も多いのです。いかに場を読み、言葉のキャッチボールが気持ちよくできるかというのがポイントです。メールで素晴らしいやりとりができていた学生と実際にあったとき、意外に話ができないケースも多々あります。メール全盛の時代でも、やはりたくさんの人とリアルに交流することが大切です。それも幅広い年代と触れ合ってきた人は強いですね。最近「いいな!」と思った学生にアルバイトを聞いてみると、やはり接客系が多いですね。○ ⇒ 居酒屋ホール系、ファストフード販売系、店頭キャンペーン系牛角あたりのアルバイト経験者はなかなか明るくて笑顔もいいですね。スターバックスもいいです。コンビニ系はそれほど明るさを感じません。やはり業態とか店の理念・教育体系などによると思います。先日のニュースでは、今春入社の社員が足らない!という話がありました。流通系(スーパーやコンビニなど)が厳しいそうです。予定の半分くらいの会社もあるとか。どうしても「土日が仕事」とか「転勤が多い」というような部分がクローズアップされてしまうのでしょうか。さて、就活生の皆さん。こういう時代だからといって努力を怠ると、相当に差が出ます。後悔しないよう、すべてに全力を尽くして頑張ってください。企業側も必死です。全力です。情熱があります。皆さんにはありますか??
March 20, 2006
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今日も朝から、ある上場企業の説明会を担当していました。10時開始なのに、時間が過ぎてからも続々と学生がやってきます。その数10名。全部で100人弱ですが、その1割くらいが遅刻なのです。ボクのセミナーに勉強しにくる就活生には口をすっぱくして言っています。「絶対に遅れるな!何があっても間に合え!どうしてもダメなら行くな!」なんで平気で遅れて来れるのでしょう。上場企業は心が広いので、「どうぞどうぞ」と入れていますが、内心でボクは煮えくり返っていました。遅れたやつの近くで、休憩中に話を聞いてしまったのですが、「起きたらすでに開始時間過ぎてたよ」だって!こんなやつが一次を通るようではボクが手伝っている意味は無し。絶対に覚えておいてやろうと思ったのです。また、逆にとてつもなく早すぎる人もいます。ジョニーの法則、特に中途採用で有効なことのひとつに「やたらと早く来る人に優秀な人なし」です。遅れるよりは100倍いいのですが、それにしても受付時間が決まっているのに1時間以上前に来てしまうのはどうかと思うのです。「場の空気を読めない人」こういう評価が下されるのが、この「早すぎる人」なんですよね。会場の近くまで早く来る事はとてもいいことですが、あとはさりげなく受付をチェックして、時間がくるまではカフェかなんかで時間をつぶすのが「デキるビジネスマン」ですよ。就活生の場合は中途採用ほどひどくないですが、それでもやたらに早い人はやはり優秀とは言えないケースがほとんどです。説明会の最後にアンケートやその他書類の記入をお願いする事が多いですが、この「記入する事」もやたらに個人差が激しいですね。あまりに早すぎる人は、よほど適当に書いているか志望度が低いケースが多いですが、基本的に優秀な方は内容をしっかり書いた上に提出も早い。逆に、100人もいて最後の数人に残る人は、たとえ丁寧に書いたのだとしても評価としては高くありません。仕事が遅いと判断されます。または理解力に乏しいかも。今日も早い人と比べて20分以上遅く出した人がいました。もちろん最後の1人です。よほどジックリ書いたんだろうなと思ってその書類を見てビックリ!!「これ書くために30分以上もかかったの?!?!?!」あまりの内容のなさ&字数の少なさに愕然とします。面接官の視点としては、とても当たる上に簡単な判別法がこういった部分であり、受ける側としてはとにかく気をつけるべきポイントですね。明日から2日間、新宿NSビルというところで就活セミナーをやります。今回のテーマは「ワークシートで自己診断。デキる就活ポイント!」ですが、今日頭に来たことをバシバシ言っちゃうぞ!!それにしても、遅刻した上に質問すんなっての!それは君がいないときにもう話した内容だぜ!!!
March 7, 2006
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今日は朝から2回、グループディスカッション。東京での面接だけど、遠くは山形や岩手など東北から夜行バスで来た女子大生や、関西からわざわざ受けに来た女子大生までいろいろいました。正直言って、そんなに頑張ってきてくれた人たちに「ありがとう」という気持ちで一杯です。何とか通してあげたいと思うのはわかりますよね?!朝9時からの面接に、2時間近くもかけてやってきてくれた学生がたくさんいました。それだけの真剣みがあるからこそ、とても良いディスカッションになって、朝一は全員通しちゃいましたよ。甘く判定したのではなく、それくらい気合が入っている就活生は、やっぱり優秀なんです。午後2時から夜の10時近くまでは、「ジョニーの面接セミナー」です。毎回20名ほどの学生が集まりますが、何と言っても目玉は「全員が模擬面接できちゃいます」企画。せっかく来たのに見ているだけじゃもったいないということで、必ず面接してこっちもチェックした上に、本人へ感想をフィードバックするのです。ほんと至れり尽くせり!?でもね、いつも思うのは「みんな結構優秀ジャン!」ボクのセミナー聞かなくても十分に力があるよって思う就活生が多いのです。突っ込んで欲しいのだろうけど、それほど悪くなくて、無理やり悪いところをホジクリ出してコメントしたりしています。君たちの情熱と努力と根性があれば、きっと道は広がるって!真剣に取り組めば組むほど、何か良い形になって自分に帰ってきます。最後に後悔しないよう、納得のいく自分らしい就活をしてくださいね!何かお悩みの方は、このブログ上部にある「質問フォーム」でドンドン質問してください。」必ず返しますよ!
February 27, 2006
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今日はバレンタインデー。大阪から帰ってくるとたくさんのスィーツがジョニーをお出迎えです。夜遅かったけどSAEや大地も起きて待っててくれました。「パパ、お疲れ様!」って。手紙つきの手作りチョコをたくさん食べてます。ほんのちょっとした気遣いだけど、手作りチョコとか、お疲れ様の一言ですべてが幸せになれる、気持ちよくなれる気がします。今日のテーマは「人間としての基本」です。大阪であるIT企業の説明会を担当しました。160人くらいのエントリーで参加者は100人ちょいです。それが2回。参加率が悪いと思う人もいるかもしれませんが、新卒の説明会はこんなもん。だいたい50%程度のことが多いので、比較的参加率のいい会社です。ボクら採用コンサルは、会場設定も50%くらいを想定しています。逆に70%以上来ちゃったりすると席が足らなかったりしますね。それはいいとして、頭脳が優秀かどうかという前に、人間として基本が出来ているというか、「いいやつ」「まともなやつ」ということがすごく大切だと痛感しています。例えば挨拶。こちらから声をかけてもあまり反応しない人。無表情な人。挨拶をして返してくるけど、目を見ない人。声がやたらと小さい人。逆に妙に声が大きい人。こちらがかける前に、笑顔で「おはようございます」と言ってくる人。さてどれがいいかは皆さんわかりますよね。わかるけどできないのか?マニュアルの本に書いてあるかどうかは関係なくて、人間として挨拶は当たり前のようにできなきゃおかしいでしょ・・・。参加者には全員、ペットボトルのお茶を配っています。皆さんは帰るとき、どうしますか?ボクならもらったものは持って帰ります。たとえ飲み干したとしても。企業側としては、配ったのはこっちの勝手なので、空きボトルを回収するゴミ箱とかは用意するべきですが、どうしても頭にくるのが「飲み残したボトルを置いていっちゃう人」です。飲み残しのお茶は詰め替えて飲むわけにはいきません。捨てるしかないのです。こっちが勝手に出したとはいえ、飲み残したら持って帰るのがマナーですよね。100人くらいいると、そういった飲み残しボトルが20本くらいはあります。それを片付けながら、何か情けない気持ちになるのです。「飲み残しを置いていったやつはチェックして全部落としたいね」実は一番簡単な選考方法かもしれません。以前ある会社(今では急成長して上場しました)で、「お弁当を食べさせよう」という説明会をやりました。学生にとってはラッキーですが、実は選考が入っています。1)食べるマナー2)食べる速さ(営業マンなので早飯が必須とのこと)3)他人との絡み(気遣いなど)4)残さず食べるか?残す場合にどういう行動をとるか?これだけでも結構人間性が出ます。食べるのが汚いと、例えば取引先(この会社は法人営業です)とランチしたときに、とても嫌がられたりします。食べるのが遅いと、他人に合わせられないのでこれまたきつい。他人のごみも一緒に捨ててくれたり、お茶を運んだり、ボクらスタッフを手伝ったりする素敵なヤツがいたりします。残さず食べる。これは今日のお茶に似ています。本人が食べたいかどうかではなく、他人に出されたものをきれいに食べる。女性だとさすがにきついときもあるのですが、そういう時もわざわざ謝りにきて「食べられませんでした。申し訳ございません。」と言ってくる人がたくさんいました。食べたゴミをきれいにまとめて捨てる人。適当な人。本当によく見えた「ランチ選考」でした。さすがに今は参加者も増えてコストがかかりすぎるからやっていませんが、最後のチェックには使えるかもしれませんよね。社会人になってから問題を起こす人は、以外に優秀な人が多い気がします。単に勉学的優秀さだけで人を判断すると、こういった人間としての理性とかマナーとか根本的な何かが欠けていたりすることもしばしば。教師や警察官などの犯罪はこういったタイプの人が引き起こしたりしています。学校では学業を教え、家や社会では人間としての基本を教える。こういったことがちゃんとできる社会にしたいと今日は強く思いました。
February 14, 2006
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先日2日間、ある会社の採用サポートでジョニー&makaniは「リクナビライブ」という就活生のための合同企業説明会に行っておりました。合同説明会 = 略して合説って何かというと、わかり易く言えば「就職屋台村」ってところでしょうか。企業がそれぞれブースに分割されて座り、様々なPOPを貼り付けたり、いろんなグッズや機材を持ち込んでアピールする場所です。同じお金を払うのに、長蛇の列で並ぶ企業と、さっぱり人がやってこない企業があります。ちなみに、ハーブ等の化粧品を作るボクらのクライアントメーカーさんは、北海道に本社があるにも関わらずなかなかの盛況。2日間トータルで500人くらいの学生と面談できました。感謝。とにかくすごい就活生の数。話題の企業には黒山のひとだかりってやつです。企業それぞれに特色を活かした仕掛けがあり、なかなか良いイベントでした。就活生にとっても、単なる企業の説明だけでなく、様々な勉強になるコーナーがあったり、先輩社員との交流コーナーがあったりして、結構楽しめたんじゃないかな?さて事件?はランチタイムに起こりました。例のごとく仲の良い2人は、若手をブースに置いて東京ビッグサイト内のレストランへ向かいます。いつもシェアする2人だから、頼むメニューは絶対に違うものです。今回も当然のごとく2人でお互いに器を交換しながら食べ比べ。でもそのうち、ちょっと周りの視線を感じてしまった・・・・。そうなんです。ボクら2人は参画企業の採用担当者たちなのです。同じ会社の同じ部署の2人が、参画企業のIDを首にぶら下げながらお互いのランチを仲良く突っつきあっているのです。こりゃどう見ても「あいつらデキてるな・・・・」ですよね。そりゃ確かにデキてますよ、ボクたちは!だって夫婦だもん。でも周りの学生や、同じような参画企業の採用担当者にとってはちょっと不思議な光景だったに違いありません。ふとそのことに気付いてひとり笑い出してしまったジョニーでした。皆さん、社内恋愛でも不倫でもありませんよ!仲良くて悪かったね!!それにしても昨日のアクセスは通常の8倍くらい。壊れてる?それともどこかで勝手に紹介されてる?嬉しいけどちょっと不思議・・・・。
February 9, 2006
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昨日は、ある会社の新卒採用で、まだ就活中の4年生(と短大2年生)とお会いしていました。この時期にまだ未内定の就活生は、さすがにあせりがあるかなと思うし、よほど能力がないのかと思われがち。でも、会ってみると意外にいい学生がいるんですよね、これが。今まで内定していない理由を聞いてみると、1)就活をはじめるのが遅かった(公務員試験とか体育会だったりとか)2)いくつか会社を見たが、ピンと来ない3)やりたいことがあって、それに都合がいい会社がないといったケースがほとんどです。人にはいろいろな夢があって、今週会った学生の中にも「ヒルズ族になりたい」とか「漫画家になりたい」とか「ミュージシャンとしてデビューしたい」と、バラエティーに富んでいます。会社で働くということがその夢にとって近道になる場合と、単に生活していくための収入源である場合があると思います。その夢を本当に実現したいと思っているなら、企業で正社員として生きていくことを選択しなくてもいいですよね。その才能が本物であるなら、世の中にデビューさせることが使命であるという気もします。ただ、多くの場合、甘さと中途半端さを持っていて、話を聞いていても成功のイメージが湧きません。現状からの逃げとか、社会への反感とか、ネガティブなところが原動力の人もいます。最終的には「とことんやってやる!」といったような情熱と行動力がポイントじゃないでしょうか。夢を持つことはとてもいいことです。「夢はなんですか?」と聞いて、即答えてくれる人には好感が持てます。あとはそのために何をどうするのか?そこが大切ですね。ちなみにジョニーの夢は「宇宙へ行く!」お金さえ稼げれば行けそうな時代です。やるか!!
February 1, 2006
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17日&18日の2日間、新宿NSビルで行われた「アクセス就職セミナー」、いわゆる新卒の合同企業説明会ですが、そこでボクのコーナーがありました!「湘南ジョニーの熱血就活講座」今回はエントリーシート対策セミナーです。会場には300人ほどの席が用意されていましたが、なんと初日が8割、そして昨日はほぼ満席でした。本当に嬉しい限りですが、それだけ不安な心で就活をしている学生が多いともいえます。いろいろとボクからも質問をしてみたのですが、一番驚いたのは「アフィリエイト」という言葉をほとんどの人が知らなかったこと。確かにパソコンが得意な人たちがやっている、一部でしか通用しない言葉だったかもしれませんが、ブログと共に昨年話題のキーワードであることは間違いありません。これからいろいろな業種・職種を受けようとする就活生にしてはあまりに無防備な気がしたわけです。果たして、今回のライブドア関連の問題も、どれだけ正確に把握しているかどうか?内定取れる学生とそうでない学生は、こういったところに差が出ます。内定取れる学生の行動パターンとしては、例えば「アフィリエイト」を知らなかったとしても、家に帰ってパソコンで検索して調べるはず。きっと今日質問したら答えられるようになっているのです。内定取れない学生は、何も行動しないで、まだ知らないままでしょう。ライブドアのニュースに関してなら、1)何の容疑で強制捜査されたのか?2)悪いとしたらいったい誰が悪いのか?3)世の中は(例えば株式市場)はどうなっているのか?4)今後どうなると予測されるのか?5)このことに関して、自分としてはどう思うのか?ここまでやって欲しいのです。学生の視点や主婦の視点とは違う、ビジネス的な視点を持つことが大切ですね。「ホリエモン、やばいよね・・」「あんなにたたかれて、かわいそー」なんて会話で終わっていてはダメってことです。毎日、ニュースや新聞を読みましょう!!
January 19, 2006
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毎週たくさんの転職希望者と会っていると、いろいろなケースに出会います。大きく分けて三つ。1)今の仕事や会社が嫌で辞めたい・辞めた2)今の会社や業界が不振・将来性に不安3)今までの実績やスキルを生かしてジャンプアップしたい!1)の場合は、自分自身の力量不足から来ることも多いですし、我慢がきかないとか、ドコの会社にもありがちなことで悩んだりしている人も多いので、転職しても解消しない悩みも少なくありません。2)の場合は運がないとあきらめるしかないでしょうが、もしかすると入社する前にしっかりと調べれば見えていたことかもしれませんね。3)の場合が一番転職が成功する可能性が高いです。今の仕事には自信もあるし好き。その上で、もっと高いところへ行きたいというわけですから、良い場所=会社を見つけたら素晴らしい結果になるでしょう。20代ならばある程度の冒険もできますが、30代も後半に入ってくるとより現実を見据えた選択が必要です。1)その仕事を選んだ時のメリットとデメリット2)今の仕事を続けた場合に今後10年どうなっていくのかの予想 ⇒ 希望的観測と、最悪のケースを考える。可能性を%化してみる。3)同様に、新しい仕事へ移った場合の今後10年を考えてみる4)自分の能力や実績、スキルを客観的に判断する ⇒ どちらの仕事でより評価が高くなるかを考える5)家族のことや、その他様々な人間関係を考慮するこういったことを冷静にやってみます。するといろいろなことが見えてきます。役職者などの多くは「ボクが辞めるとあちこちに迷惑が・・・」なんて思いがちですが、よほどの小さい組織ではない限り、会社は変わりなく動くものなのです。結局は自分の人生ですから、最後は自分自身で道を決めること。結果がどうあれ、自分のチョイスなら納得できますからね。ボク自身、いくつかの業種・職種を経験してきました。地位に目がくらんだこともあれば、収入だけで選んだ仕事もありました。でもその時その時はベストだと思って進んだ道。後で冷静に振り返ると間違いも多々ありましたけど(~_~;)あとは自分のタイプがどんなタイプかにもよります。安心できる環境で最大限の力を出せる人。自分を逆境に追い込むことでパワーを発揮する人。周りの環境に左右されやすい人。どんな環境でもわが道をいける人。転職を考えているアナタ!まずは冷静になって、この日記を読んでみてくださいね!
January 8, 2006
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ランキングを見ていて興味を持ったこのブログが、なんとヤフーのトップでニュースになってました。今日今まで(9:00)の時点で16万アクセスを超えてます。彼女のイラストはほんとにホンワカしていて、農家の風景にピッタリ来ています。日本昔話とかそういう絵本のイラストに使えます。プロ並みっていうか、プロかもね。農家に嫁いだ彼女のいろいろな話が載っています。決して楽ではない畜産のお仕事や、お義父さんが勲章をもらった話など、なんとはないブログなのですが、ホノボノ感がいっぱい漂っています。最近、田舎暮らしが見直されていますが、単に田舎という場所に移り住むのではなく、このようにどっかりとその地域に腰をすえて、ベタベタの農業を営みながら生きていくというのは、それほど気楽なものではありません。でも、彼女のブログを見ていると「こういうのもいいよね!」って思える人が増えてくるかもしれません。自然と共に暮らし、太陽と共に起き、日暮れと共に家へ戻る。こういう生活が本来の人間の姿なんじゃないかなぁ。便利になって手に入るものと引き換えに、失うものも多い気がします。夜、薪ストーブを囲んで、何かあぶりながら一杯やる。こりゃたまりませんね。ぜひ一度ごらんください。農家の嫁の事件簿この日記を書いている10分間でアクセスが8万も増えてる・・・・。
November 30, 2005
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いよいよ、就活サイト2007が始まりました。新しい湘南ジョニーのイラストもできて発信準備完了です。2006年版湘南ジョニーは比較的本物に近かったのですが、2007年版ジョニーはちょっと若返って情熱ギラギラに変身です!というわけで、ブログのテーマカラーも情熱の太陽色?になってます。 ↓↓ ジョニー2006 ↓ ↓ ジョニー2007これからも面白ビジネス&フラネタ満載でお届けしますので、どうぞよろしくお願いします。
November 17, 2005
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アルバイトは時給制で働いて報酬を得ます。ボランティアは、基本的に無償で働きます。最近地方でジワジワときているのが「ボラバイト」主に、田舎の自然の中で、農作や畜産といった農業を中心とした職業につくのですが、日給としては2000円程度のケースがほとんど。その仕事で生計を立てていけるわけでもないので、ボランティア精神でもない限りは続けられなさそうです。だから「ボラバイト」これが注目され出したのは、地方の若手人材不足に困る農家などが、「ボラバイト」によって解消し、また様々な交流が生まれることによって2次的な効果が出たきたからなのです。就活生にとっては「インターンシップ」制度のようなものと言えばわかりやすいでしょうか。報酬を期待することなく、業務を体験することができるシステムですね。「ボラバイト」のほとんどは、住み込みでの勤務です。住む場所とご飯は保障され、その他に若干の報酬があります。田舎ですから遊びに行くところもあまりないですし、農作業などの重労働&早朝起床ですから夜は早く寝てしまいます。となると、たとえ1日2000円でもほとんど手元に残ってしまうというケースが多いようです。都会でアクセク働いて、高い家賃や光熱費・交通費を払い、高いご飯を食べて、手元にはカードの支払いだけが残るくらいなら、何も使わないけど必ず手元に5万円でも残った方がいいかもしれませんね。以前は「ボラバイター」と言えば学生がメイン(スキー場の宿の住み込みバイトなんてそれだね)でしたが、今では20~30代の脱サラ組が急増しているようです。その背景には、朝から夜中まで働いても、成果が上がらないと認められない「完全実力主義・成果主義」的な流れが強くなってきていて、肉体的にも精神的にも疲弊感の強い都会ホワイトカラーの労働環境がありますね。実際、転職希望者の面接をしていても(特に男性)、顔や身体からパワーを感じず、疲労感を漂わせた方がとても多いです。新天地を求めるならもっと前向きにって思うのですが、相当に悩みを抱えているのでしょうね。昨日もテレビでやっていましたが、「田舎で月10万生活!」なんて見せられると、「あっちの方が人間らしい!」って思うのも当然です。子供を育てるときに、土をいじらせるといいなんて話も聞きますが、確かに大人でもたまに土いじりをして汗をかくと何かすがすがしい気持ちになりますよね。大地と大空と新鮮な空気が、本来の人間力を取り戻させてくれるのかもしれません。田舎で10万生活!と言っても、「ボラバイト」は基本的に食&住が保障されてますから、何もしなければ「田舎で0円生活!!」なわけで、独身でこのままやっていくならそれもいいって気もします。跡継ぎがいないならそのまま継いだりしてね。一流企業で、表向きはかっこよく働いていても、たくさんの悩みを抱えていながら毎日を過ごしている方は山ほどいます。終身雇用制度が崩壊しつつある日本で、今後はこういった「田舎でのんびり、人間らしく、自然にまみれて、つつましく暮らす」という人がドンドン増えてくる気がします。実際、今年のランキング調査では「移住したい県ランキング」1位に沖縄が初めて選ばれました。ネット関連で仕事をしている最先端な人たちが多く移り住んでいるというのも面白いですね。ネット上で完結する仕事なら、通信さえできれば田舎でOK!というわけで、先端を行けば行くほど原点に帰ってくるってことでしょうか。こんな流れで過疎化がストップするとしたら、それは田舎にとって良いことかもしれませんが、それだけ仕事で病んでいる人がたくさんいるとしたら、やはり根本的に何かを変えなくてはという切実な思いも湧いてきますね。「ボラバイト」くれぐれも、悪い雇用主から安価に労働力を「ボラ」れる「バイト」とならないよう祈ってます。ボラバイトという名の生みの親 山本和司氏のサイト ボラバイトドットコム はこちら
November 7, 2005
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パソコンでインターネットという便利な時代になって、家にこもりがちのニートと呼ばれる人たちは、より内にこもりやすくなったのではないかと言われています。ところが昨日の新聞記事にもあったのですが、必ずしもそうは言えないというケースが増えてきているようです。やはりブログというものが身近になってきて、誰でも簡単に自己表現ができるようになったということがあります。また、単なる日記なら自分のタメに、そして自分で読むために書くわけですが、ブログは本人の意思に関わらずたくさんの人に公開されているので、様々なリアクション⇒書き込みがきたりします。匿名で、まったく違う人間になれてしまうので、そういう面でも気楽なのかもしれませんが、見ず知らずの人なのにネットでつながっているということ、そしてその中にはとても良い信頼関係でつながっているというケースも多いと思うのです。この楽天広場ではボクも強く実感していることですね。ブログの場合は、テーマを絞れば絞るほど、同じような仲間との交流が深まるので、そのあたりも仲良くなれるポイントですし、最近では「アフィリエイト」という企業との提携スタイルが一般的になってきて、そこから収入を得るというニートもたくさん出てきています。こうなると、ニートとは呼べなくなりますよね。しっかりとニーズに応えたビジネス=商品紹介業をやっているわけですから。インターネット上の代理店です。足を使って訪問営業をするかわりに、インターネット上で飛び込み営業です。また、もっとアクティブな例では、ブログなどで知り合った人たちとオフ会=交流会を開いて、そこで仲良くなり、仕事を紹介してもらったり、パソコンの仕事を依頼されたりというケースもあります。何もせずにただ一日を過ごすというのは、何も産みだす事はありませんが、家にいるからといって何も社会に貢献していないわけではなく、高く貢献できて収入も手に入れることができるなら、これもひとつのニート対策ではないかと。ただ、やはり外に出ることは大切です。太陽の光を浴びること、いろんな人と接して、いろいろな考えを知ること(生の声でやりとりする)、恋愛も大切です。肌で四季を感じることもね。家にこもっている人が、外に出て行くきっかけとしてインターネットが力になるのなら、ぜひ良い使い方をして欲しいです。最近ライブチャットというのが流行っているらしいけど、インターネット上でライブカメラを使ってやりとりする遊びです。女の子がカメラの向こうにいていろいろと話に乗ってくれるそうです。30分で3000円~5000円くらいかかるので結構なビジネスだと思うのですが、わかりやすいキャッチコピーがありました。「ネットキャバクラ」。なるほど、夜の街に出かけてお金を使うくらいなら楽だしいいかなってレベルなのでしょうか?異性との出会いや会話もネット上で完結してしまうと、なんだか味気なくてつまんないなと思います。やっぱり外に出てアクティブに行動しなくてはいけませんよね!外に出るきっかけがインターネットであり、そこからいろいろな世界が広がっていくことをジョニーは望んでいます。何事もメリハリが大切ですね!!
October 31, 2005
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「最近は貧富の差が激しくなってきたよなぁ・・・」と、札幌のある大企業の採用担当者がポツリ。確かに今日来ている方たちのデータを見ても「これでどうやって暮らしているの?」というくらい年収が低い。昨日発表された景気指数でも、北海道以外は上昇とのこと。札幌はまだ不景気のままなんですね。夕方からの選考で、夜15人面接しましたが、一次通過は6人。それも何とかギリギリという感じがほとんどで苦しいところです。40代以降の方が半分近くいますが、前向きな転職ではなく、リストラか倒産・縮小など不況によるものばかり。採用する側としてもつらいものがあります。個人的な心情としては「真面目にやってくれるならとりあえず頑張ってもらおうか」なんて思いますが、やはり採用基準があるのでそうもいきません。どう考えてもアルバイトをしていた方が収入いいんじゃないの?っていう社員もいるし、まだまだ道内経済は盛り上がってこないようです。大手のコールセンターやいろいろな部署が沖縄に飛んでいます。経費も安く人件費も抑えられるからだそうです。北海道にもそういう流れがあるかというと、沖縄ほどではありません。なぜだろう?やはり沖縄に比べると様々な経費がかかるからでしょうか?冬も厳しいしね。営業マンの採用ですが、40代以降のベテランはプライド&希望年収が高くて難しかったり、個性が強すぎて使いづらかったりという面があります。若手だと可能性にかけるケースも多いので、明るいとか元気とかハキハキしているとかの外的な印象が採用のポイントになってきます。同じ評価なら若い方を採用するケースがほとんどですしね。(安く使えるからでしょう)30代後半から40代以降の人は、自分が想像している以上に転職のハードルは高いと思ったほうがいいです。現に昨日の方たちは全員退職してからの転職活動ですが、(会社がなくなった場合は仕方ないとしても)数ヶ月から1年以上転職ができていません。仕事をしていない期間が長くなればなるほど評価も下がってきますので、転職を考えてもすぐに辞めないほうが身のためです。どんなに大きく有名な会社にいたとしても、それがアドバンテージになる時代は終わって、その人個人の業績やスキルをしっかりと見るケースが多いですから、転職を考える人はまず冷静になることから始めてください。昨日は高校の教師もいましたが、ボクから言わせたら「なんで辞めちゃったの?あなたは先生が合ってるよ。」って思いましたよ。隣の芝生が良く見えるんでしょうね・・・。
October 21, 2005
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久しぶりの更新です。そろそろ来期の新卒採用も動き出してきたので、多忙な毎日が帰ってきます。ありがたいことです。さてここ何週間か話題になった自民党最年少議員の杉村太蔵さん。いろいろと出揃ったころなので、あえて今ネタにしたいと思います。結論から先に言えば、はっきり言って人選ミスですね。もともと当選しないだろうと思っていた順位だったのでしょうが、それにしてもワイドショーやゴシップ週刊誌受けしかしない人間を公認するのはどうかと思いますよ。彼を候補として先行した基準はなんだったんでしょう?彼以上に優秀な人間はたくさんいたはずです。きっと最終面接で落とされた人のほとんどが納得していないんじゃないでしょうか。「料亭に行きたい」「BMWを買いたい」など、発言は今までの政治家に比べたら本音で面白いかもしれませんが、人間としては浅すぎます。ニートやフリーターに夢を与えるための戦略ならわからなくもないですが・・・・。とうとう自民党本部からもストップがかかって、ワイドショー的には面白さがなくなった彼ですが、これからが真価を問われます。個人的には政治家としての真価はあるのかなと思いますけどね。ただ、有名になると女性問題や家庭問題など知られなくても良かったことが根掘り葉掘り明るみになるのは可愛そうにも思います。誰にも触れられたくない過去はあるはずで、今の政治家がすべてきれいかといえば、そうでもないはずです。今後の日本のタメに本気で力を発揮してくれる方なら、ぜひ政治家になっていただきたい。そういう点では、思ったことを素直に口に出す杉村氏のようなタイプはいてもいいかなと思うし、庶民の声を率直に反映してくれるかもしれません。わかりやすい政治をしてくれる強烈なリーダーの出現を希望します。でも杉村さんじゃないだろうね・・・・。
October 9, 2005
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「ガテン」という職人・肉体労働系求人誌がリクルートから出ています。イメージとしては3K(暗い、汚い、厳しい)というのが一般的でしたが、最近のアンケートでは20~30代読者の90%以上が「職人=かっこいい!」という回答だそうです。実際にガテンを見てみると、宮大工や貴金属の鋳造職人、潜水士、中にはプロレスラー(職人か?)や猿回し、お坊さん!?!?という求人があります。こういう求人を取ってくる営業マンもなかなか面白いやつですが、手に職をつけるということに興味を持つことはとても良いですよね。ボクが以前情報を集めたのは「地方活性化のための職人復活」でしたが、各地に素敵な素晴らしい技術がたくさん残っています。でも若い後継者がいなくて困っていることが多かったですね。こういう状況が解消される可能性も高いので、職人が注目を浴びる時代は大歓迎です。ただし、やはり一人前になるには相当な年月がかかる場合多し!5年で半人前、10年でやっとそこそこなんて仕事ばかりで、中には20年~30年なんてのもザラです。給料は決して高くない(修行中はね)ので、家族を持って生活していくには厳しいケースが多く、やはり単なるかっこよさだけで飛び込む世界ではなさそうです。伝統を守り、じっくりと成長を考え、揺るぎない技術を身につけるという覚悟があるなら、非常にやりがいのある仕事かもしれません。大卒でも最近志望者が増えてきているようですが、単なるブームで終わらないよう祈っています。
September 9, 2005
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ジョニーのクライアントで、マザーズ上場企業から求人情報が舞い込みました。(業務内容)海外との貿易(職種) 海外向け営業:勤務地は東京です 貿易事務 :勤務地は東京です 海外駐在 :アフリカ方面らしいです (ハワイならボクが行ったのに・・・)(条件) 詳細は興味のある方だけに直接お教えします が、 英会話力は必須です。 未経験は大歓迎です。(年齢) 20代を希望しますもし英語が出来て、それを活かせる仕事をお探しの方、成長中のベンチャーは忙しいですが、共に会社を創り上げていく楽しさがありますよ。興味のある方は私書箱までメールをお願いします。詳細をやり取りして、先方をご紹介します。社内は若々しく、生き生きと働いていますね。外国人の方もいらっしゃいました。平均年齢はおそらく25歳程度では?ぜひ元気のある方の応募をお待ちしています。なお、2006年3月卒業の新卒者でもチャンスあります。別途ご相談ください。社内は英語が飛び交っていますよ、ちなみに社内ではニックネームで呼び合うそうです。ボクもジョニーで通してます。ヨロシク!
August 27, 2005
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電通が発表した上半期の人気商品の1位が「ブログ」。去年は健康志向が強かったのですが、今年はIT色が強い様子。たった1000人に聞いた結果が全体を表す指標になるものなのかという疑問はありますが、調査というのはその程度で十分なのでしょう。確かに我が家のトレンドもブログです。昨年の春からボクが始めて、その後に妻が始めました。アクセスは彼女の方が2倍以上もありますけどね(~_~;)この順位の中では携帯型オーディーオプレーヤーもipodを手に入れたし、オール電化住宅に至っては5年前に既に住んでましたよ。あとは興味なしかな?あ、「ごくせん」は一家でかかさず見てました。ボクら楽天仲間にとっては「ブログ」というものは至って日常の存在ですが、実は本番はこれからなんでしょうね。ポッドキャスティングというインターネットラジオも「話すブログ」としてこれからメジャーになると予想していますし、もっともっといろいろなビジネスチャンスがありそうです。ということで今月は毎日勉強しているジョニーでした。と、ここでニュース速報!!ナニ!!巨人の時期監督に星野仙一浮上!!??それは許せん!彼は受けないでしょう・・・。受けたらどうしよう・・・。中日から阪神にきたのも似たようなものか。阪神ファンの皆様、絶対に阻止しましょう!!!!!
August 11, 2005
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皆さんのおかげでランキング急上昇!MAHALO!今、起業ブームです。ちょっと落ち着いたけど、起業家ウジャウジャです。かくいうジョニーも起業して4年目、着々と売上を上げつつもまだまだ納得いかない部分が多いですね。まだまだ伸びる余地がたっぷりありです。たくさんの中途採用者に毎週お会いしますが、いまや転職をする人は世間でどれくらいいるかというと、ビジネスマンの58.9%が転職経験アリ。なんと10人に6人が転職しているんです。半分以上ですよ。みな、自分なりにやりたいことがあり、安住の場所を探すのですが、様々な環境の変化(例えば経済状態、業界再編、市場の拡大縮小など)で、自分の方向性と会社という組織に溝が出来たりするわけです。ビジネスの意識が強い人ほど、会社という組織の理不尽さに憤りを感じ、転職を考えます。でも、理不尽じゃない会社なんてあり得ませんから、常に不満を抱えて働いている人も少なくありません。そして30代後半から40代になると「どうせなら自分でやらなきゃ!」と考え、退職金を元手に事業を始めます。ところが、新規事業の90%以上は5年も残らないわけで、多くの中年起業家たちはまた会社員の道をたどったりしています。起業をするというのは、仕事をするという以外に会社を経営するという業務・責任が生じるわけで、今まで自分に与えられた仕事をこなして結果を出していれば良かったサラリーマン時代とは大きく違います。サラリーマンのときは、たまに暇だとホッとしましたが、事業を始めてからは「ヒマ=無収入」となり、スケジュール帳を見て冷や汗をかくのです。家族を持っている中年層は、新規事業を始めるにもある程度収入のベースが必要です。要するに毎月の固定費が独身よりもたくさんかかるということです。だからこそ売上&利益目標も高く設定してしまうし、そのために無理なことをしたり、おいしい話に乗っかってしまったりしますね。ボクも40代ですから、同世代にはもっと頑張って欲しいと思いますが、それ以上に「20代の若者よ、もっとビジョンを持て」と言いたいです。日本中の自治体や国の施策を見ても、若者の起業に対する支援は手厚いものがあります。アメリカ並みに起業率を高めようという機運があるからです。女性に対しても支援がいろいろあります。ビジネスチャンスは山ほどあって、それは皆さんの都合を待ってくれません。お金が貯まったら、とか30を過ぎたらとか、いろいろやっているうちにビジネスチャンスを逃し、結婚したりして攻めにくくなったりします。独身で身軽なうちに、極論すれば失敗してもやり直せる若いうちに、ぜひチャレンジして欲しいなと思うのです。きっと若い方たちは借金もそれほどないでしょう。国や地方自治体からの融資や資金援助、オフィスなどの提供、優遇税制等々、あらゆる情報を集めてみると、非常にありがたい制度がたくさんあります。この状況を利用しない手はありませんよ。若い皆さんが今必要なものは、あとは計画を練って起業するのみです。頭の中であれこれ考えているだけでは何も始まりません。何か動き出すと、あちこちが連動して動き出します。徐々に修正をかけて、最適なものに変わっていきます。1)ビジネスに対するビジョン2)自分の社会的存在意義は何かを知る ⇒ ミッション3)やってやるぜ!という気合・情熱 ⇒ パッション4)相談できるメンター (師匠)5)1年間くらい食っていける生活費 (または事業以外の収入源)安易な起業はお勧めしませんが、若いうちはチャレンジできる土壌がたくさんあるのです。能力をくすぶらせておかないで、ぜひ動いてみませんか?国民生活金融公庫の女性/若者企業支援はこちら就活に役立つブログがたくさんのランキングサイトはこちら!
August 7, 2005
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ボクは別にサッカーフリークではありません。でも日本代表レベルでの試合は興味があるので結構見ています。北朝鮮には男女とも負けちゃいましたが、気迫の差でしたね。さて今日は新聞の記事から「城とカズの2トップ」です。どちらも以前は代表のFWとして活躍していましたが、今ではあまり話題に登らない2人でした。今回久しぶりに大きく取り上げられたのも、カズがJ1からJ2へ移籍したことによるものです。サッカーフリークではない一般の人たちは「城ってJ2の横浜FCにいたんだね」って思ったんじゃないかな?それくらいマスコミにも出てきていませんでした。やはりJ1にいることとJ2では扱いも雲泥の差だと痛感します。カズという選手は常にメジャーな場所で活躍してきました。なぜかW杯には縁がありませんでしたが、十分に日本のサッカー界へ貢献してきたと思います。ボロボロになってまで現役を続ける必要がない選手なのになぜJ2と思う方もいるでしょうが、これは彼の美学でしょう。年齢のこともあり、神戸ではろくに出場機会も与えられない状況でしたが、会社に置き換えれば窓際族のようなもの。それなら会社は小さくなってもバリバリ働ける環境を選ぼうというのは転職に置き換えたら良くわかりますよね。大手を辞めてベンチャーに飛び込んで会社を成長させ、大手を見返す!こういう生き方で成功した方はたくさんいらっしゃいます。城なんてまだ30ですから、老け込む年じゃないですし、この2人でどう横浜FCが変わっていくのかが楽しみです。横浜FCにとってはその名前が欲しかったのかもしれません。たとえきっかけがそれでも、カズの加入で城が復活し、そのほかの選手にも相乗効果が現れたらいいじゃないですか。新天地で再度能力を発揮する。チャンスは何度も訪れます。あとはどうつかむか?皆さんも停滞しているときは、いろいろな道を探ってみる日も必要ですよ。
August 2, 2005
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長い人生の中では何度も転機が訪れました。進学、起業、就職、結婚、子育て、転職、独立等々・・・。ジョニーという人間は一体どうして存在するのだろう?何をするために生かされているのだろう?若い頃はそんなこと考えずに、どうしたら儲かるとか偉くなれるとか考えていたような気がします。そして結婚し子供を持つようになると、安定を求めるようになり、夢とか未来とかよりも手取りがいくら、ボーナスはいくら?などというのが仕事に対する基準となってきました。そして独立した今、40を過ぎた今になってなぜか夢とか未来を考えるようになってきたのです。20代に比べたら圧倒的に先が短い今になってなぜ?そこにはたくさんの経験によってたどりついた「自分自身に与えられたミッション=使命」というキーワードが大きく絡んできているのです。目の前の収入とか儲けという前に、何をするべきなのか、何を期待されているのかという本質的な使命を考えるようになったのです。今日妻にも言われましたが、自分を変えなければいけない部分がたくさんある気がします。冷静に見ていけないところといいところはわかっているつもりです。あとは一歩踏み出すだけでしょうね。この2~3年がボクの人生において最大のターニングポイントになる予感があります。今までは、ターニングポイントにおいて感情や勢いに任せて、なおかつ妻とも深く相談することなく動いてきました。しかし今度はそれでは上手くいかない気がします。感情的にならず、しっかりと論理的に考えて、もっとその先を見据えたアクションを起こす。こうしなければ成功しないと思います。今までの教訓を生かす為にも、あわてず、あせらず、でも急いでいろいろ準備が必要ですね。人間の可能性は無限にあるはず。その可能性を引き出すのも自分次第ですね。強い気持ちで進んで行きます。
July 30, 2005
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世の中にはいろいろな立場の人がいます。今若者で問題になっているのが、「フリーター」と「ニート」。彼らは似ているような違うような。どちらかというと、フリーターの方が仕事をしているか、しようとしているまたはしたことがある人たちなので、まだアクティヴ。でもニートは働かない、学ばない、ですから社会的貢献度はこちらの方が低いかもしれません。たった2つの言葉で分類されている213万+64万=277万人だけど、その中には「前向き」もいれば「後ろ向き」もいる。「気力アリ」もいれば「無気力」もいる。「夢を持っている」人もいれば「夢がない」人もいる。「五体満足で健康バリバリ」もいれば「どこか調子が悪い」人もいる。全部を一緒くたにして、何とかしようと言ってもうまくいきませんね。就職活動している学生にも言えることですが、インターネットでいろいろ調べて考えるのはとてもよいこと。でもそこから先に動き出すかどうかで大きく差がついてきます。まずは、やってみることから見えてくるものもあるし、成功も失敗もありますが、何もしない通常よりも動いた失敗の方が価値あります。仕事をするということは、単にそれだけでたくさんのことが動き出します。それによって、しなければいけない仕事が遂行されます。対価として賃金が支払われます。そのお金を生活費その他で使うことで流通していきます。どこかの誰かの懐にまた入っていきます。何もしない気楽な毎日も、ずっと続くと苦痛になる気もします。仕事をすると疲れますが、その分ご飯もビールもうまい!きっと何かのきっかけを与えれば、とてつもなく動き出す人材が隠れているはずなのです。ボクのいとこにも今でいうニートがいましたが、ある日父親が倒れ、もう命が危ないという事態に。そんな中、長男である自分が頑張らねばという気持ちが生まれたのか外へ出て必死に働きだしました。すると父親は奇跡的に復活し、今でも元気にしています。長男はというと、福祉の道に進んでその職場で出会った人と結婚し、今では家も買って幸せに暮らしています。でも親の生死に関わることがきっかけだと、悲しいことも少なくないですから、できればそうではない形のきっかけがありがたいですね。五体満足であれば、生きていくための仕事は見つかります。若くて元気というだけで、仕事はたくさんあります。そこには能力という文字よりも、本人の「働こう」という意志がポイントです。ただ、将来を考えたとき、例えば結婚して子供ができて家族が形成されてとなると、自分の事だけ何とかなればいいというものではありません。その仕事を今後ずっと続けていってもいいのかということはじっくりと考える必要があります。彼らの中には、最初に考えすぎて、最初から悲観的な人が多いという事実もあります。働くことでのマイナスばかりを考えています。生活を安定させる前に、ずっと先の将来まで考えてしまいます。でもまずは動き出してみましょう。どんな形でもいいですから。ボクがもし今フリーターやニートなら、勇気を振り絞って外に出て、新しい世界の門を叩きます。例えば海外青年協力隊やNGO、NPOなど。他にもいろいろありますが、独身という身軽な立場でできることにまずはチャレンジするといいのではないかと。そしてたくさんの人と出会う中で「メンター」を見つけるのです。簡単に言えば人生の師匠ですね。素敵な生き方をしている方は(お金が基準ではありません)、必ずと言っていいほど良きメンターと巡り合っています。実は親も同じ事を言ってたりするのですが、尊敬できる他人の方がすんなりと耳に入ってきます。最近のニュースでは、こういった現象を社会のせいだとする論評も多いですが、それは原因のひとつとしても、彼ら自身がその論評にのってはいけません。逃げになるからです。やはり最終的には自分の意志です。他人がどう道を作っても、本人の意志がポイントです。どうやったら動き出すんだろう?もっと真剣に考えなければいけませんね。
July 27, 2005
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ある企業での中途採用を担当していますが、その会社は業界トップであり、いまだに成長を続けています。非常に素晴らしいサービスを持っており、期待の持てる企業だと思います。同様に、別の企業ですが、その業界では世界トップの企業の採用もサポートさせていただいており、説明会をやっていても「いい会社じゃん」と思える企業のひとつです。こちらの気持ちがそうですから、参加者にもよく伝わるようで、採用デスクへのリアクションに「素晴らしい説明会で感動しました」という話も多く届いています。嬉しいことです。さて今日のお題は、この2社で起きていることをお話します。両方とも営業職を募集しているのですが、採用形態が2種類あります。「正社員」と「契約社員」です。皆さんはどちらが良いでしょうか?ほとんどの方が正社員と言うはずです。それでは違いはどこにあるのでしょう?欧米人に「正社員」という雇用形態を説明するときに、なかなかうまく伝わりません。なぜなら彼らにはそういう分類がないからなんですね。「フルタイム」か「パートタイム」かの違いしかありません。日本では元々会社に入る=正社員というのが常識でしたし、後は女性を中心としてパートさんやアルバイトで組織は成り立っていたわけです。ところが今は時代も大きく変わっており、最新の統計では働く人の3人に1人は「非正社員」なのです。正社員にこだわる人に聞いてみると答えは同じです。「安定している」「福利厚生や様々なバックアップがある」「責任のある仕事がまかせられる」等々・・・・。正社員じゃないと不安だという人がほとんどなのですね。じゃあ、なぜ契約社員だと嫌なのかと言えば、「いつ解雇されるか不安」「待遇が正社員より悪い気がする」「やりがいのある仕事をまかせてもらえない」不安定な立場であるという認識が強いようです。まあ、会社によってそれぞれ考え方は違いますから、雇用期限をあらかじめ設けていない「正社員」の方が安心というのはわからないでもありません。ただ、終身雇用制度が崩壊しつつある今、正社員という立場を安定・安心ととらえているとしたらそれは大間違いなのです。今の時代は、コスト重視であり、会社に利益をもたらさない社員をかかえておくほどの余裕を持つ会社はほとんどありません。正社員であっても、定年までの雇用を保証されているわけではないのです。表向きはそうであっても、様々な手を使って会社から追い出します。よほどの精神力がない限りは退社する方が楽です。最近前述の2社のような雇用形態が増えています。その背景には、優秀な人材のみをセレクトして正社員に登用したいという思惑があります。契約社員として若干ハードルを下げて採用し、様々な教育や支援をして潜在能力を引き出そうとします。そして結果を出していく優秀な方を正社員として引っ張り上げ、マネジメント側へと育てるのです。契約社員という入り口から入ったとしても、スキルを磨き、結果を出していけばそこから先の道は開けます。正社員として入ったからといって、のんびりと安定・安寧の道ではないのです。逆に言えば、正社員でギリギリ入ったら、相当なプレッシャーの中で短期間に結果を出さなければならない場合も多いのです。ほとんどの会社が半年から1年くらいの期間を見て、希望者には正社員への試験をやったりします。ボクから見たら、どうみても正社員という入り口からは無理という方が「絶対に正社員じゃなくては辞退します」と宣言して落とされています。まあ契約社員としてもギリギリの方が多いのですが、これはもったいない。業界内の下のほうの企業で正社員をするよりは、成長企業やトップ企業での契約社員⇒正社員という流れの方が夢があると思うのはボクだけ?もし頑張る気持ちと自信があるなら、契約社員という形態にこだわらずチャレンジして欲しいのです。必ず結果は出るはずです。営業マン的な視点で見たら、業界上位企業の営業はしやすいでしょう。だって売れるものを持っているから上位なわけで。売れる営業マンの基本は「売れるものを売っている」のです。今の契約社員の多くは、福利厚生もほとんど正社員並み。年2回のボーナスや特別賞与もあったりします。単なるイメージだけで正社員にこだわっている方。ちょっと考え直してみませんか?最後にちょっとだけ警告。「契約社員で採用するけど、そのうち正社員になれるから。」とか、「半年後には必ず正社員の試験をして、通れば正社員になれる」という誘われ方が良くあります。多くはその通りですし、ジョニーのクライアントにウソはありませんが、時々だまされた話を耳にします。ある程度基盤がしっかりした会社や業界上位の会社じゃないと、こういった口約束でだまされるケースも多々ありますので、文書を取り交わすなどしっかりとした裏づけをとってくださいね。
July 24, 2005
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ビジネスマンの10人に聞いてみると、6人は転職経験があるという数字。このデータはある信頼できる研究所のものですが、この数字を聞くまでのイメージとしては「10人に3人くらいかな?」でした。今日は日比谷で説明会ですが、眼下を歩いている人たちの半分以上が転職経験者ってことです。なぜこれほど高いのでしょう?ボクらが学生のころは、転職=逃げ、負け、合わせられない、というようなネガティブなイメージが主流でした。しかしながら、終身雇用・年功序列が崩れ去った今、働く側も雇用側もドライになってきたようで、転職するということへの精神的ハードルがとても低くなっているのです。ちなみに終身雇用にこだわっている企業は、そのイメージが強い大企業でさえ10%程度しかありません。中堅・中小に至っては10%を軽く下回っているのです。本人が終身雇用で頑張ろうと思っていても、受け入れる側にはその気持ちも体制もないってことなのです。アメリカでは、ステップアップするための転職は当たり前だと思っています。同じ仕事を同じ量だけするなら、1円(ドル)でも高い方がいいと思う国民性です。ところが日本人は結構浪花節&ウェットで、月に何万円か給料がアップするとしても、人間関係や会社への思いが先にたって断るケースが多かった。でも最近の20代~30代はボクら以上にドライで、今の会社を踏み台として先を見ている方も多いです。だから転職率も上がってくるのです。それでは転職を意識して仕事をするべきなのか?ボクはそうは思っていません。それ以上に大事なことは、将来を見据えた入り口選びをするべきなのです。毎日多くの転職希望者とお会いしますが、やはり転職しやすい人と転職は難しい人に分かれます。どのあたりがポイントになるのかと言えば、1)年齢 20代なら問題ないが35過ぎると徐々に厳しくなり、40過ぎると実績がない限り結構道は狭い2)前職 不人気業界や業績不振の業界・会社からの転職者に対するチェックは厳しい。 なぜその仕事を選んだのか?そこでどのような実績を上げたのか?3)退職理由 納得のいく回答を得られないと、またやめちゃうんじゃないかと思うわけで、批判的な意見も嫌がられます。4)畑違いの業界や未経験者 中途採用の基本は即戦力。違う仕事をしてきた場合、相当の能力を相手に感じさせないと難しい。 これは年齢が上がるほど要求されるレベルも上がります。まだ細かいところはたくさんあります。職種によって第一印象重視のところも少なくないしね。ボクが言いたいのは、転職率が上がってきている⇒抵抗感がなくなってきている、と言っても安易な転職は間違いであるということです。入り口が大切というのも同じで、その会社や業界で一生頑張るとか、自分で起業するなら別ですが、将来転職も視野に入れるならそこにつながるような仕事を選ぶべきなのです。イチローを例にすると、彼は小学校のころからプロ野球選手になると宣言し、地元の強豪校である愛工大名電高校に進学、オリックスに無事入っても気を抜かずにマリナーズへと「転職」しています。この間、何となくやってきたことはひとつもないのです。オリックス時代は土井監督という嫌味な監督に冷遇されるも、「打撃フォームだけはいじってくれるな」と突っ張っていたそうです。そして仰木監督に代わって花開く。その後に最大の夢であるメジャーで大成功というわけです。でも新卒や若手転職者の中には、「学校でテニスを習っていて、プロゴルファーを目指していましたが、今度はプロ野球選手になりたくて受けに来ました」みたいな例がたくさんあるのです。こりゃ無理だよね。(あくまで例えです)様々なデータが世の中を駆け巡っていますが、何でも自分に都合よく解釈すると痛い目に会います。
July 20, 2005
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毎日多くの方とお会いしている中で、やはりファーストインプレッション=第一印象がとても大事だなと感じています。一般的には、単に外見だけで人を判断してはいけないという意見もありますが、ボクの考えは若干違いますね。「外見力」とでもいうのでしょうか、会った瞬間にパワーを感じる人。「あ、無駄な時間だった」と話す前からダメ出ししなければいけない人。そしてそのラインが微妙な中間の方。面接をしていて時間をかけるのは、中間層です。話してみると意外に素晴らしい方、話してみたら全然ダメな方。外見ではちょっと見えない部分を何とか引き出そうとするのに時間が必要だからです。その逆に、瞬間で見える方たちは良くも悪くも時間は短いですね。まあ、面接というのは一回で終わることが少ないわけで(アルバイトは1回の場合も多いですが)一次面接では仕事のスキル以上に、まずは共に働く人間としてどうかということがチェックポイントのメインです。「オーラ」という科学的なのか非科学的なのかわからない言葉?がありますが、オーラかどうかは別として、仕事ができそうな方や自信を持って生きている方、今人生が好調な方の体からは何かが発散されています。それは感じることができます。例えば女性のきれいな方=美人でも、幸せそうなパワーを持った美人と薄幸そうな美人がいます。男性でも、経歴は立派そうなのに体からパワーを感じない人。また、一見良さそうだけど、なぜかパワーは感じない人。「気」という言葉もありますが、やはり科学的に解明されていないけれど、人間を突き動かす力は存在するようです。やはり笑顔は大切です。心が良い状態だから笑顔がいいとも言えますが、笑顔でいようとすることで心も体も良い方向に行くという効果もあると思います。モーターは電気で回りますが、モーターを何らかの力で回すと電気が起きますよね。自転車の発電機を見ればわかるでしょ?それと似たようなことじゃないかって。「そうなればこうなる」ということがあったら、逆に「こうすればそうなる」ってことですね。そう考えると、面接の第一関門で大切なのはファーストインプレッションですから、きれいに身支度をして面接に臨み、明るく元気に爽やかな対応をすれば随分と可能性がアップします。「ボクの本質はそこじゃない」?!?!だって?あるがままで勝負するのもいいでしょう。ただ、どんなに能力がある人でも、入り口から中に入れてもらえないと何にもできません。まずは中に入れてもらうためにも、第一印象アップ作戦は大切です。まあ、生きていく上で、第一印象を良くして損することはないですから。本質を探る面接・試験は2次面接からになります。ここはどんなにごまかしても大体見透かされます。採用スキルがある会社ならね。そこを切り抜けられるのは、相当なワル?か、採用スキルがない会社か、それともとにかく人が必要でハードルを低く設定しているかのどれかです。日々を一所懸命に、かつ希望と勇気と自信を持って、明るく生きることで体の中からにじみ出る「オーラ」が必ず出てきます。何となく生きて、後ろ向きに考えて、自分を卑下し、人をうらやみ、ねたみ、暗い表情で働く・暮らす。経済的にどうこうではなくて、意識の問題です。さて皆さんは今、どういう顔をしてますか?眉間の縦じわよりも、目じりの横じわの方が良くないですか?幸せを呼ぶのも自分次第なんですよ。
July 19, 2005
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昨日、以前から可愛がっていた社会人1年生&2年生が転職するという情報が重なりました。何がショックかって、どちらもボクの周りの若手の中では有能・将来性アリの2人だったから。1人はすでに社会人2年目に入り、同期トップを独走して、会社の戦略の中で重要なメンバーの1人として予定されていた男。そしてもう1人は多くの会社からオファーをもらいながら、あえて小さな会社を選んで自分を鍛えにいった才女。どちらも、会社側から見たときに「逃げられては困る」人材なのです。それなのになぜ?今、新卒の早期退社が問題になっています。入社後3年以内の退職が3人に1人。理由の多くがミスマッチ。合わないとかついていけないというものですね。ところが彼らはそうではありません。仕事にはやりがいを感じ、結果も出していて、会社からも認められているのです。2人はなぜ煮詰まってしまったのか?実は彼らのようなケースは珍しくなく、優秀な人材から順番に辞めていく会社が結構あるのです。採用に相当なコストをかけ、せっかく入社させたのに短期間で優秀な人材が辞めるのはとても無駄で悲しいことですよね。有能で勤勉だから使えるだけ使って、将来のビジョンもろくに見せることをせず愛想をつかれてしまう彼の会社もダメだし、入社したばかりなのに業績悪化を理由として5万円も給料を下げた彼女の会社もどうかと・・・。これが現実といえば聞こえはいいですが、ボクが社長ならこの危機的な状況だからこそ将来を支える新人を大切にします。どこか他を削ってでも5万円を捻出して彼女に渡すでしょう。たった5万円、されど5万円。一日にしたら160円ちょっと。これをケチったために何倍もの損害をその会社は被ったと思いますよ。一般的には入社1年とかそれ以下の退社はあまり評価されませんが、彼らは優秀ですからすぐに次が決まってしまいます。次はきっと素敵な会社を見つけることでしょうね。有能な社員を受け入れ側の不備で手放してしまう会社は、徐々に無能かつ受身の集団と化していきます。その結末はみなさんの予想通りでしょう。家庭でも同じことが言えるかもなぁ。しっかりと家族の声を聞きながらケアしていかないと、気がついたら誰もいなくなったりしてね・・・。
July 14, 2005
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久しぶりの更新です。めちゃ忙しい中、クライアントの要請を振り切りお休みをいただいたのです。どこで何をしていたかは詳しく書けません(ーー;)さて昨日は日帰り福岡出張でした。相変わらず面接三昧ですが、この時期になると「就活どうにもならない族」が増えてきますね。大きく分けて、能力があって機会や縁に恵まれなかった「見込みある族」と、他人事ながら将来を心配してしまう「どうにもならない族」が、気に入った内定取れずに就活を続けています。昨日会ったのは「どうにもならない族」の学生でした。彼らに共通する特徴としては、1)よく道に迷う。場所がわからず遅刻する。2)芯の通った考え方を持っていない。3)コミュニケーションが上手く取れない(聞けない、話せない)4)目を見て話ができない。おどおどしている。5)質問の質が低い6)親への依存度が高いちなみに昨日の学生はすべて該当してました(~_~;)ジョニー「なぜ大学院(院生だったのです)へ進学したのですか?」学生 「親の勧めもありまして・・・・。」ジョニー「将来の夢とかビジョンはありますか?」学生 「まだそこまでは考えておりません」????ジョニー「なぜこの職種を選んだのですか?」学生 「・・・・・・・。」ジョニー「何か質問はありますか?」学生 「さっきおっしゃった『マネジメント』って何ですか?」飛行機に乗って来た甲斐のない、やる気も根性も気合も明るさもビジョンも感じない学生との2時間半はとても苦痛です。なんでこんな子になるんだろう?家庭の様子を聞いているとどうも親もいけない気がします。アルバイトしたことない、彼女もいない、友達も少なそう、親からの多大なるバックアップに甘えて、大学院のほかにも専門学校まで通っています。「そこまで勉強を極めたんだね!」と聞いたら、「いえ、成績は自慢できません・・・。」 ため息出ちゃいます。別なサイトから質問してきた学生なんて、「もっと勉強したいことがありますが、親が定年退職であまり負担かけたくありません。どうしたら良いでしょうか?」なんて泣かせる話もあるのに、親のスネをかじるだけかじった上に結果も出せないやつもいる。愛情を注ぐことは大切ですが、甘やかすことではありません。時に厳しく突き放し、大人としての成長を促すことが大事だと思うのです。彼が立派に社会人として自立していくイメージがこれっぽちも湧かなかった。とても心配です。他人事ながらね。ああいう子を親が甘やかし続けるとニートとかになるんだろうな。ニートの半数近くはその状況に危機感ないらしいし。パソコンいじってると仕事してるような気分になるのかもしれないしね。我が家は兄弟も多いので、1人でのんびりもできないし、こもることもできません。そうやっていろんな能力を身に着けていくのだと思います。昨日の学生も一人っ子でしたが、兄弟の少ない家庭が多い今では、意識して他の子供達や大人との交流を持つようにしていかないとまずい気がします。親が厳しすぎてその反動でおかしくなる子もいれば、親の偏った愛情が裏目に出る場合もある。子供への愛情のかけ方や表現の仕方を真剣に考えないと、彼らの明るい将来にまで影響するということを、親は肝に銘じる必要がありますね。
July 5, 2005
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就職活動において、インターネットは大きな武器です。リクナビをはじめとした多くの就職サイトや転職サイトでは、様々な業種・職種の情報がいつでも手に入ります。紙媒体しかなかった時代では、集めるまでが大変だった情報が、とても簡単にそしてリアルタイムで見ることができるわけなのです。今多くの就活生とお会いしていますが、この時期となると就活大成功組と出会うことはありえず、何らかの失敗体験や方向転換、そして悩みを持ってやってきます。その中でいろいろ話を聞いてみると、多いのが「バーチャル活動タイプ」なのです。1)就活情報は主にネットから収集している2)企業情報や掲示板での評判など表裏の情報には精通している3)情報を得た企業と、実際に説明会等へ参加した企業の数を比べると 圧倒的に説明会参加社数の方が少ない4)ネガティブな情報をネットで手に入れると、途中でその企業や業界を 受けなくなったりするケースが多い5)就活応援イベントなどに足を運ばない6)学校の就職課をあまり利用しないこういうタイプがとても多いことに驚きます。誰が言ったかわからないような他人の情報を鵜呑みにして、活動自体を辞めてしまうなんて、本当にバカバカしいと思いませんか?頭でっかちになって成功した先輩達なんてほとんどいないのです。情報を仕入れることで効率を上げたり、予備知識を持つことは大切ですが、実際に行動しないでやった気になることは最悪だと思うのです。楽をして手に入れる情報というのは、楽に手に入るわけですから希少とか貴重とか重要といったような情報なんてあまりないはず。ましてや発信者不詳ではね・・・・。今日もボクの説明会へ来た多くの学生は、ある部分を誤解してきていました。これはいつも出る話でもあります。ただ、大事なことは「話を聞いてみたら、誤解が解けてとても理解できた。」とみんな言ってくれることです。ここに大きな差があります。半信半疑ながらも足を運んで自分で見聞きして判断する人。バーチャル情報だけで行ったつもりになって勝手に決め付ける人。誤解が解けて、この会社を選んで幸せになる人もいれば、受けもしないで調べにも行かなくてチャンスを逃している人もいるわけです。宝くじの当選確率を見て「こりゃ当たらんわ」と言って一切買わない人には宝くじ長者の夢を現実にする力はないですよね。「とは言っても誰かが当たってるんだから。くじも買わずば当たるまい?!」とかなんとか言って買う人は、当たる確率が少ないながらもあるわけでこれと今日の話題は似ていると思うのです。日常生活でもビジネスでも言えますが、できるかできないかとかばかりを考えていると、非常に行動が遅くなったり少なくなったりして、成功への道は険しい。今までの体験としては「案ずるより産むが安し」そのものです。やってみたらできちゃうことが多いですよ。くだらない理論武装はやめてまずは走り出してはいかがですか?
June 13, 2005
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今週は月曜から今日まで1週間まるまる出張でした。茅ヶ崎を出て、岡山⇒広島⇒徳島⇒大阪⇒神戸⇒大阪という6日間。実質仕事しているのは3時間程度であとは移動時間です。朝一からの仕事なので、終わるとすぐに移動して先入りの毎日。電車だと楽だけど、徳島⇒大阪は高速バスだったのでお尻が痛かった(ーー;)でも電車より安くて早かったりします。2時間半くらいでしたね。さて、ちょっと寂しいなと思っていたら、昨日の夜に家から電話が!出てみると「モシモシィ・・・」と末娘の声。可愛らしい声で今日の様子をいろいろと報告してくれます。そして必ず言ってくれるのが「お仕事がんばってネ!」その後は年下から順番に電話を替わり、次男⇒次女そして妻と話が続きます。順番に聞いていると兄弟の声がとてもよく似ていることに気がつきます。毎日一緒にいると気がつかなかったりするのですが、離れて聞いてみると良く似てるんですよ。学校ではよく言われるらしいのですが。1週間ひとりの生活を続けていると、我が家も自分もそれなりにリズムができちゃって、決して望んではいない形ですが、慣れてきてしまいますね。それはちょっと寂しい。やはり家族で最低でも朝食は一緒にとる。こういう生活が、心に活力を与えてくれるのです、ボクにとってはね。たった一本の電話だけで、ボクの心は弾み、疲れはどこかへ行ってしまい、首が回らないくらい痛かった肩こりでさえも軽くなった気がしました。体に栄養を送ると同じように、こういった心へのビタミンも本当に大切なんだと痛感します。様々な事件が起きていますが、少女に鎖をつないで監禁していたやつも、やはり家庭に問題がありました。資産家で甘やかされて育ち、級友からは浮いている存在。いくらお金があっても、その使い方を間違っている親は、良い子を育てられないということかもしれません。お金はないよりもあったほうがいいですが、それ以上に心の豊かさをもっと大切にしていきたいと思います。関西にいると、本当に暖かい人と、やけにギスギスした人が、東京に比べて両極端に存在することを感じます。人間としての比率は同じなんでしょうが、東京に比べて大阪の人たちの方が「本音」で生きているのかもしれません。どちらにしても、豊かな心のままで、家族はもちろんのこと、他人にも接していきたいですね。今日はやっと家で眠ることができます。みんな待っててね!
May 14, 2005
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採用担当として学生に電話することがとても多いのですが、携帯電話という便利なツールがありながら、なかなか連絡取れないのも学生。こっちの都合で電話しているので仕方ないとは言え、明日のことを伝えたくても返事が翌々日にきたりするのでさっぱりうまくいきません。友達同士のメールだったりすると、何を置いてもレスするのにね・・・。その背景には、ワン切りや変な勧誘とかの電話が多いというのもあって、メモリーにない電話番号に対してはむやみに出ないということもあります。それはボクも一緒だからわからないではないけど、やはり時期的なことをもっと考えて欲しい。その他にもいくつか思うことがあるので、今日のテーマになりました。『就活中の電話で気をつけること』1)知らない電話番号は、採用担当者からの電話かも? *出られる状況なら電話をとりましょう。超急ぎかもしれません。2)知らない電話番号に出るときも、さわやかに出ましょう。 「またいたずらか勧誘か?」なんて感じで、低い声とか怪しむ様子で 「ハイ?」なんて出るのはやめましょう。裏を見る気がします。 社名を名乗ると電話の向こうで恐縮してお辞儀をしている様子が見えたり します。急に変貌しないで・・・。3)留守番電話は入れておきましょう。 何度かけても呼び出し音鳴りっ放しで、いつまでも留守電に変わらない 人が結構います。留守電機能をしっかりと使ってください。 ほんとに大事な連絡があるんです。4)出られなかったときは必ず早めにかけ直しましょう。 相手が誰かわからないかもしれませんが、企業の可能性も高いので、 こちらからかけ直して下さい。留守電に入っていたなら、用件を聞いたとしても かけ直すと印象いいですよ。5)留守番電話の応答に気をつけましょう。 結構凝る人ほど墓穴を掘ります。 相手が友達に限定されるような留守電のメッセージは、就活中だけでいいので ノーマルモードにしましょう。定型のメッセージの方がいいかもしれません。 「ジョニーでぇーす!今電話に出られないので、またあとでかけてね! 残念!!」みたいなのはNGですよ。 過去多くの学生が、これによってイメージダウンとなりました。6)朝型にリズムを変えよう 企業からの連絡は朝9時以降ならあると思え! 早起きして体をビジネスモードに変えておかないと、就活中は苦労するよ。毎年、口をすっぱくして言っているんだけど、何せ毎年就活生はリニューアルするので同じこと言わなくちゃならないんだよね。携帯電話の使い方ひとつで印象が大きく変わるのと、チャンスを失ったりもするので気をつけましょう。本日の一句「モー娘。の着メロ鳴らすハゲオヤジ」
May 13, 2005
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今朝は早朝から大阪のリクルートビルにてお仕事です。朝九時からの出勤らしく、ドンドン玄関から入ってきます。男女比率を見るとどうも女性の方が圧倒的に多い感じ。ロビーで10分くらい観察していると、面白いことを発見。女性の方が颯爽としていて、歩き方も良くて、表情も良くて、あいさつも元気。笑顔もいいですね。その反面、男性は朝だというのにすでにお疲れ気味?なのか、女性パワーの前にかき消されています。人数比以上に女性が目立っている気がしますね。そういえば、四国を回っていてもおばさんパワーに押されていた自分があります。隣になるといろいろと話しかけられ、家族構成から身の上話から洗いざらい聞かせていただいて、暇な時間もあっという間におばちゃんのおかげで過ぎていきました。寿命を比べても女性の方が上だし、基本的に男性よりも女性の方がバイタリティーがあるんだろうなぁ。自殺という側面を見ても、確か男性の比率の方が高かったはず。出産の相当な痛み(らしい)に耐えられるくらいだから、男よりも強いのは当然ですね。就活生も男女並べると女性の方が頑張ってる人多し。ちなみに、今隣に4名の女子大生と1名の男子学生が面接を待っている様子。リクルートグループのどこかを受けるのでしょう。男性は静かにおとなしく、緊張気味。女性たちは自己紹介を始めて、すぐに就活情報の交換です。素晴らしい!日本一の人材情報サービス企業も、こういった元気な女性達に支えられているわけですね。そういえば、茅ヶ崎も元気な女性達に仕切られてる気がする・・・・。ジョニーは負けずに明るく元気、パワフルに飛び回ります!
May 12, 2005
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マリナーズのイチロー。彼はMLBでも最高の外野手として評価されています。彼を見ていると、今の日本の社会の中で、結果を出せる人・勝ち組として生き残れる人が明確にわかってきます。以前の日本では終身雇用が当たり前。新卒で就職して、定年まで喰らいついて、ある程度安心な額の退職金をいただいてのんびり老後を・・・、というイメージ。ところが現在は、終身雇用にこだわっている会社がなんと10社に1社にも満たないのです。大手=終身雇用というイメージもすでに崩壊していて、年功序列・ベースアップ・厚い福利厚生・退職金制度・・・・。こういったものがなくなりつつあるのです。ちなみに転職率を見てみると、働く人の58.9%が転職経験者。思ったより高いでしょ?昔は転職に対してよいイメージはなかったのですが、最近ではステップアップのための転職が主流となり、抵抗感がなくなっているのです。さて、イチローに戻りますが、彼はマリナーズにいるからすごいのでしょうか?マリナーズがもし倒産したら、職に困るのでしょうか?違いますよね。彼は「イチロー」という名前だけで生きていけるのです。ここがポイントです。会社に対しておんぶに抱っこするという考え方でいるうちは、会社と運命を共にしなければいけません。たくさんの会社がここ数年倒産したり苦境に陥ってきましたが、そんな中でもあちこちの会社からオファーがくる社員がいます。逆に、先の見通しが立たずに呆然とする社員もいます。みなさんがその世界での「イチロー」になるためには、自分自身の力をつける必要があります。そしてそのために本人の努力は当然として、「環境選び」も大切なのです。その会社、その仕事をすることでどれだけ成長できるのか?それとも単なる時間の浪費か、自分自身の人生の消耗に過ぎないのか?会社選び、仕事選びの原点を、これからはこういう視点でしていただきたいのです。何となく決めて、何となくはじめた仕事には将来性がないと思いましょう。
May 11, 2005
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今日の日経新聞28面より。ある女子大でアンケートを取ったら、半数が専業主婦希望だったそうです。イメージとしては、卒業後にほどなく結婚し、25歳くらいで出産。料理を作って夫の帰りを待ち、趣味で習い事などを楽しむという感じ。さて多くの楽天主婦たちはどう思うでしょうか?背景には、「負け犬」がブームになったり、子供の非行や犯罪に巻き込まれる等の事件、そしてフリーターやニート・引きこもりなどの問題が増え、子供との触れ合いをもっと持たなければいけないという部分もあると思います。ただ、都会で生活をしていくには、相当な収入がないと夫の給料だけではむずかしいはずです。ましてや同年代の男性をつかまえたとしたら、家賃がかからないとか親からの援助がない限りは子供なんて産めないでしょうね。人生の戦略としては決して間違っていないと思います。事実、ジョニーも5人の子育てのために、妻には仕事をして欲しくないという気持ちから専業主婦をやってもらってます。活動的な彼女、そしてビジネスの世界でも結果を出していた妻にとっては、家事に明け暮れる毎日というのは苦痛だったかもしれません。ただ、結果的に仲の良い家族ができ、そして他人にも愛される子供達が育ったことは、やはり妻の力が大きかったと感じています。年収の高い人限定の出会いパーティーに行くOLを決して笑うことはできないなとも思いますね。結果的に愛し愛されるベストマッチな男性が見つかるなら、それはそれでハッピーですから。しかしながら、専業主婦におさまると、地域とか学校とかのコミュニティーになじまない限りは孤独感に襲われたりします。事実、フラに出会うまでは、妻もなかなか心を許せる仲間に出会えず、家族やボクの仕事仲間といった狭い世界での交流しかありませんでした。専業主婦が理想の場所かと言えばそれは環境にもよるということです。新聞にもありましたが、女子大生がそういった願望を持つのも、彼女達の母親が結構元気であちらこちら飛び回ったりするアクティブな主婦、人生を楽しんでいるかのような主婦が多いからでしょう。娘を私立の女子大あたりにいかせてるくらいですから、経済的に窮々なわけでもなく、例えば「ヨン様」(オッ!一発でヨン様と変換できちゃう・・・)を空港まで追っかけて、高級ランチを食べて、主婦だけで旅行に行っちゃう母親を見ていると、「私も専業主婦ね!」って思うでしょうね。まあ人生はなかなか自分の都合の良いほうへは行かないものです。それでは第一生命のサラリーマン川柳2位の作品より「『ペ』と言えば、母はヨンジュン、父加トちゃん」 ウマイ!
May 10, 2005
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昨日も朝から学生を20名ほど、そして夜は社会人を25名ほど面接しました。トリプルヘッダーの説明会をこなし、ちょっと後半はバテましたが、大した時間を使っていないにも関わらず、なぜこんなに実力差が出るのだろうとしみじみ思います。本人の想いとか、やる気とか、気合とか、家庭の状況とかは様々で、人情的には「ちょっとやらせてみっか!がんばるかも?!」なんて人もチラホラいます。しかしながら、クライアントからの指示は明確なので、ジョニーの裁量でできないことばかりなのです。ちなみに、クライアントからの指示の中には、性別的なこととか身体的なことも実は含まれていることがあったりして、実際はダメなんですが、ここにはかけない理由で落としたりすることもあるんです。さて、今日のお題にある「デキる人とデキない人の差」短い面接でどこまで知ることができるかというと、ほんの一部なのかもしれませんが、説明会をしているときから様子が違います。ボクは話しながら良く多くの人を見ていますが、聞いてる姿勢をとってみても、デキる人 ⇒ 落ち着いて、しっかりとした視線で見ている。適度にメモする。デキない人 ⇒キョロキョロする。眼を合わせない。メモしない。または何でも かんでもメモしていて顔を上げない。「提出資料(アンケート等)の書き方」デキる人 ⇒ 書くのが早い。短くなく、そして無駄に長くもない。 書き直しが少ない。字にパワーがある。デキない人 ⇒ 書くのが異常に遅い。遅いくせに内容がない。一行で終わり。 字にパワーがない。「履歴書・職務経歴書の様子」デキる人 ⇒ 折らずに持ってくる。写真をきちんと貼ってくる。中途の場合は 最近は見やすくパソコンで作ってくることも多い。わかりやすい 書き方。読み手を意識している。デキない人 ⇒ 小さく折りたたんで、封筒に入れたまま渡してくる。 写真が変。(妙に顔がでかいとか、きれいにカットしていない) 読んでも良くわからない。そもそも書き方の基本がはずれて いるので、読む気が起きない。「身だしなみの様子」デキる人 ⇒ ビジネスマンとしての自信がスーツや表情から出ている。 清潔感がある。女性の場合は化粧が濃くなく薄すぎず上手。 髪の毛が逆立っていても「ファッションだな」って思える。デキない人 ⇒ ちゃんとスーツをきているんだけど、どこかがおかしい。 ネクタイの結び方とか色の組み合わせとか体へのフィット感とか。 だらしないとか幼いとか逆にヨボヨボ感が出たりしている。 髪の毛が逆立っていると「寝癖だな」と思ってしまう。「話し方」デキる人 ⇒ やりとりがうまい。リズム感のある会話のキャッチボール。 わかりやすくそして長話しない。ハキハキと自信がある。デキない人 ⇒ いちいち考え込む。リズム感が悪い。話が良くわからない。 こちらが聞きたいこととずれている答え。たまに相当な 長話の人がいるが、内容が薄くてつまらない。人間の中身は外見ではわからないとも言いますが、毎日多くの人と接していると、外見+立ち居振る舞い+会話で短時間に見えてくることがほとんどですね。本質がいい人か悪い人かはなかなか見えないものですが、ビジネスの世界において使える人かどうかはほとんど当たっていると思います。外見だけを一所懸命磨いても、内面から出てくるものでわかっちゃうんですよね。だからやっぱり本質が大切。予断ですが、できる人ってスーツを脱ぐと途端にそのオーラというかパワーがダウンする人が多くないですか?ちなみにボクもネクタイすると眼が覚めます。悲しい習性?!?!
April 28, 2005
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説明会やセミナーや面接を毎日していると、いろんな学生や社会人に会います。今日のタイトルになった人は、ゴキブリのように汚いわけではありません。「なんとなく気配を感じて振り向いたらそこにいた!」ってやつです。人間は第一印象がとても大事です。ましてや就職活動において企業側と受ける側という立場において、受ける側はいかに印象を良くするかってとても大切なのに・・・。確かに、人間の本質は見た目じゃないんです。でも、ボクらプロの人事コンサルタントは、ほとんど1分以内に相手を判断しています。そして当たり外れはほとんどない。企業の人事担当者の中には、このスキルがなかったり、とても弱い人が結構います。だからミスマッチも起こるし、ボクらのビジネスチャンスもあるわけです。第一印象も、見慣れていくとうわべだけなのか本質をあらわしているのかがだいぶ見えてきたりもします。どちらにしても、自分の意思でできることは最大限して欲しいものです。タイトルのゴキブリさんたちは、こわごわ会場に来て、そっとドアを開け、または受付に現れて、こちらが話しかけるまで黙っています。ボクがもしそっちの立場なら、会場についたら受付や部屋へ行く前にトイレに行って「身だしなみチェ~ック!!」そして鏡に向かって「ジョニーはいける!大丈夫!」と気合を入れ(他人がいない場合限定!?)担当者へ突撃。見た目は冷静を装って、さわやかに「こんにちは!」「本日参加させていただきます、湘南ジョニーと申します。よろしくお願いします。」と絶叫はしないではっきりと伝えますね。これだけで「デキルやつ」とイメージ付けられますよ。なんとなく現れるゴキブリ君が、元気よくあいさつをしてくれたことは今まで一度もありません。名前を聞いても聞き返すくらいのボソボソ声。あいさつとか態度とか声とか、自分の意志でできることなんだから気合入れろ!って感じです。笑顔で対応しているジョニーも心の中は×印ですよ。就職なんて人生にとって大切な節目なのに、ましてや中途なんて生活かかってたりするのに、なぜ全力をかけて戦わないんだろ?不思議でしょうがないです。逆に意味なく元気すぎるのも、あまりに引いちゃいますね。そんなにでかい声で言わなくてもいいってくらいのあいさつ。軍隊みたいなカチコチの自己紹介。大きな声で「自分は○○であります!」みたいなやつね。学生ならまだ割り引いて考えますが、中途だとちょっと営業なんかにはこわくて出せません。いかに自然に、でも印象よくが大切です。気配がして振り向いたらそこにいた!ってのは、呪怨とかだけでいいですよ・・・。今日は新潟です。今から帰ります。笹団子買いました!!
April 22, 2005
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忙しい毎日を過ごしている中で、よほど意識して生きていかないとただいたずらに一日一日人生を浪費しているような気がしてなりません。就活生に向かって「今どう生きるか。毎日を無駄に過ごさないことでこれからの未来が違ってくるぞ。」なんて言ってますが、よく考えると彼らより先が短いボクの方が、もっと充実して意識して生きていかないとだめじゃん!って感じですね。ボクのいいところを自分なりに言えば、「発想力」と「応用力」でしょうか。様々な場面で要領よく動ける、そして新しい発想が次々と生まれる。このあたりが売りだと自覚しています。ところが反面、熱しやすくてさめやすい。やるぞ!って言って動き出すとえらい気合なんですが、あっと言う間にしぼんだりしています。去年一年も、目標を立ててやり始めたことはたくさんありますが、結果的にできたのはハワイ行きくらい。それも娘が大会に選ばれたからで、半分以上はボクのチカラじゃない。これからは即動くという実行力と、最後まで絶対にやり遂げるという持続力が必要不可欠です。それができなければいつまでたっても成長できないでしょう。いくつかの大いなる目標ができました。そのために今何をするのか?昨日今日は考えた2日間。明日からは実際に動き出さなければいけませんね。今度の目標は絶対に達成させます。それによって開ける未来がたくさんあるのです。ただ浪費するだけの毎日は今日でさようなら。明日からのジョニーは数段パワーアップしますよ!尊敬する大成功者に昨日言われたショックな言葉。「ジョニーは、持っている能力を無駄にしている気がするよ。」やっぱり見透かされてたか・・・・・。くそ~!! やるぞ!!!
April 14, 2005
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この時期になると、就活学生にも明暗が出始めています。内定を取れている人、まだほとんど活動していなくてあせっている人、受けても受けても全滅で、途方にくれている人、そもそも就職することに疑問を持ち始めている人・・・・・。100人の学生に会うと100通りの考えがあって、それは尊重するべきことでもあります。ボクの仕事のメインは、その人の本当の力を見つけて道を開く手助けをすることですから、そういういろんな考えを聞きながらアドバイスをするのですが、やはりうまくいく人とそうでない人には大きな差があります。それは「考え方」です。その人の周りで起きている事実は「事実そのもの」であり、変えられるものではないのですが、それに対してどう考えるかが大きく違うんですね。まあ、笑い話ですが、熱狂的な阪神ファンの中には、負けた試合の時でも「もしかするとこっちのニュースでは勝ってるかも・・・・。」とニュースやスポーツ新聞のはしごをするらしいです(苦笑)デイリースポーツは阪神の新聞みたいなものですから、負けた時も前向きな記事を書いてますよね。たとえ失敗や挫折でも、こんな風に前向きにとらえる人は、それを教訓としながらも、気持ちは明るく切り替えてどんどん前進していきます。ところがそうでない人は、教えてもらえるわけもない「採用試験に落ちた理由」に悩み、自分に能力がないと決め付け、あげくには就職すること自体の必要性まで悩み出して就活をやめたりします。あのイチローだって、100回打ったら65回くらいは打ち損じます。彼は努力の人ですが、悩み落ち込んだりはしないはずです。自分を高めるために日々努力を重ねています。世界のトップにいて、たくさんのお金を稼いだ男でさえ、いまだに前進・上昇を忘れないのに、まだ社会人デビュー前の学生が後ろ向きになってはいけません。たったの2~3ヶ月の就活で後ろ向きになるくらいなら、ビジネスマンになってからの様々な壁には立ち向かえないでしょう。もっと強くなってほしいものです。とにかく、明るく前向きに、ポジティブに考える。単純に考えを変えるだけで、なぜか良い方向に物事が進むことをボクも実感しています。人間の能力には、自分が気付いていないとても素晴らしいものが隠されているようです。そして誠実に努力する人には必ず結果がついてくるということも確かです。今悩んでいる人も、ぜひリセットボタン押して前進してくださいね!
April 7, 2005
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今日はクライアント企業の新入社員研修。明日の入社式を前にして、ビジネスマンモードに入るための導入研修してます。今日はジョニー担当ではなく、専門講師をお呼びしての研修ですが、今やっているのは自己紹介を基にしたネタです。「皆さん、自分を何かに例えて、1分間で自己紹介してください!」3分考えて新入社員たちは次々と壇上へ。「ボクはてんびんです。バランスを考えながらいろいろなことにチャレンジします。」「ボクはジェットコースターです。きついときもあれば楽しかったりもする。上がったり下がったり、まるでボクの人生のようです?!?!」「ボクはバスです。公共機関なのですが、電車ほど時刻表どおりには動かず、タクシーほど自由も利かない。大事なものですが、中途半端。もっと成長しなければいけません。」「ボクは鉄です。いろんなものに形を変えることができる。そして大切なもの。でも溶かせばただの鉄。便利で必要な人間になりたいです。」いろんな話があります。とても面白いですね。ところで自分は何だろう?3分では決められなかったんです、実は。水? 太陽? 月? すべてをあらわすモノがなかなか見つかりません。今日一日悩みそうです。皆さんもぜひ考えてみてください。
March 31, 2005
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就活生と毎日会っていると、とにかくいろいろなタイプがいます。ボクの仕事は彼らに勇気と元気と自信を与える仕事でもあるのですが、ボクから見ると本当にちっぽけなことで悩んだりしています。でもその人にとってはちっぽけなことではないわけで、ボクととことん話すことで明るい顔で帰っていきます。目の前で起こっている事実は、単に事実そのものであって、過去に戻って変えられるものではありません。ただ、その事実に対して、見る側面を変えたり、人それぞれの主観を入れることでいろんな方向へと走り出します。ネガティブに考えるタイプの人は、とことんネガティブに考えがちで、「私は変わっている人間です」なんて言っちゃいます。ポジティブな人だと「ユニークだねってよく言われます」と言い換えるのですが・・・。まあ、身の上話を聞いてもらって、慰めてもらってそれで気持ちよく帰れるならそれでもいいのですが、例えば面接の場では身の上話から泣きが入ったりとか、「ひろしです」のように自虐ネタになったらアウトですからね。ボクの友人でも、本を出したりテレビに出たりしている就職コンサルタントがいますが、「掲示板でひどいこと書かれたりして落ち込んでるんだ」なんて言ってたことがあります。どう対処しようかとも言ってました。そのときボクが彼に言ったアドバイスは、1)掲示板に書かれると言うことは、それだけメジャーになったってこと。 それが嫌なら表に出てはいけないし、本なんか書いてちゃいけないよ。 メジャーになればなるほど、反論やひがみやいろんな意見が出て当然さ。2)掲示板は匿名性が高いから、もともと敵対する関係の人なら、攻撃する には格好の場所です。ウソでも何でも流して、立場を悪くすればいいから。 最高の対処は「相手にしないこと」だよ。反応することで楽しんでるんだから。3)自分が信じることを迷わず進めるべき。正しいことは、悪い噂話よりも 広がるスピードは遅いけど、やっていることが正しければ必ず残ります。 勝ちます。4)どこの誰だかわからない人を相手にするひまがあったら、自分の周りにいる 大切な人、自分達を必要とする人を大事にしてください。ボクはとにかく、自分への批判は真摯に受け止めますが、へこまずに常に前向き。自分の力で変えられるのは未来だけだからです。人間の想念の90%以上は過去のことだそうです。頭の中で、済んでしまったことばかり考えているってわけです。もったいないよね。せっかく食べた栄養素をもっといいところに使いましょう!
March 24, 2005
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という本が送られてきた。浅見帆帆子さんという女性が著者。そういえば友人が絶賛してたっけ。年配のおばさまかと思ったらなんと25歳くらいの若い女性。でもこういうタイトルにはとても興味があったので、出張移動中に読んでみた。「単なるポジティブシンキング?」かと思ったらそうではなくて、自分で試してみたことを中心とした話だった。「運は偶然じゃない」「言葉には力(言霊)がある」「本当になったら困ることは、冗談でも言わない」「ほめられたら否定しない」「心が楽しいと感じることをする」などなど、ボクがピクッと反応しそうな見出しが並んでいる。もともとボクも超前向き人間で、この本に書いてあることのいくつかは実践していることでもあるけれど、「そういえば忘れてるよなぁ・・・。」ってこともあって考えさせられた。人間の運は自分で引き寄せるもので、良い気持ちでいることが良い結果をもたらすというわけで、今のままでは悪い運も引き寄せる可能性があるなとちょっと反省。やはり良いことを積み重ねることで、関係のないところで新たに良いことがフィードバックされるのは確からしい。ここ1年を振り返ってみても、そういう結果になっていることに驚く。今日は、最近起きたことをすべて書き出してみて、どうリセットボタンを押すか考える夜にしようと思う。
March 14, 2005
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たくさんの質問が寄せられているので、当面は回答日記でいこうと思います。今日の質問は「自己PRの仕方」自己PRをするには、自己分析が不可欠です。自分の過去を振り返り、成功体験とか失敗体験とかを元に自分を知る努力をします。自分だけでやってはダメで、親兄弟とか友人に協力してもらって、とにかく自分像を明確にしていきます。それが終わると今度は自己PRにつなげるわけなんですが、ここの持っていき方がなかなかうまくいかないのです。事実は事実として曲げられないけれど、相手への伝え方を工夫することは大切ですね。新卒学生の採用では、1)アルバイトネタ2)サークル、部活ネタ3)留学ネタは聞き飽きてるから避けてください、なんてことを本や先生からは言われますが、それをとったら何が残る?そこからネタを拾うことは、別に悪いことではないのです。ただ、避けて欲しいのが「年表PR」歴史の年表みたいに、過去のやってきたことを自己PRとして主張することです。面接官が聞きたいのは、そういった実績ではなくて(中途の場合は実績も大事ですが)それに伴うその人の行動とか思考とかなんですね。わかりやすい例を挙げれば、「ボクは100mを10秒で走れます」という人がいます。それはそれですごいけど、その次の人が「ボクは9秒5で走れます」と言ったらどうかってこと。ボクらが見たいのは、そのスピードじゃなくて、どうやってそこまでたどりついたんだという努力の過程とか苦悩とか克服したことで何を得たとか、そういうことを知りたいんです。自分が伝えたいこと以上に、相手が何を知りたいのか?業界や職種、そして会社ごとにポイントは違いますが、相手のニーズを読んだ上でのアピールが必要です。その観点から、自己PRを考えてみてください。
February 22, 2005
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ボクの夢は何だったのだろう?小さいころは、宇宙飛行士になりたかったのです。大きな天体望遠鏡を相当なおねだりして買ってもらい、毎日覗いていた小学校時代。当時は、アポロも月へ行っていて、日本でもそのうちみたいなイメージがあったしね。でも30年以上経った今でも日本の宇宙開発は当時からほとんど進歩していない感じ。日本人が宇宙飛行士になることは無理だと途中であきらめたのが中学生の時。そこから自分が「なりたいもの」って何なのかを考えなくなった気がします。漠然といい高校⇒いい大学へ行って、立派な会社に入る。会社に入ることがゴールで、その中で何をするのか?何が行われているのか?なんてわからなかったしね。夢を現実にするための具体的な目標。そういう観点が、今考えると高校時代には無かったなあと・・。今ボクはえらそうに学生とか社会人に「やりたいことをしっかりとイメージして、そのために今何をするのかを考えろ!」なんて言ってますが、学生の時に考えていたことなんて、1)いかに楽に単位を取るか2)いかに可愛い子と仲良くなるか3)どうやったら楽に稼げるか4)どうやったら目立てるかてなことばかりでしたよ。ほんと、お気楽なもんです。いくつかの仕事をしましたが、必ず何か責任のある部署をまかされて、それなりにやりがいを感じました。でもそこを目指して、一所懸命になってたどりついた場所ではない。目の前に落ちてきた選択肢のうち、自分が一番居心地の良さそうな、評価されそうなものをチョイスしてきた感じです。今の人事系の仕事だって、いた会社がベンチャーで、何でもやりますっていったボクにまわってきたたくさんのポストのうちのひとつ。やってみたら合ってたってわけです。今の仕事はめちゃめちゃ充実しています。自分のスキルにもピッタリだと思うのです。ただ、自分の中にここがゴールだという気持ちは全然無くて、自分がなりたいとかしたいことってコレじゃないんだなととても思うのです。今の仕事をひとつのステップとして、この先にあるものが何なのか?いろいろと考えていますが、まだ結論は出ていません。今までの人生で問題だったことは、今でもそうですが、「なんとかなっちゃう。そこそこ成功しちゃう。」ということ。やってる本人は必死なのですが、状況としてラッキーが多い気がするのです。ひょんな縁からつながったすごい仕事とかね。ありがたいことかもしれませんが、神様はきっとジョニーを試してるんだと最近痛感するのです。「もっと考え抜いて、必死にやり切らないと、真の成功はつかめないよ!」そんなメッセージを強く感じている今日この頃。砂上の楼閣のような状態かもしれません。今年は勝負の年と決めています。でもまだ勝負に入っている気がしないのも確か。忙しいことと、勝負しているということは違うのにね。このままズルズルと月日が経っていくのがとても怖いと今日急に思い始めました。これは何かのメッセージだと心に刻み込んで、昨日とは違う毎日をこれから歩もうと思います。ボクの人生の中で、お世話になった方やご面倒をおかけした方、いろんな方に対するお返しもまだまだ足らないと思っています。そういったすべてのことがうまくいったときに、真の成功がやってくるのだと確信しました。人生半ばにして、ちょっと振り返ってみた今、「人間として、より真剣に生き方を考えるべき」時にきた気がします。1日1日を大切に生きようとも・・・・。
February 14, 2005
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就活生の悩みのひとつに「緊張する」というのがあって、結構相談を受けますが、緊張するっていけないことかな?ボクの人生の中で、緊張もしないで成功したことって記憶にないんですよね。もしかすると忘れているのかもしれないけど、良い意味での緊張感がないと、成功しない気がするのです。例えばフラのステージを思い出しても、さすがに初心者のころで練習不足だとうまくいかないのは当たり前ですが、大きな失敗をしたときは、慣れ過ぎてて気楽にステージへとあがったときでした。ビジネスの世界でも、面接の場面とか、プレゼンの場面では緊張の連続。ここを脳天気でクリアできる人はおそらくほとんどいないでしょう。だからこそ、ボクのアドバイスは「緊張?みんなするんだよ。当たり前ジャン。君だけじゃなくて他の人も緊張してるから心配しないで!」って言います。これで問題が解決するわけじゃないけど、自分だけが緊張してるんじゃないかなと思っている心を解かすことができればそれでよし。大事なことはしっかりとした準備をしておくことなのです。そうすれば緊張した場面でも力は発揮できます。イチローもゴジラ松井も同じ事を言っていました。要約すれば、「適度の緊張があったほうが、自分の力を発揮できる!」大リーグの優勝争いなんかでは、日本以上に相当なプレッシャーでしょう。緊張しないでノホホンと打席に立つほうが怖いですよね。これくらいのプロだと、アドレナリンも相当出るから予想以上の結果が出るときもあります。ただわれわれ一般ピープルは、練習でできているレベル以上のことを実戦で出せることはまずありません。だからこそ日ごろの鍛錬・準備・練習が大切なのです。こういった準備がしっかりとできているなら、まずい形での緊張状態にはなかなか陥りません。「しっかりとやってきたんだ」という自信を持ってあたることで、適度の緊張感の上で良い結果が出せるというものです。練習でできたことの70%くらいが、本番での結果になることも多いようです。70%を90%とか100%にする工夫も必要ですが、70%のレベルをもっとあげることで、「調子はいまいちでも結果としてはOK!」ということになるので、やはり日々の努力を重ねることで、基礎力アップをするのが成功への道ですね。新卒の就活では、緊張しているということは、ある程度割り引いて考えてくれることが多いです。その反面、中途採用では、面接という大事な場面でどれだけ実力を出せるかが問われるので、「緊張する」ということに対する評価は新卒よりも厳しいことをお忘れなく!
February 7, 2005
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先日、大阪ドームで行われた就職イベント「リクナビライブ」に参加した。新卒の採用企業が数百社集まる大きなイベント。朝から多数の学生が並んでいました。ジョニーはあるブースを担当していたのですが、空き時間を利用しての「マンウォッチング」です。企業の人気度は明確に学生数にも出ていて、「すごい人だな!」と思ったら「JR西日本」あたりの有名企業です。でも、あんなに集まっていて話が聞こえるのかなと心配ですし、どうせなら後回しにして、数多く回ればいいのにって思ったりもします。それ以上に問題だなと思ったのは、あまりに無知な学生が多すぎるということ。ちゃんと日経新聞あたりを読んでいればわかる程度の「問題企業」や「問題業種」なのに、意外に多くの学生が座っているのです。ボクが友人なら耳元で「そこはやめた方がいいよ!」って言ってあげるのに・・・・。求めているイメージのホテルマンとは程遠い仕事なのが明白なビジネスホテルチェーンに長蛇の列。金融業というカテゴリーで人が集まる○○取引の会社。勧誘等に問題がある○ステ業界。人を集めるためになぜか遊技機を持ち込んでいる○○ンコ店。その他にも「あ~あ・・・・。」ってなことがたくさんです。まあ、そういう部分が弱いからジョニーの存在価値もあるんだろうなとは思うけど、もっと本質を見極める目を養わないと、これからの人生で痛い目に合い続けるよ!でも、ああいうところに出てくる人はみんな良さそうな人ばかりだからね。間違うのも仕方ないとは思うけど・・・。
February 5, 2005
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良く人に「いい会社ないですか?」って聞かれます。じゃあ、いい会社ってどんなの?って聞いてみたい。「給料が高くて、完全週休2日で、残業無くて、業績良くて、やりがいのある仕事内容で・・・・。」そりゃいいでしょう。でも、万人に都合の良い会社なんて存在しませんよ。そして「いい」「悪い」の基準は人それぞれ判断の軸が違うので、いちがいにどうとは言えないのです。だからジョニーは、特に就活生に対して「100%すごい会社も、100%ダメな会社も存在しないよ。社会的に存在を認められている会社ならね!」って言っています。会社に名を借りた犯罪行為スレスレの会社とか、不誠実な会社も確かに存在します。ただ、こういった会社は長持ちしません。きちんと調べれば入社前に内情をしっかりと把握することも可能です。そういったごく一部の会社を除いては、人間と同じで必ず一長一短があるのです。異性の好みに大きな個人差があるように、会社や仕事のマッチングにも個人差が必ずあります。1)給料にこだわる人2)勤務地にこだわる人3)会社の規模や知名度にこだわる人4)その業界にこだわる人5)勤務時間とかお休みにこだわる人6)自分のやりがいがそこにあるかを重視する人7)成長性や将来性を重視する人8)会社の理念やビジョン、社風を重視する人その他にもいろいろありますが、どこにこだわるかによって選ぶ会社や業界や職種が違ってきます。その会社のいいところや悪いところを見たり聞いたりそして推測したりして、自分が絶対に譲れない部分はどこなのか?我慢できる(許せる)部分はどこなのか?を明確にして照らし合わせてみましょう。消去法でも加点法でもいいから、そうやってシュミレーションしてみると見えてくるものがあります。業績が悪くて産業再生機構にお世話になるあの会社も、不祥事が明るみに出て超イメージダウンのあの会社も、敢然と新卒採用始めてます。ケロッとした顔でね。それだって、「そんな会社じゃやってらんないよ!」と思うのか、「今は大変だけど、ここが底じゃないかな?自分達が頑張って業績を回復させたい!」と考えるのか?それによって就活の動きは大きく変わるわけなのです。ジョニーの中で、良い会社の一番のポイントは、「人財を重視している会社」です。採用や教育費に予算をしっかり用意していて、人を大事にする会社。優秀な人財が気持ちよく働くことのできる環境を持つ会社。逆にダメな会社のポイントは、「不誠実なことを平気でやる会社」「人の出入りの激しい会社」「商品価値の低いものを売る会社」ですね。強引な商法とか、粗悪品を売るといったような会社は本当に頭にきますし、人の出入りが激しいということは、人を大事にしない会社だということです。そんな会社に行って、自分だけはうまくいくと思ったら大間違い。誠実な心を持った人ほど悩み苦しむでしょうね。これからの社会では、企業の「正しさ、まじめさ、誠実さ」といった部分が大きなチェックポイントになってくるでしょう。「あなたにとって良い会社&悪い会社」「社会にとって良い会社&悪い会社」しっかりと見極めてくださいね!
January 31, 2005
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