Fresh times

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第七話 ~星にて~



そう言えば、まだ行き先を設定してなかったな。
彼はそう思い、行き先を設定するボタンの群に手を伸ばした。
図書館や市役所、様々な場所に通じているようだった。
彼は、観光案内場所という所に行くことにした。

約10分間、エレベーターは、上下左右に動きながら、彼を観光案内所に連れて行った。

そして到着、ドアが開いたので、彼は外に出た。

そこは、もうロビーのような場所で、たくさんの人間に似ている生命体が居た。

何やら、明らかに別の星から来たのであろう生命体も居た、彼は、非常に文明が進んでいるなと思った。
未確認生命体と普通に生活するなんて人間には到底出来ないだろう。

彼は、1冊のパンフレットを手にした、題名は「この星について」

それによると、この星の人口は約200万。
100年前に、ある星に攻められ、壊滅城代になったが、見事復活。

攻めにくいように、星の外側には誰も住んでいない架空の都市を作り上げ、地下に大帝国を築きあげたのだという。

エレベーターも狭いので、攻めるのは至難の業だなと彼は思った。

その時アナウンスが流れた。
「どなたか宇宙船を架空都市に置き去りにしていませんでしょうか?もしいないようでしたら、15分後に爆破します」

彼は焦った、今から戻って間に合うだろうか?そんなことを考えている余裕も無い。
彼は元来た道を、急いで戻った。

彼はこの星の全てをまだ知らなかった、全ての移動器具は「思う」ことによって、発生することを・・・。

行きのエレベーターも、彼が思ったから現れたことを・・・。
第七話   完



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