Fresh times

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第五話 ~忠告~



仕方が無いので、彼はまずその物体を良く観察してみることにした。
すると、表面には無数の斑点みたいな物が付着していた。

彼はそのものに見覚えがあった、なぜならそれは彼が発明した、レーザーを無力化する装置だからだ。
彼はこの技術を世界中に広めた、その後戦争が増えたのは気のせいだろうが・・・。

もはや、地球上では意味も無いレーザーだが、宇宙にはかなりの隕石があるので、役に立つだろうと思って購入したのであった。

しかし、なぜそんなものがここに現れたのだろう。彼は思いをめぐらせた。
何も考えが浮かばなかったが、ありがたいことに向こうから行動を起こしてきた。

其の物の、ドアが開いた。
中を注意深く見たが、誰も居ないようだったので彼はそれを宇宙船の中に入れることにした。
すると、なんとそこには「MADE IN EARTH」と表記されているではないか。

中には、自動追跡装置と、一通の手紙が入っていた。
その手紙は、NASAからの物であり、今から行く星には、多数の生命反応があり人間のような生命体が多数繁殖しており、文明を持っている可能性が有るので、気をつけたほうが良いという主旨の物だった。

彼は、なにやら監視されているような気がした。
まぁ、全世界に宇宙に行くことを伝えておいたので、それなりのコンタクトはあるのだろうが・・・。

太陽系を過ぎ去った今でも干渉しようとしている地球に対して、非常に怒りを感じた。


わざわざあの装置がついていたのは、この手紙を確実に渡すためだろう。

彼は、その生命体が繁殖しているらしい星に興味を持った、いくら世界のお偉いさんが忠告しても止められないだろうというくらいに情熱がわいてきた。

そういえば、あの手紙にはこれを過ぎるともう連絡は取れないという、非常に嬉しい内容があったな。

彼を止める物は何も無い、その星に向かって進んでいった。

第五話  完


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